犬フンは拾えばいいってものじゃない

前回のブログに書いたように、犬フンについては悩みが尽きないわけですけれど。

私、思うんですよ。なんか勘違いしている犬の飼い主、多くないですか?

犬フンは拾えばいいってものじゃない!

拾えば文句ないでしょーってものじゃないと思うんです。そもそも、自分の土地以外で、犬にフンさせていい場所なんてあるんでしょうか?

道路ならいいの? 公園ならいいの? 他人の敷地でも端っこならOK? 草や土のあるところだったら自分の土地じゃなくてもいいの?

答えは全部NO!!!です。自分の家以外でフンさせるのを、毎日の日課にしないでください。

いや、これものすごく基本だと思うんですけど、どうして世の中の犬の飼い主さんは、「これくらいなら許される」と思ってる方が多いんでしょうか?

排泄は、自宅で済ませなきゃだめですよ。散歩=排泄、という考え方は間違ってます。

犬に、散歩中にどうしても排泄させたいとか、土や草の上で排泄させたいなら、自分の土地にどうぞ。

自分が用意した土地なら、誰も文句は言わないと思います。

電柱や、橋げたや、道路の角や、道路の境や、草むらや、土のある場所は全部、誰かが管理していて、誰かが掃除しているんですよ。草だって、放っておけばものすごく伸びます。人が入り込めないくらいの高さまで、夏などあっという間に伸びますよ。

うちの畑前も、結局道路の管理が追いつかず、舗装してない草地の部分が一時期、犬の公衆トイレになってました。マナーの悪い飼い主は、わざわざ毎日、そこに連れてきてさせるんです。複数の犬が毎日それを習慣にしたら、他の犬も黙って通り過ぎたりしませんよ。臭いが気になって、追いがけしていきます。トイレスポットになっちゃうんです。飼い主がフンを拾ってもすべてはとりきれないし、草にはりついた軟らかいフンやカケラは、臭いを発して次の犬フン被害を誘発します。犬は、他の犬の臭いがあると、そこに自分の排泄物を出したがるんです。

犬の公衆トイレになってしまえば、一定の確率で必ず、フンは放置されます。

私はそれが嫌で、3年かけて、丁寧にていねいに草を刈り続け、ゴミを拾い、きれいにしました。畑へ入るまでの通路だけを刈っておくと、その通路に、フンをされてしまうのです。気付かずに踏んだこともあります。一部だけ刈っても無駄なんです。

だから、一面全部刈りましたよ。それも、継続的に。夏の暑い中、熱中症になりそうでもがんばりました。汗と涙の結晶です。

ゴミがあれば拾うし、草が伸びれば刈るし。その一方で、ニオイゼラニウムの挿し木を続けました。環境が過酷だからなかなか根付かないけど、たとえ根付かなくても当面の間、犬よけになります。ニオイゼラニウムの香水のような香りは、たいていの犬が嫌いますから。

心あるまともな飼い主さんは、私が汗を流しながら草刈している姿を見て、うちの畑前でフン尿させるのをやめました。

でも、前回のブログに書いたAや一部の人達は、相変わらず、きれいに刈られた草地を、綺麗に刈られているからという理由で、自分の犬のトイレにするんですよ。わざわざ、うちの畑前を選ぶんです。他の場所は雑草が生えていたり、ゴミがあったりして汚いからと。

きれいにしてある場所をわざわざ選んで、犬のトイレにする神経・・・。

考えてほしい。誰だって、人の家の犬の排泄物なんて触りたくないし、踏みたくないです。

立てた犬のマナー看板を、引き倒したり、持ち去ったり、バラバラにして用水路に捨てたA・・・。

罰が当たってほしいなあ。今日も畑へ出かけて、畑前の道路との境で伸びた草を刈りました。でも、綺麗になった草地を見て、つくづく思いました。犬にとっては、ドッグランみたいで理想的なんでしょうね。雑草が生い茂った中だと、何があるかわからなくて飼い主も犬を入れたくないけど、こうして草をきれいに刈った場所では、飼い主がむしろ積極的に、犬を遊ばせたくなるのでしょう。そして、ついでにフンをさせるというわけです。

単純なことで、すべての犬飼い主が、排泄を自宅で済ませれば解決する話です。

世の中で、犬のフン尿・マーキングに悩んでる人達はたくさんいます。その人たちの悩みがいっぺんに解決しますよ。これが守られたなら。

犬を飼うのは資格制にしてほしい。排泄のマナーを守れる人だけが、犬を飼う権利を持つと思います。

よくテレビで、保護犬の活動を取り上げたりするけれど。その一方で、どうしてこの、犬のフン尿・マーキングマナーを、啓発する番組がないのでしょうか?「犬の排泄は自宅で済ませる」ということ。これが守られないせいで、困ってる人がたくさんいる。ちょっとネットで検索しただけでも、悩んでる人達がたくさんいて、私もその一人で。

昔より確実に、犬を飼う人は増えていると思います。それだけ生活が豊かになった。

けれど、犬の汚い排泄物を、自分の家では出さず、毎日散歩でよその土地へ連れて行って出させる、というのはとんでもない精神の貧しさです。恥を知れと言いたい。

そういえば去年、大久保佳代子さんが他人の敷地で犬におしっこさせ、注意されて逆切れした話をテレビでしていたとのことですが、こういうのが堂々とテレビで放送されてしまうことが、次の被害を生むんですよ。

それぐらいいいじゃん、はありえない。他人の犬のフン尿・マーキングにさんざん悩まされてきた人たちは、いつまで続くか果ても見えない被害に、もう我慢の限界なんです。他人に注意された時点で、マナー違反の飼い主はその重みに気付いてほしい。

1度きりで、2度と来ない相手なら、まだ我慢もできますが。マナー違反飼い主は、そこで排泄することを、毎日の習慣にしますからね。そして注意すると逆切れ。何度言われても、何度もやってくる。

私が前回のブログで書いたAには、3年悩まされました。そして今後も、またいつやってくるかと、それを思うと心穏やかではいられないです。

本当にいい加減にしてほしい。毎日毎日、わざわざ人の家の畑前で、犬を連れてきて排泄させるなんて悪質すぎます。どうして自分の家でさせないんだろうか。汚いから?そんな汚いものを、よそへきてさせるな!と言いたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です