『流星群』を聴いていると、山の中で星を見上げているような気分になる。
この曲を聴いていると、目の前に星空が広がる感覚があるのだ。山の冷えた空気を感じる。
2001年のしし座流星群。私は見なかった。どうかしてたと思う。空を見上げる余裕などないほど、他のことに気をとられていたんだろう。当時は、流星群のニュースを聞き流していた。「綺麗だったよ」という言葉も届かないほど、私は自分を見失っていたような気がする。
しし座流星群自体は、毎年見られる。ただ、2001年のように、特別に多くの流れ星が見られるのは、だいたい33年周期らしい。母天体のテンペル・タットル彗星が、33年周期で太陽の近くに回帰してくるからだ。
次のときには、ぜひ見たい。そう思いながらこの曲を聴いている。