コメントについてのお知らせ

当ブログは、2018年8月に、契約しているレンタルサーバーを通じてJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)から、複数の記事の削除を求められました。記事の中に歌詞が含まれていたからです。そのため、指摘された21個の記事(ドラマカテゴリーのものも有)はすべて記事ごと削除し、また今回指摘を受けなかった記事も、音楽カテゴリーに関してはすべてチェックし、少しでも歌詞が載っているものは歌詞部分を全部消去しました。

削除した記事にコメントを下さった皆様、本当に申し訳ありませんでした。コメントだけを残すということができなかったため、記事と同時にコメントも削除する形になってしまいました。<m(__)m>

経緯については、著作権を考えるその1著作権を考える その2 をお読みください。

大坂なおみさんとMr. Murasaki guy

全米オープンテニスで大阪なおみ選手が優勝したのだが、その優勝セレモニーが物議を醸していた。さっそくそのときの映像を見てみると、これが予想以上にひどかった。せっかく優勝したのに、あのブーイングはないでしょう(;;)

いたたまれず、サンバイザーのつばを下げて涙をみせないようにして泣いている姿がかわいそうで。

でも、その後がもっとひどい。なんと、全米テニス協会会長がスピーチでセリーナに向かって「これは皆が求めていた結果ではない」だの、「セリーナはチャンピオンの中のチャンピオン」とか言い放ったのだ。

It’s not the finish everyone looking for today

You are a champion of the all champions

英語の聞き取りは得意じゃないけど、でも上記のようなことを言っていたと思う。

 

これは泣くよ。「セリーナこそチャンピオンだ!」という意味であろう観客からのブーイングで涙を流した大阪選手に、とどめの一撃だと思った。だって、会長も暗に、「みんな本当はセリーナに勝ってほしかったんだけどね。試合は負けたかもしれないけど、真のチャンピオンはセリーナよ」と解釈できるような宣言をしたんだから。

そのときの二人の表情が対照的。

セリーナは満足そう。なおみは悲しそう。

司会の男の人、気のせいかなおみに同情するような感じに見えたな。公平でなきゃいけないから、そこは気を付けていただろうけど。でもなおみに対して話しかけるとき、とても目が優しかった。気持ちわかる~。観客や会長からのあの仕打ちを目の前にしたら、なおみを心配せずにはいられなかっただろう。

でもなおみのスピーチは完璧だった。観客に謝ったけど、それは卑屈なものではなく。彼女の気持ちは、セリーナにも、応援した観客にも、十分伝わったと思う。その時点でみんな、ブーイングの愚かしさに気付いたはず。

涙をこらえながら、皮肉になるわけでも、理不尽さに憤るわけでもなく、ただ観客に感謝し、最後にセリーナへの感謝を述べたなおみ。セリーナも、セレモニー最初の方では複雑な思いもあったかもしれないけど、なおみの終始一貫した謙虚な態度に、それ以上エキサイトすることはなかった。気持ちも鎮まったみたい。

あのブーイングを受けていた時。大観衆の、天から降ってくるようなブーイングの中。なおみにとっては、まるで世界中が敵みたいに思えただろうけど。そのことに焦ることも、怒ることもなかったのは立派だったな。周りに流されず、周囲への敬意を忘れないこと。そうすれば、いずれみんな、わかるときがくる。

今回のことはばっちり映像に残ってしまったので。セリーナにとっては恥ずかしい過去になってしまった。試合中の審判への侮辱を見てると、この人は子供なんだなあって思う。負けたくない。負けたくないから駄々をこねる。

私はすっかり、大阪なおみ選手が好きになってしまった。用意されたのではない本音のスピーチがあれとは、なんていい子なんだ(^^)

その後日本へ来たなおみに、さっそく記者会見の場が設けられたのだが、これがまた面白かった!

大事にしている日本語や好きな言葉を聞かれて、答えがなんと「紫」で、その理由がGlass maskであり、Mr.Murasaki guy だと言うのです。通訳さんは「ガラスの仮面」はきちんと訳せたのに、Mr. Murasaki guyを「紫さん」と言いきったのが面白かった。

それ、明らかに速水さんのことだ~(^^) 正しくは「紫の薔薇の人」ですね。でも、なおみは rose って言葉はどこにも使ってなかったし、英語だとMr.Murasakiなのね。そして少女漫画に疎い通訳さんとしては、そう訳すしかなかったのか。微笑ましいです。「紫さん」である速水さんを思うと、笑えてきます。確かに、間違ってはいない。「紫さん」だもんなあ。

会場にいる記者の人も男性が多いせいなのか、「紫さん」にあまり反応していないのが印象的でした。これ、「ガラスの仮面」を知っている人が多い場だったら、なおみの回答で会場が一気に盛り上がったような気がします。

なおみ選手の、今後の活躍が楽しみです。

著作権を考える その2

前回のブログの続きです。読んでいない方は、まずはこちらをお読みください→『著作権を考える その1』

 

著作権は大事です。保護されるべきものだと思っています。ただ、好きな曲の感想を書くのに、歌詞の転載一切まかりならず、という現状は、ちょっと違うんじゃないかな~と、今回、自分がレンタルサーバーのアカウント停止になったケースで、そう思いました。

熱く語った気持ちが、今はすっかり冷めました(^^;

語った歌詞自体に対する「好き」という気持ちが、もうなくなってしまっています。感想を批評としてみてくれないなら、もういいや、っていう。そうまでして語るべき作品でもないか、と。

じゃあ、そういうお前はどうなんだよ、という話ですが。私は作詞した作品を発表したことはないので、ブログの文章に関する著作権についての思いになってしまいますが、自分の文章に関してはこんな風に考えています。

例えば、私が書いた文章を、別の人が書いたようにして記載されるのは嫌です。それと、ただまるごと、感想も批評もなしで、転載されるのも嫌だなあ。

逆を言えば、私が書いた文章であるということを明示して、その文章に対しての感想(批評)を書いてくれるのであれば、全然問題ありません。むしろ、うれしいかも。おお、そういう意見もあるのね~とか、そういう風に捉えたかあ、とか。あんまり罵倒されたらへこみますが(^^; でも、感想はやっぱり、単純に嬉しい。それと、感想を書くのは自由だと、そう思ってます。そもそも、絶対に、誰にも感想を書かれたくなかったら、ネット上に出さなければいいだけの話だと思っています。

JASRACに関しては、今回本当に驚きました。著作権保護は大事な仕事ですが、その範囲が、ちょっと行き過ぎているように感じます。歌詞に関してだけ、強烈な保護があり、感想を書けない、という現状。

人それぞれ感じ方はあると思いますが、私は、JASRACのいう『該当記事に歌詞の記載があることを理由とした、「送信防止措置依頼」』に、強い疑問を感じました。もちろん、何文字以上載せたら自動的にアウト、というような単純な条件が設けられないのはわかっています。でも、グレーゾーンであるがゆえに、JASRACがそう判断したらそうなのだ、という裁定の仕方は、一方的な意見の押しつけになってしまう危険性と、隣り合わせです。

 

私は今日、ブログの音楽カテゴリーの記事をすべて見直し、自主的に引用歌詞部分を削除しました。JASRACの指摘を受けていない記事です。

JASRACから指摘を受けた21個の記事については、歌詞部分を削除して掲載、ではなく、このまま記事をまるごと非表示とすることにしました。JASRACから直接言われたわけではありませんが、JASRACから「送信防止措置依頼」を受け、アカウントを停止する措置にふみきったレンタルサーバーからの指示は、「該当記事を非表示にすること」のみでした。他の選択肢はありません。修正してみてもらう、ということは駄目ということですね。もう、あの21個の記事については、諦めるしかありません。該当記事にコメントをつけて下さった方、申し訳ありませんでした。

今書いていて思いましたが、今後は音楽の歌詞に限らず、小説の感想を書く時の文章の一部引用なども、やめた方がいいのかもしれないですね。結局、言われてアカウント停止になったら、書いた記事をまるごと非表示にせざるをえない。そこに交渉の余地がないことは、今回の件で思い知りました。

今のところ、歌詞についてのみJASRACからの指摘を受けたのですが、今後、小説やドラマのセリフなど、そういうところからクレームが入ったらと思うと、恐ろしいです。時間をかけて書いた記事も、すべて非表示にするしかなくなってしまう。その危険性があるなら、最初から書かない方がいい。

なんだかなあ。もっと言葉は自由なもののような気がするけれど。私がこういう表現したんだから、絶対使っちゃダメ、とか、そういうものでもなく。

まるごとパクる、なんてのは論外ですが(^^; そうでなければ、素晴らしい表現について感嘆したり、熱く語ったり、ということで、広がっていく世界もあると思うのです。

言葉は、誰かのもの、独占されるべきもの、ではないと思っています。

著作権を考える その1 

さて、突然のレンタルサーバーからのメール、

「この度日本音楽著作権協会(JASRAC)より「送信防止措置依頼」が届きましたため、お客様がお使いのアカウントをロリポップ!の利用規約に基づきロックいたしました」

これが届いたのが7月26日。

今日は8月3日です。これまでの経緯を簡単に振り返ってみます。

1.レンタルサーバーからアカウント停止メールが届く(7月26日)

2.メールを読んで、メール記載のURL(著作権侵害の該当記事)をクリックするものの、アカウントが停止されているため、記事は表示されず。レンタルサーバーから来たメールによると、レンタルサーバーのユーザー専用ページの〔サポート〕から連絡ください、とのことなので、「いきなりアカウント停止で困っています」と連絡する(7月27日)

3.   その日のうちに返信がきたものの、要は「連絡いただいた件は、担当にて確認のうえ、あらためてご案内差し上げます。なお、現在確認にお時間をいただいており
回答が 2018/07/30 以降となる場合がある」との内容で、なんの解決にもなっていないことに驚く(^^;  (7月27日)

4.メール内に、アンケートフォームがあったため、記載のURLにて不満を書く。事情がわからないまま3日もアカウント停止はひどいと。(7月27日)

5.レンタルサーバーからの連絡はないものの、アカウントロックは解除されていたので、メールで指摘されたURLの該当記事を確認することができた。指摘の該当記事21個を非表示にした(7月28日)

6.7月30日に、レンタルサーバーからメールが届く。内容は、アカウントロックを解除したので、該当記事を非表示にした上で、8月2日12時までに非表示済の連絡くれということ。アカウントロックの理由に関しては、『このたびこの度日本音楽著作権協会(JASRAC)より、
該当記事に歌詞の記載があることを理由とした、「送信防止措置依頼」が届きました」』とだけあった(7月30日)

7.該当記事を非表示にしたので確認してください、とレンタルサーバーに連絡する(8月2日)

8.レンタルサーバーから、確認しました、とのメール届く(8月2日)

 

ざっと、こんな流れでした。一連の流れで、一週間です。でも、著作権違反と指摘を受けた記事については、「非表示にする」ことで終わったのかもしれませんが、この先も他の記事が、いつ指摘を受けるかわからない状態です。

それらをひとつひとつ、確認しながら、歌詞が少しでも載っていたら「非表示」にしなければならないのか…悲しい気持ちになります(^^;

それぞれの記事、メインは「歌詞」ではなく、それに関しての自分の気持ちを綴ったものだったので。記事にはコメントをいただいていたものもあって、非表示はコメントを書いてくださった方にも申し訳なく。時間と気持ちをこめて書いてくださった文章ですから

でも、このままにしておいたら、いずれまた「アカウント停止」→「指摘を受けた該当記事を非表示化」の無限ループになるのは目に見えています。その前に、自分のブログ内の記事をもう一度見直さなければ。

非表示にするくらいなら、歌詞を載せた部分を削除する方がいいかな、と思ったりします。要は、歌詞が載っていなければ著作権違反にはならないわけで。今回指摘をうけた21個の記事のうち、いちばんびっくりしたのは、全4494文字のうち、歌詞部分が40文字の記事のケースでした。歌詞は1パーセントに過ぎない割合です。でもそのことで、著作権違反とされて記事全体の非表示を求められるなら、歌詞部分だけを削除した方がずっといい。

結局、今は、歌詞を(たとえほんのわずかでも)載せて感想を書く、というのは許されないことなのだということがわかりました。引用元を明らかにしようが、引用部分を他と区別しようが、JASRACが該当記事に歌詞の記載があることを理由とした、「送信防止措置依頼」をレンタルサーバーに送れば、問答無用でアカウント停止です。

どういうものが著作権違反となるかは、結局のところ明確な規定がありません。何をすれば絶対大丈夫、という条件はないのです。引用元を明らかにしたり、引用部分を他と区別できるようにしたり、という点をクリアしたとしても、「歌詞を引用ではなく利用している」と、JASRACから判断されればそれまで。

私が今までブログで書いてきた記事に関しては、歌詞部分を削除していこうと思っています。歌詞が一文字も入っていない記事なら、著作権に違反することもないですから。

そして、今後書くものについては、一切の歌詞掲載をやめます。今までは、感想と言う形で歌詞の一部をとりあげることがありましたが、それをやるとJASRACに指摘され、アカウント停止になることがよくわかったので(^^;

一度は、運営事業者がJASRACと許諾契約を締結しているブログサービスにブログを移動することも考えました。そういうブログサービスなら、歌詞掲載も、個別にJASRACの許可を得なくてもいいそうなので。

でもよく考えてみると、なんかおかしいなって思うのです。たとえば短歌でも俳句でも、短い言葉であっても。誰のなんという作品かを明示した上で、この言葉の使い方が好きだとか、この言葉はこんなイメージを惹起するとか、そういう感想を書くことは、著作権違反には当たらないと思うんです。それを指摘されたという話も聞きませんし。本の感想であっても、一部分をとりあげて、この部分が好き~とか、この書き方がいいとか、それを書いたからといって「著作権違反でブログのアカウント停止」という話は聞いたことがない。ドラマのセリフだってそう。著作権はありますが、じゃあそれをとりあげてセリフの感想を書いたところで、著作権違反だからアカウント停止になるのか?

JASRACが管理する曲の歌詞に関してのみ、とても厳しく監視されている、と思います。

おそらく、JASRACとしては、厳しい監視や指摘をすることによって、すべてのブログサービスがJASRACと許諾契約を結ぶことを目指しているんでしょう。確かに、私も一度は、そうしたサービスへのブログ移行を考えました。

でもよくよく考えると、なにか納得いかない(^^; それでいいのかなあって。一文字たりとも歌詞の転載は認めない、感想を書くことも許さないって、それは著作権保護の枠を超えているんじゃないかと、そんなふうに思えてなりません。

私はむしろ、JASRACと許諾契約を結んでいないブログサービスを応援したい。

ということで、JASRACと許諾契約を結んでいる(歌詞掲載のできる)ブログへの移行はやめました。歌詞掲載のある記事については、歌詞部分を削除することで、今後の突然のアカウントロックを阻止したいと思います。とりあえず、音楽カテゴリーの記事から始めていきます。そして、新たに書く記事には、二度と歌詞を引用しない、使わない、ということで対策とします。

レンタルサーバー自体の移行については、ロリポップとの契約がまだ一年あるので、ひとまず更新の時期にまた考えようと思います。というのも、別のサーバーになったからといって、突然のアカウント停止が避けられるかというと、そうでもないようなので。

どこのサーバーも、JASRACからの、「該当記事に歌詞の記載があることを理由とした、送信防止措置依頼」を受けたら、たぶん同じような対応になると思うんですよね。うちはそういうとき、一方的なアカウント停止はしませんよ~、内容で判断しますよ~、ユーザーの意見も聞きますよ~、なんて、そんな対応を売り物にしているサーバーは今のところないようです。

たしかに、サーバー側としては、面倒なことに巻き込まれたくないですし。アカウント停止することによって、JASRACが納得してくれたら、それで万事オッケー。ユーザー側が該当記事を非表示にすれば、淡々とアカウント復活させるだけのこと。ユーザーとしてもそれ以上争う人はいないでしょう。それ以上争うのなら、裁判するしかないし、ユーザーとしてもそこまで大事にしたくない、というのが一般的な反応だと思います。

長くなるので、著作権についての話は次の記事に続きます…

著作権侵害でロリポップがアカウントを停止し、一時、ブログ閲覧不可となりました

私はこのブログの運営に関し、レンタルサーバーのロリポップを契約しています。

平成30年7月26日、ロリポップからメールが来ました。

>さて、この度日本音楽著作権協会(JASRAC)より「送信防止措置依頼」が届きましたため、
>お客様がお使いのアカウントをロリポップ!の利用規約に基づきロックいたしました。

(中略)

>【侵害されたとする権利】
著作権法第21条の複製権及び第23条の公衆送信権(送信可能化を含む。)

 

そして、対象URLとして、21個の記事が挙げられていました。しかし、クリックしてみても、すでにアカウント停止のため、記事は表示されません。エラー表示が出るだけです。

メールには、ユーザー専用ページ内の〔サポート〕より弊社へご連絡くれ、と書いてありました。連絡すれば、詳細と対応方法について案内してくれるとのこと。

27日に、さっそくサポートのフォームから、ロリポップに送信をしました。

メールが届いたのは26日ですが、それに気付いたのが27日だったので。すると、夕方にこのような返信がありました。

>ご連絡いただきました件について、担当にて確認のうえ、

>あらためてご案内差し上げます。

>なお、現在確認にお時間をいただいており
>回答が 2018/07/30 以降となる場合がございます。

連絡をすれば詳細と対応方法を案内するというので連絡したのに。担当に確認をとるだけで3日かかるかもしれない? それまで待つしかない? 考えられない返信でした。しかもアカウントはロックされ、ブログは閲覧できないままの状態…

品質向上のためのアンケートが、同じメールに記載されていたので、さっそく対応が遅すぎることと、いきなりのアカウント停止の不条理さを書いて送信してみましたが。

あまり良い対応は期待できないですね(^^;

現時点(平成30年7月28日14時)で、まだロリポップからのメールは来ていません。

そもそも、著作権には気を遣って書いていたつもりのブログでしたが、これでダメというなら、指摘を受けた21個の記事に限らず、他の記事も著作権侵害として削除を求められる可能性が高いです。

いや、削除を求められる、というよりも、警告や注意など一切なく、いきなりレンタルサーバー側(ロリポップ)からアカウント停止される、ということですね。私はブログに連絡先のメールアドレスを載せていますが、JASRACからの連絡は何もありませんでしたし、ロリポップから来た最初のメールは警告でも削除依頼でもなく、「アカウントを停止しました。サポートに連絡くれれば、対処方法教えます」というものでした。

またこんな事態(いきなりブログが閲覧不可になる)が起こるのは避けたいです。ですので、他のサーバーへの移転を考えています。

今日は7月28日。ブログが表示されるかどうか、あらためて確認してみると、今日の時点ではなぜか、アカウントが復活し、普通に閲覧できるようになっています。アンケートに対応への不満を書いたのを、ロリポップが考慮してくれたのか?

おかげで、指摘を受けた21個の記事は、メールに記載のURLをクリックして、すべて確認することができました。

でも、正直なところ、「これが著作権違反??」という思いが大きいです。改めて見直してみても、「えええ???」と言う気持ちです。

ブログに歌詞を記載するとき、私が気を付けていたのは、

1.誰の何という曲かという明記

2.歌詞部分には>マークを付けて引用部分がわかるようにする

3.その歌詞に対する感想、批評をしっかり書く(ただ歌詞を載せて終わり、ではない)

問題はないと思っていましたが、今回の事態でJASRACの見解は違うのだろう、ということがわかりました。まだロリポップからもJASRACからも説明は受けていないので具体的に何が悪い、というのはわかりませんが、とにかく、指摘を受けた21個の記事は非公開の設定をします。

ちなみに、指摘を受けた記事というのは、音楽のカテゴリーだけに限りません。2013年10月6日に書いた、“ドラマ『愛していると言ってくれ』感想” という記事も含まれます。この記事はドラマの感想がほとんどなのですが、主題歌の歌詞を三行分書いて、そのことについても思ったことを書いているので、その三行の引用が、引用でなく「利用」と、JASRACは判断したのでしょう。歌詞の記載は三行、文字数では40文字です。ちなみに、記事全体の文字数は、4494文字です。

私以外にも歌詞について書いてるブログは多いのに、どうして他の人は大丈夫なのだろうという疑問がわいたのですが、大手のブログサービス、たとえばSeesaaブログや、楽天ブログ、Yahoo!ブログなどはJASRACと許諾契約を締結しているため、ブログをやっている個人ユーザーが、JASRACに個別に許可を得ずとも歌詞の掲載をできるようになっているそうです。ニコニコ動画やYouTubeもそうなのだとか。知らなかった…

結局のところ、何をもってブログの歌詞掲載を「引用」とするのかは、すべてJASRACの判断ということになります。明確な規定はありません。総合的に判断して、ということなのでしょうが、いくらこちらが「引用」のつもりでも、「引用ではない」とJASRACが判断すれば、それで終わりです。

非公開にした21個の記事に、コメントをつけてくださった方、申し訳ありません。以上のような理由で、やむなく非公開の設定をとりました。それによって該当記事のコメントが見られなくなってしまいました。

またいつ、ブログが閲覧不可になるかわかりませんが、ひとまず、現状報告です。