お花見、行ってきました。
近所の公園で、桜吹雪を見ました。
風が吹くたびに、ハラハラこぼれおちる花びらを見て思ったこと。
それは、「なるようにしかならない」っていう言葉でした。
咲くなって言ったところで、時がくれば蕾は膨らむし。
散るなってとめたところで、風が吹けばどうしようもなくこぼれおちてしまう。
それって、誰にもとめられないなあと。
さらさら、さらさら、砂時計のように。
とめようがなにしようが、なるようにしかならない。
物事をどこまで、自分の自由にできるものか、などとぼんやり考えていました。
人生とは、いったい何なのだろうと。
答えの出ない、考えても仕方のないことをもうずいぶんと長いこと、考え続けていますが。
この間、おもしろいことに気付いたのです。
それは、夢の中ではそんなこと、一度も疑問に思ったことがないんですよね。
夢の中の自分は、自分の存在理由なんて、その概念すら持っていないような。
だからただ、そこにいるし、なにも不具合なんてないし。
そのことを考える自由すら、そこにはないのです。
だとすると、現実世界ではなぜ、そんなことを考えたりするんだろう・・・。
それを考えさせるもの、その自由を与えたものって、一体何なのだろうかと。
考えれば、きりがないですね。