犬のフン尿、マーキング対策を初めてから1年が過ぎましたが、現在の状況です。
自宅の周辺は、犬の公衆トイレ状態からやっと脱出できています。道路際にミントや、ドクダミを植えること、たまに「逃げまんねん」液体を少しまくことなどで、犬のフン尿マーキングを、ほぼゼロに抑えることができました。
ただし、ミントやドクダミが植えられない場所では、先日も、犬がフン、尿、しっかり出していました。すぐに雨上がりに、速攻で「逃げまんねん」をまきまして、以後は今のところ大丈夫です。
少し離れた畑に関しては、まだまだ戦いが続いています。9月には、犬のマナー看板の目の前にフンの置き去り1件(かなり大きい)がありましたし、畑前の道路上のフン置き去りも、2件ありました。あまりにも続くので、イエローチョーク作戦とともに、「逃げまんねん」を念入りに散布。これは効きます。ただし、やはり雨が降れば効果は薄まりますが・・・。
薄まるといっても、効果の持続性では、これまで使った中で一番です。一番長持ちすると実感しています。ただし、それなりのお値段しますし、かなりの量を使わないと効き目も弱いです。
しっかり散布すれば、それだけ効きます。
成分は木酢液、木タール、ニンニク。漂白剤よりも安全だと思います。とはいえ、本当ならまきたくない。撒きたくないけど、これをやらないと、犬の公衆トイレと化した現状からから抜け出せないのです。
この、畑前が犬の公衆トイレと化している現状は、つい数日前に確認済みです。
犬の公衆トイレだからこそ、一定の確率で犬フン置き去りもあるのですね。パターンがわかってきました。いきなりの犬フン置き去りじゃないんですよ。それをされるということは、すでにその場所が、犬の公衆トイレになっているからなんです。
フンを持ち帰る人はある程度いますが、犬のおしっこに関しては誰もがさせ放題。となれば、通りがかる犬は皆、その場所に臭い付けをしますし、そのうちの一定割合の犬は、フンをしますし。取りきれないフンがまたそこに臭いをつけ、一部の人がときどき、フンをそのまま放置と。
単なるフンの放置ではなく、なるべくしてなった、ということがわかります。
この1年、こまめなゴミ拾いと草刈で、畑前のゴミの投棄にかんしてはほぼなくなりました。
ただ、犬のフン尿・マーキングは本当にしつこいです。飼い主のマナーが最悪です。これは犬の問題ではなく、飼い主の問題。草や土がある場所かつ綺麗な場所を選んで、毎日の散歩で犬の公衆トイレとして使うのです。うちの畑前は、一部犬たちの公衆トイレとして使われています。
犬の公衆トイレ状況を解消しない限り、犬フン放置を防ぐことはできません。
つい数日前、マナー看板の横で堂々と犬におしっこさせる高齢夫婦を見ました。畑前の草地にわざわざ犬を入れて、犬は座り込んでおしっこです。私はそれをじっと見ていましたが、見ているのに気づいても、この夫婦は全く動じませんでした。人の畑前で犬におしっこさせる(マナー看板のすぐ横)ことに、罪悪感は感じていないようでした。
私も直接注意するのは嫌なので、(こういう人に注意しても逆切れされます。これまでの経験上、素直に聞いてくれる人はほぼいません)、仕方なく、犬が去った後に「逃げまんねん」を撒こうと、物置にとりにいこうとしていたら、そこにまた新たな犬が登場。
その犬は、迷うことなく同じ場所に座りこんで、やはりトイレとしてその場所を使っていました。さすがに私もたまりかねて、「こんにちは」と挨拶。座り込んで排泄している犬を見ながら飼い主にこう語りかけました。「ああ、臭いがするんでしょうね、この場所。さっきも他の犬がフン尿していったので。みんながするので困っているんですよ。また消毒しなきゃ」
この言葉を、相手の女性がどう受け止めたかはわかりません。でも、マナー看板のすぐ横で排泄させることに、少しは罪悪感があったみたいです。その後すぐ私が「逃げまんねん」を物置まで取りに行って、その場所に戻ってきたとき、女性はUターンして、来た道を戻っていくところでした。恥ずかしくなったんでしょうね。恥ずかしいと思う心があるだけ、まだましなのかもしれません。
「逃げまんねん」すごいです。正しく使えば、本当に効きます。少なすぎると効きませんのでご注意です。かといって大量に使えば臭いがすごいことになりますし、そこはきちんと説明書をよみつつ加減する必要があります。
手につくと臭いがなかなかとれないので注意してください。容器の先から液だれもするので、こまめに少量ずつまくというより、私は該当の場所に一直線にまいてますね。ゆっくりまくと量が多すぎるので、ある程度のスピードで一直線に歩きながら畑の境に沿って撒きます。慣れれば加減がわかってきます。
このとき、畑にある葉っぱ(なんでもよい)を、容器の口を拭くように3枚くらい持っていると便利です。撒き終わった後、すぐに葉っぱで容器の口をきれいに拭い、その葉っぱはまた、畑の入口にまいておきます。こうすれば、容器も綺麗に保存できますし、「逃げまんねん」も無駄になりません。
飼い主より、犬の方がよほどお利口です。この「逃げまんねん」で嫌な臭いをつけると、犬は近付きません。ただし、私が近所のホームセンターで買った時、1本3250円でした。
これ、延々、一生買わなきゃ、犬フン・マーキング地獄からは抜け出せないのかな・・・。
畑と道路の境ですが、土地が広いため、あっという間に1本使い切ってしまいます。マナーの悪い飼い主のために、今後も延々、支出が必要になるのは悔しいですが、実際問題、この「逃げまんねん」を使わないとフン被害からは逃れられないのです。
植えたニオイゼラニウムは、なかなか根付かなかったし。懲りずに、何度も何度も植えてはいますが・・・。
もう今の私は、犬を見ただけでぞっとしてしまいます。これ以上犬フン・マーキングに悩まされたくありません。どうして飼い主の人は、人の家の前に犬フン・マーキングをさせるのでしょうか?自分の家の前でさせますか?自分の家の庭でさせますか?自分の家だったら絶対させませんよね。畑は食べ物を作っている場所なので、その前で排泄は絶対にやめてほしいです。
マナー看板の真横で排泄させる神経が、私には全くわかりません。
人の家の前に限らず、公園も道路も、犬に排泄させていい場所なんて、ないんですよ。散歩は、排泄のためにするものではありません。排泄させてから、散歩させてください。そのしつけができない人に、犬を飼う資格はないです。
土や草のある場所で排泄させたいなら、自分の家の庭でどうぞ。
犬のフン尿・マーキングにはうんざりです。