自宅や畑の周囲が、複数の散歩中の犬のトイレにされていることに気付いてから早3年になるでしょうか。困った私は、2020年からずっと、臭い消し(犬は臭いがあると追いがけする習性があるので)と草刈り、周辺環境の美化に取り組んできました。
※興味ある方は、カテゴリーの「犬のフン害との戦い」をご覧ください。50以上の記事があります。
そして、数ある非常識飼い主の中でも、私が今まで出会った中で最悪のマナーはこの人でした。
畑に侵入されそうになったのを寸前で止めたのは、今でもちょっと後悔。いっそ侵入させて、警察沙汰にすればよかったと今は思っています。というのも、このAの行動がとまらないので。こいつを見かけるたびに、私はイライラ、ハラハラ。せっかく綺麗に草刈した場所を、犬のトイレにするからです。
うちの畑周囲の田んぼ道も、しょっちゅう犬のフン被害にあっていました。Aは、杖をついて柴犬を散歩させていましたが、その杖で、自分の犬のフンを田んぼに投げ込みます。私はそんな姿を、何度も見ています。よその家の田んぼのことまでは口が出せないですが、Aのその非常識行為を見れば、フン放置をあちこちで繰り返していることが、よくわかります。見られていなければ放置です。見られて注意されれば拾います。
けれど、犬のフンは完全に拾うことなんてできないんですよね。ペットシーツなどでダイレクトにキャッチしない限り、柔らかいものや、あるいは欠片などは必ずその場に残ります。その臭いはまた次に通りかかった犬を刺激して、その場所はあっという間に犬の公衆便所になります。
うちの畑の前の草地で、Aが犬をうろうろさせていることは本当にストレスでした。でも、駆け寄っていって見張るのも、近付くのも嫌で。畑の中からそっと見張るくらいしかできず。なんかもう、関わりたくないんですよ。1度注意して、嫌な目に遭っていますので。
4日前。Aに関して、本当に腹の立つ出来事がまた起こりました。
腹立たしすぎて、ブログにも書けなかったほどです。今は落ち着いて、なんとか文字にできています。
このAが、2023年10月17日(火)15時頃、畑にまたやってきたのです。そして私がちらちらと見張っていると、私がきれいに草刈りし、ゼラニウムの挿し木をした場所で、堂々と犬にフンをさせていました。犬をわざわざ草地に入れているのです。
さすがに目の前で堂々とやられては、私も黙っているわけにはいかず、Aに駆け寄って声をかけました。
「そこは、私が鎌で草を刈り、ハーブを植えている場所です。ここで犬にフンをさせないでください」
Aは、黙ってフンを拾いました。
「めったにここには来ないんだけどね」
まるっきり嘘です。何度も来ていて、そのたびに私は嫌な思いをしていました。じろじろ見るわけにもいかないので、フンの現場を押さえたのは2度目ですが・・・。おそらくこれまでも何度もフンをさせているでしょう。しょっちゅうAの姿は見てます。
犬は柴犬の老犬です。お腹がゆるいようで、やわらかい下痢気味のフン(汚い表現ですみません・・・)。Aは私に注意された手前拾ったものの、当然、すべてを拾いきれず、あちこちにフンが汚く残っています。
しかも、1度出した後、また座り込んで、犬はまたフンを大量に出したのです。老犬なので仕方ありません。問題は、老犬でなく飼い主。
飼い主がペットシーツを敷いて、周囲を汚さないようにしなければいけません。家で排泄をさせず、いつも散歩先の道や草むらでさせているなら、せめてそのくらいはしないといけないでしょう。
「めったにここには来ない」というのが嘘であるのはわかりきっていましたが、私がその時言ったのは、とにかくここで犬にフンをさせないでほしいということです。
いくらフンを拾っても今回のように柔らかかったりすると汚れは取りきれず、次に通りかかった犬がまた排泄したくなって、この場所が犬のトイレになってしまうこと。この場所は私が鎌で手刈りしているし、ここにゼラニウムも挿し木しているので、犬を入れないでほしいと。犬は挿し木したゼラニウムを蹴散らかし、Aはフンをとる際に私が挿し木したゼラニウムを引っこ抜いていました。
Aは、私が丁寧に植えたゼラニウムを、自分が引っこ抜いてしまったことに気付いて、軽く言いました。
「あ、そう。これあんたが植えたんだ?」
そして、去っていきました。私は悔しかったですが、言うべきことは言ったので、だまってAの犬のフンの片付けを始めました。Aが拾いきれなかったベタベタの柔らかいフンが、草地を汚しています。放っておけば、次の犬がさっそく、追いがけ(フン尿)しますので。臭いを消し、きれいにしなければいけません。
15分ほどしたら、なんとAが戻ってきました。私は戻ってくる行為自体が信じられなかった。なんの罪悪感もないのです。今後も、自分のやりたい放題やらせてもらう、ということでしょうか。何を注意されても、馬の耳に念仏状態。Aにしてみれば、散歩コースでUターンしただけ、なんでしょうけど。
けれど、私は覚悟して、もう1度Aに声をかけました。ずうずうしく戻ってきた以上、もう一度注意します。
これ以上、うちの畑の前をトイレにされてはたまりません。自分の家で犬にフンをさせるのが汚いからと、わざわざ散歩先で、それも「やめてくれ」と言われている人の敷地の前で、これからも当たり前のようにフンをされてはたまらないです。私だって、24時間見張っていられるわけじゃないですから。今日はたまたま現場を押さえたので直接注意できましたが、今後見ていないところでやりたい放題は困ります。
「今後、ここでフンをさせないでください」と私が言うと、Aは逆切れしました。Aの言い分はこうです。カッコ内は私の反論。
・犬が勝手にフンをするから仕方ない(犬は悪くない。わざわざ人がきれいに刈り取った草地に犬を入れて、排泄させているのは人間ですよ)
・うちの犬は、訓練所で訓練させた高価な犬で、しつけもできている(じゃあここでフンさせないで)
・俺も畑を持っているが、畑にフンをされても全然気にしない。気にするあんたがおかしい(あなたの畑はあなたの自由にしてください。私はうちの畑の前でフンをさせないでと言っている。なぜわざわざ嫌がる人のところへ来て、注意されているのにまたフンをさせるのか)
・ここへはめったに来ない(この3年何度も見かけている。直接フンをさせている現場を注意したのは2度目。前回のときもやめてくれといったのに、なぜまた何度もやってくるのか)
・私は80才の老人なのに、いじめるな(犬のフンに年齢は関係ありません)
・この犬は老犬だから、死んだらもう飼わない(だから死ぬまではここでフンをさせろと?お断りします)
・フンをそこまで気にするなんてあんたがおかしい(自分の家でさせてください。少なくともうちの畑の前は迷惑しているので、何度もフンを踏む被害が発生しているので、ここでフンをさせないで)
・わしは老人で、あんたみたいに早く歩けない(犬のフンと何の関係があるか意味不明)
・しつこい(なんでわざわざ戻ってくる?戻ってくれば注意されるのは当たり前)
そして何より今回衝撃だったのは、7月20日に犬のマナー看板が3枚いちどに持ち去り、破壊行為を受けたことについて、このAに告げたときの反応です。Aはニヤっと笑いました。その瞬間、納得。
まあ、Aがやったんでしょうね。うすうすわかってたけど、この態度で確信しました。
このほかにもいろいろ罵倒はされましたが、全部言い返しました。変な人なので関わりはもちたくありませんが、きっぱりした態度は必要だと思います。黙って我慢すると、どんどんエスカレート。この3年間、Aは私を甘く見て、畑の周辺でフンを出したい放題。
少なくとも、フン害犯人に直接「迷惑しているからここでフンをさせるな」ということを、はっきり言えたのはよかったです。不満そうにしているAには、「納得いかなければぜひ、市役所や保健所で相談してください」と言っておきました。「行く」と言っていたけど、実際はいかないでしょうね。自分だって、悪いことは十分にわかっているのです。ただ、「それくらいいいじゃないか」と思っているだけで。
冗談じゃありません。こっちが3年間、どれだけの労力と時間とお金を費やし、犬のフン対策でずっと嫌な思いをしてきたことか。わざわざうちの畑の前の、きれいに草刈した場所を、犬のトイレにするな!! 本当は思いっきり怒鳴りたかったけど、それは我慢しました。とにかく、2度とAが来なければそれでいいのです。
もう2度と来ないことを願います。この頃の犬のフンのマナー、本当に悪いですね。犬の排泄は自宅で済ます、というのは当たり前のマナーです。道路も公園もよその家の敷地も、犬のトイレではありません。