犬のフン害とイエローチョーク作戦

犬のフン害について、コメント下さった方がいました。ありがとうございます。(コメントはご希望により、非公開とさせていただいております)

この問題、本当に悩んでいらっしゃる方が多いんですね。犬のフン害については、私も現在進行形の悩みですので、これからも記事が増えそうです。「犬のフン害」カテゴリーを作りました。今後も、情報発信し続けていきたいと思います。

私は前回、犬のフン害について書いた記事ではトウガラシを絶賛していたのですが、訂正したいと思います。

一時的には効果があるのは間違いないですが、弱点も複数見えてきまして…。私はもう、追加のトウガラシ購入はしないことにしました。今ある、業務用スーパーで買った袋を使いきったら、次はもうトウガラシは買いません。

私が気になる弱点は、次のようなものです。

  • 効果が切れる時間が短い。朝まいても、夕方には臭いが薄くなる。
  • まいたトウガラシ粉が汚くみえる
  • まいているときに手についてしまったり、風で舞うときがある

先日、自宅で草むしりをしていて気づいたのですが、朝まいたトウガラシの粉が、夕方にはすっかり色あせて、どうみても効果のあるような感じではありませんでした…。見かけがすでに、なんの刺激もなさそうで(^^;

たぶんまいた直後は、刺激臭があるのでしょうが。そんなに数時間ごとにまくというのも、現実的な話ではなく。また1回の量は少なくとも、ずっとまきつづけていれば、色あせた粉が汚く残るのが目立ちます。

色あせたトウガラシの粉を眺めていたら、ちょっと悲しくなりました。

せっかく家まわりを綺麗に掃除してお花の手入れもしているのに、自らトウガラシの粉をふりまいて、その残骸が見苦しいだなんて…。

自然の流れなんですけどね。臭いが軽減することも、色あせることも。

むしろ、いつまでも強烈な刺激臭で、真っ赤な状態を保つトウガラシ粉だったら、それはそれで危険です。弱くなっていくのは、当たり前なんですが…。

粉の残骸が嫌で、もうまきたくないと思いました。

それで、なにか粉のように残るものではなく、人にも犬にも安全で、でも犬の嫌がるようなものはないかと調べていたら、ハッカ油にたどり着きました。

さっそく薬局でハッカ油(20mL)を買い、500ミリリットルのスプレーボトルで水と混ぜて、ハッカ油のスプレーを作ってみました。

作り方はとても簡単です。

最初にスプレーボトルに水を入れ、お好みの量のハッカ油を入れて、何度か振って混ぜる。後はスプレーするだけ。

説明書を読むと、本当は水だけではなくて無水エタノールも使うみたいなのですが、私は面倒くさいので、水だけでやりました。

油なので、よくみると分離してますが、スプレーすれば清涼感のある香りが広がって、効能に問題はなさそうです。

さっそく家の周りにシューシューまいてみたら、ふわっといい匂いがして、気持ちいいです。トウガラシだと、悪臭ではないですがとにかく刺激物だし、嗅いで気持ちのいいものではないですよね。

でも、ハッカ水だと人間が嗅いで、いい匂いだなあと感じます。

粉が残らない。蒸発してしまえば、何の痕跡もなくきれいになる、というところも嬉しいです。

効果時間については、やはり長時間というわけにはいかないと思いますが。それでも家の周りだったら、気付いたときに気軽にまけます。

ついでに玄関にもスプレーしてみると、通るたびに芳香がふわっと広がって気持ちがいいです。犬うんぬんは別としても、アロマとして気に入りました(^^)効果は弱いかもしれませんが、これはしばらく使い続けたいと思います。

もう、長期戦でいくことを覚悟しました。長い闘いになりそうですが、自宅を含めた街全体が、犬のおしっこやフンから解放され、きれいになる日を目指していきます。

犬の散歩では、他人の家や田畑の横で排泄をさせない、ということが常識になればいいと思います。片付ければいいではなく、そもそも、させないことが大事なのだと思います。

犬よけのハーブに関しては、今はタイムを植えていますが、背が伸びすぎないのでなかなかいい感じです。香りも結構あります。

他にハーブではパイナップルミントを植えようかなと思っていますが、これは背が高くなることと、タイムに比べて香りが弱いかなあという感じです。切れば、香りが立つのですが。毎日こまめに切るのも大変そう。

そして私の近況ですが、実は再び、新たなフン害犯人との戦いが始まっております。今月に入って、現場を目撃したのが1件。現場を目撃せず、やられてしまったのが1件。それに加えて、以前フンを放置した犯人を、再び畑周辺で見かけるようになったこともあり、気の抜けない日々が続いています。

現場を目撃した時の話をします。

私が朝ちょうど玄関を開けた瞬間に、犬が我が家の敷地に入りこんでいるのを発見しました。オープン外構なので、入ろうと思えば入れますが、実際入りこんでいる犬を見たのは初めてでした。

飼い主は、40代女性。飼い主は道路際に立って、うちの敷地に入りこんではいませんが。自転車に乗った60代のおばさんと、立ち話をしていました。

リードを伸ばした犬は完全にうちの敷地に入って、芝生の上で排尿していました。

急いで走って行き、「困ります」と声をかけました。

飼い主の女性は、すぐに謝りましたが、その足元を見たら犬のフンが…。

芝生にはおしっこ、敷地入口の道路にはフン。これはもう、現場を見られて言い逃れはできない状況です。特に、犬をうちの芝生の上に入れていることはだめでしょう。

飼い主の女性は、犬に向かって、「あらあら○○ちゃん、ちゃんと謝りなさい。ごめんなさいね~。ほら、ちゃんと謝って」と言ったので呆れてしまいました。

私は怒りを抑えて、「一匹でもそういうことがあると、他の犬も皆ここでするんですよ。前から本当に困っているんです」とだけ言いました。

「ごめんなさいね~ごめんなさいね~」

女性は謝っていましたが、なんとも軽い感じです。

フンを拾う女性を見ながら、自転車の女性(飼い主と立ち話をしていたらしい人)は、私に向かってこう言いました。

「固いウンコでよかったですね。柔らかいと汚れちゃうもんねえ」

私は返事をせず。(^^;

固さの問題ではないです。他人の家の前や、敷地に入りこんでの排泄は絶対に駄目です。でももう、この人たちと話しても無駄だと思いました。根本から、考え方が違う。罪の意識がないのです。悪いことだと思ってない。

普通なら、恥ずかしくてさっさと立ち去ると思うのですが、その飼い主はなかなか立ち去ろうとせず。ニコニコして、犬に話しかけていました。そしてびっくりすることに翌朝、何事もなかったかのようにやはり、家の前を散歩していたのです!

恥ずかしいところを見られて、二度とうちの前で散歩しないだろうなあと思ったのですが、そんなことなかったです。

なんというか、この辺の感覚が全く私には理解できません…。

そして少し離れた畑でも、先日、またあのフン害男が出没しました。

過去記事→犬のフン置き去り犯人をつきとめる

過去記事→犬のフン置き去り犯人再び

この人も、散歩コースを決して変える気はないようです。これからも、うちの畑の前を通り続けるつもりのようで。この人が犯人かどうかわかりませんが、最近また、畑の前の道路に犬のフンが、残されているようになりました。

この畑の前の道路については、昨日、イエローチョーク作戦を決行しました!

イエローチョーク作戦とは、全国的に行われている取り組みで、犬のフンのまわりを黄色いチョークで囲い、発見日時を書くというものです。

見ているぞ~という警告になり、効果があるようなので、試してみることにしました。私の住んでいる市は残念ながらチョークの配布は行っておらず、自分で黄色いチョークを買わなくてはいけません。全国の市町村すべてで、この取り組みをやってくれたらいいのになあと思います。

畑の前の道路際には、新しいフンと古いフンが一か所ずつあったので、どちらも黄色いチョークで印をつけました。

この結果は、またブログに書こうと思います。

ちなみに、この畑に出没するフン置き去り犯は、先日、犬のフンを耕作放棄地の田んぼに放り投げていました。うちの畑の前を通りかかったので、警戒して見ていたら、うちの近くの耕作放棄地で犬に排便させていまして。どうするのかと思いそのまま注目していたら次の瞬間、持っていた杖で、ぽーんとフンを道のわきから、下に投げ落としていて。

まあ、そういう人なんでしょうね。フンを持って帰るという、当たり前のことすらできないんです。その人が毎日毎日散歩していて、いつもどこかで、フンを置きっぱなしにしている。もううちの畑の周囲をうろついてほしくないです・・・。

イエローチョーク作戦は全国で少しずつ広がっているようですが、新しい観点でなかなか期待が持てるのでは?と思っております。

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