雨上がりにマーキングの罪

相変わらず、犬のフン尿・マーキングと戦う毎日です。だいぶマーキングは減ってきたかな、と思った直後、またやられていました。

今朝のことです。

窓から外をのぞくと、目の前は道路なんですが、家の前でまさに犬がマーキングをする直前でした。飼い主は我が家の敷地ぎりぎりのところまで犬を入れ、犬はクンクンと匂いを嗅いでいました。道路との境には、クローバーが生えているんです。そこはときどき、四つ葉のクローバーが生えるので、私も楽しみにしており。また、散歩中の子供なども、クローバーだ、と喜んで駆け寄っているのを見たことがあります。

このままではマーキングされてしまう・・・。とっさに、わざと大きな音をたてるべく、勢いをつけて窓をあけました。飼い主はびっくりして、さすがに気まずかったらしく犬を引っ張って去っていきました。危ないところでした。

人の家の前で、よく犬にマーキングさせるなーと思いますが、もうこういう飼い主には何を言っても無駄な気がします。去年から5人に直接注意しましたが、こちらが嫌な思いをするばかりで素直に謝罪されるわけでもなく、開き直られました。

1人だけ、最終的には謝ってくれた方もいましたが、その人も最初はこちらが見ていないと思って「やってない」と嘘ついてましたしね。でも、その人の場合は、マーキングではなく大量の尿で、現場に証拠(水たまりならぬ尿たまり)が残っていることと、私が目撃していたことで、逃れられないことを悟って、最後は謝ってくれましたけど。

いくら腹立つ行為とはいえ、現場を目撃せず、疑いだけで注意したことは1度もありません。

現行犯だけで、5件です。それでも、言い逃れしようとする人ばかりでしたね。

5人注意して、いい気分になったケースは1度もなく。犬だから仕方ないじゃないかと逆に怒られたり、声をかけて余計に不愉快になることばかりでした。でもだからといって、現場を目撃して放置すれば、相手は調子にのってエスカレートしてしまいます。

本当なら声をかけたくない。もう関わりたくない。二度とうちの前を通らないでくれ。通るなら、犬にフン尿させないでくれ。そう言いたいです。

逆の立場なら、絶対怒るでしょうにね。私がその人の家の前で、いつも犬にフン尿させていたら。

犬のフン尿に関しては、本当にマナーが悪く、それが当たり前になっているのが不思議です。日本人て潔癖な人が多いのに、自分の犬がよその家の前でフン尿しても平気なんて・・・。

今朝は、目の前でマーキングを防ぐことができましたが、あれだけクンクンしていたのでもしかして・・・と思い、すぐに現場を確認してみると、ぷーんと犬のおしっこの臭いが漂いました。

やられてました。遅かったです。さっき目撃した犬は、他の犬がすでにマーキングしていたので、それに反応していたのです。私がとっさに窓をあけたのでその犬にはマーキングされなかったけれど。すでに、別の犬がしっかり臭い付けしてあったのです。

となると、これをこのまま放置すれば、あっという間に犬の公衆トイレのできあがりです。すぐに対処しなければ。

私は、クローバーをすべて刈り取りました。時々四つ葉があったりして、目の保養だったんですが。ここに草(クローバー)がある限り、犬のマーキングスポットになる危険性はずっとつきまとうのです。

刈り取ったクローバーの後には、ハーブのタイムを少しだけ植えました。根付くかはわかりませんが、香りがあるので犬は嫌うと思います。それにこのタイムなら、小さな子が通りすがりに手にとったとしても、危険はありません。タイムの香りは、そんなに強くないので本当はもう少し強力な匂いのハーブにしたいところですが、なにもないよりはましということで。

それにしても。犬のフン尿との戦いは、長期戦なのだなあと実感しました。結局、イタチごっこなのです。どんなに犬の嫌う臭いをふりまいたところで、雨が降ればまた一からやり直し。

晴れた日なら、木酢液の匂いはしばらく漂い続けますが、雨が降れば洗い流されてしまう。それは市販の忌避剤も同じこと。雨は、すべてを洗い流してしまう。

でも、何度雨が降っても、何度でも匂い付けをやり直し、頑張るしかありません。いったんマーキングスポットになってしまえば、通りかかる犬は全部、そこで排泄していくことになるので。それを防ぐためには、地道に、犬の嫌う臭いを発生させるしかない。

道路との境には、全体的にまた、木酢液を薄めたものをまきました。酸性が強いので、アスファルトにかからないように注意しながら(アスファルトを傷めないように)、敷地の土の上にまいていきます。土の上なら、どんなにかかっても安心です。木酢液は土壌改良材としても使われるもので、植物の活性化に役立ちます。

我が家は道路と接している面が広いので、そこに全部木酢液をまくとなると、かなりの量が必要です。木酢液以外の対策として、香りの強い植物を、今後は積極的に取り入れていくつもりです。今日はタイムと、それからドクダミを数か所に植えました。

ドクダミは、冬に枯れてしまうのが難点ですが、夏はいい働きをしてくれるのではないかと期待がふくらみます(^^)

なんといっても、人間にだってわかるくらいの、強烈な匂いですから。それでいて薬草。素晴らしい!ドクダミの弱点は冬に枯れることだけなので、なんとか冬の間に代わりに活躍してくれる植物を見つけて、組み合わせていきたいと思っています。犬は冬だろうとなんだろうと、365日散歩し、マーキングするでしょうから。

いろいろ書きましたが、犬に罪はないです。やらせているのは人間ですから。犬が排泄するのは自然なことですが、きちんとしつければ、決められた場所以外では粗相しません。それくらい頭のいい生き物です。頭が悪いのは、他人の家の前でも平気で排泄させる、飼い主の人間なのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です