ジャニーズ事務所の話はみんな知ってたよね

ついに、元忍者の方がジャニー喜多川の性加害の話をした。デビューした有名人の話は相当なインパクトがあると思う。もちろん、カウアンさんやその他、これまでに告発した多くの被害者の勇気や努力があってはじめて可能となる、新たな告発だ。元忍者の方も、単独では難しかっただろう。ひとりの勇気が、次の勇気につながる。被害を明らかにすることはどんなにつらいことかと思うけれど、今声をあげることに、大きな意味がある。

たしかに被害者ひとりひとりの力はこれまで弱かったかもしれない。巨大な事務所、強大な権力を相手に、度重なる告発もすぐには結果が出なかったのも事実。どれだけ告発があっても、被害者の声はいつしか消えていたし、ジャニーズ事務所はなにごともなく存在し、テレビを席捲していたから。

だって、これまでジャニー喜多川の性加害の話って、複数の暴露本も発売されたし、報じた週刊文春とは名誉棄損で裁判になり、結局性加害の話は真実と認められたのに、テレビのワイドショーはスルーだったよね。大スキャンダルなのに。

私はドンピシャで光GENJIの世代なんだけど、私と同年代の人なら、あの光GENJIの凄まじい人気と、後に発売された『光GENNJIへ』北公次 著 の大騒動を知らないはずはない。私はジャニーズファンではない変わりものだったけど、そんな私でもあのときの大騒動は記憶に新しい。いくらマスコミがスルーしても、私の周りの光GENJIファンの女の子たちの動揺はすごかった。「あんな嘘の本、読んじゃダメ」「中身は嘘ばっかり」と、ファンの子たちはほとんどが北公次さんに怒っていた。

北公次さんは亡くなるとき、ジャニー喜多川への感謝の言葉を綴った。その胸中を思うとせつない。被害者だけど、そうせざるを得なかった経緯があると思う。

どうせ、告発してももみ消される、そういうことなのだと私も思った。『光GENJIへ』発売の前にも、その後にも、何度もジャニーズ事務所の性加害の話が出て、そのたびにマスコミはほぼスルーした。

BBCが特集を組んだときだって、最初テレビは一切無視してたもんね。あれじゃあ被害者は絶望する。勇気を出して声を上げた人が非難され、表舞台から消されるのを目の当たりにするのだから。

私はジャニー喜多川が亡くなったときに、彼をほめたたえたコメントを出した人を冷めた目で見ている。黒柳徹子さんもそうだった。あれだけの性加害の噂がありながら、裁判での事実認定もありながら、知らないわけないよね?

でも、たとえ小さな声でも。声を上げた事実が、時を超えて力を発揮することもあるんだなあと今、つくづくそう思う。未成年への卑劣な犯罪。傷付いたとき逃げてもいい。でももし声をあげる力があったら、声を上げた方がいい。次の犯罪を防げるから。そのときすぐに結果は出なくても、小さな声が多く集まることで、真実は明らかになる。

もしカウアンさんが初めての告発者なら、やっぱり信じられない人も多かったと思うのよ。でもこれまでの歴史で、何度も、何度も告発する人がいて。被害のパターンはたいてい同じ。

心で泣きながらも、勇気をもって告発した人たちが報われたなと思う。当時はどんなに悔しく、被害者なのに逆に非難を受けて、どん底を味わっただろうと思うけれど。時を超えて今、被害者の声が大きな力を持った。

加害者が死んだ後の告発を非難する人もいるけど、亡くならなければ問題が公にならないほど、生前は大きな権力をもっていた人だと思う。生前には、どんなに声をあげてもつぶされていた。

日本の中にも、良心を持った人たちがまだたくさんいるんだ。悪事に目をつぶり、知らん顔をした人たちもいるけれど、その一方で命がけで戦ってきた人たちがいる。被害については、被害者しかしらないし、告発はできない。他の人たちにできることは、その人たちの声が潰されないように、しっかり見守ることだ。日本国民はそんなにバカじゃないと思う。

ジャニーズ事務所がやるべきことは、まずは真実を明らかにすること。知らないとか言ってるのは、嘘でしょう。過去の裁判での判決を知らないわけないし。

東山紀之にも失望したな。事務所の後輩を守るどころか、口止めしてるし。

「この件に関しましては、最年長である私が口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」

テレビ朝日「サンデーLIVE!!」での発言より

口止めするのではなく、むしろ、後輩たちの正直な声を聞き、調査するべき大問題だと思う。事務所の人相手では、怖くて正直に話せないだろうから、完全なる外部の、第三者委員会的なものを設定して、公平な立場から隠れた被害の実態をあぶりださなければ。
安全が確保されなければ、現役の所属タレントは怖くて口を開けないはず。

ちょっとだけ感心したのは、近藤真彦さんの発言。「知ってるでしょ」の重さ。よく言ってくれたなあと思う。言えるギリギリの発言だったんだと思う。ギリギリだけど、でも核心をついてる。

立ち上がって証言した方たちの勇気を讃えたい。立ち上がることで、次の被害をしっかりと防いだ。何も言わず見て見ぬふりをすれば、何も変わらず、新たな被害が生まれると思うから。

立ち上がった人達はみんな、ヒーローだと思う。

犬のマナー看板壊される

一昨日、ショックな出来事があった。畑の前に立てた犬のマナー看板が、杭を地面から引き抜かれ、板も割られて放り出してあった。

もちろん、風などではない。人為的なものである。

発見したのは4月25日(火)の14時くらい。前日の4月24日(月)14時頃には異常がないことを確認している。つまり、4月24日14時から、4月25日14時までの、24時間以内の行われた犯行ということになる。

これまでにも、この畑では2度、犬のマナー看板が盗まれてなくなっていた。重量のある半割杭を板にうちつけ、その板に6本のねじでラミネート加工した看板を取り付け、穴を掘ってしっかり埋めているため、たとえ強風で倒れても飛ぶようなことはないはずだが、消えてしまった2つの看板。

今回、板は強い力で割られていた。人が相当強い力を加えなければ、このようにバリバリに割れたりしない。もちろん、風の仕業というわけではない。

壊れた看板を見下ろして、私は怒りに包まれたが、同時に冷静だった。やっぱりな、と。消えた2枚の看板も、今回のことではっきりとわかった。「誰かが、看板を盗み、そして壊したのだ」と。

おそらく、畑の前でいつも犬にフン尿させていた人なのだろう。看板が気に入らなかったのだろう。けれど、完全に一線を越えて頭のおかしい人である。犬にフン尿させるところまでは理解できないこともないが、人が立てた看板を盗み、また壊すような行為は完全なる犯罪である。

今回の件で、畑には防犯カメラを設置することにした。なにかあったとき、警察に届けるのには証拠があった方がいい。

看板は、割れた板と、硬質の透明ファイルを再び買いに行き、翌日すぐに再設置した。設置後、その周囲の草刈をしていたら、犬連れの女性が通りかかったので挨拶したところ、世間話が始まったので、「看板が壊されたこと」を打ち明けた。

すると、その女性から驚くべき情報を得た。

女性は、以前、看板が、ここから300mほど先の畑にバラバラになって置いてあるのを見たという。

盗まれた看板は、近所に捨てられていたのである。その女性は、風で飛ばされたと思っていたと。

私は風ではないと否定した。

「風では飛ばないです。半割杭が重いので、たとえ風で倒れても、吹き飛ばされることはないですよ。それにここには3か所設置してありますが、他はびくともしていません。今回は、板まで割られて壊されていましたし。人間が割らないと、風で割れるようなものではないです。硬質の透明ファイルもバラバラに割られてましたしね。」

この畑の前に設置してある看板は3か所。

看板はこれまで2回盗まれていたけれど、そのたび、他の2か所を確認したが、異常はなかった。万一風が原因だとしたら、3か所が1度に吹き飛ばされていなければおかしい。他の2か所がびくともしないまま、1か所だけが風で300mも飛ばされるとか、ありえない。持ち去られ、放棄されたのだと思う。

女性「いろんな人がいるからねえ。私も近所に畑があるんだけど、この間、新品のブリキのじょうろを盗まれたわ。隣の畑の人も、なにか取られたって言ってた」

私「それ、うちの看板を盗んだり壊したりする人と、絶対同一人物ですよ。そんな変な人、なかなかいないですもん」

女性「世の中には、いろんな人がいるからねえ」

女性は同情してくれ、私も話をしたことで少しは気分が落ち着いた。しかし、近所に不審者がいることは確かで。防犯カメラをできるだけ早めに用意しなければならないと、あらためて思った。

よく、「防犯カメラ作動中」と知らせる看板を目にするけど、私はカメラの設置を知らせるつもりはない。黙って撮影するつもり。「防犯カメラ作動中」とすれば、犯人が警戒し、ことによってはカメラまで盗まれる可能性がある。

以前、畑の中に大型の犬の足跡がついていたり、大きなゴミが捨てられていたりしたこともあったので、自衛のためにもカメラは必要である。犬のマナー看板が盗まれないよう見張る、というよりも、畑全体を警備する必要がある。

相手はもはや犯罪者(器物損壊)なので、こちらも用心しながら戦わねば。

ひとまず、畑周辺の草をきれいに刈り、ゴミも広い、綺麗な環境を心がけること。

畑のパトロールを、不定期な時間に行うこと。

畑内の道路から見えない場所(のぞきこめない場所)に、防犯カメラを設置すること。

壊れたマナー看板の再設置と、草刈は終わった。後は防犯カメラと、継続的なパトロールを行うだけ。私の立場からすると、何者かに畑前をさんざん犬のトイレに使われたあげく、フンを放置され、あげくにマナー看板を盗まれ壊され、本当に腹立たしいけれど。

日本全国で、この犬のフン尿マナーで悩む人はたくさんいる。今後も、犬のフン尿マナーの問題は、このブログで問いかけていきたい。

もう2年以上、犬のフン尿と戦い続けてきて、腹もすわったなあと思う。冷静に対処している自分がいる。もちろん、内心非常に怒ってはいるけれど、その怒りも大事にしつつ、一番良い方法で対処していこうと思う。

「盗んだ」「壊した」犯人に対して、だからといってマナー看板の設置をやめたら、犯人の思うつぼだし、成功体験を与えてしまうと思う。そんな風になってはいけない。だから、何度でも、すぐに新しいマナー看板を立てるつもりだ。

だって、犬のフン尿・マーキングは本当に汚いし、1回では終わらず継続するし、他の犬のも誘発するし、断固お断りだから。区役所からもらってきたマナー看板には、○○保健所の文字もあり、私製のものよりも説得力がある。

犬に、自宅以外でフン尿・マーキングさせてはいけない。犬のトイレは自宅で済ませる。それが、現代のマナーである。させるなら、自分の家で、が常識。

勘違いしやすいのが、「フンは持ち帰ればいい」「尿は水をかければいい」という間違った知識である。

フンも尿も、完全にとりきることは無理。必ずその場に残る。

そしてその臭いは他の犬のフン尿を誘発し、その場所はあっという間に犬の公衆トイレになってしまう。

犬の飼い主さんに聞いてみたい。自宅前で、よその犬がフン尿しても平気ですか?持ち帰ったり、水をかければ、「どうぞどうぞ排泄してください」と言えますか?自宅前に臭いがついて、他の犬がクンクン嗅いだあげくにフン尿・マーキングするようになっても、「ご自由に」と笑っていられますか?

犬に自分の家でトイレさせるのは汚いから、散歩先でトイレをさせようなんて、犬にも他人にも失礼な話である。

高倉健さんのイメージ

高倉健さんが亡くなって8年余り経ちますが、今日、その養女という方がテレビのインタビューに出ていました。

見終って率直に感じたのは、やしきたかじんさんと結婚したさくらさんと同じ雰囲気。

愛を語れば語るほど、見ていて???でした。

なによりも疑問だったのが、結婚でなく養女になった理由。

結婚となるといろいろ騒がれるからというような理由だったようですが、むしろ養女の方が、なんで???ってなるよね。それと、今をときめく若手イケメン俳優ならともかく、一度結婚し、離婚もし、いいお年である高倉健さんが結婚したからといって、別に好感度が下がるわけでも、人気がなくなるわけでもない。

イメージ???それなら、死後8年経って、こういうインタビューにでることの方がよほど、イメージを損なうのでは?と思う。ミステリアスで孤高なイメージが、崩れ落ちてしまった。
今テレビに出る理由って、本の宣伝なのかな。

それと、さくらさんのときもそうだったけど、身内の方をシャットダウンするというのも、ひどいなと思いました。さくらさんのときは、たかじんさんの実の娘さんを、たかじんさんから遠ざけた。

高倉健さんの場合は、健さんの妹さんが、なんと死をすぐに知らせてもらえなかった。健さんには甥もいるのに、その方も葬儀には参加できなかった。

高倉健さんが大事にしていたお身内の方が、そんな扱いだったというのは気の毒。

結局、言葉よりも、行動だと思う。高倉健さんのイメージを守りたいなら、テレビに出て「闘病や、いかに自分ががんばったか、愛されていたか」を語るのはおかしい。

そして思ったのは。

本当に愛してたなら、結婚もするし、周囲に知らせるんじゃないかな。高倉健さんは、黙っているような人では、ないんじゃないかな。愛する人を、日陰の存在にさせたりしないと思うんだよね。たとえ本人が「迷惑かけたくない」と言ったとしても。

健さんに「撮ってくれ」と頼まれて撮ったという写真が、番組では紹介されていた。でも私には、「なんで撮るの? 何を撮ってるの?」という戸惑いの表情に見えた。

ツーショットの写真も、私にはよそよそしく見えてしまった。営業スマイルのように。本当に夫婦で、大事に思い出にしておきたくて撮った写真のようには感じられなかった。それに、大切な写真なら、こんな風にテレビには出さないだろうなあ。 

年をとった男性は、孤独なのかもしれないなあと、つくづく思いました。芸能界という華やかな場所にいても、輝いた時代が素晴らしければ素晴らしいほど、年齢を重ねていくことへの寂しさや、人恋しさが募るのかもしれません。

人はたぶん、本当に大事に思う人ほど、遠慮し、距離をとる。そんなものじゃないかなあと、思います。きっと健さんの周りにも、そういう人たち、いたんじゃないのかなあ。別に男女の話ではなく、健さんを尊重し、健さんの死を悼み、今もそっと、テレビに出ずに健さんとの思い出を大事にしてる人、いっぱいいるんじゃないかな。

そんなことを思いました。

散歩の犬にわざわざ立入禁止ロープをくぐらせてフンをさせ、しかも片付けない

3月からものすごく忙しい日々を送っております。4月8日まではこの忙しさが続くので、体を壊さないように気を付けねば・・・と思ってたら。

そんな中、また早速犬フン被害が。

芝生の上に、小型犬のフンがこんもりと残っていました。

少しでも「逃げまんねん」の臭いが薄まると、犬フン被害が発生します。今回は、家の前のロープを張った芝生部分。

このロープ。以前にも、小型犬を芝生部分に入れて、おしっこさせていた祖母と孫娘2人がいたのは過去記事で書いたと思うのですが、まさかまたロープを無視する人間が現れるとは。

うーん、本当に私には理解できません。人の家の敷地で、しかもロープを張って立入禁止にしているのに、フンをさせてしかも残していきますかね・・・。おそらく人間は道路側にいて、犬だけをロープの向こうの芝生に入らせて、フン尿させたのだと思います。ロープがあるから、人間はそれを乗り越えてまで、フンの始末をしていかなかったのでしょうね。

自分の家の犬のフン尿が済んだら、はいさようなら、ということなのでしょう。

そういう倫理観はまったく理解できません。こういう人間(もはや人間と呼ぶのもはばかられるほどの低俗な行為ですが)が、いるんですよね。現実に。

前回の犬フン姉妹かな?と思ったりもしますが、現場を押さえたわけではないので、確信はなく。犬のフンの大きさからみて、あの姉妹の可能性がある一方、まったく別の飼い主の可能性もあります。

どちらにしろ、きちんとその場その場で対処していかないと、あっという間にまた、家の前が犬の公衆トイレになってしまいます。

まずはフンを片付け、薄めた「逃げまんねん」を周囲にまきました。家から離れた畑と違って、ここは周囲に住宅もあるので、あまりたくさんまくと臭いが強くなり、迷惑をかけてしまいます。

私は、自宅の周囲で使うときは原液でなく、使い終わった「逃げまんねん」の容器に水を入れ、シャカシャカふって薄めたものを使うようにしているのです。「逃げまんねん」はタールが入っていますので、一通り使い終わっても容器の内側側面にけっこう原液が残っていてもったいない。だから使い終わった後水を入れ、振って使う。使い終わったらまた水を入れ、使う。

これを、何度か繰り返して最後の最後まで使い切って捨てます。

そして、考えました。うーん、いつまでも「逃げまんねん」に頼るのもお金も手間もかかるわけで、できれば永続的に犬を避ける方法をとりたい。

これまで道路際には、ハーブのタイムや、ニオイゼラニウムを植えてみましたが、あまり繁茂もせず効果はありませんでした。もっとふさふさに茂っていたら、少しは違っていたのかもしれませんが。

次は、ローズマリーを試してみたいと思います。ローズマリーは丈もありますし、犬よけにはちょうどいいかも。

切らなくても、そこにあるだけで匂いはかなり強烈です。しかも冬に枯れない。そして、いったん根付くとかなり茂ってくれる。

だいたい挿し木の適期は梅雨時なので、今年はこれをやってみようと思います。去年のタイムやゼラニウムは失敗でした。あまり効果がなかった。ニオイゼラニウムは、冬になると枯れてしまうのも残念でした。

ただ、このニオイゼラニウムは、条件のいい場所ではちゃんと冬越しできるんですよね。私の住む地域が温暖ということもありますが、たとえば道路際ではなく、大きなフェイジョアの木の根元で風を避け、コンポスターの肥料をたっぷりともらったニオイゼラニウムは、冬でも生き生きと緑の葉を茂らせていました。土とか、環境によっても、ニオイゼラニウムが冬越しできるのかどうかは違ってくるんだと思います。

今年もまだまだ、犬のフン尿・マーキング被害との戦いは続きそうです。

また犬フン被害発生

一昨日またやられてしまった。犬フンの置き去りである。

今回は、小型犬のフンが堂々と、自宅前の道路際に残されていた。
しかも私が道路に出ると、ちょうど踏む位置(^^;

まあ気付いてすぐ撤去したから被害はありませんでしたが、非常に不愉快でした。なんで他人の犬のフンを毎回毎回片付けなきゃならないんだろう。汚いし不潔です。

庭のすみに埋めましたが、なんでうちの庭によその犬のフンを埋めなきゃいけないんでしょうね。

フン自体を片付けても、このままではフンの臭いが残って他の犬がまた、フン尿をしてしまう可能性が高いです。

すぐに、水をまきました。夜間凍ると危ないので、道路の真ん中の方に水が行かないよう、道路の端にそって慎重に水を流します。バケツ2杯の水を流した後で、逃げまんねんを水で薄めたものをまきました。これで、他の犬が臭いにつられることはないと思います。

作業していると、近所の中学生の女の子が通りがかりました。ちょっと迷いましたが、水をまいているので万一にも滑ったらいけないと思い声をかけました。

「こんにちは。ごめんね、ここ犬のフンがときどき落ちてるから、気を付けてね」

ごめんね、というのは水をまいてごめんねという意味です。こんな冬に、水撒きしてる私は変な人と思われるかなあと、少々心配でした。

すると女の子は立ちどまり、「ありがとうございます」と丁寧にお礼を言って立ち去ったのでした。なんていい子なんだ!

さっきまで犬のフンで怒っていた私は、女の子の丁寧な態度に救われました。

今回の犬のフン、だいたい犯人はわかっています。小型犬を2匹連れた夫婦を、この頃よく見かけるようになったのですが、この夫婦がマナー最悪なのです。

以前、はす向かいのお宅の擁壁に、マーキングさせているのを目撃。クンクン臭いをかがせて、やりたい放題です。それだけじゃありません。その夫婦、はす向かいのお宅がオープン外構なのをいいことに、リードを伸ばして勝手に犬を敷地に侵入させてるんですよ。

見てて唖然としました。うちも、見ていないところではやられてるのかな、と警戒していた矢先の犬フン置き去り。現場を目撃したわけではないので断言はできませんが、あの夫婦の可能性は高いと思います。

そして今日の夕方、夫が1人で2匹の散歩をしているのを目撃。もう犬にフン尿されたくないので、家の前でじーっと見てました。もう絶対いやだから。犬フン置き去りにされるの。

私が見ていると、さすがに夫は、クンクン臭いをかがせたりせずに、犬を引っ張って連れて行きましたね。でも、はす向かいのお宅の擁壁には相変わらず、嗅がせたい放題で、マーキングし放題です。ばっちり敷地内にも犬を侵入させてましたし。

はす向かいのお宅は、たぶんこんなに犬を入れられてるの、知らないんじゃないかなあ。今度話す機会があったら、そっと知らせようかなと思いますが、なかなか顔を合わせる機会もなくて。

でも、私つくづく思うんですけど。同じことを自分がやられたら絶対いやだとおもうんですよね、この夫婦。この人たちの家に、散歩中の犬がいつも侵入してきたら、怒るでしょ。塀にマーキングされたら怒るでしょ。まして犬フン置き去りとか、激怒するよね。

なのに、よその家には平気でそういうことするのは、どういう心理なんでしょう。よその家は、あなたの犬のトイレじゃありませんよ、と言ってやりたいです。マーキングもフン尿も、全部自分の家でやればいいんです。自分の家の塀に、フン尿したらいいのに。そしたら通りがかりの他の犬も臭いに反応して、あっという間に、家が犬のトイレになりますよ。

この頃犬のマナーが、本当に悪くなってきたと思います。30年前とか、住宅街で人の家にフン尿マーキングさせる人なんて、いませんでした。でも今は、とても多いです。犬が「お犬様」になって、家族のように可愛がられ、散歩する人の感覚がマヒしてるのかなと、思ったりします。

うちの可愛い○○ちゃんのフン尿くらい、いいでしょ?という感じです。

いや、よくないからね。犬のフン尿・マーキングは飼い主の責任です。本当に大迷惑。

散歩は、排泄のためではないということが常識になるまで、啓蒙活動を続けていきたいと思います。

坂上忍さんとか、犬の保護活動はするけど、こういう犬フン尿マーキングマナーのことは、絶対テレビでやらないですね。私は冷めた目で見てます。