犬のフン対策の中間報告

去年の年末から、本格的に犬のフン尿、マーキング防止に力を入れてきた私ですが、中間報告です。

まずは、家から少し離れた畑前の道路について。

道路との境、雑草が生えた土の部分については、犬の嫌いな匂いの植物を植えようと思い、

1.水仙

2.レモングラス

3. ニオイゼラニウム(センテッドゼラニウム)

を植えましたが、結果として現在、水仙以外はほとんどすべてが枯れてしまいました_| ̄|○

まあ、仕方ないですね。冬ですから。これからもう少し気温が上がって、雨も降ってという気候でないと、なかなか根づかないのも無理ないです。

水仙は球根なので、枯れることはありませんでしたが、今年花を咲かせることはありませんでした。環境が過酷なんだと思います。土も固く、芝のような雑草がはびこり、石もごろごろしているやせ地です。

通りがかりの犬が、面白がって水仙の球根を何度も掘り出していきましたが、そのたびに植え直しました。来年こそ、花が咲くといいなあ。でも、花が咲いて匂っても冬だけですから、通年で犬よけに使うことはできません。

レモングラスは、畑で大きく育てた株がありますので、根ごと少しずつわけて、植えていきましたが・・・。今はどれも茶色く枯れてしまっています。気温が低く乾燥した日が続いて、根付かなかったみたいです。たぶんこれはもう、復活しないと思います。

ニオイゼラニウムは、匂いが強く冬もけっこう葉が緑だったりするので(私の地元は温暖な気候です)、通年の犬よけとして期待していたのですが、挿し木から根付くことはありませんでした。全滅です。そりゃそうですよね、冬に挿し木って、やはり無理がありました。

けれど、期待してたくさん植えたんですけどね…。真冬の風が吹きすさぶ中、寒さをこらえて、かじかむ手で土に穴を掘り、ひとつひとつ挿していきましたが。全滅で、残念です。でも植えてからしばらくの間は、緑色をしっかり維持していました。強い植物だなあと思いました。匂いは、葉をちぎると人間の鼻でもけっこう強烈な匂いを感じますので(香水のような感じです)、しっかり繁殖させれば犬よけとして優秀だと思います。今後、春以降、懲りずにまた挿し木で増やしていくことを考えています。

植物以外にも、畑前の道路では、境の部分(土)に市販の忌避剤をまきました。いろんな種類がありますが、1つの種類(臭い)だと犬が慣れてしまうようなので、数種類買って、いろいろまいてみました。ゼオライトという小石のような形のものに臭いをしみこませていますので、木酢液をまくよりも効果は長続きするように感じました。

でも、1週間もたてば臭いはだいぶ薄まってしまいますね。1週間過ぎると、あまり効果を感じませんでした。まいた場所に、ゼオライト(白い小石のような外観です)が残ってしまうのも、いいのか悪いのか…。変なものがまいてあると思って飼い主が犬を近寄らせない効果があるのかと思いましたが、今日も、忌避剤まいてあるすぐ横に犬のフンが放置されていたので、そういう効果はあまり期待できないかな? 純粋に、臭いに関しては、効果があると思いますが、でも長持ちしないなあというのが、正直な感想です。

畑前の道路に三か所つけた犬のマナー看板は、それなりに効果を感じています。通る犬の数自体が、少なくなったみたいです。マナーのいい飼い主さんほど、「ここを通って犬のフン放置犯として疑われたくない」と思っているのではないでしょうか?でも、通らなくなったのは、マナーのいい飼い主さんなので、結局マナーの悪い人にはあんまり効果がなく、相変わらずフンやマーキング等があるんだと思います。

ただ、いろいろな方法を、やらないよりは、やった方が断然、効果はあったと思います。やらなければ、もっともっとひどい状態だったと思います。

フンの放置については、やられる場所がだいたい、決まっています。たぶんこれは、同じ犬なのでしょう。フンの大きさも一緒で、小型犬です。毎日ではないですが、だいたい月に2回程度でしょうか。やられてますね。今朝みつけたのは、さっそくチョーク作戦を実行しました。

ちょうど道路の端の部分にあたりますので、そこにフンがあると散歩で歩く人が踏んでしまいます。チョークで囲っておいても、それに気付かず踏んでしまう人もいて本当に気の毒です。マナーの悪い飼い主に対しては、腹が立って仕方ありません。

フンを放っておくと後から来た犬も、続けてフン尿やマーキングをすることが高いので、余った香水をフンの周りにふりかけました。香水は使いきってしまったので、新しいものを買おうかなと思いますが、値段が高いので思案中です。香りの強さにおいては、本当に強烈なものがあり、有効だと思うのですが。値段を考えるとちょっと・・・。

というか、なんで他人の犬の不始末にここまで出費しなければいけないのか、腹立たしいです。お金だけでなく、手間もずいぶんかかっています。今朝のように雨の後は、忌避剤も木酢液も効果を失っていますので、早起きしてわざわざ改めてまきにいったりして、時間も労力も使っています。

家の前の道路に関しては、これは畑よりもずっと、状況がよくなっているのが嬉しいです。なるべく犬の散歩の時間帯には庭へ出て、道路を監視したりしてます。これまで家の前でフン尿させていた5人に直接注意しましたが、この頃は全く、そういう人をみかけなくなりました。

自宅前は、少し離れた畑よりも、より目が届きますので、その効果が上がったのかなと。

ただ、犬がフン尿をする現場をおさえて注意するのは勇気が要りますし、しかも後味が非常に悪いです。素直に謝る人はいないですから。人の家の前でフン尿やマーキングさせている時点で、相手は相当変な人です。

でも、つくづく思うのですが、どうして人の家の前で平気でフン尿、マーキングさせるんでしょうね。それ、もし自分がやられたら、絶対怒ると思うんですよね。わざわざ毎日他人の家の前でフン尿させて、注意されても逆切れするとか、本当にタチが悪いです。「犬だからしょうがない」「尿はしかたないでしょ」「フンは拾えば文句ないでしょ」フンも、固いのではなく、軟便でべっとりアスファルトについてて、それでもこういう言い訳で逆切れしますから、始末に負えないです。

軟便じゃなく、固い便なら拾いやすくて、それなら許せるかというとそれも違うと思います。

以前、「固いフンだからよかったわねえ。軟らかいと大変だから」と実際に言われたことありますが、固いフンだから毎日自分の家の前でされてもOKなんて、そんな人います?

世の中広いから、いるかもしれないけど(^^;私は嫌です。

嫌な思いをしたくないから、もう直接注意するのはなるべく避けたいです。だから家の前に関しては3日に1回くらいのペースで、道路との境(我が家の敷地内)に木酢液をジョウロでまいています。2倍から10倍に薄めるタイプですが、なるべく濃い方が効果があがると思い、2倍に薄めて使っています。

木酢液は酸性が強いので、アスファルトや電柱にはまかないようにした方がいいですね。多少かかっても大丈夫だとは思いますが、酸性物質を頻繁にまいて道路が傷んだり、万が一にでも電柱やポール等が腐食してしまったら大変です。そういえば、長年犬のおしっこをかけたことにより、信号機の柱が倒壊した、なんてニュースもありましたよね。木酢液は犬のおしっこより酸性度が高いので、注意が必要です。

私も、木酢液をまくときには希釈した上で土の上、ということをしっかり守っています。木酢液は土壌改良にも使われるので、土の上なら大丈夫だと思います。希釈タイプでない木酢液なら、原液でも大丈夫かもしれませんが、使い方についてはしっかり説明書を読んでください。

今のところ、我が家では木酢液が大活躍しています。まいた直後は、人間の鼻でもけっこう匂います。でも、それくらい強烈じゃないと、犬には効果がなさそうです。

木酢液は炭をつくるときに発生する煙を蒸留させたものなので、自然のものだし、安全なのがありがたいです。いくら犬よけに効果的でも、人間や環境に有害なものでは使えません。

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