『あなたは絶対!運がいい』浅見帆帆子著

タイトルに惹かれて読んでみました。『あなたは絶対!運がいい』浅見帆帆子著。予想以上によかったです。参考になりました。

読んでいて、うんうん、その通り!とうなずくところがいくつもあり。特に、言葉の持つマイナスパワーについては、反省することしきりでした。

たしかに、悪い言葉は口に出すだけで、マイナスのパワーを発揮するような気がします。私はよく、昔の失敗を思い出して「私ってバカ。本当にバカ」とつぶやいていたのですが、これはよくない癖だなあと思い、直すことに決めました。

そして気がついたのですが、私は今まで、一日に何度もこの言葉を口にしていた。そりゃもう、自分でも驚くほどです。この言葉をつい口にしそうになるたび、「いかんいかん」と思い、唇を固く閉じます。

自分に自信を失い、自分が憧れている人に会えた時にきちんと顔を見られなかったことも、今となっては間違いだったとはっきりわかる。自分をそこまで低く、貶めることなんて、なかったのに。

ほめられたら否定しない、というのは、今まで真逆のことをやっていました。ほめられると、「いえいえとんでもない。私は○○だし○○だし、まだ○○ができないし」などと、自分の欠点を並べたてて否定してました。これは最もやってはいけないことだったんだなあ。

素直に感謝して、「またがんばりますね」って言えばよかった。

自分の意識レベルが上がると、交友関係が変わってくるというのは本当にその通りだと思います。昔はすごく仲の良かった友達でも、なんとなく居心地の悪さを感じることがあるのです。例を挙げるなら、学生時代の友達。仲良くなったときは横一線状態だったけれど、それから年月が経って、それぞれの道を歩み始めた。

気がつくと、気の合う仲間って、変わってきてるんですよ。社会的経済的立場の違い、というのもあると思う。

この本を読んで、自分がいかにマイナスパワーに満ちていたかを思い知らされた気がします。心配性で、自分に自信がなくて、いつも最悪の結果を想像して怯えていた。だけど、その思考自体が、結果を生んでいた面は、あったんじゃないかなあと思うようになりました。

マイナスの思念が引き寄せるマイナスの結果。

自分を駄目な人間だと思いこんでいて、ちょっとほめられても慌てて「絶対違います」と言い張っていた愚かさに、気付かされました。

もう少し、自分をほめてあげようと思います。

そしてもう少し、自分を信じてみようと思います。

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