綺麗なものを見る、考える

嫌な出来事があったときこそ、綺麗なものを見る、考えることで気持ちをリセット。できるだけ綺麗なものだけを見ていたいものです。

ということで、また植物園で撮った写真を載せたいと思います。撮影は6月。早く記事にしないと、どんどん季節が過ぎ去ってしまう(^^;

元気な黄色のバラ。「伊豆の踊子」です。2001年フランス作出。とにかく元気いっぱいという感じで可愛い。どんどん上に向かって伸びていきますね。このバラは、晴れた空がよく似合う。「伊豆の踊子」という名前がぴったり。

お次は清楚な白いあじさい。

品種名はわかりませんが、白といっても部分的に薄く青みがかっていたり、クリーム色だったり、繊細なグラデーションがあり面白い。

あじさいというと、青もしくは赤というイメージがありますが、白もなかなかインパクトがあるなあと思いました。そう。この白いアジサイは、主張する白、という感じがしました。積極的なんです。ひっそり咲くというより、舞台の中央で静かにほほ笑む大物女優のイメージ。ことさら言動で表現はしないけれど、黙っているだけで周囲がひれ伏す、みたいな。

そして次の画像も変わり種のアジサイ。

これは、宇宙とか星のイメージだなあと思って眺めてました。品種はわかりませんが、一般的なアジサイとはずいぶん違う形ですね。夜に月明かりで眺めてみたい。漆黒の宇宙で映える、花火のような。闇を背景に、華やかなダンスを披露しているような花だと思いました。

最後は、女王様の椅子の写真。

この椅子を見たときに、どこかの国の女王様の椅子みたいだなあ、と思ったんですね。おとぎ話に出てくるどこかの王国の、お庭にあるイメージです。

ちょうど陽が射してきて眩しくて、光がきれいだなあと思って撮りました。この植物園の担当者さん、センスがいいですね。花だけじゃなく、オブジェも光ってます。入園者はどこか遠くの異世界に迷い込んだような気持ちになる。

この植物園、広いので1日歩き回るとくたくたになるんですが、365日いつ訪れても新たな発見があり、同じ景色はありません。心が癒される場所。

そして重要なのは、「ペットの入場が禁止されている」ということ。

園内の芝生のどこでも、安心して座ってくつろげるんです。今やどこの公園も犬のトイレと化している現代、貴重な存在だなと、つくづくそう思います。ありがたいです。

ペットを連れて入りたい、という声がないわけではないし、圧力もあると思います。でも、人間のための園を続けてくださっていることに感謝しています。

園内では、犬のフン尿を見かけることはありません。散歩中の飼い主が、マーキングさせている姿もみません。そのことが、なによりもありがたいです。

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