犬のフン尿との戦いは、継続することが大事

継続は力なり、です。毎日見回ること、怪しい犬(遊ばせながら散歩させている)が来たら、犬の忌避剤をまくこと、を繰り返すうちに、犬のフン尿・マーキング被害は減っていきます。

とにかく、継続が大事ですね。一度犬の被害を撲滅しても、そのあと放置すれば、またあっという間に犬の公衆トイレ化してしまうので、気は抜けません。というか、日本はいつから、こんな状態になったんだろう・・・。

みんな気が付いてないだけ、のような気がします。我が家の前の犬の被害は激減しましたが、その分、うちのはす向かいのお宅の擁壁が狙われるようになりました。そのお宅は、被害に全く気付いていないと思います。

でも、私がみている限り、今はそこの擁壁で、散歩中の犬がマーキングする確率は99%です。かつての我が家のよう。ほぼ、すべての犬が尿をひっかけていきますね。たぶん臭いがついているんでしょう。素通りはできないようです。

私も、自分の家の前ではないので、注意はできないのですが。でも、ひどいなあと思いながら見てます。自分の家の擁壁が、犬のフン尿スポットになって嬉しい人なんて、誰もいないはずです。先日は、孫と犬と一緒に散歩しているおじいさんが、平気な顔で、そこの擁壁でオシッコさせてましたね。当たり前のような顔をして。

まだ3歳くらいの小さなお孫さんは、それが当たり前ということで育ってしまうのでしょう。その子が大人になったら、同じ行動を繰り返すわけです。いい年のおじいさんが、見本を示しているのですから。

犬が、自宅外で排泄(マーキング)するのはマナー違反だということが、常識になってほしいです。自分の家でトイレはさせるべきです。フンは持ち帰ればいい、というのが間違いで、そもそも、フン尿・マーキングを自由にさせていい場所など、自宅以外にないのが基本ではないですか?

毎日のように散歩の犬が通りかかるたびに、嫌な気持ちになってしまいます。

嫌すぎて、一昨日は悪夢をみました。家の前で堂々と犬に排泄させているおじいさんに注意したら、逆切れされる、という夢でした。実際逆切れされたことがあるので、そのときの体験がフラッシュバックしたのと、家のはす向かいの擁壁のオシッコ目撃が引き金だったんでしょうね。

悔しさと腹立たしさで、目が覚めました。その後は一日中、気分がすぐれませんでした。

道路に沿ったところに犬よけのために植えたニオイゼラニウムが、今、ピンクの可愛い花を咲かせています。香水のような芳香は犬にはキツイらしく、好奇心で匂いをかいだ大型犬が、そのまま(排泄せずに)立ち去るのを、先日目撃しました。ニオイゼラニウム(ローズゼラニウム)は、犬よけに有効みたいです。

一方、清涼な香りのハッカは、増えずにいつのまにかなくなってしまいました。この辺の気候に合わなかったのかな。北海道の北見がハッカの産地であることを考えると、本州の気候はハッカには暑すぎるのかもしれません。ハッカの葉をちぎったときの匂い、すっとして大好きだったんですけれども残念です。

その分、ペパーミントとスペアミントは、繁殖力がすごい。順調に増えてます。もともとうちにあった雑種のミントと、全部入れ替わればいいなあと思ってますが、どうなることか。

犬が入りこみがちな場所には、今が旬のドクダミを置くのも、効果的みたいです。ニオイが残りますからね。私も、庭の日陰の一角はドクダミ畑にして、そこで育ったドクダミを干してドクダミ茶にしたり、土の上に置いて犬よけにしたりしています。安心安全、無料の犬よけです。

今ならではの犬よけとしては、みかんの花も有効かなと思い、試しています。無数に咲いたみかんの白い花をちぎって、地面にまいておきます。いまのところ、まいた場所に排泄された形跡はないので、これも有効かな。でも、花の時期だけにしか使えない手ですが。

犬よけに使う労力と時間は大変なものです。被害者が対策をとるのではなく、犬のフン尿・マーキングの加害者が、自分で過ちに気付いて改めてほしいなあと思っています。自宅以外で、フン尿・マーキングさせてはいけないです。

これ、明確に法律を作ってほしいなあ。「フンは持ち帰ろう」じゃないですよ。「自宅外でフンさせてはいけない」ですよ。散歩は、排泄のためではありません。排泄は自宅でするのが当然。

散歩は、犬の運動と、飼い主とのコミュニケーションが目的。排泄目的の散歩は、マナー違反です。

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