犬のフン尿よけに菊を試す

畑へ行くと、またあの変なおじさんに会うかもしれない、という気持ち悪さがあり。あの変なおじさんにイチャモンをつけられて以降、畑での農作業が少し重荷になっています。でも、この季節は草との戦いなのです。毎日刈っても追いつかないほど、草の勢いはすごいです。こまめに草刈しないとあっという間に繁茂します。

あの変なおじさんに会った翌日は休みましたが、以降はがんばって畑に出かけています。私は、生涯絶対に除草剤は使わないと決めています。草はすべて、抜いたり刈ったりして処理します。除草剤ほど恐ろしいものはありません。

友人に、変なおじさんにイチャモンをつけられた話をしたら、明るく「そんなのまともに話するからさ~。さっさと逃げればいいのに」とあっさり言われて、それもそうだと思いました。

それと、挨拶もちょっと気を付けないとなあと思いました。これまで畑の近所ですれ違う人には、「こんにちは」と必ず挨拶をしていたんですけど、もうおじさん(男性)には、会釈だけで軽くすますことにしました。女性に対してはちゃんと挨拶しようと思いますが、男性だと、一部にああいう変な人がいて、変に因縁つけられるのも困りますし。

友人からは、「愛想よく挨拶してたから、この人ならしゃべってくれると、気をもたせたんじゃないの?寂しい人なんだよ。そんなんじゃ周りから嫌われててしゃべってくれる人もいないだろうしさ」と言われ、もしかしたらそうかもなあと。

友人曰く「私なら、イチャモンだと分かった時点で相手にしない。正論説いても無駄。さっさとその場を去る」

明確な回答に、笑ってしまいました。真面目に応対していた自分がバカバカしく、気持ちが明るくなりました。次にあのおじさんに会っても、知らん顔して無視です。なにか言われても、いちいち応対せずにその場を去ろうと思います。

当日は腹が立って腹が立って苦しい思いをしましたが、日が経つと、気持ちも切り替えることができ、ずいぶん楽になりました(^^) 世の中いろんな人がいますね。中には、ああいう変な人もいる。初回にきっちり反論したので、以降はもう、華麗にスルーです。

昨日、嫌な気持ちを切り替えて作業していたら、時々来る無礼な夫婦が、小型犬を草地に入れて遊ばせて(トイレさせて)いました。_| ̄|○ 私はこの夫婦を、ノロノロ夫婦、と名付けています。いつも犬を遊ばせて、なかなか立ち去らないからです。散歩ではなく、この周辺に遊ばせに、そしてトイレをさせに来ているんです。

一難去ってまた一難。この夫婦、来た時にはいつも自分の犬を、きれいに刈った草地(農道)に入れるんですよ。あまり奥の方までは入れないですが、マナー看板の周りにも平気で入れているので腹立たしいです。そこを草刈してるの、私なんだけど…。

舗装道路と違って草地だと、犬のフンや尿を現場で注意しにくいのです。排泄しても、草や土にまぎれて排泄物が目立たないから。すぐ近くに立ってその場で見ていなければ、なにも言えないです。まさかすぐ横に立って監視するわけにもいかないので、結局は少し離れたところから監視して、その夫婦が去った後に確認しに行きます。目につくフン尿はありませんが、確実にマーキングはしてると思われます。その夫婦をみかけるときは必ず、わざわざ草地に入らせていますので。うちの畑前は、普通に、すっと舗装道路を通っていく人が大半なんですけど、その夫婦は、マナー看板もお構いなし、なにが悪いの?って感じで、そこを犬の遊び場兼トイレにしちゃっている。

道路管理者に犬のマナー看板を立ててもらって、半年。2本の看板は、今のところ盗まれたり壊されたりすることはありませんが、効かない人には効かない。文面が、「フンは持ち帰りましょう」だからかな?フンを持ち帰りさえすれば、良いと考えているのでしょう。前々から思ってるけど、この「フンは持ち帰りましょう」って、間違ったメッセージだなあと。だって、持ち帰ればそこでさせていいってことですよね? 違うんですよ。そもそも自宅以外で、させちゃいけないんですよ。持ち帰るのは当然だけど、そもそも公道や他人の敷地でさせてはいけない。

この看板を立ててくれたのは道路管理者なので、マナー看板の種類にまでは、口が出せませんでした。まずは、立ててもらうことに、全力を注いだわけです。でも看板が色あせたら、私のほうで、保健所から違う種類のシート「散歩は排泄のためではありません。自宅で済ませましょう」をもらってきて、貼り換えようかと思っています。

ともかくこのマナー看板。立てておくと、一定の効果はあります。だけど、犬のフン尿害は、決してゼロにはならない。マナー看板を全く気にしないタイプの人がいるんです。このノロノロ夫婦もそう。

遊ばせているのはマナー看板の周辺なので、農道です。けれど草地に入れれば、フン尿マーキングはやり放題なので、困るんです。ほとんどの人は、きれいに人の手が入った草刈の跡を見て、マナー看板を見て、そこには入れません。犬の散歩といっても、遊ばせるのではなく、道路をさっさと歩いていきます。マナー看板を見れば、その周辺で、犬のフン尿害が発生して困っているのが一目瞭然ですから。

でもこのノロノロ夫婦。マナー看板の周辺に犬を入れ、ひとしきり遊ばせてから去っていくのが日課なのです。見かけると非常にストレス。

もう草地に入れないでほしいし、遊ばせないでほしい。ここはドッグランではないのだから。そのために整備しているわけではないです。きれいに草刈してあるとそこに犬を入れたくなるのかもしれませんが、1匹が排泄すると、通りがかった他の犬も、臭いにつられて排泄したくなってしまいます。

誰が草刈してると思ってるのか。ちょうどいいドッグラン兼犬用トイレだと思っているのか。ともかく、犬のマナー看板も、この夫婦には意味がない。もし注意しても、「遊ばせてるだけ」と言われたらそれまで。本当にフン尿・マーキングしているかどうかなんて、草や土にまぎれて、小型犬の場合証拠も残らない。

大型犬だと、遠くからみてもフンをする体勢がわかりやすく、また排尿直後は人間でもわかるくらい臭いますので、以前には注意したこともあるのですが…小型犬の場合は、したかしないかがわかりにくい。

2週間ほど前に、農道の歩道部分に大型犬のフンがばっちり残っていましたので(すぐに、チョーク作戦を決行)、やはりこの周辺には、犬の排泄の臭いがしみついているんだと思います。なかなかゼロにはできない。

でも、限りなくゼロに近づける努力は、今後も続けていきたいと思います。犬が草地に入りこまないよう、去年1年かけて、ニオイゼラニウムをせっせと挿し木しましたが、どうしても根付きませんでした。続いて水仙の球根も植えましたが、これもなかなか。今は葉も枯れてしまったようで、他の草に負けてしまっています。球根だから、気象条件が変わったらまた復活して、生き生きと葉をのばしてくるかもしれませんが、今のところ水仙もぱっとしません。

そこで、今度は菊を植えてみることにしました。在来種のノジギクです。根付いて、群生してくれれば、菊の匂いが犬よけになると思います。茎が木質化しますので、短く刈ったら、犬が入り込みにくくなるかと。問題は、根付いてくれるかどうかだけ。

犬のフン尿対策、試行錯誤が続きます。犬の飼い主さえ、フン尿マナーを守ってくれれば済む話なんですけどね。自宅以外で、排泄させてはいけません。公道や、他人の敷地でフン尿・マーキングさせないようにしましょう。あなたがフン尿・マーキングさせているその場所を、誰かがきれいに管理しているのです。そう思えば、犬にフン尿・マーキングなどさせられないですよ。

犬の排泄は、自宅ですませましょう。街路樹だって、草地だって、公園だって、そこはあなたの家のトイレではありません。

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