陸上自衛隊の隊員だった五ノ井里奈さん(24)に無理やりわいせつな行為をしたとして有罪判決を言い渡された上司だった元隊員3人は、控訴期限の26日までに控訴せず執行猶予の付いた懲役2年の判決が確定しました。
引用:NHKニュース 2023年12月27日 12時03分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231227/k10014301161000.html
五ノ井さんよくがんばったよ~。本当にお疲れ様でした。長く苦しい戦いでしたが、勝ってよかった。応援してました。
これ、五ノ井さんが声を上げなかったら、被害者は増え続けていたと思う。だって、加害者はわいせつ行為だという自覚も悪気もなく、暴力行為をしていたわけだから。軍隊で宴会だからとこんなわいせつ行為が許されるなら、軍に入る人なんていなくなっちゃうよ。有罪判決を受けた3人が反省する日は来ないのかもしれないけど、でも事実が明らかになったこと、そして有罪判決が出たことは、本当によかったと思います。自衛隊で働く真面目な隊員たちにとっても、こういう不届きな人達が、しかるべき処罰を受けることになったのは、ほっとしたのではないでしょうか。同様の犯罪の抑止力になると思う。
五ノ井さんが立ち上がった勇気、尊敬します。
泣き寝入りして自衛隊を黙って辞めていった人たちも、いたんじゃないかと思うんです。もちろんそれが悪いことじゃなくて、裁判にもちこめる精神力と体力がある人なんて限られてるから。裁判の間ずっと嫌な思い出と向き合い続ける苦しさは、想像を絶するものがあります。逃げて忘れた方が楽だったかもしれないけど、でも五ノ井さんは、次の被害者を出さない道を選んだ。自衛隊が、もっと良くなる方向を選んだ。
今回判決が確定したのは刑事事件の方なので、民事で元隊員5人と国に損害賠償を求めている裁判の方はまだ、これからです。この刑事事件の判決確定が、追い風になると思います。
速やかに、でも事実確認はていねいに、残りの民事裁判も進むといいなあと思っています。真実が明らかになれば、その事実は裁判の記録としてずっと残っていく。五ノ井さんにとって苦しい時間はまだ終わらないけれど、今このときでなければ、30年後に裁判というわけにはいかないですからね。今立ち上がる必要があったし、刑事事件ではきちんと結果が出た。
五ノ井さん、よかったね(^^) 民事裁判もあと少し、頑張ってください。