夢の教え

 昨日みた夢。

 ある状況で、私がひたすら悩んでいた。
 こうすればこうなるし、ああすればああなるし、でも絶対に間違いなんて許されないし。
 一度始めちゃったら、「やっぱり駄目でした」なんて今さら言えない。やる以上は百パーセントの完成率じゃないといけない。

 それで、緻密な計画を立て、時間を気にしながらも、確実な成功を望めるような準備が整うまで、走り回ってるんですけども。

 そんな中、ふっと現場に到着してみたら。

 予想外の状態でした。あれこれ悩んでいたのが嘘のように、現場の状況からは簡単な解決策がみつかり。あれだけ深く考えていた自分はいったい何だったのか、という( ̄Д ̄;;

 最悪の状況をいくつもシミュレーションして、対策を講じていたのですが。そのすべてが、無用な心配だったということで。

 実際には存在しない危険、というものに。振り回された自分、というのをまざまざとみせつけられる夢でした。

 夢から覚めて思ったんですが。

 これは今の私に当てはまるなあと。
 私は、頭で考えすぎる傾向があるのです。
 これはああだから、こうなったら嫌だし、でもこうすると、こうなるわけで、そうなったときのためにこれを準備して…。

 でも、まずはその場に行ってみることも、大切だなあと思いました。現場を見て、初めてわかることもあるのです。
 必要なものも、そうでないものも、現場の状況しだいですよね。
 現場見てから、処置を考えたってちっとも遅くない。というかその方がよほど、効率的。一目瞭然ですからね。なにをすればいいか、なにが必要なのか。

 思いきって飛びこむことも、時には必要。
 それを、教えられたような夢でした。
 やってみたいなら、やってみればいい。単純な話です。

 自分のことだと思うと悩みますが、もし他人から相談を持ちかけられたら、単純明快に答えられるんですよね。

 やりたければやればいいんじゃない?
 嫌ならやめればいいんだよ。それだけ。

 ああ、本当にその通りだなあと。やりたいのか嫌なのか、知っているのは自分しかいないんですから。やりたいと思えばやればいい。嫌なら無理をしなくていい。いたってシンプルな答え。

 夢に、教えられました。

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