海に浮かぶ神社の夢をみた

 昨日は、こんな夢をみた。

 小島に建てられた神社へ、観光で出かける夢。島へは、干潮のときには歩いて渡れる道もあるのだが、かなりの距離がある。
 そのため、便利な船を使う人が多い。

 私も、大勢のツアー客と一緒に、船に乗っていた。

 船は、簡素な桟橋に着く。ツアー客は一斉に、神社に向かって歩き始めた。私は人波にもまれるのが嫌で、先に神社の裏手を散策しようと思いつく。時間をおけば、人がすいた頃にゆっくり参拝できるはず。

 裏手を散策していると、ツアコンがやってきてお弁当をくれた。それを食べていると、そろそろ出発の時間だと促される。

 まだメインの神社を見ていないことにあせるが、今からでは間に合いそうにない。この島での滞在時間は1時間。すでに、40分は経過している。

 せめてお弁当だけは全部食べきろうと思うのだが、それも間に合いそうにない。今すぐ歩き出さなければ、集合時間に遅れてしまう。

 もったいないと思いながらもお弁当を捨て、歩き始める。神社はまたあらためて見に来ればいい、今度は船ではなく、歩いてきてもいい、と自分に言い聞かせながら。

 そんな夢だった。

一番よく見る夢

 この頃、よく見る夢は学校の夢。

 気が付けばいつも、夢で学校に通っている。いつも同じ学校ではないけれど。学び舎に通い、多くの仲間と共に、あれやこれや教えを受けているようなイメージ。

 具体的になにを学んでいたのか。思いだそうとしても、その映像はぼんやりと霧に霞んでしまう。

 ただ、いつも、なにかを教わっているんだよなあ。

 そして、夢の中の学校。その校舎は、毎回形状が違う。夢をみるそのたびに、違う学校に通っているみたいで、教わる内容も違っている・・・ような気がする。

 奇妙なことに、現実世界で過去に通っていた学校、というのはあまり出てこない。たいてい、現実ではまったく縁のなかったような未知の校舎に、慣れた様子で、まったく違和感を感じず存在している自分がいる。