犬のフン害にはコショウが効く

ちょっと汚い話が続いていて申し訳ないのですが、私自身も犬のフン害に悩まされて、ネット上でいろんな役立つ情報をもらったので、自分でも世の中に情報提供をしたいと思いました。

まずは、犬のフン害に悩む皆さま、お気持ちお察ししたします(^^;

いやー、多いんですよね。びっくりするくらい。悩んでる人の話を読むと、我が家以上にひどいケースがあって、まだ私はましなケースなのかも、と思ったりしました。

うちの場合は、被害に遭っているのは自宅から少し離れた畑です。畑の前の草は、今きれいに刈ってあるのですが、そこを排泄の場所にしている飼い主が複数います。今のところ、現場を目撃したのは3人です。

雑草が刈ってある平地は、手入れされた芝生のようでもあり、犬が遊びたがるのもわかります。近くに放棄地がありますが、そちらはゴミの不法投棄などもあるので、きれいなところで排泄をさせたいという飼い主が、うちの畑の前を排泄場として使うのです。

でも、ゴミ拾いしてきれいに管理してるのは、私なんですよ・・・。毎日のように見回りをして、ゴミがあれば拾いますし、フンがあれば片付けますし。ときには、犬のお尻をふいたティッシュが転がっていたこともありました。嫌な思いをしながら拾いました。

なんなんでしょうねー。こういう飼い主の人たちには、なにを言っても無駄なんだと思います。私は先日、実際に畑の前で犬が排泄している現場を、至近距離で目撃しました。相手は平然と悪びれもせず堂々としていました。さすがにフンは持ち帰っていましたが、尿はそのまま垂れ流しです。(もしかしたらフンも、私が見ていなければそのままだったのかもしれませんね。)その人は犬のお尻をペーパーで拭いていたので、それを捨てられないかどうか、私はずっと見ていました。ペーパーは持ち帰ってくれました。

彼らは、道路が舗装されていないので、いいだろうという考えなのかもしれません。でも一匹の犬がマーキングすると、他の犬も次々と、匂いをつけるので、その場所が犬のトイレの場所として定着してしまいます。

そもそも、人の家や、人が手入れしている畑の前では、排泄をさせないことがマナーなのではないでしょうか。持ち帰ればいいというものでもなく。尿は持ち帰れませんし。

もし、その人たちの家の前を私が犬のトイレ場所として使っていたら、いくら片付けをしたとしても、彼らは怒ると思います。自分がやられて嫌なことを、やっては駄目です。

どういう対策をすればいいかは、相当悩みました。ネット検索して、なにかいい方法はないかと、時間をかけて考えました。畑の前は散歩道で、他の善良な人達も多く通りますし、小さな子供が草花とたわむれたりということもあるので、ちょっとでも危険な対策はとるわけにはいきません。

悩んだ末、私がやってみたのが、コショウです。犬は鼻が敏感なので、コショウが嫌いだそうです。犬が入ってくる場所に、食用のコショウをまきました。

これは効きました。即効性もあり、目立つこともないので採用しやすい方法だと思います。犬のフン害に悩む方、どなたでも手軽に使えるでしょう。

私はコショウに加えて、唐辛子の粉末も試してみました。ネットで見ると、ハバネロなどの強烈なものを使う方もいるようですが、さすがにそれは危険なのでやりません。ハバネロだと、万一にでも散歩中の小さな子供が、触ってかぶれたりしたら大変です。いくら食用でも、これは勧められません。

普通の唐辛子の粉末を使いました。これは、畑の角にある石にふりかけて使います。赤い色がつくので、怪しい感じです(^^;でも、雨が降るとすぐに流れてしまいます。

唐辛子もコショウも、毎日まかないと効果が薄れる感じです。まいた直後は、香辛料のいい香りがしますが、たとえ雨が降らなくても、一日もちません。

使い終わったコーヒー豆の粉末も試してみましたが、これは、コショウや唐辛子ほどの効き目はないと感じました。

とにかくパトロールの回数を増やして、監視の目があることをアピールすることと、コショウと唐辛子で犬に「ここは嫌な臭いがする場所」と覚えさせることが大事かなと思います。犬にフンをさせる非常識な人間自身には、何を言っても無駄です。それより、犬の方がよほど賢いので、「ここは嫌だな」と思わせる方がいいです。

コショウも唐辛子も、食用なので安全です。ただし、毎日まかないと効果が薄れるのと、費用が高くつくのが難点だと思いました。

畑の前は、まく場所がかなり広いのです。角も重点的にまきますので、食用のコショウと唐辛子を使うと、1回あたり400円くらいかかってしまいます。これを1ヵ月続けると、1万円超え・・・毎月の出費としては高すぎる。

ただ、1週間続けてみた感想としては、効果はてきめん。安全ですし、目立つことがないというのも利点ですし、とりあえずの対策としてはいいなあと思いました。

今後は、匂いの強いハーブを、たくさん植えることにしました。まずは、ニオイゼラニウム。これは香水のような、強い香りがあります。人間には良い匂いに感じられますが、犬は苦手のようです。冬も完全に枯れるのではなく葉っぱが青く残るので、匂いの効果は期待できそう。丈夫ですし、挿し木で簡単に増えます。

次に、レモングラス。犬の嫌いな柑橘系の匂いです。ただ、レモングラスは冬になると枯れますし、枯れると匂いもなくなるのでちょっと、犬対策としては弱いかもしれません。

背の低い、目立たないハーブとして増やそうと思っているのがフレンチタイム。ただし、他の雑草が育ったら日影になってしまうので、枯れてしまう可能性もあるかな。

一番期待しているのは、ニオイゼラニウムです。丈夫で、年間通して香りが強く、増えやすい。畑の周りにたくさん植えて、犬が近寄らない空間を作りたいです。そうすれば、コショウや唐辛子を毎日まく手間が省けるでしょう。

この作戦、うまくいくかどうか、また結果が出たら書きたいと思います。

マナーの悪い飼い主に飼われるのは、犬も気の毒です。犬は自分で、排泄場所を決めることはできないのですから。マナーのある飼い主さんは、フンをしてはいけない場所で犬が立ちどまって匂いを嗅ぎそうになると、引っ張って匂いをかがせませんね。排泄の前に匂いを嗅ぐ、という犬の習性がわかっていれば、人の家の前で突然の排泄、ということはないと思います。

マナーを守らない人に、犬を飼う資格はないです。

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