小保方晴子さんの会見を見ての感想。
私の率直な感想。う~ん、これはSTAP細胞、実際にはないんだろうなあ、でした。
なぜかというと、もしあるのなら、それも小保方さんの言う通り200回以上作成に成功してるなら、作るところを専門家に見てもらえばそれですべて解決するのに。
「証明させてください。作成するところを見て下さい」とは、言わなかったからです。
特許とか絡むなら、別に全世界に公開しなくてもいいですが、専門家チームに見てもらい、その人たちに証明してもらったら、これってすぐに解決する話ですよね。STAP細胞は作成日数がIPS細胞に比べて早く、簡単だというのだから、実際作ってみせるのが一番の方法でしょう。
もし疑われて本当に困ってるなら、絶対言うはずなのに。言わなかった。
そして、名前は出せないけど、第三者で作った人がいるみたいなことを言ってましたが、名前を出せないのだったら、全然証拠にならないのでは?Σ(;・∀・)
それでも、小保方さんがまっすぐな目で、最後まで堂々と臆することなく身の潔白(STAP細胞の存在)を訴えたので、まさか嘘はついていないだろうと信じる人も一定数いたようですが、そのまさか、という考えは少し甘いかも、と思ってしまいました。
別に彼女がそうだと決めつけているわけじゃありません。
ただ、世の中には、一定の割合で、ものすごく爽やかに、一片の曇りもない笑顔で嘘をつける人もいるのです。
私はそういう人に、実際会ったことがあります。要は、「証拠は何もないけど、あれだけ言ってるんだから本当のことだろう」という考え方は危険だよ~ということです。
そもそも、こんな、STAP細胞はあるのかないのか、なんて議論、本当は論文提出前に、理研がすべきことなのでは?と思ってしまいました。小保方さんは理研の研究者として論文を出したのだから、理研にはその責任があるはず。
こんな世紀の大発見、普通なら本人以外が何度も確認するし、こんな間違いとか、あり得ないと思うのですが。
責任の大きさで言うなら、小保方さん個人よりもその上司、そしてその上司を監督すべき理研の上層部の方が大きいと思うし、これは組織としてものすごく、問題があると思いました。理研の研究には多額の税金が投入されているのですよね。大切な研究費という自覚がないから、こんなにいい加減なことになるのではないかと。
徹底的に改革して、本当に真面目な研究者が報われるようになってほしいです。このままの理研では、いけないと思います。この騒動の調査チームは、全員理研の外部から抜擢すればいいのに・・・というか、そうでないと、もう進展しないような気がするのですが。しがらみもあるでしょうし。
内部の人達では、果たしてどこまでできるのか、疑問です。