色に見とれる夢の中

 またも面白い夢を見た。

 これも、吉夢みたい。

 

 それは、夢の中で旅行中の出来事。私は友達と、それから小学校時代の恩師と一緒に3人で外国に旅行に来ている。窓の外は、街が一望できる。

 先生が、私の目の前でグラスにワインを注いだ。

 それが赤ワインで、うっとりするほどいい色なんだよね。深みのある、上品な赤。私はその色に見とれた後、差し出されたグラスを受け取り、一気に飲み干した。

 そもそも私はお酒があまり好きじゃないんだけど。飲めないというわけではない。味をおいしいと感じないのだ。アルコールを、まずいと感じてしまう。

 

 それなのに、夢の中の私は嬉々としてワインを飲み干した。あまりにも綺麗な色だったから。その色を、自分の中にとりこみたい気持ちになったんだと思う。

 味は、現実と同じくそんなにおいしいものではなかった(^^;だけどそのワインの、なんともいえない色合いがとても印象的な夢だった。

 色といえば、今年に入って買ったローズクォーツの色には毎日癒されている。

 優しいピンク色。見ているだけで、気持ちが安らぐ。ある程度の大きさの丸玉なので、その重さも心地いい。

 握り締めるとひんやりと冷たくて、その冷たさもいい感じ。

 そして先日は、ついにラピスのチョーカーを買った。アクセサリーに興味のない私が、珍しく「欲しい」と思った青色だ。

 職場につけていくにはカジュアルすぎるので、通勤時だけつけるようにしているのだが、ときどき片手で触ってみると安心感がある。

 安心感。お守りのようなものだ。

 最近の私は、色に対して敏感になっているのかもしれない。いい色を見ると、じっとみつめてしまう。

 例えば洋服にしても。形や素材に加えて、色というのはすごく重要な要素で。

 自分が気に入った色を身につけていると、その日一日が、気分よくすごせる。色のもたらす効果はあなどれない。

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