岩盤浴、天照石、そしてヨガ

 普通のサウナは肌がピリピリしてあまり好きでなかったのですが、最近になって岩盤浴にハマっております。

 熱くて閉鎖された空間に入り、汗をかく、ということに変わりはないのですが。岩盤浴の熱は、熱いというより温かくてすごく気持ちいい。

 天照石、という特別な石を使っているということで。
 バスタオル敷いてその上に寝っ転がって、目を閉じると夢心地です。とにかくふわーっとあったかいし、出てくる汗がちっとも不快ではない。全身にその温かさがじんわりと行きわたり、体中にエネルギーが満ちる感じなのです。

 部屋の中は暗く、ヒーリングミュージックが流れています。時間によって種類も変わり、ときには、森の中。小鳥のさえずり。川のせせらぎなどなど。目を閉じて横たわっていると、自分が今いる場所を、忘れてしまいそうになります。

 決まった曜日には、岩盤浴の部屋でヨガも行われており、初参加してみたのですが、これが意外によかった(^^)

 ヨガというと、インドの行者のイメージがあったもので。なにか難しいとんでもない苦行のポーズとかあるのかなと思ってたんですけども。

 ヨガの先生曰く。「絶対無理しないでください。自分の体をわかっているのはご自分だけですから、少しでも気分悪くなったり、気持ちが乗らないときには遠慮なく途中退出してください」

 大切なのは、自分の体と会話すること、だそうです。

 途中、好きなときに飲み物もどんどん飲んで、水分補給してくださいねということで、かなり自由な雰囲気でした。おかげで緊張もとけ、初めてのヨガはとても楽しかった。

 お気に入りのポーズは、シャバアサナ(死体のポーズ)です。

 これ、いつも寝る前にやってました。今も毎日、寝る前にはこの格好だ。
知らないうちにヨガしてたんだなあ、と思いました。

 頭の中をからっぽにして、思考を停止させる、というのもヨガの先生が教えてくれまして。
 でもこれも、私寝る前にはときどき、やってるような気がする。それが本当にできているのか、は別として。
 思考がゼロになる(と思えた)瞬間て、あるのです。

 たいてい、切れ切れです。
 いろいろ考える→ふっと空白が生まれる→また思考が生まれる

 目を閉じて、仰向けに寝っ転がって、寝る前のひとときは幸福の瞬間です。私、寝るのが大好きなので(^^)

 そしてヨガをやりながら自分の体と対話してみた結果、もう少し体を鍛えようかなと思いました。
 お腹周りに重さを感じたのです。普段の生活ではあまり自覚なかったのですが、横たわった状態で体中に神経をはりめぐらすと、どうもウエスト周りが重苦しく。脂肪がつきすぎているようで。

 でも、脂肪がついた理由も、よくわかります。いろんな臓器が存在する場所だからこそ、外部から衝撃が加わったときの危険性を考えて、脂肪は臓器を守ろうとしているのですよね。
 日本には腹巻、という素敵アイテムがあるように、昔からお腹は大切な場所。
 もし今のままの状態で、脂肪だけをなくしたら、皮一枚はさんで臓器は無防備な状態に…。

 これはやっぱり、腹筋だろうなと。
 腹筋で脂肪を安心させるしかありません。一時期は全身筋肉、というくらいに鍛えた時期もあったのですが、このところすっかり運動不足の状態。
 いつのまにか、筋肉もすっかり減ってしまったようで。

 適度な運動で、体を鍛えてみたいと思います。 

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