夜桜見物

前回ブログを書いてから、はや3ヶ月。なぜか書けずにいました…。どうしてだろう(^^; 何度か書こうとしたのですが、書き始めるとキーボードを打つ手が止まってしまう。書く以上はなるべく長文で、ちゃんと書こうと気負うのがいけないのか。でも昔は、書きたくなると言葉があふれてきたのになあ。

ちょっと試しに、今日から1ヶ月、毎日書いてみることにします。短い文章になるかもしれないけど。でも、「絶対長文で、しっかりした内容のものを」と思うと、このまま書けなくなりそうなので、とにかく書くということを目的に、やってみようかなと。

まず今日は、お花見の話から。今年も桜を見にいってきました。まず行ってきたのは夜桜のライトアップ。お気に入りの植物園では、桜の時期は特別に、夜間も入場可能なのです。

行ってみてびっくり。人が多い。中でもカップルが大半を占めている。そりゃそうか。ロマンチックだもんね。それに有料の植物園なら、治安もいい。

桜並木にたどり着くまでの道が、暗くておそるおそる、足元を確かめながら歩きました。ライトアップといっても、園内全部がぴっかぴかに光っているわけではなく。この足元の危なさと、冬の名残の寒さ。これが、若いカップルが大半の主な理由なのね。家族連れも高齢者も、夜は外出しないわけだ。

夜に見る桜は妖しい。人工のライトに照らされて、その分、本来の妖しさはたぶん、5割減みたいな気がするけど。たとえば満月の明かりだけで、誰もいない山の中に咲き乱れる花なら。もっと迫力があって、もっと強烈に、言葉にならない何かを伝えてくるような気がする。

真夜中、誰もいない深い山の中、そのてっぺんで。いつか、たった一人で桜を見たいなあ、なんてことを思います。その時自分は、なにを思うだろうかと。現実的なことを考えれば、そんな山に独りでとか、危ないんだろうけど。

でもいつか。実現したらいいなあ。桜には月が似合います。人工のまばゆいライトより、よほどぴったりくる。闇夜の満月は、予想以上に明るいから。いつか、いつか、です。

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