ドラマ「正直不動産2」第5話 第6話 感想

ドラマ「正直不動産2」の感想を書いていますが、ネタバレ含んでおりますので、ドラマを未見の方はご注意ください。

まずは第5話「善意の代償」の感想にいきたいと思います。「善意の代償」に関しては、不動産の問題というより、夫婦間の問題が気になってしまった。夫の前で永瀬といちゃいちゃするバイソン(妻)がひどすぎ(^^;夫は早いうちに離婚を考えた方が・・・と思う。あれは性格なので、今後も喧嘩が多発するだろうな。夫が我慢できるならどうぞどうぞだけど、今回のように嫉妬して怒るなら、今後を考えたほうがいいと思う。

どうでもいい話ですが、私の知人に今回のバイソンと同じような女性がいます。悪意なく、あらゆる男性とイチャイチャします。今までそのせいで彼氏との関係は長続きしなかったのですが(だいたいいつも3か月くらいかな)、たまたまおおらかな男性と巡り合って奇跡的に結婚生活が10年以上!続いています。その旦那さんは、彼女が誰かとイチャイチャしたり、二人きりで食事やお酒に出かけても、全く嫉妬しないのです。そういう人と結婚したら、バイソンの結婚生活もうまくいくんじゃないかなあ。

ただ、私が旦那さんの友人だったら、「やめとけ」ってアドバイスするけど(^^;

あとこの「善意の代償」のもうひとつのテーマである、「ハイエナ店舗仲介」で、月下のカスタマーファーストが決してお客様のためになっていないことも、露呈してしまいました。

倒産しそうなラーメン屋さんを無償で手伝ったり、新メニューを考案することは、カスタマーファーストではないですよね。月下が、店主の人生の最後まで付き合うことはできないので・・・。中途半端に撤退の時期を延ばすより、早くやり直した方が店主のその後の人生にはプラスになるはず。ライバル花澤さん(倉科カナさん)の行動が、本当の意味で優しいと思いました。

ハイエナ店舗仲介って言葉は知りませんでしたが、実際困っているお店にとっては、とてもありがたい話だと思います。手数料はとるので不動産会社側もボランティアではなく利益が上がりますし。新しく開業する同業者も開店資金が安くなって助かるし。

三者とも得をする。win win ならぬ win win winですね。仕事の理想の形。自分も喜ぶ。相手も喜ぶ。

月下(福原遥さん)はまだ若いので、熱意が空回りすることもあるけれど。でも今回のことを経験して、一層、よい不動産営業になってくれるのではないのではないかと期待します。あんな善意の不動産業者、しかも女性がいてくれたら、私も何かのときにはお願いしたい(^^)


さて、続いては第6話「春よ来い」の感想です。

家賃を滞納してる清川(美山加恋さん)。可愛いよ。可愛いけどさあ、家賃の滞納を甘く考えすぎちゃってる。

「家賃を払えない私は、夢を諦めなきゃダメですか?」

もしその場に私がいたら、こう言っていただろうなあ。

「あなたの夢のために、他人がお金を出すべきなの?いったい誰が出してくれるの?」

女優を目指してがんばってる清川。頼っていいのは、頼らせてくれるのは、親ぐらいなものだと思う。

それなのに、親には言えない。親には頼れない。赤の他人の大家に、家賃を我慢しろだなんて、それは違うでしょうと呆れてしまった。

よく売れない芸人さんの苦労話などで、家賃滞納を笑い話みたいにしてるけど、あれ大家さんの立場からしたら、全然笑えないよね・・・。家賃滞納は、借金と同じこと。それも、借金を承諾していない人から、無理やりお金を奪っているようなもの。

影響は大家さんだけではない。大家さんがそうした家賃滞納を恐れるあまり、今は、家賃保証の会社が、賃貸契約に当たり前に組み入れられる時代になってしまった。家賃滞納を一度もしたことがなく、まじめにがんばっている人にとっては、本当にばかばかしい保険料だ。

思うんだけど、車の保険みたいに、滞納(事故)がなければ、保険料がどんどん安くなるような仕組みができればいいのにね。今の制度だと、滞納しない真面目な人も、滞納歴のあるいい加減な人も、保険料は一律だから。

私が清川にアドバイスするとしたら、もし夢を追い続けたいなら、まずは親に相談すること。親ぐらいしか、いないと思うよ。お金だしてくれるのは。赤の他人の大家さんに迷惑かけるのではなく、まずは自分の親に相談すること。現実、生活がなりたっていない、家賃が払えていないんだから。

それから、もし女優を目指して頑張り続けるなら、安い家賃のところに引越さなくてはいけないね。月下が言っていたように、女性の場合、安全面のレベルを下げるわけにはいかないので、それ以外の点で妥協するしかない。

夢を追うのは自由。でも、それは他人の権利を侵害してまで許されるものではない。

家賃の滞納ぐらい・・・という清川の思い上がりが伝わってきて、モヤモヤしました。物語は、たまたま素晴らしい物件がみつかって、そこに引越すことになってめでたしめでたし、でしたけど。実際は、そこまで優良物件がたまたまみつかることって、あんまりないと思う。

結局、清川が最終的に滞納していた家賃を清算し、新しい場所に引越したとしても。滞納で大家さんに迷惑をかけたことは事実なので、そういう自覚はしっかり持つべきだなあと思ったのでした。払っておしまい、何が悪いの?みたいには、なってほしくないなあ。

私は昔、短期で不動産系の仕事をしていたこともあって、そのとき、賃貸物件で家賃滞納があまりにも多いのに驚きました。1つの物件で、複数あるんですよ・・・。そして滞納する人は、3か月滞納して、1ヵ月分払って、また2ヶ月滞納して、というように、ずっと繰り返すパターンが多い。少しずつ払う姿勢をみせながら、結局ずるずる滞納していくんです。そういう人はもう生活自体が、破たんしちゃってるので、安いところに引越さない限り、生活を立て直すことはできないんですけどね。でも、目先のことしか見えなくなってしまっているのでしょうか。

この「春よ来い」の回では、そんな昔のことを、思い出したりしました。

ドラマ「正直不動産2」信用って何だ?感想

NHKドラマ、正直不動産がなかなか面白いです。今日は4話の感想を書きますが、ネタバレ含んでおりますので、未見の方はご注意ください。

第4話は、信用情報機関に滞納を登録されている(いわゆるブラックリストですね)結婚間近の夫婦が、住みたい家を借りられず。永瀬(山下智久さん)と月下(福原遥さん)が大家にかけあって、なんとか借りられるようになりました・・・という、一見ハッピーエンド、しかし現実ではあり得ないお話です(^^;

この回は、あくまでドラマ。

いつもは参考になることが多いこのドラマですが、この第4話に関しては、あくまでおとぎ話として、エンターテイメントとして楽しむのがいいと思います。だって、つっこみどころ満載だから(^^;

そもそもドラマの中の大家さんは、審査の厳しい賃貸保証会社を一社だけ使っていたのですね。それは、やはり家賃滞納が恐いというのがあると思います。だから、一番厳しい賃貸保証会社を使っていて、そこの審査に通らないなら入居は認めないということです。

では、ドラマの中の夫婦がなぜ、審査を通らなかったのか。

夫(正確には結婚前なので夫ではないですが)が、カード事故の過去があり、妻も滞納の過去があったから。

それなら審査を通らないのも当たり前です。加えて夫は水商売ということで、そういう職業的な信用の問題もあったと思います。

でも、やっぱりこの部屋に住みたい。赤ちゃんも生まれるし・・・と思う妻。

部屋探しの中、妻の妊娠が発覚したのです。だからこそ家族で、新生活をこの部屋でという思いがあり。夫も妻の願いをかなえてやりたく、今までの自分を反省し真面目に生きるから、だから大家さんお願いしますとまさかの土下座(^^;

もうこの土下座の瞬間、大家さんの中で、この夫の信用はゼロだったと思いますね。信用って、土下座で勝ち取るものじゃないですもん。行動でしょ。

それまでの生き方で、滞納があってブラックリストに載ってるなら、数年間は不自由があっても仕方ないと思います。お金ってそれこそ信用ですから。

別に、どこの部屋も借りられず寒空に放り出されて命の危機ってわけじゃないんですから。自分の身の丈にあった部屋を借りればいいだけ。条件を下げれば、借りられる部屋は他にいくらでもあるんです。

なのに、自分がここを借りたいからと、信用が求められる高額家賃の部屋を借りようとして断られて「これからの俺をみてくれ」って土下座したところで、その土下座に意味はない。というか、真摯に反省して生まれ変わるつもりの人なら、そんなことしない。黙々と働くよ。

言葉じゃない。信用は行動でしか勝ち取れない。

大家さんにしてみたら、職業が水商売、賃貸保証会社の審査は落ちる、入籍前で正式な夫婦ではない、赤ちゃんが生まれる(妻は働けなくなって収入は低くなる)、これだけの不安材料があって、しかも安易に土下座するような人間を、信用できないと思う。

永瀬も月下も、余計なことしたなあって思います。大家さんをケチみたいに、まるで悪者みたいにしてたけど、大家さんの判断が正確です。だって、いざ家賃の滞納や居座りが起きたとき。実際に金銭的被害が発生して、困るのは大家さんだから。そのとき永瀬や月下が金銭補償できないなら、口出しする問題じゃないと思う。

永瀬や月下のやるべきことは、この夫婦に見合った、この夫婦でも審査の通る物件を紹介すること。そして、新生活を励ましてあげることだったと思うのです。

今はまだ、信用もなく、気に入った部屋も借りられない。だけど、出発は小さな部屋、条件の悪い部屋でもいいじゃないですか。二人で力を合わせてお金をためて、夫は勤続年数を増やして信用を高めて、次に引越すときには堂々と、自分たちの好きなところに住めばいい。

借りられない、審査に通らないというのは、自分達の生き方なんじゃないでしょうか。それが嫌なら、信用は自分達で時間をかけて作っていくしかない。

永瀬と月下が余計なことをしたから、かえってこの夫婦には、過酷な未来が待っているのかもしれないなあと思いました。永瀬と月下さえ余計なことをしなかったら、この夫婦はもっと低い家賃の別の物件を借りていたはず。それなら、家賃の支払いも楽で、生活にも余裕がうまれて、貯金だってできただろうに。

憧れの家、住みたいからと、自分達の支払い能力以上の家を借りれば、いつかは破綻すると思うのです。大家さんの善意に頼ることが、ハッピーエンドではない。

誰かの力ではなく、自分達の力で、住みたい家に住む。そうすることで、家族の絆も強くなると思うんです。

第4話はあくまでドラマ。こんなことで実際にOK出す大家さんはいないし、ごり押しする不動産屋さんもいないだろうなと、そう思いました。

ドラマ「正直不動産2」もしもピアノが置けたなら 感想

NHKドラマ「正直不動産2」第三話 もしもピアノが置けたなら を見ました。以下、ネタバレ含んでおりますので、ドラマを未見の方はご注意ください。

漫画を原作とするこのドラマ。私は前シーズンの「正直不動産」も見ていましたが、とても面白かった(^^)

とても好評なドラマだったにも関わらず、続編の放映までに時間がかかりましたね。それはヒロイン月下役の福原遥さんが、第1シーズンの放映後に、朝ドラの主役を務めたからかなあ、と思っております。朝ドラの主役と並行して、「正直不動産2」の撮影はできないですもんね。

主役の山下智久さんの、胡散臭さがとてもいい味を出しているドラマです(褒めてます!)

不動産屋さんて、なかなか誠実な業者をみつけるのが難しい分野かなあと思うのですが。それは私が、過去に何度も引越し、また土地売買も自分が体験した上での感想です。

とてもいい人だなあ、誠実な人だなあと思っても。最後の契約の段階で思わぬ落とし穴があったりしました(^^;

そうしなければ、営業成績が上がらないから?契約者のその後を考えたり、契約者の満足度を上げるのではなく、絶対的な「成約主義」、みたいなものがあるのを、以前から不動産業には感じていました。

そんな風に、日頃から不動産屋さんを色眼鏡で見ていた私にとって、このドラマは大変興味深く、参考になるのです。今後もし、不動産屋さんにお世話になるとしたら、気を付けなければいけない点なども、ドラマを見ていると自然と勉強できるのです。

祠の祟り?で嘘が付けなくなった不動産営業職の永瀬財地役を、山下智久さんが演じています。この永瀬役、山下さんの雰囲気がぴったりでした。

一見すごく真面目だし、真剣だし、でも隠しきれない胡散臭さ(^^;そして、その胡散臭さの向こうに見える、素朴さ誠実さ。でもさらにその向こうには、一周まわってやっぱり、ちゃらんぽらんさや、軽薄さが垣間見える。それが永瀬財地。

永瀬と対照的に、カスタマーファーストを押し通す永瀬の月下咲良は、福原遥さん。福原さんは永瀬とは逆のイメージですね。一見優しそうで、純朴そうで、でも案外ちゃっかりした部分もあり。しかしその向こう、一番奥にはやっぱり、誠実さがある。

永瀬も月下も、好感の持てるキャラクターです。永瀬は元々嘘をついてトップ営業職だったけれど、嘘がつけなくなって、トップ営業ではなくなってしまいました。でもどこかその「正直さ」を楽しみ、受け入れている感じがします。祟りをなんとか鎮めようとしながらも、実際に祟りが静まれば、意気消沈しそうな永瀬なのです。

第三話は、狭小住宅がなかなか売れないお話でした。娘にピアノをやらせたいからと、広いところに引越したい夫婦。家の狭さは夫婦仲にも影響し、日が経つにつれ、もうどんなに安くてもいいから売りたいと言い出す夫と、値段は大事と夫の無計画さに呆れる妻。

家は、家族の基本になる場所ですからね。家のことで家族がバラバラになるのはとても悲しいし、かといって、売れる売れないはやはり需要と供給。値段の問題が一番大きいわけです。

どうやって解決するんだろうと思っていましたが、まさかの、「隣の狭小住宅を買い取りましょう」という結末。ここは、さすがにドラマだなーと。現実離れしてます。

そんな経済的余裕がないから、困っているんだと思うし。今の狭小住宅を買うのにローンを目一杯組んで、さらに隣もなんて、それができたら誰も苦労しないでしょう(^^; というか、さらにローン組むことなんて、現実的に無理だと思う。

もし私が不動産業者だったら、まず、狭小住宅を売ることをやんわり諦めさせるかなあ。だって、今の小さな家を売って、ピアノがのびのびと弾ける家を買うこと自体、都心では無理がある。本当にそれがしたいなら、住宅価格の安い郊外に引越すことを考えなくてはいけない。

築浅で家を手放せば、総合的に得はしないのが通常。買ったその日からどんどん値上がりするような異常な立地ならともかく、一度家を買った以上は、そこにずっと住み続けるのが一番経済的だと思うのです。

だから私が月下だったら、たぶん「売るのやめましょう。それよりは、この家の狭さを受け入れ、暮らしやすくする方法を考えましょう」って言っちゃうなあ。営業としてはアウトだと思うけど、本当に相手のご家族のことを考えたら、それがベストかと。

経済的に無理をすれば、必ず破綻します。人生、思わぬ落とし穴がありますからね。ギリギリの生活をしていれば、なにかあったときに対応できません。

もしこのドラマのご夫婦が、ギリギリ無理をして売却したり、新しい家を買ったりしたら、その時はよくてもその先で、きっとつまづいたんじゃないかなあ。例えばですけど、新しく買った家が、思わぬ欠陥住宅だったら?たとえば雨漏り。

いくら保証がついていても、雨漏りなどはなかなか手ごわいですよ。原因が不明で、修理を繰り返すだけでも疲弊してしまう。工事の間は、落ち着いて住むこともできないし、もし金銭面で補償されても、それ以上の被害が生まれてしまう。

また、ご主人が体を壊したり、リストラにあったり、会社が倒産して転職せざるを得なくなったら?たちまち返済計画がつぶれてしまうんじゃないのかなあ。

今の狭い家を売る必然性がピアノだけなら、そこまでリスクを冒して家の買い替え、あるいは隣家を買い取ることは、お勧めできない。

狭い家を広く使うには、ずばり、余分なものを捨てて最小限のもので暮らすこと。漫然と暮らせばついつい物は増えてしまうけれど、家に合わせた、収納範囲内での生活を心がければ、十分暮らせると思う。狭いとはいえ、一戸建てだもの。ワンルームに住んでるわけじゃないし。

余分なものを買わなくなることで、経済的にも余裕が生まれる。貯金を重ねて10年後20年後、無理なく家を買える時がきたら、そのときは自分の理想の家を買えばいい。

家を買うって、なかなかのリスクだから。例えば、近隣にとんでもない迷惑な人が済んでいたら?騒音だったり、ゴミ屋敷だったり、違法路上駐車だったり。そのときになって「やっぱり元の家がよかった」といっても、遅いわけです。

今回の第三話のご夫婦には、今の狭い家を工夫して、楽しく暮していただきたいなあと思うし、そこまで難しい話ではないと思う。

ただ、そんなことを言ってたら不動産営業は務まらないだろうし、相手のライフスタイルまで考えて契約度外視でアドバイスする人なんて、実際はいないんだろうなあ・・・。

そして今回のご夫婦は、妻がひどいと思いました。仕事で帰宅が遅くなって、キッチンでこっそり食事する夫を妻はとがめますが・・・いいじゃないですか。お腹すいてるんだし。お腹すいてたら眠れないでしょうよ。

夜間に食べるのが体に悪いと思うなら、消化の良い、カロリー控えめな食事くらいささっと作ってあげればいいのになと思いました。狭小住宅だからキッチンで夫がごそごそ食べてるのが気になる?それ狭小住宅関係ないんじゃ?

この妻は、広いお屋敷で夫が深夜にラーメン食べてても、絶対文句言うと思う(笑)

今回は解決策が隣家を買うというウルトラCだったので、その点はあまり参考にならないのですが、狭小住宅のメリットデメリットという点では、視聴者にわかりやすく説明できていたかなと思います。

狭小住宅であるからこそ、メリットとしては家の価格が抑えられる、駅近物件でもお得に買える。

デメリットはもちろん、狭いこと。物理的な面積に関しては、もちろん購入後に増減できませんが。整理整頓を工夫し、余計なものを持たないことで、体感的な狭さは少し軽減できるかと。

メリットデメリット両方を検討した上で、自分達の優先順位をどこに置くかで、狭小住宅の購入も十分ありえますね。

今回のお話では、娘さんのピアノ購入が鍵となっていましたが、買うなら電子ピアノがお勧め。電子ピアノならヘッドホンで、いつでも音量気にせずに使えますよ~。

それに本物のピアノは毎年調律も必要ですし、メンテナンスが大変。その点、電子ピアノはメンテナンスも楽で、価格もさまざま。高いものなら本物ピアノに負けない音質も望めますし、私が月下なら、電子ピアノを買うことをお勧めしちゃうかもなあ。

都心で思う存分ピアノが弾ける物件って、ものすごく高額だと思う。隣家を買うという今回の解決策は夢物語だけど、狭小住宅については、いろいろ勉強になる回でした。

ドラマ「教場II」感想

ドラマ「教場II」を見ました。以下、感想を書いていますが、ネタバレ含んでおりますので未見の方はご注意ください。

去年、あまり期待せずに見たら思いの他魅力的だったこの作品。キムタクの新境地ではないでしょうか。こんな雰囲気の出せる人だったんだなあと、木村拓哉さんに対する見方が変わりました。続編の放送を楽しみにしていて、今年はテレビの前で今か今かと始まるのを待って視聴しました。

結果、前作と同じくらい引き込まれる作品でした。続編て、最初の作品が好評だとハードルが挙がって評価が厳しくなるものですけど、前作と同じくらい雰囲気がよかったです。

警察学校の中を垣間見れる機会は、なかなかないですし。もちろん、あれはドラマでフィクションですけど、すべてが嘘というわけではないですから(^^;

まずキムタク。木村拓哉さん。すごいなあ。教官の風間役がぴったりはまってました。これをもし他の人がやったら、魅力が半減すると思う。とにかく不気味というか、冷たいというか、何考えているんだかわからないところがいいです。前作で、実はいい人というのはわかってしまってましたが、それでも今作で漂い続ける不気味さ、ドキドキしました。

風間教官、実はとても優しい人ですね。だって、警察学校はあくまで学校で、そこを卒業して実際に勤務についてからの方が、つらいことも危険なことも多いわけです。学校という温い環境で耐えられないなら、早目に辞めたほうが本人のためでもあり、また社会のためでもあります。どんな人にも、適性やその人にあった職場があります。警察に合わないことが明らかなら、「辞めろ」をつきつけることは、実は優しさなのではないでしょうか。

「教場II」が始まった直後に、前作の出演者宮坂(工藤阿須賀さん)が、落ちこぼれる学生を励ますシーンがあるのですが、私はこれを見た瞬間に、「アチャー」と、思いましたね。宮坂は警察に合っていないと思ったけど、やっぱりなあ、という感想です。

宮坂は優しい。でもその優しさは、強さを伴っていないと思う。前作で、同期に拳銃で脅されてその事実を黙っていた弱さ、やはり性格は変わらないなあと。

警察学校の訓練が厳しかったり、連帯責任があったりすることなど、それはふるい落としに必要なことだと思った。一定の厳しさは必要。卒業後はもっとひどい理不尽に晒される。対峙するのは本物の犯罪者だから。正しく職務を遂行していても、怒鳴られることもあるし、犯人と格闘して怪我をすることも、命を失うこともある。

皆と一緒の訓練で、自分だけできないことがあれば練習するしかない。連帯責任で他の人たちに迷惑をかけるのが情けないなら、努力するしかない。恥ずかしさも、申し訳なさも、耐えるしかない。それができないなら、警察官になるのは無理だと思った。それは、誰かに励まされてどうというものではなく、自分で答えをみつけるしかない。最初の洗礼に、宮坂のよけいな優しさはむしろ、邪魔になるんじゃないかと。前作を見た時に宮坂を卒業させるべきじゃないと思ったけど、この、「教場II」の冒頭で、それを再確認したのでした。

宮坂の仕事は、警察官にふさわしい人材を、卒業させて現場に送りこむこと。落ちこぼれが出ないように励ますことではないはずです。それに、警察官は危険な仕事だから、適性のない人を温情で卒業させれば、その人が命を失う可能性もある。優しさって、ただ、「怒らない」ことではないと思います。励ましてやりたいのをぐっとこらえて、生徒たちが自分で立ち上がってくるのを見守る。それが、警察学校での宮坂の役割ではなかったかと。自分で立ち上がる心の強さも、警察官には必要なことだと思いました。

宮坂が、交通整理の途中で亡くなったのは衝撃でした。でも宮坂は、自分によく似た学生を気遣うあまり、その人に気をとられて注意が散漫になっていた面も否めないわけで、宮坂の性格を考えると警察官になったことが果たしてよかったのかどうか。簡単な挨拶だけにとどめて、後は切り替えて交通整理に集中することができていたら、命を失わなくてよかったのかもしれない、と思ってしまいます。

警察官だからといって、すべての車が指示に従うとは限らないです。突っ込んでくる車があれば、自分も、歩行者も、命を失います。その危機感を持って交差点に立たないといけませんが、宮坂が漆原透介(矢本悠馬さん)を思うあまり、注意が散漫になってしまったとしたら…。風間教官の「死ぬなよ」という言葉の意味。風間は宮坂の性格がはらむ危険性を、予感していたのかもしれません。

職務中に知人に愛想よく振る舞うこと。普通だったら問題にならないけど、でも警察官という仕事上、それが不適切であったり、亡くなることもあるのだと。それくらい、警察の仕事は命と結びついているのだと思いました。

だからこそ、警察学校の役割は重要なのでしょう。風間教官の厳しさは、そのまま優しさです。

風間教官、ふるい落としに関しては厳しいというよりむしろ甘いと感じてしまいました。私だったら、今回200期でエピソードがあった中で卒業させるのは二人だけ。比嘉太偉智(杉野遥亮さん)と吉村健太(戸塚純貴さん)です。私が教官やったら、警察官が極端に不足してしまうなあ(^^;

別に厳しい基準を設けたわけじゃなく、致命的な欠点のない人を残したら、たった二人になってしまったという・・・。比嘉の場合は、副教官に一方的に誘惑されたということで、本人に問題はないと思いますし。

以下、それぞれの生徒に関して、卒業させたら駄目だと思った点を挙げていきます。

鳥羽暢照(濱田岳さん)。図書館で稲辺を見ていないと嘘をついたこと。なぜそこで嘘をつく?っていう。必要な嘘はつけなきゃいけませんが、ここはそういう場面ではなく。日常で簡単に嘘を付く人は、警察官には向いていないんじゃないかと。それに、風間が目を失う事件で目撃者だったのに、たぶんこれちゃんと通報したり、捜査に協力していないんじゃないかなあ。この辺は、映像で細かく書かれていなかったのでわかりませんが。卒業のときの風間の言葉からしても、鳥羽は、なにかありますね。

事件に遭遇したのに、知っていることを全部話していない、保身のために黙っていることがあるのだとしたら、警察官になってはいけないと思います。

ちなみに定職につくために警察官になるというのには、私は全然アリだと思う。非難される話ではない。逆に、そこを悪いなんて言っていたら、それこそ警察官になる人材が不足してしまうのでは? 絶対警察官になる、それ以外の職業なんて考えられません、ていう人の数はそんなに多くないでしょう。

石上史穂(上白石萌歌さん)。なにかあるたびに手がぶるぶる震えてたけど、風間教官のショック療法でそれが完全に克服できたとは思わないから。それに、それまでの描写で、自分で何とかしよう、という努力がみえてこなかったんだよなあ。

あと、車の事故をわざとやったと同期に告白されて、「つらいことは忘れて」とか、その思考は警察官としてはどうかと思う。殺人未遂だよ? 友達だから? 別の職業ならともかく、警察官としてはまずいでしょう。

忍野めぐみ(福原遥さん)。不適格なのは体格と体力。努力でカバーできないレベルだと思う。この先鍛えたからといって、腕立て伏せが20回を超える日がくるんだろうか(^^;

人当たりはいいけど、いざというときに誰かを守れる最低限の力がないと、警察官としての仕事はできないと思う。

漆原透介(矢本悠馬さん)。時間を守れない点と、パニックになってしまう点。これは致命的ではないでしょうか。いくらなんでも、薬物中毒を疑うくらいの錯乱っぷりは、さすがにこの後いくら努力したところで、本人が直せるものではないと思いました。警察官という職務は冷静沈着が求められます。あのパニックを見せられた上で、警察官になりますと言われても心配の気持ちしか湧いてこないです。

杣利希斗(目黒蓮さん)。警察学校の備品盗んで爆発物作ろうとした時点で、卒業させてはいけません(^^; いくら本人が改心したといっても無理無理。

稲辺隆(眞栄田郷敦さん)。傷害事件なので、卒業もなにも、逮捕される案件ですね。

伊佐木陶子(岡崎紗絵さん)。警察官として働く気がない人を、卒業させてはいけないと思う。正義感とやる気がないと、警察官は務まらないと思うから。警察学校在学中に妊娠というのは、卒業できなくても仕方ない。

堂本真矢(高月彩良さん)。盗癖ある人は、警察官無理でしょう。

坂根千亜季(樋口日奈さん)。忍野が二人組に暴行受けそうになっているのに、ちゃっかり逃げた姿は警官失格だと思いました。明らかに不穏な空気で、残された忍野が酷い目にあうのが誰の目にも明らかなのに。自分の身を守るために逃げた。これはもう、警察官としてはありえない。

忍野の指を棒で折ろうとした暴行犯二人組も、警察官になってはいけない人材ですね~(^^; あの二人、ちゃっかり卒業したのかな? あんな人が警察官なんて、世も末です。

私、忍野が脅迫される場面、この先を風間教官がどう裁くのかなあと思って、ドキドキしたんですよね。二人にこんな風に脅されましたって、もし忍野が相談したら、「君は警察官だろう。自分の身は自分で守れ」と一蹴されたんだろうか。

確かに、忍野は自分で立ち向かう勇気をもたなければいけないし、それ以上に、奴らにやられない体力、技術を身につけなければ。いったん警察学校の外に出たら、犯罪者と対峙するわけで。その時に、犯罪者に腕をつかまれて、その腕すら振りほどけないなら、警察官として駄目だと思うのです。

今回、教場IIのドラマの中で、一番強烈なシーンは、副教官の田澤愛子(松本まりかさん)が、風間の命令で窓辺に立たされるところ。田澤は足を踏み外し、比嘉の腕一本で支えられるけれど、最後は落ちてしまう。

エアマットの空気を抜けとトランシーバーで言われた消防の方は、びっくりしてましたけど、リーダーらしき方がうなずいていたところを見ると、風間教官と打ち合わせ済と思われます。ただ、それにしても、一歩間違えたら田澤は転落死。それだけのリスクを冒してでも、風間は田澤と比嘉に何を教えたかったのか。

ドラマ後半で、田澤は以前の上司への恨みを、風間にぶつけていたことが明かされましたけど、それはないな~(^^;あれ、男性への歪んだ愛情にしか見えなかった。誘惑して、従えたい、コントロールしたい、という。それがかなわない、誘惑しても拒絶されるなら、相手を破壊してしまいたいという激情。成績トップとか、総代とか嘘をついたのも、自分をよく見せたい、みんなの関心をひきたいという自己愛。

きれいな人だから、最初はたいていの人が引っかかるだろうけど、それは本当の愛情じゃないし、長続きしない。その繰り返して、傷ついている女性にみえました。

風間教官は、田澤と比嘉の男女としての絆をすっぱり断ち切りました。比嘉は、手を放した。田澤は、どんなに嘆願しても、比嘉にも風間教官にも助けてもらえないことを知った。情のかけらも残らないほどすっぱり、二人を引き離すにはあそこまですることが必要だったのかもしれません。

田澤が警察学校の生徒である比嘉を誘惑したこと。それは、単なる誘惑ではなく、今後の比嘉の命に関わるような重罪であったともいえるのか。心が乱れ、きちんと学ぶことができなくなれば、中途半端な状態で警察官になるわけで。知識不足、訓練不足が直に、命の危機に直結する職業。それが警察官。

風間の凄みを感じました。単なるいい人ではない。教官として生徒を守るためなら、あらゆるリスクをとる。自分も含めて。

そして、なんのかんのいいつつ、結局総代として卒業していく杣の姿には、違和感満載です(^^; 親が警察の偉い人だと、すべて流されるのか~、そうなのか。杣は警察官になっちゃいけない人だと思うけど、風間教官でもそれがとめられない。それが組織だ、ということか。

今回のドラマ、直前で伊藤健太郎の事故があり、編集が大変だったようですが。物語の多少のチグハグさは、そのせいだろうなあと思いました。本当はもっと、繊細に、こまかいところまで計算尽くされた映像になっていたのでは? 199期の話が、なんだかオマケ的な、あまり重要でないものになっているように感じました。

伊藤健太郎には反省してほしいです。事故はともかく、逃げたのは絶対にやってはいけないこと。私はドラマの「アシガール」大好きだったけど、もう見る気が起きなくなってしまいました。もう、私の中では「アシガール」は幻の作品になってしまった。

教場は、今後シリーズ化されるのでしょうか? 見終ってからも、いろいろ考えさせられるドラマでした。

ドラマ「教場」感想

ドラマ「教場」を見ました。以下、感想を書いていますが、ネタバレを含んでおりますので未見の方はご注意ください。

キムタクが警察学校の教官役ということで、どんな感じなのかな~と興味津々で後編を見ました。前編の日は用事があってリアルタイムで見られなかったので、まあ後編だけ見ればいいか、と。

興味があるといっても、しょせんその程度だったのです。でも、いい意味で裏切られました。初めて、キムタクをかっこいい人だと認識しました。そして前編も、Tverでさっそく鑑賞。

いや、この方、ジャニーズでキャーキャー言われてた若い時代より、この警察学校教官の風間役の方が、よほど魅力的だなあと思いました。そりゃ枝元佑奈ちゃん(富田望生さん)も惚れるわっていう(^^;

菱沼(川口春奈さん)が、ビデオに映った枝元の瞳をどんどん拡大していったときには、その謎な行動に???でしたが、そこに映った風間の姿にすべてを察するっていう勘の鋭さには恐れ入りました。菱沼すごい。これ、菱沼と結婚した人、絶対浮気できない。絶対見破られるから・・・。

だけど、私としては、風間が菱沼を退校させなかったことには不満を感じました。だってどう考えても、菱沼は警察官向きじゃないよ。だってあれ、卒業したら配属先でめっちゃ同僚やら上司を誘惑するでしょ。根本的なところは変わってないし。警察学校で隙あらば教官と関係持とうとするって、相当な根性だと思いますが(^^;

風間は誘惑に乗りませんでしたが、優秀な警官でも女性に弱い人はいると思うし、菱沼を警察官にしてしまうと、数人の、へたしたら数十人の警官の運命が狂ってしまうような気がする。それがわからない風間ではないだろうに、なぜ菱沼を卒業させたのかな~。やはりそこが、男性である風間の甘いところなのでしょうか。私なら菱沼には退校を勧めます。他の職業なら菱沼の性格をいかせるかもしれないけど、警察官には不向き。というか、周囲が迷惑する。

あと納得いかなかったのが、宮坂(工藤阿須加さん)を卒業させてしまったところ。あれはないな~。宮坂は警察官としての勇気、正義感と言う点で、資質に欠けている。南原(井之脇海さん)に拳銃で脅されて口をつぐんでしまったけど、あれ、現場では難を逃れるために口裏合わせても、解放された時点で速攻、教官に報告しないと、他の生徒にも危険が及ぶではないか。そればかりではない、南原の危険な本性を黙っていれば、南原が正式な警官として野に放たれることを許してしまうわけで、宮坂の責任は大きいと思う。

風間が頼りない教官で、下手に報告したらよけいに危険、というのなら気持ちはわからなくもないけど。風間が切れ者だと、わかっている宮坂なのに保身のために黙っているというのはねえ。一般の人ならいいけど、警察官としては、ありえない態度。警官には向いてない。なのになぜ、風間は宮坂を警察官として認めたのか、そこがよくわからない。冷酷だという設定みたいだけど、むしろ甘い教官じゃないかと、私は思うのです。

この銃マニアの南原。もし、このまま警察官になっていたら、けっこう陰惨な事件を起こしていたのではないかと。それを許した、保身のために黙りこんだ宮坂。気は優しくていい奴なのかもしれませんが、「警察官」ではないと、そう思うのです。

楠本しのぶ(大島優子さん)と岸川沙織(葵わかなさん)の争いについては、もはや殺人未遂ということで。岸川がただの退学で済んでいるのは何故なんだろうという疑問が残ります。この人、一応反省しているようだけれど、またなにかあったときには再犯するんだろうなあ。信じていた人が脅迫犯だったからといって、その人を殺そうとする神経は、一線を越えてます。

そして楠本も。思いこみで脅迫状というのが陰湿で、嫌な感じです。この人も警察官になって大丈夫なんだろうか。私には、恐ろしく思えるのですが。それと、楠本の背の低さが気になってしまって、どうにも。女性警察官も、ある程度の体格は必要だよなあと、そんなことを思いました。細いならせめて菱沼のように背が高かったり、低いなら枝元のように体格がよければいいのですが。ただ細くて小さいと、あまりにも頼りなく思えてしまう。いざ現場に出れば、凶悪犯とも対決しなくてはいけない警察官には、みかけの体格のよさも必要だと思いました。

平田和道(林遣都さん)が退校になったのは、納得。殺人未遂ですもんね。そもそも、クラスいちの落ちこぼれというのは、かわいそうだけど向いてないのも確かなのです。だって、卒業すればずっと仕事としてペーパーワークがついてまわるわけで、それが苦手というのは本人もつらいと思う。ペーパーワークがあまり必要でない仕事も世の中にはあるので、そういうところの方が向いている。ただ、身勝手に無理心中を図るような人だからなあ、そういう人を受け入れる場所ってあるんだろうか。誰だって、そんな人の隣でなんて働きたくないよなあ。どんな職種であれ、無理。

樫村卓実(西畑大吾)も、警察官には決定的に向いてない、そんな性格ですね。賄賂になんの罪悪感も持ってなさそうで。そういう人が権力を握ってはいけません。

結局、一番向いているのかなと思ったのは、都築耀太(味方良介さん)ですね。自分が嫌な思いをした分、決していい加減な警察官にはならないと思う。思いこみではなく、きちんと判断をして、情けをもって事にあたる、そんな警察官になってくれるのではないかと。成績も優秀ということで、頼もしいです。負けん気が強い、というところもいい。

日下部准(三浦翔平さん)も、向いていると思いました。やっぱり警察官は強くないといけません。ボクサーとしては一番になれなかったけれど、その体力と技術は、犯人と対峙したときには何よりの武器になる。もし犯人が逃げても、やすやすと追いついて捕まえてくれそうで頼りになります。成績は悪くても、平田のように極端に駄目というわけでないなら、許容範囲。元ボクサーの強さというものは、体力勝負の警察官の仕事上、きっと役に立つでしょう。奥さんと子供を大切にしている、という点もいいですね。強いだけで無軌道だと不安だけど、守るべきものがある、というところが、警察官に向いていると思いました。

このドラマ、風間の義眼と過去が気になります。連ドラとしてまた放送されるのかな? そのときには、風間の過去の話をするんだろうか。今回、ドラマの最後で警察学校の新入生が映っていましたが、みんな初々しい。彼らが今度は主役となって、シリーズ化されるのだろうか。