月のワルツ

最近聞いて、いいなあと思ったのがこの曲。「月のワルツ」である。NHKみんなのうたで流れていた。みんなのうたって、こういう曲も流すのね~。不思議なイメージの曲、幻想的な歌詞、そしてアニメーションは、不思議の国のアリスを彷彿とさせる。

こういうイメージは好きだ。最初に耳に入ってきた瞬間から、「いいかも」と思わせた曲。

だいたい、私はなにごとも、ゆっくりと時間をかけて好きになることが多いのだが、一目見て、あるいは少し聞いただけで、「もっと知りたい」と思わせられたものも、ときにはある。ちなみに「オペラ座の怪人」の曲のよさ、というのは、一目ぼれ(この場合は一聞きぼれ?)ではなかった。歌詞を含め、何度も聞くうちにじわじわと虜になった感じである。

出会った瞬間に「これだ」と感じた曲を挙げてみる。

久保田早紀「異邦人」これは、異国情緒にあふれた、知る人ぞ知る名曲。目を閉じると、砂漠やバザールの光景が浮かんでくる。ちなみに、私は「星空の少年」と「ナルシス」なども好きである。冬の澄んだ星空を見上げるときは、「星空の少年」が頭の中にふっと流れたりする。「ナルシス」に関しては、そこに広がる雰囲気に酔ってしまう。私は洋館好きだが、この曲の醸し出す雰囲気はセピア色の異空間という感じで、古い洋館の中の柱時計の音が、実際に聞こえるような錯覚に襲われる。

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