川島なお美さんが、木村藤子さんに夫の健康のことを相談しているところを、テレビで見ました。
木村さん、霊能者というより人生相談的な回答でしたね~。でも的を射てるな~と思いました。その一方で、なお美さんの気持ちも、すごくわかる(^^;
夫が片目を失明した今、残された目を大切にしてほしいっていうのは、妻なら当然の願いですもんね。そして、夫の鎧塚さんに対して、言っても全然言うこと聞いてくれないから、敢えて言わない作戦に出てるっていうのも、よけいに、なお美さんの中のストレスを増大させてるんだろうなあと、そう思いながら見てました。
なお美さんにしてみたら、「私、こんなにがんばってるのに、夫は全然健康のこと考えてくれない。じゃあどうすればいいんですか?」って、聞きたい気持ちになるのも無理ないことかと。
でも。
木村さんもやんわり批判してましたけど、態度が相手を追いつめてるんだろうなあと思いました。
たしかに、言葉では具体的に「ああしろ、こうしろ」と要求はしなくても。無言の迫力がありましたもん。
四六時中、なお美さんが全身から醸し出す「規則正しい生活をしてね」オーラを浴びたら、息苦しいと思う。それがいい悪いは別にして、ともかく、窮屈さを感じるだろうなあというのは、想像がつきます。
言わなきゃいいだろうといっても、言ってるも同然、なんですよね。もう目で、体で、全身で訴えてましたもん。なお美さん。
「あなた、絶対、健康的な生活してよ~!」っていう。
しかもそれ、正論なだけに、たぶんなお美さんの中では、ゆるぎない自信があるわけですよ。私は妻として間違ったことは言ってないっていう。
うん。本当に全然間違ってないし、その通りなんだし、鎧塚さんが健康的な生活をしてくれたら、なお美さんのみならずそれは、鎧塚さん自身の幸せでもあるんだろうけど。
でも鎧塚さんはお酒、好きなんだろうなあ~。
本人がその気にならなければ、なお美さんの「正しい主張」は、うるさいだけになってしまうのですよね・・・。
これは第三者の立場だから私も言えるんですけども。もし私がなお美さんの立場だったら、やっぱり夢中になって、夫にうるさがられながらも「私のなにが悪いのよ~」って思っちゃうかもしれない。
でも傍から見てるとよくわかる。
本人が自覚しなきゃ、駄目なんだよね(^^;
むしろ、なにかいうことで余計に、鎧塚さんはストレスを感じちゃうんだよね。
言われたから「気をつけよう」と思う以上に、言われて「うるさいなあ」と嫌な気分になる方が多いわけで。そしたら余計に、お酒飲みたくなってしまうかも・・・。
なお美さんは「言わない作戦に出てる」と言ってましたけど、傍から見てるともう、明らかに全身で、主張してると思いました。
じゃあどうしたらいいかって話ですけど。
もうこれは、ある意味、諦めるしかないのかな~、なんて、思ってしまいました。(まあ、これは私が妻ではなく他人だから言えるのかもしれないですけど)
運命、といいますか。
もうその人の、生き方、なのかもしれません。
その結果、なにがおきようとも、その人が選んだ生き方なら、それはそれで仕方ないのかもしれないと。
夫婦で居続けたいなら、その点についてはもう、諦めた方がいいのかなあ、なんて思いました。自分の思うとおりの行動を、相手が自主的にとってくれるとは限らないわけで。そのたびにイライラしてたら、自分がつらくなってしまう。
そして、たとえ言葉に出さなくても「こうして。ああして」と強く態度で主張し続けることは、相手にとっても恒常的なストレスになってしまう。
私がもし、なお美さんだったら、と考えてみたのですが。
たぶん、何回かは、ちゃんと話をしますね。あなたの健康が心配だから、食べるもの気をつけてね~とか。飲みにいく回数、減らしてねとか。
それもこれも、あなたが好きだから。ずっと一緒にいたいから。このままではあなたが病気になってしまいそうで私はすごくつらいのです。と、ストレートに訴えると思います。
それでも相手が変わらなかったら、私はたぶん、別れを選びます。
いや、もうこれは、愛情ないんだなあと諦めて。
だって、愛情あったらやっぱり考えますもんね。相手に泣きつかれたら、やっぱり相手のために、行動したいって思いますもん。本当に好きな相手なら。
ずーっとギスギスしてるのも嫌だし。
そうか。私よりお酒が大事なのか。悲しいけど仕方ないなって、たぶんあっさり別れます。
でも、なお美さんも実は、夫より仕事の方を優先してるのでは?と思う発言もあり、鎧塚さんもいろいろ言いたいことあるだろうなあと思ったりしました。
結婚した後で、ベッドシーンのある仕事とか、私が夫だったら耐えられないです(^^;
女優さんとはいえ、そういうシーンを避ける選択もあるわけで。
私が夫だったら、「そうか、俺より仕事が大事なんだな」と思ってしまう。
テレビを見ながら、あれこれ考えてしまう一日でした。