2016年の初夢。
まず1月1日に見た夢です。
私は和室に入りました。8畳間の部屋が二つ。ふすまは開け放され、一つの空間になっていました。そこは一週間に一度くらいしか使われない部屋だと、なぜか私にはわかっていました。
明るい陽射しが障子越しに入ってきていて、外はずいぶん暑いようでした。その部屋は、私が入るまで誰もいなかったのに、エアコンはずっと稼働したままで、空気はひんやりと涼しく。
私は外が暑い夏だと知っていました。無人の部屋でずっとエアコンを使っていたのは、電気の無駄ではないかと思う一方で、この部屋を涼しく保つことも必要だったのだと、そんな気もしていました。
出ていくときには、エアコンはどうするべきだろうかと悩みながら、部屋にいました。居心地のいい場所です。
次に、1月2日に見た夢。
私はビルの15階くらいにいます。これから式典に出るのに、スーツに合わせる靴が見つからない。荷物をひっくり返して探すけれど、黒いパンプスがどこにもない。
出席の時間がせまってきて、仕方ないので私はスニーカーを履きます。そして急いで部屋を出ます。
集合場所は1階。階段を駆け下りていく。走りながら、自分に言い聞かせているのです。スニーカーでも、遅れるよりはましだよなあ。スニーカー、違和感ないかな? いややっぱりあるよな。でも仕方ない。パンプスないんだもの。裸足で出るよりましか。
1階の集合場所に着いたとき、集合時間はすでに過ぎていて、私は怒られてしまいます。謝りながらも、後悔はないのです。本当にもう無理、というところまで探したから。時間に遅れるかもしれないというリスクを冒してまで探し続けた結果だから。
仕方ないよなあ、と納得しながら。それでもずっと黒いパンプスのことを考え続けているという、そんな夢。
初夢は1月1日に見た夢だという説と、1月2日に見た夢だという説と2つありますが、どっちにしろ、なんだか今年は初夢っぽくないかんじだったなあ(^^;
いつも見るのと変わらない、リアルな夢です。
1月1日の方は、部屋の雰囲気がとてもよかったのが印象的でした。こういう和室の夢、よく見るんですよね。毎回、少しずつ違う部屋なんだけど、懐かしい感じの部屋。座りこんで、時間をわすれて、ぼーっとしたくなるような。光がとても優しい。
1月2日の方は、目が覚めたときにほっとしました。パンプス、必要なかったんだなあと思って。
以上、今年の初夢は、こんな感じでした。