浅草で同志と巡り合う

お世話になった先生の日本舞踊の会があり、浅草へ行ってきました。浅草の仲通りがとてもにぎわっていてびっくり。

インバウンドというだけでなくて、意外なほど日本人の、それも若者たちがいっぱいいました。少子化?それどこの話?というくらい、若者の姿が目立って活気がありました。レンタルの着物のお店があちこちにあって、観光客のカップルや若い女性たちが、着物を着て散策しているのが目の保養。着物は、見ているだけでも綺麗だし、浅草のレトロな雰囲気とあいまって、とても素敵です。

私の住む街の駅前の繁華街とも似ているんだけど、とにかく活気があっていいですね。人出がある、ということはそのもの。人が人を呼ぶ、ということでしょうか。
我が町の繁華街の衰退ぶりに比べて、浅草の活況がまぶしく見えました。我が町も、人口はそれなりにあるし、観光にも力をいれているようですが、ここまでの賑わいはなかなか生み出せない。我が町には浅草寺に似たお寺があって、私が子供の頃は、この浅草のように縁日にはまっすぐ歩けないほどの人出があったのですが、今は縁日でも人出がなくなり、寂しい限り。

浅草寺周辺は、仲通りに限らず、とにかくすべての通りがにぎわっていましたね。人がいるところにはお店があり、お店があればまた、お店が人を呼ぶ。

これは浅草の観音様のご利益がすごいということなのか。嬉しくなって人力車にも乗りました。車上からの景色もよく、歩かずに観光できて楽ちんです。あちらこちらで人力車に乗っている方がたくさんいるので、妙な恥ずかしさもなく、気軽に乗れました。車を引く若者の、若さが眩しい(^^)なかなかの力仕事ですし、車を引くだけでなくガイドもしつつ、お客さんと話も合わせつつ、撮影スポットで良い写真も撮る、というのは体力・知力・コミュニケーション能力、全部そろわないといけない大変な仕事ですね。汗を流して笑顔でがんばる若者の姿に、日本の将来もきっと大丈夫、という嬉しい気持ちになりました。

おいしいお店もたくさんあって、目を奪われます。公演の帰りに、お店をいろいろ眺めながら歩いていたら、同志のお店を発見!

犬のフン尿被害に悩む私には、そのお店の苦悩が、痛いほど伝わってきました。そのお店はもう遅い時間で閉店していたのですが、シャッターを下ろした店前にはロープが張られ、犬や飼い主の侵入を防ぐ工夫がしてあり、そこにはこんな張り紙があったのです。

一言一句は覚えていませんが、「公道や他人の敷地で排泄させず、自宅敷地内で排泄させてください」というようなことが書いてあったんです。私はこれを読んだとき、店主のそれまでの苦労や怒りがストレートに伝わってきて、心から同情しました。おそらく、閉店後の犬のフン尿被害が常習化しており、悩まされたあげくの張り紙だったと思います。

閉店後、誰もいないのをいいことに散歩中の飼い主が、犬にやらせたい放題。シャッターぎりぎりのところを犬がクンクンにおいをかいで、おしっこをひっかける。ときには、フンを放置。朝方、店を開けるときにそれがあったからこその、この言葉。

いや、本当に私はこの店主の気持ちがわかるし、「大変でしたね・・・」と、握手を求めたい気分でした。同志発見です。犬のフン尿の問題って、決して私の住む地方だけの問題じゃない。全国で発生している。この浅草の、にぎわう通りでさえ、こんなに苦労している方がいらっしゃるんだ。

一度臭いがついてしまうと、毎日やられますからね。またやられた・・・と、朝気付いたときの絶望感、清掃を強いられる怒り。

お店が、こういう強い口調の警告文を出すまでには、ものすごい葛藤があったと思います。お客さん商売なので、相当まで我慢されたと思いますよ。でも、我慢して我慢して、清掃して清掃して、我慢の限界。いくらなんでもひどい、ということになったのでしょう。

防犯カメラも設置してありました。当然だと思います。ずうずうしい飼い主に、警告文がどこまで効くのかはわかりません。防犯カメラを設置し、撮れた映像を貼りだすくらいのことをやらないと、こういう飼い主は行動を改めないでしょうね。

私がしげしげと警告文を眺め、まったくだ、その通りだなあと連れと話していると、通りかかったおばちゃんが話しかけてきました。

「ほんと、犬には困っちゃうんだよねえ。マナーが悪い」

全然知らない方でしたが、そのおばちゃんも、犬のやりたい放題が目に余ると話していました。俄然、盛り上がる私たち(^^)

ひとしきり、犬のフン害について話しました。

店主が書いた警告文は、本当に的確だと思います。

・公道にフン尿させない

・他人の敷地内にフン尿させない

どちらも当然のことです。やられる側が、忌避剤を買ったり防犯カメラを取り付けたり、お金をかけて対策するようなものではないはずです。犬を散歩させる人が、マナーを守れば何の問題も起きないのです。

じゃあ犬はどこで排泄すればいいのでしょうか?

・犬は自宅敷地内で排泄させる

室内でも室外でも構いません。それは自由でしょう。とにかく飼い主が、飼い主の敷地内でさせればいいだけの話。こんなに簡単で当然の話を、なぜ全国で守れないのかなあ。犬が外で排泄するのが、当然みたいになっているのかなあ。尿は水をかければいいとか、フンは回収すればいいとか、そういう話ではないです。だって回収しきれないから。残りますよ。ニオイがつきますよ。他の犬が、必ずそこでまたやりますよ。

最初から、自宅敷地内で排泄すればいいだけの話です。

おばちゃんとは、ひとしきり犬談義をして、「飼い主のマナーが悪い」ということで意見が一致しました。まるで古くからの知り合いのように盛り上がってしまった(^^)

お店の前が犬のトイレになるのが常態化すると、不衛生ですからね。ロープをはって、ぎりぎりの境まで入れないようにして、マナー看板を張って、防犯カメラをつけて。お店の方の苦労と怒り。わかりますよ~。だって、私も、日々同じ思いをしていますから。

私の場合は、今は自宅前ではなく、畑の前が一番問題になっていて、そこは公道で草地なので、なかなか解決が難しいな~と思っていたのですが。こういうお店の、舗装された歩道沿いでも、犬のフン尿被害は深刻なのですね。

草地、土、舗装、状況は変われど、公道や他人の敷地内にフン尿させてはだめです。浅草で、その思いを強くした私でした。犬が、飼い主の敷地内で排泄することが当たり前の世の中になりますように。公道も、他人の敷地内も、犬のトイレではありません。

犬のことで悩んでいると、こういう警告文やマナー看板に、すごく敏感になるんですよね。みつけると、その設置にいたるまでの苦労を思って「どんな人がどんな思いでこれを作ったのかな」と、しばし思いをめぐらせます。

まさか浅草で、大通りのお店でこのような強い意志の警告文に出会うとは思わなかったし、通りがかりのおばちゃんと親しく話すことになるとも思わなかった。浅草で、忘れられない思い出となりました。

犬のフン尿との戦いは、継続することが大事

継続は力なり、です。毎日見回ること、怪しい犬(遊ばせながら散歩させている)が来たら、犬の忌避剤をまくこと、を繰り返すうちに、犬のフン尿・マーキング被害は減っていきます。

とにかく、継続が大事ですね。一度犬の被害を撲滅しても、そのあと放置すれば、またあっという間に犬の公衆トイレ化してしまうので、気は抜けません。というか、日本はいつから、こんな状態になったんだろう・・・。

みんな気が付いてないだけ、のような気がします。我が家の前の犬の被害は激減しましたが、その分、うちのはす向かいのお宅の擁壁が狙われるようになりました。そのお宅は、被害に全く気付いていないと思います。

でも、私がみている限り、今はそこの擁壁で、散歩中の犬がマーキングする確率は99%です。かつての我が家のよう。ほぼ、すべての犬が尿をひっかけていきますね。たぶん臭いがついているんでしょう。素通りはできないようです。

私も、自分の家の前ではないので、注意はできないのですが。でも、ひどいなあと思いながら見てます。自分の家の擁壁が、犬のフン尿スポットになって嬉しい人なんて、誰もいないはずです。先日は、孫と犬と一緒に散歩しているおじいさんが、平気な顔で、そこの擁壁でオシッコさせてましたね。当たり前のような顔をして。

まだ3歳くらいの小さなお孫さんは、それが当たり前ということで育ってしまうのでしょう。その子が大人になったら、同じ行動を繰り返すわけです。いい年のおじいさんが、見本を示しているのですから。

犬が、自宅外で排泄(マーキング)するのはマナー違反だということが、常識になってほしいです。自分の家でトイレはさせるべきです。フンは持ち帰ればいい、というのが間違いで、そもそも、フン尿・マーキングを自由にさせていい場所など、自宅以外にないのが基本ではないですか?

毎日のように散歩の犬が通りかかるたびに、嫌な気持ちになってしまいます。

嫌すぎて、一昨日は悪夢をみました。家の前で堂々と犬に排泄させているおじいさんに注意したら、逆切れされる、という夢でした。実際逆切れされたことがあるので、そのときの体験がフラッシュバックしたのと、家のはす向かいの擁壁のオシッコ目撃が引き金だったんでしょうね。

悔しさと腹立たしさで、目が覚めました。その後は一日中、気分がすぐれませんでした。

道路に沿ったところに犬よけのために植えたニオイゼラニウムが、今、ピンクの可愛い花を咲かせています。香水のような芳香は犬にはキツイらしく、好奇心で匂いをかいだ大型犬が、そのまま(排泄せずに)立ち去るのを、先日目撃しました。ニオイゼラニウム(ローズゼラニウム)は、犬よけに有効みたいです。

一方、清涼な香りのハッカは、増えずにいつのまにかなくなってしまいました。この辺の気候に合わなかったのかな。北海道の北見がハッカの産地であることを考えると、本州の気候はハッカには暑すぎるのかもしれません。ハッカの葉をちぎったときの匂い、すっとして大好きだったんですけれども残念です。

その分、ペパーミントとスペアミントは、繁殖力がすごい。順調に増えてます。もともとうちにあった雑種のミントと、全部入れ替わればいいなあと思ってますが、どうなることか。

犬が入りこみがちな場所には、今が旬のドクダミを置くのも、効果的みたいです。ニオイが残りますからね。私も、庭の日陰の一角はドクダミ畑にして、そこで育ったドクダミを干してドクダミ茶にしたり、土の上に置いて犬よけにしたりしています。安心安全、無料の犬よけです。

今ならではの犬よけとしては、みかんの花も有効かなと思い、試しています。無数に咲いたみかんの白い花をちぎって、地面にまいておきます。いまのところ、まいた場所に排泄された形跡はないので、これも有効かな。でも、花の時期だけにしか使えない手ですが。

犬よけに使う労力と時間は大変なものです。被害者が対策をとるのではなく、犬のフン尿・マーキングの加害者が、自分で過ちに気付いて改めてほしいなあと思っています。自宅以外で、フン尿・マーキングさせてはいけないです。

これ、明確に法律を作ってほしいなあ。「フンは持ち帰ろう」じゃないですよ。「自宅外でフンさせてはいけない」ですよ。散歩は、排泄のためではありません。排泄は自宅でするのが当然。

散歩は、犬の運動と、飼い主とのコミュニケーションが目的。排泄目的の散歩は、マナー違反です。

花見の公園で、犬の尿に思うこと

週末は、お花見日和でした。あったかくて、天気もよくて、桜が満開!

土曜日も日曜日も、違う場所で桜を楽しみました。けど今年は、犬がとても気になる…

土曜日に行った場所は犬の立ち入りが禁止だったので、何の問題もなかったんですけど。日曜日に行った公園がひどかった。たくさんの犬が、きれいな芝生の上を自由に歩き、そしてあちこちで・・・尿(^^;

中には、ペットボトルの水を、目立つように持っている人もいたんですよ。その人は、自分の犬がクンクンかぎまわっておしっこした後、しっかりペットボトルの水をまいてました。でも、そもそも公園で犬のおしっこは、させるべきではないと思う。

「犬のおしっこ禁止」と看板に書いてないから、させてもいいというわけではなく。常識として、ペットの排泄はNGではないでしょうか? おしっこは液体だから、させてもいいの?フンは、持ち帰ればいいの?

私はどちらも、駄目だと思います。自宅以外で排泄させること自体、駄目だと思う。散歩は、排泄のためじゃないよ。

その公園は広い芝生があって、小さな子供達も遊んでいたけれど、可哀想になってしまいました。どこで犬がおしっこしたともわからない、そんなところで遊ばなきゃいけないんですよ。

公園は、犬のトイレじゃないのに。

犬の数は、ここ数年でとても増えました。私は3年ほど前から、自宅や畑で犬のフン尿・マーキングに悩まされています。悩まされたことで、犬のフン尿・マーキングには敏感になりました。つい、犬の動きを目で追ってしまいます。

公園での犬のフン尿。当たり前ではないと思うし、自分の家でなぜさせないのか、本当に不思議です。排泄は汚いものですし、毎日のことです。散歩は排泄のためじゃない。散歩のときにしか排泄できなかったら、犬も散歩のときまで我慢するようになってしまう。

本当の愛犬家なら、自宅で排泄ができるよう、しつけをするべきだと思います。公園も道路も、犬のトイレではありません。

公園に、次から次へとやってくる犬を見て、思いました。あまりにも傍若無人で。何度も言いますが、公園は犬のトイレではないです。

リードを長く伸ばし、犬に嗅ぎたい放題させている飼い主が目立ちました。そういう犬は、クンクン嗅ぎまわって、自分が気に入ったところでマーキングや糞尿をします。

一方、少数ですがリーダーウォークがしっかりできている飼い主さんもいて、そういう犬は、勝手に排泄もマーキングもしませんね。リーダーウォークができる飼い主さんの犬は、飼い主に歩調を合わせて、楽しそうです。そしてそういう犬は、他の犬に吠え掛かったり、人間にむやみに近寄っていったりしません。犬もしっかり人間をみているし、飼い主も犬を見ている。そういう飼い主さんは、スマホをいじりながら歩いたりしていないです。

この頃、犬を散歩させながらスマホ見ている人、よく見かけるんですよ・・・。

この、犬を取り巻く状況。私は本当におかしいと思っています。みんなこれでいいのかな?公園が、犬のトイレになってますよ。そしてそれは、道路や、他人の家の前も、同じこと。

犬が自宅外で排泄するのが、当たり前になっている世の中。おかしくないですか?散歩で外に連れ出し、公園や、道路や、土や草のあるところで、こそこそっと(あるいは堂々と)排泄させるの、変ですよ。今や外飼いの犬は激減し、皆さん家の中で飼ってます。洋服も着せてます。人間並みの、手作りご飯食べさせたりもしてます。病気になれば、犬だって病院に行く時代です。

だけど排泄だけは、昔から変わらず、自宅外で・・・。この現状、絶対おかしいですよ。犬が家族だというなら、どうして家族に、自宅のトイレを使わせないの?

清潔志向で、やたらとアルコール消毒する時代、お店や施設など、どこにでも消毒薬があふれている時代、犬のフン尿だけは別、というのもおかしな話で。毎日、排泄のために散歩に連れ出し、自宅外でフン尿マーキングさせるのは、不衛生で汚いことだと思いますけどね。

みんながやっているから、感覚がマヒしてしまっているのでしょうか?それくらい、公園で排泄・マーキングしている犬は多かったです。うんざりしました。あまりにも当然のように、多くの犬が、日常的に公園で排泄していてびっくり。

みんながやっているから、よけいに安心して、それを当たり前だと思っているのかな。これなら、うちの自宅前や、畑の前が犬のトイレにされたのも、無理もないなと思ってしまいました。感覚がもう、違うんですね。可愛い可愛いうちの犬。犬なんだから、散歩中どこでトイレしても別にいいでしょ?仕方ないでしょ?っていう感覚。

桜は本当にきれいだったけど、犬のことが気になりすぎて、気分が落ち込んでしまいました。日本はこれからもずっとこうなのかな。それで当たり前?

だったらこれからも、うちの自宅前や畑前は、汚され続けるのだろうか? 

土曜日に、とあるペット大歓迎のホテルの前を通りかかったんですけど。そのとき、ホテルの前には小さな公園というか緑地がありまして、公衆トイレがあったんです。そのトイレの扉に、注意書きが書かれてました。「トイレに、犬のフンを流さないでください」って。

散歩中犬がフンをしたとき、それを拾って、人間の公衆トイレに流す、不届きものがいるんでしょうね。

今や、小さな子供の数より、犬の数の方が多いのでは?そして現状、その犬の排泄の始末は、あまりにもお粗末すぎる。犬の排泄のこと、飼い主はもう少し真剣に考えるべき。自宅や、ドッグランなどの排泄コーナー以外で、犬の排泄が許される場所は基本的にはないと思います。

犬の排泄を自宅ですませられない飼い主に、犬を飼う資格なんてありません。

工事の腕は、現場の綺麗さでわかる

今ご近所で、対照的な2件の工事現場があって、なかなか興味深いなあと思いながら観察してます。どちらも新築のお家なのですが、現場の清掃・片付けの状況が全然違うんですよ。

  • 地元A業者の建売 まだ買い手は決まっていない
  • 地元B業者の注文住宅 (すでに施主が契約済)

普通に考えたら、Aの方がいい加減な工事しそうだなーと思うんですが。だって、まだ買い手が決まってない状態の建売ですから。買い手が決まってたらその人が楽しみにしょっちゅう見に来るだろうし、工事もいい加減なことはできないだろうなあと思うじゃないですか。

でも、実際に現場がきれいなのはAで、汚いのがBなので、いろいろ考えさせられます・・・。

たぶん、Aの方は、発注主のAの管理・監督がしっかりしてるんでしょうね。個人でどうこうでなく、会社として、ルールを設けて現場管理をしっかりしているんだと思います。

Aの工事現場はしっかりとネットで囲まれ、部外者が入れないようになっており。工事車両の違法駐車も一切ありません。駐車スペースは、きちんと設けられています。(敷地に余裕がある設計です)

私は建築現場を見るのが好きなので、いつも散歩中に建築の様子を楽しみに見守っているんですけど、本当にいつ見ても綺麗です。運び込まれた資材も、一か所にまとめられてブルーシートがかけられていますし。雨に濡れてはいけないもの用に、緑のシートの小屋?みたいなものも臨時に設けられていて、運び込まれた資材や道具は、まとめられています。

一方Bの方はといいますと。まず入口に、ネットもロープも張ってない。車が入りやすいように、ということだとは思いますが、誰でも入れる状態。

そして何より駄目だなと思うのは、道路を資材置き場にしていること・・・。いやいや、道路は駄目でしょ。いくら人通りが少ない農道でも、そこは荷物置き場ではありません(^^;

乱雑に、いろんなものが置かれてます。鉄筋やら木材やら、セメントの袋やら。そして、たばこの吸い殻もたくさん。

今は新築の工事現場はどこも禁煙だと思うのですが、Bの会社の管理が悪いんでしょうね。たばこの吸い殻だけでもひどいんですが、道路にいろいろ乱雑に置いてあるので、けっこう通りがかりの人が汚さに乗じてポイ捨てもしていまして。私は2度ほど、たまりかねて道路上の目立つゴミを拾いました。放っておくとどんどん汚くなるので・・・。

お菓子の空き袋と、白いビニール袋を拾いました。どっちも道路上に目立つ状態で放置されていて、風に飛ばされてました。時間が経てばますます汚くなって手にするのも嫌だし。早いうちに、大きいものだけは拾っておこうと思いまして。

というのも、我が家の畑の近くなんですよね。Bの現場。

最初は楽しみに工事を見守っていたけれど、だんだん心配になってくる・・・。大丈夫なのかなあ、ここの新築。何千万もの注文住宅ですよ。なのに、現場が汚すぎて、ちゃんと工事が行われてるのかどうか怪しい。

腕のいい大工さんは、清掃や片付けもきちんとされていると聞きます。道具や資材が散らかっていては、いい仕事ができませんからね。その考えでいくと、Bの現場には、あまり腕のよくない人が集まってる可能性が高い・・・。

どう見ても、現場が汚い。というか、農道を資材置き場にしている、それを放置している時点で、Bという会社がダメなんだと思います。現場の作業員に、しっかり指示ができていない。

Bの現場はお施主さんもしっかりいらっしゃるのですが、忙しくてあまり通えていないのか。もしくは通っていて現場の汚さに気付いても、なかなか言いにくいのかもしれません。本来それは、施主の仕事ではなく、工事を請け負ったBの仕事ですね。現場を綺麗に保つ、ということは最低限のルールです。

たくさんのポイ捨てされた吸い殻を眺めながら、呆れてしまいました。いまどき、たばこのポイ捨ては厳しく言われる時代でしょうに。Bの現場監督は何をしているのかなあ。

そもそもBは、隣地が空き地なんです。売り出し中の土地。そこを資材置き場に使わせてもらえばいいのに。工事といっても半年もかからないでしょうから、その間隣地を、駐車場や資材置き場として借りれば、工事の人たちもずいぶんやりやすいのでは?と思います。借地代はかかるかもしれませんが、わずか半年のことですし、道路を資材置き場にしなくてすみます。

今どき、道路を資材置き場(それもぐっちゃぐちゃで整理されてない)にしている会社なんて、恥ずかしいですよ。そんな会社が建てる家は、どんな家になるのでしょう。

他人事ながら、心配になってしまいます。家を建てる会社を選ぶなら、工事現場がきれいなところを選んだ方がいいですね。細かいことはわからなくても、掃除や整頓ができている現場には、優秀な職人がいるはずです。

工事の現場が乱雑だったら、そこで行われる仕事もおそらく、いい加減なものなのだと思います。

防犯カメラの画像の鮮明さに感動する

犬フン尿・マーキング対策で植えた水仙を、盗まれる被害が続いている。2月20日(火)に、新たに15本盗まれたのは、以前のブログでも書いた通りだ。その日のうちに、また防犯カメラを設置。だいたい24時間ほど稼働させて回収。

結果報告です。

防犯カメラを回収した時点で、新たな水仙の盗難被害はなし。一応写っている画像も確認してみたけど、怪しい人物は写っていませんでした(^^)よかったよかった。

それより、カメラの画像の鮮明さに感動しました。1万円ちょっとのカメラで、この画像の鮮明さは素晴らしいなあ。畑の入口に仕掛けて、近付く人の顔が写るようにしたんだけど、本当にはっきり写っている。

防犯カメラについて、何を使っているか気になる方はこの過去記事をどうぞ。

カメラが作動している状態で私が畑にいるとき、通りすがりの近所の人が「こんにちは~!」と近付いてきて私としばらく立ち話をしたんだけど、その様子や音声も、ばっちり録画されていました。

撮影モードは、写真と動画を取り混ぜることができて、それぞれ何枚とか、何分とか細かい設定ができるのですが。赤外線センサーが感知後、3分間の動画撮影というパターンを試してみたところ、なかなかいい感じです。一番最初に防犯カメラを設定したときは、動画と写真を混ぜたりしたんだけど、その必要はないなーと思いました。動画で十分。電池や、microSDカードの容量を考えると、できるだけシンプルなモードの方が長持ちするかと。動画でばっちり犯人の顔が写れば、写真の必要はない。必要が生じたら、動画からいくらでも写真データにできるし。

回収した防犯カメラのデータをパソコンで確認しました。これいちいちやるのが面倒ですね(^^;無線でデータをリアルタイムで確認できるタイプもあるそうなので、次回買うときには、そういうものにしたいと思います。手間暇考えたら、そっちの方がお得。ただ、高品質なものになるので、お値段もそれなりにしますが・・・。いちいち設置→回収→パソコンでデータを見る という手順がなくなり、畑まで出かけなくても自宅から畑の様子が探れるようになれば最高です。

ああ、でもそうすると、電池の問題が出てくるか。太陽光パネルで発電するタイプもありますが(雨天等は補助的に電池を使う)、私は太陽光パネルを使いたくなくて。あれ、ものすごく環境に負荷を与えるものだと思うから。作るのも廃棄するのも、全然エコじゃない。使うのは心が痛む。

そうなると、畑に電気を引いていない(電源がない)以上、電池を使う必要が出てくるので、これがどれだけ持つか、という話です。これまで防犯カメラを使ってみた感じだと、畑前を通る人を感知して撮影するので、けっこう電力を消費するんですよね。

まあ、これは今後もう少し考えればいい。今は、2台目のカメラを考えていないです。そっちに回す予算がない(^^; まずはカメラよりも忌避剤の「逃げまんねん」が優先です。

現状、定期的に「逃げまんねん」をまかないといけないですからね。1本3000円強の「逃げまんねん」、とても消費量が多いのです。うちは畑と道路が接する部分がとても長いので。それに、「逃げまんねん」は自宅前でも使いますし。

犬フン尿・マーキングの被害さえなければ、こんなに悩むこともないんですけど。犬を飼って人の家の前でやりたい放題の人は、まさかここまで迷惑かけていると、思っていないんだろうなあ。

我が家の畑前は私がこれだけ必死になって、なんとか綺麗な状態を保っていますが。その隣の土地は、数日前にさっそく犬のフンが置き去りになってました。道路上です。

こんな風に汚くなり始めたのは、3~4年くらい前からですかね。少なくとも10年前は、ここまで犬フン被害はひどくなかった。それだけ、犬を飼う人が多くなったのか。

みんなが犬を溺愛するようになって、外で飼う人が皆無になるというほど犬の家族化が進み、洋服を着せるのも当たり前、病院で高額治療を受けるのも当たり前になった今、排泄だけは原始的、むしろマナーは後退している。

自宅以外の場所で、散歩時に排泄させるという、迷惑行為が当たり前のように行われているから。本当に信じられない。どうしてこの部分だけは改善されないんだろうか。テレビなどでも有名人が犬を可愛がる姿を撮影させているけど、散歩時は普通に、よその土地や道路、公園などで排泄させたりしているんだよなあ。

フンを拾えば問題ないでしょ、というのは違う。尿やマーキングも、厳禁である。フンだって、拾いきれないものは臭いが残り、他の犬もまた、そこの場所でしたくなってしまう。要するに、フンも尿もマーキングも、自分の敷地以外でさせてはいけないということだ。

その最低限のマナーがわかっていない飼い主が多いから、全国で犬のフン尿・マーキングの被害が多発しているんだろう。大久保佳代子さんもその一人。

大久保は「ワンちゃんが近くのマンションの敷地内に芝生のところがあって。おしっこ、ちょっとするんですよ」と、自身の愛犬の行動を説明。その上で「そこを管理するおじさんに見つかって、結構な勢いで『ここでおしっこさせるんじゃねーよ! 臭いがキツいんだよ!』(と言われた)」と明かしました。
その上で「犬のおしっこなんて本当、百円玉(程度の大きさ)ですよ、せいぜい」とも話し、「しない時もあるんですよ。(おしっこをする)フリだけで」「逆ギレしそうになったな。だったら私がションベンしてやろうかと思った」と、愛犬のおしっこについて注意されたことに納得がいっていない様子でした。

いぬねこ+『大久保佳代子、愛犬のおしっこ注意に「逆ギレしそうに」 ネットでは物議 2022/7/26』
https://inunekoplus.com/news/2022/07/post_6583 

大久保さんは、多くの迷惑飼い主と同様、勘違いしている。犬の100円玉程度の尿、もっと言えば、ほんの数滴の少量であれば、問題ないのであろうと。

犬を飼っているのに、その習性をわかっていないのが不思議ですが。犬の、フン尿に対する嗅覚は、人間以上ですよ。人間には臭わなくても、犬にはわかる。他の犬がほんの数滴かけていったわずかなマーキングに、激しく反応するのが犬の本能です。

リーダーウォークをしているマナーの良い犬は別として、犬を好き勝手に歩かせていれば、確実に他の犬のフン尿・マーキングには反応します。

やってる方は、「これくらい」と思うのかもしれませんが、犬におしっこさせれば、その何十倍、何百倍の被害を誘発するんですよ。たとえば、犬のおしっこスポットになっている電柱があったら、よく観察してみてください。

リーダーウォークをしていない、好き勝手に歩いている犬がそこを通りかかったとき、その場所で尿を追いがけする確率、ほぼ100%だと思います。そして、そうした場所は尿やマーキングだけでなく、不定期にフンの置き去りも発生しているはずです。

自分の家の前や、管理している畑の前が、犬の公衆トイレになってしまったら?通りがかる犬がみんな、そこで当たり前のようにフン尿・マーキングするようになったら?

日本人の清潔へのこだわりは、普段行き過ぎだと感じるほどだけど。除菌スプレーや、除菌シートの多様はやりすぎだと、苦笑してしまうけれど。
その一方でどうして、最も汚い排泄物に関しては、「犬のやることだから仕方ない」と、マナー違反が横行しているんだろうか。

社会の共通認識として、「犬の排泄は自宅で」が、浸透することを心から願ってます。