中国へ「5000円寄付」から見えてくるもの

自民党の国会議員の歳費から、一律5000円を天引きして、中国への支援金とする話。実現したらとんでもない話だったと思います。

青山繁晴さんたち「日本の尊厳と国益を護る会」のメンバーが反対してくださったおかげで、天引きではなく「任意で」という形になりましたけど・・・。今日本の国会議員が、1人5000円を中国に差し出す意味って、なんなんでしょう(^^; 明らかに中国へのご機嫌取り。

そしてその5000円っていう金額も・・・要は、金額ではなく、日本の国会議員が中国へ支援金を送った、という事実を作りたかったんでしょうねえ。中国から褒められるのは二階俊博氏。この方、防護服を最大10万着中国へ送ろうと、東京都へ協力を要請したみたいですが、日本の備蓄をそんなに送って大丈夫なんでしょうか。日本も感染がかなり広がっていて、医療従事者には必要な装備だと思うんですけど。

政府の対応がいろいろ批判されますが、ニュースを見てるとみえてくるのが、「明らかに中国寄り」の議員の存在です。二階氏なんてけっこうな地位にいると思うんですけど、こういう人たちの動きをみていくと、日本がなかなか中国に強硬な姿勢をとれない理由が、みえてきますね。

誰がどういう動きをするか、こういう危機的な状況には、本音があらわになるので興味深いです。普通の国会議員だったら、まずは日本が優先で、余裕があれば他国を援助、だと思うんですが。

今後も状況をじっくり見て、本当に日本のことを考えてくれる議員さんに、次の選挙は投票したいと思います。もちろん、政府の中にはちゃんと日本のことを考えてくださっている方々もいるわけで、そういう方は応援したいし、その方たちが活躍できるよう、国民も賢くならなければと思います。

潜伏期間があるのにやむをえない事情で帰宅が11人?

いくらなんでも、と、もはや笑いたくなるくらいの、予想の斜め上をいくニュース。武漢からチャーター機で帰国した人たちのうち、11人がやむを得ない事情で自宅に戻ったそうです(^^;

帰国直後に検査拒否して強引に帰宅した2人もひどいですが、この11人はそれと同等か、それ以上にひどい。新型コロナウイルス。症状がなくても感染力がある、とわかった時点でのことですから。武漢市で患者が爆発的に増加して、非常事態だからこそ政府がチャーター機飛ばして国民を救ったという、この特別な事態に。「やむを得ない事情で帰宅」ってなんなんだろう。

身内が危篤?葬式?そうだとしても、感染の恐れがある状態で会えば、周囲が大迷惑です。どんな義理があったとしても、「武漢からチャーター機で帰国したので、2週間は隔離されてます」といえば、どんな相手だって、「そりゃ仕方ない。お大事にどうぞ」となるでしょう。「それでも絶対来い」なんて、言うわけがない。もし愛する家族が危篤だとしても、強引に会いに行ってもしウイルスを拡散させたら? 一度拡散したウイルスを回収する手立てはない。

個人の人権、自由を優先するか。公の安全を優先するか。非常時には、故人の自由が制限されても、しかたのないことだと思いますが。それは、本当なら法律なんかなくても、当たり前のことですが、現実にこういう身勝手な人が出てきてしまうと、やはり法整備するしかないなあと。だって、今日これだけ新型コロナウイルスが流行して、みんなが関心を持って、ミクロネシアが日本を感染国に指定し入国を制限している、今、ですよ。

感染する病気が蔓延していて危険なので、武漢から政府にチャーター機で救出してもらいましたけど、症状出てないし、隔離に強制力ないから、自分の意志で帰宅してもいいですよね?って、それは絶対違う。

クルーズ船でも陽性の方が判明して、大変なことになっていますが。テレビでインタビューを受けた女性が、「個人的には帰宅したいが、この状況では監禁されても仕方のないことだと思っている」と言った言葉が印象的でした。監禁って、言葉は衝撃的ですが、たしかに個室外への移動が原則禁じられたら、これはきつい。たまにはデッキで外の空気を吸ったり運動したり、それがないと精神的に追いつめられそうです。それでも、「監禁」という重い言葉を使いつつも、仕方ないといったこの女性の気持ち。私も、たぶん同じ立場なら、同じ気持ちになるだろうなあと思いました。状況をみると、本当に危機的だから。

それに対し、武漢市からチャーター機で帰国し、潜伏期間が過ぎていないにもかかわらず、政府の要請を無視して帰宅した11人。これはもう批判されても当然でしょう。そして、このままの状態でさらにチャーター機の第4便を飛ばすのは、まずいと思うのです。その中からも、また隔離を拒否して帰宅する人が出てきたら? 

クルーズ船では、乗客と乗員合わせて3700人余りのうち、273人の検体を採取してウイルス検査を実施しているそうです。全員を検査するには人手も足らないし時間もないし、ということなのでしょうか。その273人のうち、102人の検査結果が判明しました。現時点(2020年2月6日11時15分)で、なんと20人が陽性であると。

この感染率の高さ、ちょっと尋常ではないものを感じます・・・。そもそも最初に陽性が判明したのは、1月20日に横浜港から乗船して、25日に香港で下船した男性。乗船前の19日からせきの症状があったということなので、乗船時にはすでに感染していた可能性が高い。その男性が船にいたのは、6日間です。その6日間で、今わかっているだけでも、20人の人に感染してしまった。

そして恐ろしいことに、まだ検査結果が出ていない人が171人もいる。この先、171人から、どれだけ陽性が判明するのだろう。

いや待って。273人はまだいい。検体をとって、検査したのだから。一応、その時点での感染の有無はわかるけど、それ以外の人たちは検体をとっていない。その人たちはどうなるんだろうか。というか、このクルーズ船には、3700人余りが待機しているわけで。検体をとった人だけが感染しているわけじゃないよね。無症状、無自覚でも感染者がいることは、これまでの事例でわかっているんだから。

いろいろ考えていると、これが決して楽観視できる事態でないことがわかります。

中国の武漢市は、本当に大変なことになっていますが、もはや感染は中国全土に広がっています。日本も中国からの人の出入りを、規制する時が来ていると思います。とにかく、新型コロナウイルスを日本に入れないということ。まずはこれ。その後で、一人一人が、マスクや手洗い、うがいなどで、感染拡大を防いでいくしかないのではないでしょうか。

情報戦では世界トップを争うアメリカが、中国を訪問した外国人の入国を、禁止しています。かなりの決断だと思いますが、この決断に至った背景に、どんな秘密情報があったのか?

そして中国の動きも、今までにないものだと思います。対応のまずさを認めたことや、大都市封鎖という思いきった手段に出た背景には、この新型コロナウイルスが「それをせざるを得ないほどの脅威だから」という重い事実があるのではないかと。

感染拡大を防止するために、日本も中国からの入国に関しては厳しい措置をとる段階に来ていると思います。

マスク品切れ

新型コロナウイルスの影響で、全国でマスクが不足しているとのニュース。先週、近所のドラッグストアでマスクコーナーを見たら、まだたくさん置いてあったのね。品切れしてる種類も2つくらいあったけど、他のはいつも通り、誰でも余裕で買える感じで。

でも昨日、ふと思いついて。
そうだ、布マスク少し用意しておいた方がいいかな~と。コロナウイルス騒動がいつ終息するかわからない中、布マスクなら洗って消毒すれば何度も使えるから。この辺は田舎だから、品不足になることは考えにくいけど、いざ状況が悪化したら人が殺到するだろうし。

行ってみてびっくりしましたよ(^^;
マスクコーナーにたどり着く前に、店の入口にでかでかと張り紙があり。マスクは売り切れで、入荷の予定もたたないと・・・。実際マスクコーナーまで行ってみたら、見事にマスクがなくなってました。

そこで、ガーゼを買いました。布マスクなら、ガーゼで自分で作れます。でもこのガーゼも、もしかしてこの先の状況次第では、不足してしまうのかな、と。

これ、マスクだけの話じゃないですよね。未知のウイルスで、どんなふうに拡大し続けるのか、終息するのか、まだ誰もわからない。経過によっては、食料や生活日用品、物流にも大きな影響が出てくる可能性がある。テレビだと、パニックにならないでとか、そんなに怖がり過ぎてはいけない、なんていうコメンテーターもいますが、むしろ「必要なものは少しずつストックしましょう」というのが正解なんじゃないかなあ。

みんなが一気に買えば、品切れでパニックにもなるだろうけど。少しずつ、慌てずに、生活で必要なものは一人一人自分で確保しておくこと、大切だと思う。ストックがあれば、逆に、なにかあっても大混雑の場所へ出かけなくて済む。

食料と水は特に。これは地震対策でもあるけど、もう一度自分の家の在庫を見直して、備蓄のお餅真空パックを買い足しました。それから、水も確保。夜寝る前には、かならずポットを一杯にして、やかんにも水をくんでおく。
水は、次の日に沸かして使えば無駄にならない。

インバウンド業界は大打撃だろうけど、外国に頼り過ぎる危険性、ということを、もう一度考え直すべきなんじゃないだろうか。別にコロナウイルスに限らず、外国に頼っている限りは、これからもいろんなことがあると思うんだよなあ。そのたびに、振り回されるのは損失以外のなにものでもない。国内の需要、国内の生産拠点、そこに重点を置くという安心感。

そして、いざ非常事態が起これば、国家の権限を強めて、個人の自由を制限してでも政府にしっかり舵をとってもらいたいです。そのための法整備を、早くしてほしい。

オートシャンプーが快適

昨年、私がいつもカットで利用していた、格安美容院が閉店してしまいました(^^;

そこの何がいいかって、予約なしで飛び込めるところ。そして格安なだけに、化粧や服装にあまり気を遣わず、普段着で気軽にいけるところ。わざわざ駅前に出なくても歩いて行けるスーパーに付属しているところ、シャンプーがないところ(私はずっと湯シャンなので)、利用者も美容師さんも女性が多く安心感がある、などなど。価格ももちろん安くてありがたいのですが、それ以上にいろんな良さがあって、2ヶ月に1度は利用していました。

そんな素敵な美容院なので、いつも混んでいて、平日でも2時間待たされることはざらでしたが、自分の番がくるまで外出ができるので助かります。もし待合室で待つとしても、面白い雑誌がたくさん置いてあって、待つ時間は全く苦になりませんでした。

それだけ大人気の美容院がなぜ閉店してしまったのか。扉の前に貼られた閉店お知らせの紙には、その理由が「人手不足」と書いてありました。でもこれ、単純に人手不足というのではなく、格安なのに、美容師さんに価格に見合わない負担を負わせるシステムが、原因だったと思うのです。

というのも、美容師さんたち、ほとんど休憩とらずにずっと働き詰めで。次から次へと受付に人がやってくる状況は、待合室で見ていても可哀想なくらいでした。あるとき、私が受付をして時間を聞いたら、「2時間くらいです・・」というので、「じゃあいったん外出してその頃来ます」と言ったところ、美容師さんの顔が、明らかに曇ったんですよ。それで、???と思っていたら、なにか言いづらそうに口の中でつぶやいていて、私もなんだろうと思って聞いてみたら、本当はもうたくさんの人が受付したから断りたいんだけれども、美容院のオーナーからは、「来た客は絶対に断るな」と言われているそうで。

たしかに、休憩もとらずに待ち人数ばかり増えていくのは恐怖だし、美容師さんの大変さは見ていてよくわかるので、じゃあ今日はやめときますと、私は帰ったのでした。その日は午後2時くらいに行ったのですが、次のときは午前中に来れば安全かなあ〜なんて思いつつ。でも、それからしばらくして、お店は閉店してしまいました・・・。

地元のおばちゃんたちで大人気のお店だったんですけどね。せっかく繁盛していたのに、もったいないなあと。いくらたくさんのお客がいたとしても、美容師さんの休憩はしっかりとるべきだし、一定以上のお客さんが殺到したら、断っていいんじゃないかなあ。どんなに素早く対応しても、美容師さんが対応できる人数には限度があるわけで。

お客さんも大事かもしれないけど、働く人だって大事です。どおりでそこのお店、人の入れ替わりが激しかった。激務すぎてやめていったんだろうなあ。

それと、格安なのに注文をつけすぎる客がいるのも、ストレスだろうなあと思っていました。カット1万円なら、じっくり相談しながら髪型決めればいいんだろうけど、格安に細かい注文つけたらいけないと思う(^^;

そんなわけで、新たに美容院を探してみたら、前ほど近所ではないけどよさそうなところがありました。ここも格安で、シャンプー込1500円弱。いやむしろ、前より安くなってるのが若干怖くもあります。シャンプーして1500円て、儲けはでるのだろうか?

ずっと湯シャンを続けてきたので、本当はシャンプーしてほしくないのですが、格安美容院である以上、あれこれ注文をつけずに店の方針に従うのは当然のことです。ネットで確認してみたら、そこの美容院は、シャンプーは人の手で行うのではなく、機械でやるとのこと。オートシャンプーってやつですね。
オートシャンプーってやったことがなくて、恐る恐るお店にいってみたところ。

いやー、すっごく快適でした(^^) 広々とした店内。受付に常時スタッフがいるのも驚きでした。前のところは、経費節減で、お客さんが自分でタッチパネルを使う形式だったので。
ただ、タッチパネルをいつも通い慣れてる人はいいけど、初めての人は受付のスタッフがいないと戸惑いますよね。そこのお店はもう職種として、受付専用のスタッフを配置していたのがよかったです。

平日で空いていたため、待ち時間なくオートシャンプーに案内されました。オートシャンプーも、たぶん専門の人。徹底した分業制、いいですね~。オートシャンプーなら、スタッフに免許はいらない。シャンプーの強さを聞かれたので、普通でお願いします、と答えました。

シャンプーが始まったら、最初は機械の音が大きく聞こえましたが、そのうちすっかり慣れ、思いっきりリラックスする私(^^) 水流は、もうちょっと強くてもいいかな~というくらいの柔らかさで、頭皮がマッサージされる感覚が心地いい。なにより素晴らしいのは、オートシャンプーだと「かゆいところないですか〜」とか、スタッフさんと会話するシチュエーションがないので、緊張しなくていい。人の手でシャンプーしてもらうときは、首の後ろを洗うときなど、対話する状況がどうしても生まれるので、完全にリラックスできないんですよね。

ちなみに私は、これまで美容師さんに首の後ろを洗ってもらうとき、自分でも頭を持ち上げる派でした。よく、「力抜いていいですよ~」って言われるんですが、もし美容師さんの手が滑ったり、なにかあったら、怖いじゃないですか。自分で力入れると、美容師さんはやりにくいのかもしれませんが、でもちょっとそこは完全にお任せ~というのはできなくて。

そういうモヤモヤも、オートシャンプーなら、一切気を遣わなくていいわけです。要は、首の後ろとかもみあげとか、オートシャンプーは細かいところは洗わないので。髪を染めて流すとかなら、細かいところもしっかり洗いたいかもしれませんが、私はカットなのでそこまでは必要ない。先にシャンプーで次にカットという順番なので、どうせ家に帰ってから、もう一度頭を洗うつもりでした。それなら、細かいところまで洗ってもらう必要ないわけです。

私にとっては、オートシャンプーは思った以上に自分に合っていました。ショートカットなので、機械でも十分なのです。今までは、美容院に行く前には直前に髪を洗っていたけど(少しでもきれいな状態でいくのがマナーかなと言う思いで)、これが案外面倒だった。思いついたときに、さっと出かけるんじゃなくて、美容院に行く前にまずシャワーで頭を洗うっていうひと手間が、オートシャンプーなら省略できる。

その後のカットもスムーズに終わり、30分もかからずにささっとお店を出ました。うるさかった前髪もすっきり、後ろ髪もすいてもらって軽くなったし、オートシャンプー最高です!

次からはここに通おう、と。よかった、次の美容院が見つかって。ここはスタッフさんもしっかり休憩とれてるっぽい雰囲気だったので、激務による人手不足で閉店してしまう心配、はなさそうです。

ただ、お店の入口に、担当者の指名はできないことが、目立つ色の文字で強い文言で書かれていました。これは、「○○さんにして」というゴネるお客さんがいるんでしょうね~。でも、格安店でそれを要求したらだめです。私思うんですけど、格安であれこれ注文するのは、マナー違反です。注文したかったら、お金を払ってそれなりのお店に行きましょう。

私は、担当を選べないシステムも好きです。そのときの一期一会の出会い、面白いじゃないですか。人のセンスはそれぞれだし、いつも同じ人に担当してもらうより、いろんな人にカットしてもらいたいなあ。考えてみれば、私は髪型のことで美容院で嫌な思いをしたこと、一度もないです。失敗したなあと思ったことがない。

それに、もし失敗したとしても、1ヶ月もたてば髪は伸びる。そう考えると、髪型に関しては、担当に対するこだわりを持つ必要、全くないですね。

予約なしでいけるし、担当はいつも違う人にやってもらえるし、オートシャンプーは気持ちいいし、格安。もう、メリットしかありません。いいお店をみつけてよかったです。

世論の強さ

新型コロナウイルスの対処に関しては、これからいろいろ改善していく(感染を防ぐための非常措置がより厳しくとられていく)と思うんだけど、やっぱり世論大事だ~と思うこの頃。

政府も、世論の後押しがないと動きづらいと思うので。そうでなければ、すぐ「差別」「人権」で攻撃されてしまうから。世論が、「なにやってるんだ、もっと厳しい措置をとれ」となれば、「差別」や「人権」の誹りを受けずに強硬な行動に出やすくなる。

そして、過去のこととはいえ、絶対このままにしてはいけないなあと思うのが、武漢からチャーター便で最初に帰国した方々の中で、検査を拒んで強引に帰宅したと言われる2人。後日、やっぱり検査を受けたいと申し出てきたらしいが、だからといって許されるわけではない。検査の結果が陰性だったとしても、罪は消えない。うん、もうこれは犯罪だと思う。

チャーター機で帰国できただけで、本当にありがたいことだと思うんだけどな。その後は政府の指示に従うのって、当たり前じゃないか。自分が被害を受けることなら勝手にすればいいけど、周囲に迷惑をかけることはやってはいけないでしょう。これは教訓にすべき事例で、新しい法律を作る必要があると思う。非常事態に、みんなが一致団結しているときに、こういう自分勝手な輩の行動で、皆の努力がすべて無駄になってしまう。蟻の一穴だね。たぶん本人たちはそんなに大事にはとらえてなかったんだろうけど、これは日本という国の存亡に関わるくらいの重大犯罪だったと思う。

法の不遡及があるから、結局のところ2人はこのまま罪に問われないんだろうけども。なんだか納得いかない。少なくとも世論はこの行為を、糾弾し続けないと、またいろんな状況で第2、第3の危険人物が現れる可能性がある。

そして、武漢から帰国した人達の収容先がホテルで、一部相部屋だったというのは、仕方のないことかなあと思いました。急な話だったから、宿泊先を決めるのは大変なことだったでしょう。宿泊できるならどこでもいいわけではないもんね。たくさんの条件がある。少人数でなく、まとめて受け入れるだけの収容能力、政府や医療関係者が出入りするアクセスの良さ(かといって繁華街は困る)、緊急搬送先の病院への経路が安全かどうか、外部にウイルスが漏れにくい立地か、長期で貸切できるか、などなど。

そもそも、受け入れたホテルは偉い。勇気ある決断だったと思う。1人2人の受け入れではないからね。いくらお金を払うと言われても、断るホテルの方が多かっただろう。それでもし引き受け先がなかったら、チャーター機飛ばすのが遅れてしまっただろうし。とりあえず(ずっとではなくても)受け入れ先としてホテルが用意されたのはよかった。

少人数でいろんなところでバラバラに受け入れることはリスクがあると思うので、ある程度まとまって滞在してもらう、というのは仕方のないことのような気がしました。相部屋で感染のリスクがあるとしても、一人部屋で各地に散らばることとのメリットデメリットを比較したら、必ずしも相部屋絶対駄目、とは言えないような。

なにしろ非常事態なので、日本にいる誰もが不自由を感じたり、不満があったりすると思いますが、協力しあってこの事態を乗り越えたいものです。