石原真理子さんと玉置浩二さんが結婚したと聞いてビックリ!! そんなことってあるのかなと。ちょっと、考えられないような展開です。
ということで、今日は、久しぶりに安全地帯の『碧い瞳のエリス』をBGMに書いています。
腰の骨を折るほどの暴力・・・はショックでした。玉置さんがそういう人だったとは、信じたくなかったけれど。そのことを知ってから、見る目が変わってしまったのは確かですが、それでもなお、『碧い瞳のエリス』は美しい曲です。しみじみ、聴き入ってしまいます。哀しいメロディには、松井五郎さんの詞がよく似合う。
そして、玉置さんの声。
当時、生み出した多くの曲の影に、真理子さんがいたのかな、などと想像してます。
深く深く、内側に閉じこもって楽園の夢をみる、的な。自分の逃げ場所っていうか、そこに座りこんでただ、夢をみてる。それはきっとセピア色で、つらいことなんかなんにもなくて。
女性名の言葉の響きがいいなあと思います。想像が広がっていくのです。
ちなみに私は、『碧い瞳のエリス』から、森鴎外の『舞姫』を連想します。『舞姫』は村下孝蔵さんの『踊り子』へ繋がります。そして、一連のイメージの中に、ドガの『踊り子』の絵がチラチラと浮かんだりもします。
そしてエリスといえば、Sound Horizonの楽園幻想物語組曲のことを、思ったりもします。
どれも儚く哀しい、けれどとても美しい、手を触れればたちまち消えうせてしまうような、淡い憧れを描いていますね。心を打つ作品の数々です。
こんばんは。先日、カラオケに行って久しぶりにこの曲を聴き、カロンさんと同じ事を考え、検索してみたらこのブログに出遇いました。
「同じ事」をというのは、この曲のイメージが森鴎外の『舞姫』に重なる、ということです。この曲を聴くと、やはりこれは関係があるのかと思ってしまいますよね。
「なくした夢は 碧い海の色」という歌い出しは、私も大好きで、「そうだな」と妙に納得です。
玉置浩二の暴力をけして擁護するわけではありませんが、これぐらいの問題を起こすような者でなければ、あれほどのメロディを生み出す事はできないと思います。鴎外も当時としては十分に問題児でしょう。
ところで「冥王星からこんにちは」というこのブログのタイトルから想像するのは、黄泉の国、死者の国、太陽系の最遠部、惑星から仲間はずれにされた準惑星から、といった印象なのですが、魂が半分そちらにいっておいでなんでしょうか。
山川さんこんばんは。コメントありがとうございます。
この歌の物悲しさ、寂しさ、エリスという言葉から連想する物語の情景、玉置さんのビロードのような声が一層、曲を深いものにしていますよね。森鴎外といえば、私は森茉莉を連想します。森茉莉さんもまた、もう1人のエリスというイメージがあります。
冥王星…たしかに死の匂いがありますが、私にとって冥王星のイメージは、何の物音もしない、誰もいない、暗く静かな、果ての星です。
行ってみたい気がします。そこにいる自分を想像すると、なんだか不思議な気分になるのです。