あえて、植え込みで犬にマーキングさせる人

日曜日に、お気に入りの道の駅に行ってきました。

新鮮な野菜・果物、お菓子などなど、おいしいものがいっぱいで楽しめるので、ちょくちょく訪れています。天気もよくて、駐車場もいっぱいでした。

そんな中、犬を連れた人が目立ちました(^^;

我が家は今、犬のフン尿で本当に迷惑しているので、ついつい犬を目で追ってしまいます。フン尿させるなよ、と。疑いの目で見てしまう。

はっきりいって、マナー本当に悪いですね。お店の周辺で、散歩させてたりするんですけど、フンは拾っても、尿やマーキング等は平気で放置です。そういう人を何人も見かけました。尿やマーキングは、蒸発するからいいじゃないかという考えなのでしょうか?

お店の人が手入れしている植え込みや、遊歩道のようなところにもあえて犬を入れています。自然がいっぱいで、犬も気持ちよさそう。はりきって匂いをクンクン。そのうち、当然のようにフンをしたり、尿やマーキングをしたり。

私が見た中で、フンを放置する人はいませんでしたが。尿に関しては、放置が当たり前になっていました。見ていて腹が立ちました。

レストランで食事後、私が外のベンチに座ってアイスを食べていたら、ちょうど目の前の植え込みに小型犬を入れる人が・・・。

オイオイ、まさか目の前でフン尿させるのか?と思ってみていたら、やっぱり平気でさせていましたね。恥ずかしいとも、悪いとも思っていないんですね。感覚として。飼い主は年配の男性でした。

お店の人が手入れしているであろう植え込みです。まだ花は咲いていないけど、アジサイの緑がきれいでした。短く刈り込んであったそのアジサイに、足を上げて放尿する小型犬・・・。

アジサイの横には、赤いチューリップが咲いていました。それでも平気なんですね。花が咲いているすぐ横で、小型犬に放尿させる神経が、本当に信じられないです。その後も、植え込みの中を自由に歩き回らせ、嗅ぎ回らせ、ときどきマーキングらしき素振りをみせる犬。

飼い主は、もうやりたい放題、犬にさせていました。罪悪感は、全くないのがよくわかりました。

「うちの可愛いわんちゃんが、自然の中で気持ちよさそうにしているよ。さあ、自由にクンクンしなさい、フン尿でもマーキングでも、どんどん出しちゃいなさい」

そんな飼い主の心の声が、聞こえてきそうな光景でした。

整えられたその植え込みを見て、そこを手入れしている人に思いが至らないのでしょうか? 腹が立つと同時に、悲しいです。きれいな花を見て、そこに平気でフン尿させるなんて。

我が家の前でも、同じことが繰り返されてきたんだなあと。

人が見ていないことをいいことに、我が家の前は、いつの間にか近所の犬のトイレにされていたから。一匹がすれば、臭いがつきます。通る犬通る犬、みな、特定の場所で臭いに反応し、たくさんでなくとも、マーキングなどではほんのわずかでも、必ず足を上げたり、座りこんだりして、排泄していましたね。気付いて、対策をとるようになってからはだいぶ、改善されてきましたが。

犬は、他の犬が排泄、マーキングした場所には必ず、自分の臭いをつけようとします。

でも、そうさせているのは飼い主なんです。犬が悪いのではなく、これは完全に、飼い主の問題です。ちゃんとした飼い主さんは、散歩のときリーダーシップをとっています。犬に、勝手に臭いをかがせたりしません。嗅げば、したくなっちゃうのが犬なんです。だから、自由にそこら中を嗅ぎ回らせれば、犬は自然とそこら中にフン尿をしてしまうんです。させてはいけない場所で、臭いを嗅がせてはいけません。

フンを回収すればいいんだろ、なんて思わないでほしい。道路の上にすれば、回収してもそこに臭いは残りますよ。軟らかいフンなどは、本体そのものもかなり、残りますしね。後から来た犬が、大喜びで臭いを嗅ぎ、そこでまた、もよおすことになります。

草木が生えている場所には、必ず人の手が入っています。花はもちろんのこと、まだ花が咲いていない場所でも誰かが雑草を抜き、また、短く草を刈りこんだりして、景観を保っているのです。そこに、犬のフン尿なんてさせてはいけないです。

犬を飼う人は増えましたが、マナーは向上していないですね。どうして犬を飼う人の間から、フン尿問題をなんとかしようとする声が上がらないのでしょう。フン尿させるなら、自分の家の庭でしてほしいです。

犬のフン対策の中間報告

去年の年末から、本格的に犬のフン尿、マーキング防止に力を入れてきた私ですが、中間報告です。

まずは、家から少し離れた畑前の道路について。

道路との境、雑草が生えた土の部分については、犬の嫌いな匂いの植物を植えようと思い、

1.水仙

2.レモングラス

3. ニオイゼラニウム(センテッドゼラニウム)

を植えましたが、結果として現在、水仙以外はほとんどすべてが枯れてしまいました_| ̄|○

まあ、仕方ないですね。冬ですから。これからもう少し気温が上がって、雨も降ってという気候でないと、なかなか根づかないのも無理ないです。

水仙は球根なので、枯れることはありませんでしたが、今年花を咲かせることはありませんでした。環境が過酷なんだと思います。土も固く、芝のような雑草がはびこり、石もごろごろしているやせ地です。

通りがかりの犬が、面白がって水仙の球根を何度も掘り出していきましたが、そのたびに植え直しました。来年こそ、花が咲くといいなあ。でも、花が咲いて匂っても冬だけですから、通年で犬よけに使うことはできません。

レモングラスは、畑で大きく育てた株がありますので、根ごと少しずつわけて、植えていきましたが・・・。今はどれも茶色く枯れてしまっています。気温が低く乾燥した日が続いて、根付かなかったみたいです。たぶんこれはもう、復活しないと思います。

ニオイゼラニウムは、匂いが強く冬もけっこう葉が緑だったりするので(私の地元は温暖な気候です)、通年の犬よけとして期待していたのですが、挿し木から根付くことはありませんでした。全滅です。そりゃそうですよね、冬に挿し木って、やはり無理がありました。

けれど、期待してたくさん植えたんですけどね…。真冬の風が吹きすさぶ中、寒さをこらえて、かじかむ手で土に穴を掘り、ひとつひとつ挿していきましたが。全滅で、残念です。でも植えてからしばらくの間は、緑色をしっかり維持していました。強い植物だなあと思いました。匂いは、葉をちぎると人間の鼻でもけっこう強烈な匂いを感じますので(香水のような感じです)、しっかり繁殖させれば犬よけとして優秀だと思います。今後、春以降、懲りずにまた挿し木で増やしていくことを考えています。

植物以外にも、畑前の道路では、境の部分(土)に市販の忌避剤をまきました。いろんな種類がありますが、1つの種類(臭い)だと犬が慣れてしまうようなので、数種類買って、いろいろまいてみました。ゼオライトという小石のような形のものに臭いをしみこませていますので、木酢液をまくよりも効果は長続きするように感じました。

でも、1週間もたてば臭いはだいぶ薄まってしまいますね。1週間過ぎると、あまり効果を感じませんでした。まいた場所に、ゼオライト(白い小石のような外観です)が残ってしまうのも、いいのか悪いのか…。変なものがまいてあると思って飼い主が犬を近寄らせない効果があるのかと思いましたが、今日も、忌避剤まいてあるすぐ横に犬のフンが放置されていたので、そういう効果はあまり期待できないかな? 純粋に、臭いに関しては、効果があると思いますが、でも長持ちしないなあというのが、正直な感想です。

畑前の道路に三か所つけた犬のマナー看板は、それなりに効果を感じています。通る犬の数自体が、少なくなったみたいです。マナーのいい飼い主さんほど、「ここを通って犬のフン放置犯として疑われたくない」と思っているのではないでしょうか?でも、通らなくなったのは、マナーのいい飼い主さんなので、結局マナーの悪い人にはあんまり効果がなく、相変わらずフンやマーキング等があるんだと思います。

ただ、いろいろな方法を、やらないよりは、やった方が断然、効果はあったと思います。やらなければ、もっともっとひどい状態だったと思います。

フンの放置については、やられる場所がだいたい、決まっています。たぶんこれは、同じ犬なのでしょう。フンの大きさも一緒で、小型犬です。毎日ではないですが、だいたい月に2回程度でしょうか。やられてますね。今朝みつけたのは、さっそくチョーク作戦を実行しました。

ちょうど道路の端の部分にあたりますので、そこにフンがあると散歩で歩く人が踏んでしまいます。チョークで囲っておいても、それに気付かず踏んでしまう人もいて本当に気の毒です。マナーの悪い飼い主に対しては、腹が立って仕方ありません。

フンを放っておくと後から来た犬も、続けてフン尿やマーキングをすることが高いので、余った香水をフンの周りにふりかけました。香水は使いきってしまったので、新しいものを買おうかなと思いますが、値段が高いので思案中です。香りの強さにおいては、本当に強烈なものがあり、有効だと思うのですが。値段を考えるとちょっと・・・。

というか、なんで他人の犬の不始末にここまで出費しなければいけないのか、腹立たしいです。お金だけでなく、手間もずいぶんかかっています。今朝のように雨の後は、忌避剤も木酢液も効果を失っていますので、早起きしてわざわざ改めてまきにいったりして、時間も労力も使っています。

家の前の道路に関しては、これは畑よりもずっと、状況がよくなっているのが嬉しいです。なるべく犬の散歩の時間帯には庭へ出て、道路を監視したりしてます。これまで家の前でフン尿させていた5人に直接注意しましたが、この頃は全く、そういう人をみかけなくなりました。

自宅前は、少し離れた畑よりも、より目が届きますので、その効果が上がったのかなと。

ただ、犬がフン尿をする現場をおさえて注意するのは勇気が要りますし、しかも後味が非常に悪いです。素直に謝る人はいないですから。人の家の前でフン尿やマーキングさせている時点で、相手は相当変な人です。

でも、つくづく思うのですが、どうして人の家の前で平気でフン尿、マーキングさせるんでしょうね。それ、もし自分がやられたら、絶対怒ると思うんですよね。わざわざ毎日他人の家の前でフン尿させて、注意されても逆切れするとか、本当にタチが悪いです。「犬だからしょうがない」「尿はしかたないでしょ」「フンは拾えば文句ないでしょ」フンも、固いのではなく、軟便でべっとりアスファルトについてて、それでもこういう言い訳で逆切れしますから、始末に負えないです。

軟便じゃなく、固い便なら拾いやすくて、それなら許せるかというとそれも違うと思います。

以前、「固いフンだからよかったわねえ。軟らかいと大変だから」と実際に言われたことありますが、固いフンだから毎日自分の家の前でされてもOKなんて、そんな人います?

世の中広いから、いるかもしれないけど(^^;私は嫌です。

嫌な思いをしたくないから、もう直接注意するのはなるべく避けたいです。だから家の前に関しては3日に1回くらいのペースで、道路との境(我が家の敷地内)に木酢液をジョウロでまいています。2倍から10倍に薄めるタイプですが、なるべく濃い方が効果があがると思い、2倍に薄めて使っています。

木酢液は酸性が強いので、アスファルトや電柱にはまかないようにした方がいいですね。多少かかっても大丈夫だとは思いますが、酸性物質を頻繁にまいて道路が傷んだり、万が一にでも電柱やポール等が腐食してしまったら大変です。そういえば、長年犬のおしっこをかけたことにより、信号機の柱が倒壊した、なんてニュースもありましたよね。木酢液は犬のおしっこより酸性度が高いので、注意が必要です。

私も、木酢液をまくときには希釈した上で土の上、ということをしっかり守っています。木酢液は土壌改良にも使われるので、土の上なら大丈夫だと思います。希釈タイプでない木酢液なら、原液でも大丈夫かもしれませんが、使い方についてはしっかり説明書を読んでください。

今のところ、我が家では木酢液が大活躍しています。まいた直後は、人間の鼻でもけっこう匂います。でも、それくらい強烈じゃないと、犬には効果がなさそうです。

木酢液は炭をつくるときに発生する煙を蒸留させたものなので、自然のものだし、安全なのがありがたいです。いくら犬よけに効果的でも、人間や環境に有害なものでは使えません。

田んぼ道は、犬のトイレではありません

今朝も早起きして、少し離れた場所にある畑に、犬の忌避剤をまきに行く。雨上がりは特に、勝負どころだ。
犬が一匹でも排泄すれば、以後そこは犬のトイレとなる。
雨上がりは、いろんな匂いがいったん洗い流されている。最初にどんな匂いがつくかが、勝負なのだ。


犬の嫌がる匂いをつければ、当分の間は大丈夫。
でも、私が忌避剤をまくより先に犬が、たとえ一匹でも排泄していれば。
そこはもう、後から来た犬が全部、「追いがけ」する場所になってしまう。

うちの畑前の道路は、一時期「犬のトイレ」と化していた。去年から集中的にかなりの努力をして、だいぶ犬が寄り付かなくなったとは思う。イエローチョーク作戦も実行した。

だけどずうずうしい飼い主(1人ではなく複数)は、少し気をゆるせば途端に、犬のマナー看板周辺にフン尿を置いていく。

忌避剤をまいた直後は大丈夫でも、3日経てばかなり匂いが薄れるのだ。そうなると、途端にやられる。そして、一度でも尿やマーキングがあれば、後から来た犬は全部そこに引っ掛けていく。

もうね、本当にイタチごっこよね(^^;

いろいろ試してみたけれど、畑前に関しては、一般に売られている犬の忌避剤を使っている。1本使い終えると、別の会社のものを使う。匂いは、少しずつ違っていた方が効果が上がるらしい。ホームセンターでいろんな忌避剤の説明書を読んでみたけれど、同じ会社から複数の匂いのものが出ていたりして、できるだけ匂いを変えるようにということが書いてあるものがあった。

たとえばフマキラー。

「犬 猫まわれ右」という商品を出している。シトラスの香りと、ローズの香りがホームセンターの棚に並んでいた。私はシトラスの香りをチョイスして購入。

たぶんローズだと、甘ったるい人工的な香りで、私の気持ちが滅入るだろうなあと思って。せめてシトラスの方がまだましかなと。

実際、今日畑の前にその、「フマキラー犬猫まわれ右 シトラス」をまいてみたけれど、そんなに悪い匂いではない。人工的ではあるし、自然のシトラスの香りとは全く違うけども。

本当は、人工的なものをまきたくなどない。

私は自然が好きだし、そこに咲く花の香りや草の香り、木の匂いを楽しみたいのだ。

けれど、犬のフン尿をどうにかしないと。散発的なフンの放置も招くし、畑に行くたびに憂鬱な気持ちになってしまうので。

戦い続けることを決めた

いや、ほんと、これは本当に戦いだ。

たぶん、マナーの悪い飼い主は、深く考えてはいないんだろうけど。やられる側にとっては、本当に深刻な問題で。

自分の家の前が、あるいは手入れして大切にしている畑の前が、よその家の犬の毎日のトイレにされていたら。

平気な人なんているんだろうか。現場を目撃すれば、誰だって腹が立つと思う。

今日、朝早く畑の前で忌避剤をまいているときに、小型犬を連れた飼い主が通りかかった。さすがに気がとがめたらしく、うちの畑前ではなく一本南側の、たんぼ道を通って行った。やはり、忌避剤をまいている人のまん前で、犬を連れて散歩というのは、気まずいんだろうと思う。

フン尿やマーキングをしない人なら通るのは全く構わないけど、でも、小型犬を連れた人の場合、犬の自由にやりたい放題やらせている人が多い。

その人をちらっと見たら、やはり、田んぼ道で犬におしっこをさせていた。

やっぱりなーと、思う。

もちろん、その人はそこの田んぼの持ち主ではない。自分の家でフン尿させると汚いから、毎朝散歩して、よその家の田んぼや畑の前で、フン尿させるのが習慣なのだ。

散歩は、排泄のためではない。運動のためだ。散歩の前に、自分の家で排泄をすませる癖をつけるのが、マナーだと思う。土があるから、草があるからといって、そこはあなたの犬のトイレではありません。

それと、何よりも。

お米を作る場所で犬に排泄させるのは、失礼じゃないのか?と思う。

お米だよ。人の口に入るものだよ?どうしてそこで、犬に排泄させるんだろうか。

今朝見た人は違うけれど、別の人で、いつも田んぼにフンを投げ込む人もいる。その人は、田んぼ道で犬にフンをさせた後、持っている杖で、犬のフンを田んぼの中に投げ込んでいる。

初めて見た時は驚愕したし、腹が立った。お米を育てる田んぼに、犬のフンを投げ入れるなんて信じられない。

けれど、そういう人が確実に存在するし、そういう人からしたら、他人の家の前で犬にフン尿させることに罪悪感はないんだろう。

犬のフン尿マナー、全国で問題になっているけれど、本当にこれは皆で考えなくてはいけないことだと思う。散歩で、フン尿やマーキングは厳禁だということ、常識になってほしい。

道路は、犬のトイレじゃないのです。

犬にトイレをさせるなら、自分の家でさせてください。

なぜそこで犬を下ろすのか

犬のフン害防止大作戦は、絶賛続行中です。

まずは、うちの前で犬にマーキングさせる人達をなんとかしようと、こまめに市販の忌避剤をまき、木酢液をまき、「この家の前は嫌な臭いがするよ」という状態を作り出しました。

お正月からかなりの力を入れてがんばりましたが、その甲斐あって、だいぶマーキングの数は減ってきたように思います。家の前で、犬に匂いをかがせる人が減ってきました。

けれど、1度でもマーキングや尿をされたらまた、最初からやり直しです。犬のマーキングや尿は、臭いがずっと残りますからね。

されていない状況を保つには、ひたすら毎日がんばるしかありません。

それと、雨上がりは重要です。いろんな匂いが流されて、まっさらな状態になっているから。このとき、家の前の匂いが犬のフン尿か、忌避剤かで、結果は大きく違ってくるのです。1度でも尿やマーキングされたら終わりです。

少しでも雨がふった後は、速やかに忌避剤や木酢液で匂いをつけます。

先日、いつものように家の前に忌避剤を少量ずつまいていたら、小型犬を抱っこした人が通りかかりました。

ああ、ここには犬のマナー看板もあるし、フン尿被害があるのがわかるのでしょう。犬がマーキングしないように、住宅街は抱っこして通り過ぎるようにしているんだな、ちゃんとした人だなあと私が感心していると。

その人は、よりにもよって道路との境、うちの玄関への入口の場所で、わざわざ犬を下ろし、匂いをかがせていました。

そこはまだ、忌避剤をまいていない場所です。

その人は、別に、マナー看板をなんとも思っていないのでした(^^;

単に、犬がたくさんの距離を歩けない、などの理由で、小型犬を抱っこして歩いていたのでしょう。そして、うちの玄関入口近くに下ろして、そこからは歩かせようとしたのだと思います。

幸いその場所は、今日はまだ忌避剤をまく前でしたが、前日にまいたものの匂いが、まだ残っていたようでした。犬は匂いをかいだものの、マーキングせずに歩きだして、私もほっとしました。

というか、わざわざうちの玄関近くで下ろして、「さあ匂いをかぎなさい」とばかりに、犬に自由にさせるのはどうかと思います。そりゃ確かに道路ですけれども。もうさんざん、犬のフン尿被害に遭ってきた我が家です。匂いをかぐ行為自体を、やめてほしいです。匂いをかげば、マーキングしたくなるのが犬の本能なのですから。

うちはオープン外構で、芝生です。花や木もたくさん植えてあって、自然がいっぱいなので、立ちどまって見ていく人も多いです。もちろん、人間が見ていくのは全く構いません。でも犬は本当に困ります。

だんだんエスカレートして、敷地内に侵入もされますしね。実際、敷地内に犬を入れている人を、これまでに数回見たことがあります。めったにないことですが、でもそういう行為をする人が本当にいるんです。リードを伸ばし、人の敷地内に犬を入れて、そこで排尿させるんです。フンが放置されていることもありました。

結局、全部つながってるんですよ。ちょっとのマーキングが、排尿につながり、排尿が排便につながり、それを繰り返すうちに、一定の確率で、フンの放置もでてきます。

今日は、これまでにさんざん忌避剤や木酢液をまいているので、匂いが残っていて今回は大丈夫でしたが・・・。少しでも気を許して何もしなくなれば、また元の木阿弥なんだろうなあ。

自然があるから、気持ちがいいから、そういうところで可愛い愛犬にフン尿させたい、マーキングさせたい、思いっきり匂いをかがせたい、と、無責任な飼い主は思うのでしょうね。でもそこ、他人の敷地前ですから・・・・。本当に、勘弁してもらいたいです。

抱っこされた小型犬をみて、「これならマーキングされないな。よかった」と喜んだのもつかの間、わざわざ入口付近に犬が下ろされ、犬も喜んで匂いをかいでいるのを見て、絶望的な気持ちになりました。

たぶん、飼い主はそこまで深く考えていないのでしょうけど。

やられる側にとっては、本当に重大な問題です。少しのマーキングが、その後、いろんな犬のフン尿、マーキングに直結するんですから。マーキングは、決して1匹で終わらないです。あっという間に、犬の公衆トイレと化します。

うちは、道路に接している面が多いので、そのすべての境に忌避剤や木酢液をまくのは、本当に手間ですし、お金もかかります。でもやらないと、そこをピンポイントで狙われてしまうから、どうしても全体をやる必要があるのです。

もう少し気温が上がったら、道路境には、ドクダミやローズマリーなど、匂いの強い植物を植えるつもりですが、冬の間は挿し木もうまくいきません。当面は、市販されている犬猫用の忌避剤と、木酢液が頼りです。

正露丸は、あっという間に匂いがなくなりますし、ハッカ水は匂いが弱すぎますね。どちらも、今は犬のフン尿対策としては、使っていません。

これからは犬猫用の忌避剤と、木酢液を併用していきます。そしてまずは、「我が家の前を習慣としてトイレやマーキングに使っている犬をなくすこと」が目標です。

それにしても、犬専用の忌避剤って、ないのが不思議。ホームセンターをいくつかまわってみましたが、みんな「犬・猫用」の忌避剤なんですね。「猫専用」はありますが、「犬専用」はありませんでした。

「全告白!国際ロマンス詐欺~漫画家が陥った”偽りの恋”」感想

先日、NHKでやっていた番組の感想です。「国際ロマンス詐欺」に騙された、漫画家の女性の話。

見応えありました。

「国際ロマンス詐欺」ってよく聞きますけど、こうやって少しずつ相手の術中にはまるんだなあと。いきなりじゃないんですね。

どんな詐欺もそうだとおもいますが、まずは少しずつ、少しずつ。いきなり大金は要求しません。

被害者の井出智香恵さんは、私も週刊誌連載の漫画を見たことがあります。「羅刹の家」有名ですよね。そういう有名な方が、顔出し実名で被害を告白されるということは、次の被害を防ぐためにはとても有効なことだと思います。

今後、体験を作品にされるそうですが、次の被害者を未然に防ぐことにもつながると思うので、良いことだと思います。

では、番組を全部見終えた感想です。

「結婚詐欺の、昔からのパターンは変わらない。信じさせるための技術は発達したとしても」です(^^;

ハリウッドスターになりすました相手と動画で会話したりとか、偽造したパスポートの画像を送ってくるとか、そういうのはさすが現代の技術だと思いましたが、基本的なことは変わらないなあと。

つまり、「お金を要求された時点で気付けば被害に遭わない」です。

相手はいろんな事情で同情を誘ったり、また、他に頼れる人がいないなどと言ってくるかもしれませんが。ちょっと待って。冷静に考えてみるとわかります。

「じゃあ、自分と出会わなかったら、どうしてたの?」と。

たまたま出会って恋におちた(という設定)なのですが、もし知り合っていなければ他の誰かに相談してなんとかしてたわけですよね。それに、大金がいるといっても、払えなければ払えないで、別に命までとられる話ではありません。

その人、まったく貯金がないとか、どういう生活をしていたの?と。
まずはそこで???と思いますよね。

あと、井出さんのケースでは結婚詐欺師はハリウッドスターを名乗っていたので、井出さんにお金を借りなくても他に頼る先はあるのでは?と思います。

頼られてうれしいー、と思っちゃうのかもしれませんが。
よく考えてみればわかります。
男が女に、それも愛しているという女に間違っても借金の申込みはしないです。

あと、厄介ごとに巻き込むこともないので、ややこしい話に協力するよう求められた時点で、「あれ?」と気付いた方がいいです。

井出さんが預かったという12億円の紙幣。あれ、普通に考えても、どこの国であれ持ち出しに制限のかかる金額ですよね。こっそり預かってくれって、預かる意味???

というか、それを持ってきた外国人男性を、自宅に入れた時点で非常に危険だと思いました。何事もなかったからよかったようなものの、何かあってもおかしくない状況でしょう。危害を加えられたり、あるいは脅されたり。

番組の最後で、実は相手からまだ、連絡がくるという話をしていましたが。たぶん相手も、井出さんの覚醒には、もう気付いているのでは? でも相手にしてみたら、お金さえ引き出せたらいいので、まだ引き出せたらラッキーと言う感じで、用心しながら連絡をしてくるんだと思います。もう直接的な接触はなさそう。

今後もなんとかうまく井出さんを騙して、少しでも海外に振り込みさせれば、詐欺師の勝ちですから。

詐欺師も、引き際は探っているでしょう。ただ、自分の身に逮捕等の直接的危険がなければ、どこまでもずうずうしく、ほんの少しでも可能性があれば繋がり続けると思います。すでに、ありえないほどの金額をだまし取って、味をしめていますから。今から新たなターゲットをみつけるより、続けて騙す方がたやすいと思っているのではないでしょうか。

結婚詐欺は、男女問わず昔からある騙しです。

でもただ1点だけ。「お金を要求されたら詐欺だと思え」を守れば、見抜けるなあと思いました。

どんな理由があれ、金銭の要求をされた時点で、周囲の人に相談するといいですね。

あと、1つ気になったことがあります。それは、井出さんが高齢であるということです。騙されたとき、70才を越えていました。高齢であるがゆえに、騙されてしまったのでは?と思いました。判断力など、本人や周りの人も気付かないうちに、ずいぶん低下してしまっているのかもしれません。

井出さんに限らず、高齢になればなるほど寂しさを抱える人が多いと思います。娘や息子がいても、それぞれの生活がありますから、離れて暮らせば疎遠になることも多いかと。

子供にとっては、「いつまでも親」ですけど、頼もしかった親も、年をとればすべての面で衰えてきます。日頃からなるべくコミュニケーションをとることで、いざというときに親を守れると思います。

井出さんの場合、一緒に暮らしている次女は同じく騙されてしまったようですが、長女は騙しに気付いたとのこと。ただ、井出さんの心には届かなかった…。もしかして、つい責めたり、「どうしてこんなことがわからないの?」という上からの言い方になってしまったのかもしれません。そうすると、「私は騙されてない!騙されてるだなんて失礼なことを言うな!」と意固地になってしまうので、なかなか説得は難しい。

でも3人のお子さん、みんなが井出さんを支えていく気持ちがあって、井出さんはお幸せですね。だから、騙されても立ち直れたし、詐欺と戦っていく勇気が出たんだろうと思います。

最後に1つ。

仮に、これが結婚詐欺でなかったとしても。もし相手が本物のハリウッドスターで、本当に結婚したとしても。

結婚、すぐに破綻したと思います。幸せな結末にはならなかったでしょう。

だって、結婚前に7500万円のお金を借りた人ですよ。そりゃもう、始まる前から終わってます…。