犬を飼うという贅沢

犬のフン尿・マーキングとの戦いは、まだまだ現在進行形で続いておりますが。

ネット上で、犬のフン尿・マーキングトラブルについていろいろ調べておりますと、腹立たしい意見がいろいろありまして。中でもこれは見逃せないなと思ったのがこちら。

犬は外で排泄するのが本能なんだから、外でフン尿マーキングするなというのは、可哀想!

可哀想というけど、じゃあ自分でそのような場を用意すればいいのではないでしょうか。

他人の敷地や、道路や、公園や、公共の場所で排泄させるから、いけないのです。外で排泄させる場所を、自分の責任で用意すればいいんです。犬の飼い主が、自分の敷地で排泄させているなら、誰も何も文句は言わないと思います。

犬を飼う以上は、その犬に対する責任があると思います。

犬の生活、すべてにおいてです。当然、排泄をどうするか、も含まれます。

自分の家で排泄させるなら、他の人は誰も、何も言わないですよね。

「うちの可愛い○○ちゃんが可哀想だから~、外でするのが本能だから〜」

だから、よそで排泄させてもよい、ということにはならないでしょう。少なくとも私は嫌です。自分の家の前や、公園や、畑や、まして私有地に侵入されて、犬に排泄されたくありません。

マーキングだから、少しだからいいじゃない?と飼い主が軽く考えて、一匹でも犬に臭い付けされたら、あっという間に多くの犬が、そこを「トイレ」として認識してしまいます。

それは本当に迷惑なのです。

よくフンの置き去りがマナー違反だと言われますけど。

1つのフンの置き去りの裏には、数十件の排尿、マーキングが潜んでいます。臭いがつくことによって、どうしても「催してしまう」犬が出てくるのです。

そして多くの排泄が行われれば、その中で一定の確率で、「フン置き去り」が発生します。

フン置き去りと、排尿と、マーキングは別次元の問題じゃないです。全部つながってます。

排尿、マーキングがある場所には、必ずフンも発生しています。

排尿、マーキングを許せば、かならずフンの置き去りにつながります。

本来、犬を飼うということは、とても贅沢なことなんだろうなと思います。お金も労力も、潤沢に使える人でなければ飼えないです。

しっかり排泄のしつけをすること。

よその敷地や公共の場所をトイレにせず、自前で排泄場所を確保するということ。

お金、かかりますよね~。でもそれをできる人だけが、飼う資格を持つのではないでしょうか。

飼う以上は、きちんと排泄の世話までしましょう。排泄の場所を確保しましょう。他人の土地や、公共の場所ではなく。

それができないなら、犬を飼う資格はないと思います。

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