どれが自分の荷物なのかわからないという夢

小さい頃によく見ていた夢は、追いかけられる夢で。足がうまく動かない、というのが定番だった。

今はもう、追いかけられる夢はみない。走る夢はみるけど。そのときはやっぱり、足が動かない。足が動かないことで、「夢なんだな」というのがわかる。

そして飛べない(^^;

飛べないことも、「夢だな」と気付くポイントである。正確には、飛べないというか、低空飛行しかできない。

手を思いっきり動かして、一生懸命集中して、できるできると言い聞かせて、それでも、低空飛行しかできない。ぎりぎり地面につかないくらい。そしてときどき地面に触れながら、進んでいく。これ、歩いた方が早いんじゃないかと思いながら。それが私のよくみる夢。

そしてもうひとつ。このところよくみる夢は、荷物の片付けの夢。自分の荷物を片付けなくてはいけないのに、自分の荷物と他人の荷物の区別がつかず、整理できなくて困ってしまうのだ。

先日見た夢も、まさにそれだった。場所は学校の教室。その日は卒業式。教室にはもう誰もいない。天気のいい日で、穏やかな日差しが窓から降りそそいで、時間は2時くらいかな。

荷物の整理を始めるんだけど、後から後から、どうでもいいような物があふれて、それが自分のものなんだか誰かのものなんだかわからなくなって、途方に暮れる。

人のものを持って帰るわけにはいかないし、かといってこのまま置き去りにすればゴミになるし、綺麗に片付けなきゃという責任もあるし。

完全に他人のものとわかれば、たとえゴミになっても、私の責任じゃないし、と思えるのだけれど。夢の中では、それが私のもののような気もするし、そうでない気もするし、微妙。もし自分のものだとしたら、そんなものを放置したら申し訳ない。

そして、荷物の区分がつかないというのに加えて、自分の持ち物の多さにも困り果てる。到底、歩いて持ち帰れる量ではなく。

これじゃ車持ってこないとなあ。しかも、1回でなく、2往復くらいしないと無理かも。ああ、私、どうして計画的に持ち帰らなかったんだろう。今日が最後だとわかっていたら、それまでに少しずつ持ち帰るべきだったのに。

後悔しながら、教室でひとり。荷物を前に四苦八苦する夢。

そんな夢を、よくみるようになった。

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