なつさんから、犬のフン尿よけでマニキュアのアイデアをいただきました。ありがとうございます。前回記事https://meiousei.tokyo/2024/07/16/%e7%8a%ac%e3%82%92%e9%a3%bc%e3%81%86%e3%81%aa%e3%82%89%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%b6%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%83%9f%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%82%88%e3%81%86/のコメント欄をご覧ください。
マニキュアに限らず、私が使っている「逃げまんねん」という忌避剤もそうなんですけど、やっぱり継続的に使った場合の環境への影響が気になります・・・。マニキュアの有機溶剤にしろ、忌避剤「逃げまんねん」のタール分にしろ、量が多くなれば、そして日々使い続ければどんなことになるのか。どうしても気になってしまって悩ましいです。
ちなみに、マニキュアの毒々しい色で飼い主に警告を促すというのは、我が家の畑の場合はたぶん駄目ですね(^^;というのも、犬を自由に排泄させている人が、むしろ「なにか危険なものを撒いてる!」と通報する可能性があるので・・・。
我が家の場合、草刈するときの農道の軽自動車駐車(周囲の邪魔にもならず、しかも管理者の土地改良区からも許可を得ている)でさえ、因縁付けられたくらいですから。犬よけに目立ったことをすれば、攻撃されると思います。私が市の保健所からもらってきた、犬の排泄は自宅でさせましょうというような、犬の糞尿禁止の看板も、設置のたびにすべて(全部です。結局無事に残ったものはありませんでした)壊されたり盗まれたりして、とうとう自力での設置を諦めた経緯があります。
これまでの記事にも書いたんですが、結局犬用の看板は自分で設置するのではなく、土地改良区の役員さんにお願いして、やっとのことで2本設置してもらいました。去年の年末に立ててもらい、これまで8か月。この2本は、破壊されることも盗まれることもなく、無事です。
看板を盗み、破壊した犯人は、犬よけの看板が気に入らなかったのだと思うのですが、なぜ私が立てた看板はすべて盗まれ破壊され、その一方で土地改良区が立てた看板が無事なのか、思い当たる節があります。
それは、看板の文面。私の住む市では、保健所と区役所が合同で、犬のフン尿マナー看板を無料配布しているのですが、2種類あるのです。私がいつも使っていたのは、犬の排泄は自宅でさせるように促す看板。そして、土地改良区の役員さんが立てたのは、フンを持ち帰りましょうの看板なんですよね。
たぶんだけど、マナー違反の犬の飼い主は、「家で排泄させなさい」という趣旨の文面が、気に入らなかったんじゃないかな。「フンは持ち帰るからいいじゃないか。ここでさせろ」と言いたかったのでしょうね。だから、フンを持ち帰るよう促す看板はスルーしたのだと思います。フンは持ち帰っているので、そこは自分がマナー違反じゃないよ、ということで。
ただ、犬のトイレは自宅で済ませましょうというのは、どうにも気に入らなかったのだと思われます。苦労して立てた看板は、ことごとく盗まれ、壊され、一部は脇の用水路にバラバラにされて投げ込まれていました。過去記事にも書きましたが、そのときの怒り、絶望感は今も引きずっています。こんな人間がいるんだ?と。
でも、この「フンは持ち帰りましょう」なのか、「そもそも、糞尿をここでさせないで」なのか、この2つの看板の意味合いの違いって大きいですよ。
私は、フンは持ち帰ればいいだなんて、全然思ってないです。世間でも、「犬のフンは持ち帰ればOK」という誤解が蔓延していると思う。そもそも、よその土地でさせちゃだめなんですよ。トイレは家でさせる。散歩の前にトイレはすませる。
公園だって道路だって、空き地や草地だって。犬のトイレにしていい場所なんて、ないと思います。自分の家の犬なら、自分の家で責任をもってさせましょう。
土地改良区の役員さんにお願いして看板をつけてもらったときは、まずは看板をつけてもらうことが大事なので、その内容については私からは何も言っていません。うちの市で、2種類の看板を扱っているのがそもそもダメなんです。「犬のトイレは自宅」という旨の看板、1本でいけばいいんですよ。犬のフンは持ち帰りさえすれば、そこでさせていいだなんて、間違ったメッセージだと思う。
でも、マナー看板の文面はどうあれ、マナー啓発看板があるとないとでは、犬のフン尿被害の度合いが全然違うのです・・・。やはり、なにもないと、あっという間に犬のトイレになってしまうので。1本でも2本でも看板があることで、少しでも「この土地の持ち主は、犬のフン尿被害を嫌がっている」と気付く人が増えるのです。
去年の12月に役員さんが設置してくれた看板、ラミネート加工の物を板にくっつけてあるのですが、紫外線などで劣化してボロボロになったら、今度こそ、「排泄は自宅で」系のものに取り替えようともくろんでおります(^^;
犬のフン尿は、臭いがいったんつくと、他の犬の排泄も誘発するので、本当に困るのです。結局イタチごっこなんですけど、対策をやらないよりはやった方が断然犬のフン尿被害は減りますので、永遠に対策し続けるしかありません。
今のところ畑前も自宅も、「逃げまんねん」に助けてもらっている状態です。飼い主へのアプローチよりも、犬に対して「ここはくさくて変な臭いがするからダメ」と訴えかけるのが一番効くような気がします。マナーの悪い飼い主の考えを変えることはとてもむずかしく、目立つことをするとむしろ、「あそこの家がへんなものをまいている」と大騒ぎするのではないでしょうか?
黙って犬に訴えかけるアプローチが、一番スマートかなと。
犬よけの対策をネットで調べていたら、石灰や塩といった白い粉をまく、というアイデアもありました。飼い主が「なんか変なものがあるから、うちの可愛いワンちゃんは近づけないようにしよう」と、立ち去るのを狙った作戦です。
ただこれも、むしろ「変なものをまいている」と騒ぎになるリスクもあり、また、マナーの悪い飼い主以外の、普通の善良な通行人にまで不安を与えるのではないかと思います・・・。確かに見かけたらちょっとぎょっとしますし、見た目ではなんだかわからないですし(まあそれが狙いなんでしょうけど)、ただ、普通の通行人に不快な思いをさせるのは絶対に避けたいです。
でも、うちから少し離れたところで、この白い粉作戦見たことがありますね。そこは犬のフンの無法地帯の、隣接ブロックです。ブロック塀にそって、白い粉がまかれてました。結晶ぽくて、塩?なのかなと思いますが、犬のフン尿に相当悩まされた末のことなんだろうなあと、同情しました。
ただ、見た瞬間はぎょっとするし、一体何が、何のためにまかれたんだろうって考えますね。しげしげと見つめながら。
私は犬に悩まされてるから「ああ、この家も犬のフン尿よけでやってるんだな」とすぐにピンときましたが、そうでないと、???と謎が深まるばかりかも。
ちなみにその無法地帯の周辺では、舗装された道路から畑の中に犬をわざわざ入れて、フン尿させている飼い主を数回見たことがあります。車を運転しているときに目撃したんですが、びっくりしましたねー。畑ですよ。そのとき収穫時期ではなくて、ただの砂地のようでしたが、それにしても作物をつくる他人の畑にわざわざ犬を入れて、トイレにする行為は本当に失礼です。
その畑は、その後しばらくして通りかかったら、道路との境にネットを張って、たやすく侵入できないようにしてありました。まあ、それが一番効果的ですね。物理的に入れないので。
とはいえ、境のところでマーキングをされる可能性は残っていますが。でも、畑の土の上に侵入されてフン尿されるより、だいぶマシだと思います。畑の持ち主も、相当腹が立ったんでしょうね。絶対に侵入されないように、びっちりと張られた網をみて、畑の持ち主の怒りを感じました。
犬の散歩は、トイレタイムではありません。自分の家の犬は、自分の家で排泄させましょう。トイレをすませてから、散歩にいけばいいのです。散歩先で、よその土地で排泄させるのは失礼ですし、許されません。毎日のことだからよけいに、飼い主には気をつかってもらいたいです。今日たまたま、とかではないんですよ。
どうしてもトイレのしつけができないなら。オムツを使うしかないでしょう。今は可愛いマナーパンツがオス用メス用と分かれて、高性能のものがたくさん売られています。犬を飼う以上は、家族であるペットが、よその土地で粗相をしないよう気を遣ってあげてください。