マスクで酸欠

日本は欧米に比べて感染者の数を少なく抑え込むことができましたが、それでもまだ新規の感染者数をゼロにすることができず、引き続き注意して生活するべきなのはわかっています。が。(^^;

とにかくマスクをすればいい、というものでもないと思っています。マスクをすることのデメリットもあるからです。

軽い酸欠状態が続きますよね。マスクをずっとしていると。密集しない屋外では、もうマスクはしなくてもいいし、マスクをしている方が体を痛めるような気がしてなりません。

私が住む県は、新規感染者数がここ数週間ほぼゼロで、たまに報道される感染者も、他県から来た人だったりします。県内での感染は、ほぼ抑えこめているといっていい状態だと思います。

それでも、屋外の、私がよく行く植物園ですら、マスク着用が義務とされている状況なのです。新鮮な空気をたっぷり吸って、ゆっくりリラックスする場所である植物園がそんな状態で、とても残念だなあという思いと同時に、なにかおかしくないか?と疑問に思います。

人と人との距離は、十分に保てる場所ですしね。とにかく広くて、人と至近距離ですれ違うことはありません。でも、入園時にはマスクの着用を促されます。

実際には、広大な園内を歩いている人は人目を気にしてマスクを着用していますが、ベンチで休憩するときにはほとんどの人がマスクをそっと外していますね。無理もないと思います。息が苦しいからです。

そして私の大好きな温泉も。温泉でマスク?と思いますが、施設によって対応は分かれており。入浴と食事以外は、厳しくマスクの着用を促す施設と、すべて客の自由に任せるところと、それぞれです。でも前者の方が多いです。

去年武漢で発生した、謎のウイルス。正体がわかるまでは、最大限の注意を払わなければならないのはその通りですが、いろいろわかってきた今は、マスクのデメリットも考える時期にきていると思うのです。

マスクをしていると、吐いた息を吸う率が高くなり、酸素が十分にとりこめないというのは、マスクをしていて実感します。苦しいです。暑いというより、苦しいのが気になります。たまになら、とか短時間ならいいのですが、今のようにいつでもどこでもというのは、人間の体に悪影響を及ぼすのではないかなあ。

特に気になるのは、登下校の小学生です。たぶん学校の指導があるのだと思いますが、みんなしっかりマスクをしています。でも、子供だって酸欠状態が長時間続いて、体にいいわけがないと思います。しっかり呼吸をしないと、健康に悪影響がでるのではないかと心配になります。

大人は、臨機応変に対応できるからまだ、いいですけどね。マスク必須、と言われても、どこかでマスクを外して、深呼吸するようなことも自分の判断でできます。でも子供は、「マスクしなさい」と大人に言われれば、正直にずっと、マスクをし続けるしかないわけで。少なくとも登下校のときのマスクは必要ない、と私は思っています。屋外だし、新規感染者がほぼゼロの地域だったら、必要ないと思うのです。

これからは、マスク着用も、デメリットを考慮する時期にきているのではないかなあ。

マスクで酸欠。けっこう怖いことだし、健康に影響あると思いますけどね。中国で、マスクをつけたままでの体育の授業中に、中学生が急死する事件が半月の間に3件もあったそうです。想像すればすぐわかりますけど、安静にしているだけでも息が苦しいのに、これで走ったりしたら、どれだけ心臓や脳に負担がかかるか。

息をするということは、新鮮な酸素を、体のすみずみに送りこむということで。たとえ重度でなくても、軽度の酸欠状態が長時間続くことの体への影響。特に成長期の子供は、マスクすることによって逆に、心臓や脳に負担がかかって、免疫力も弱くなるんじゃないかと。マスクはたしかに、無症状感染者の飛沫感染を防ぐ効果はあるかもしれないけれど、それ以上に免疫力低下などのデメリットがあるとしたら、着用も、時と場合を限定しなくてはならないと思うのです。

マスクで酸欠。健康を目指しているのに、本末転倒にならないよう、気をつけたいです。

力と平和を考える

横田滋さんが、6月5日に亡くなった。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお父さん。めぐみさんが日本に帰国する日を、どんなにか待ち続けただろうに、そのお気持ちを思うと、なんて言葉を綴ったらいいのか、わからない。

今現在進行形で、めぐみさんを始め、北朝鮮には拉致された日本人がいて。今も救出を待っている。

マスコミは首相を責めるけど、じゃあどうしたら、拉致された日本人は帰ってくるのか。

やはり、日本の軍事力は必要だと思う。それを要らない、話し合いですべてが解決する、というのは違うと思う。そして、国内のスパイを摘発する組織や、厳しく取り締まる法律も、足りないんじゃないんだろうか。

日本にいて普通に生活していた人が、ある日突然、拉致される。そして、国がどんなに要求しても返してくれない、こんなバカなことがあるだろうかって思うし、腹が立つし、全員返してくれるまで国交正常化交渉できないのは当たり前だと感じる。

布マスク手作りしてみた

緊急事態宣言の対象地域が、全国に拡大されることが正式決定しました。皆で一丸となって、ウイルスの封じ込めをがんばりたいです。

ということで、布マスクを手作りしてみました。作り方はYoutubeの動画を3本くらい見ると、要領がわかります。写真は載せませんが、初めて作った私でも、満足の出来栄えでした。ミシンを使わず手縫いだったので、縫い目がきれいにできるかな、というのが心配だったのですが、基本、表布とガーゼをなみ縫いして表裏をひっくり返して作るので、縫い目が表に出ないので大丈夫でした。(作ったことない方は、動画を何本か見ればわかると思います)

ゴム紐をつけるところはまつり縫いですが、表布に響かないように、ほんの少しだけ布地をすくっていくと、表布にはほとんど糸が見えず綺麗に仕上がります。

マスクは、プリーツ型と立体型と両方作りました。立体型の方が作るのに時間がかかりますが、着け心地はよかったです。口の前に少し空間があると、息をするのがかなり楽だと感じました。

私、今回自分が作るまでは、あんまり立体型の見た目が好きじゃなかったんですけども(^^; カラス天狗っぽいなあと思ってしまって。でも、実際つけてみると呼吸が楽。長くつけるなら、こっちの方がいいなあと思いました。

まあ、これはそれぞれ、お好みですね。見た目をとるか。着け心地をとるか。

型紙も、動画の中で紹介されていますので、自分で作れます。曲線はコンパス必要なのかと思っていましたが、フリーハンドで大丈夫だと思います。私は、曲線はフリーハンドで、お手本を真似て書きました。一つ型紙を作れば、何度でも再利用できてうれしい。

人それぞれ、いろんな作り方があると思いますが、動画を何本か見ると基本がわかります。その上で、自分なりの作り方をすると楽しいです。私の場合、ガーゼはハンカチを使うのではなく、医療用の薄いガーゼを何重にも重ねて使ったので、型紙通りに切るとガーゼの端がかなりボロボロになってしまうのが問題点でした。プリーツ型はまだいいのですが、立体型をつくるときには、縫うのが大変で。

そこで、立体型のマスクをつくるときには、表側の生地にガーゼを切ってぴったり沿わせるのではなく、ガーゼを切らずにダーツを寄せて形を合わせて縫ってみたところ、うまくいきました。(これ、文章にすると意味不明だと思いますが、切り口がボロボロになるガーゼを使った人にはわかるはず)

ガーゼ、切らなければ、端はあらかじめ処理してあるので、扱いやすいんですよね。

手作りマスク、案外簡単に作れますのでお勧めです。可愛い生地、自分好みの生地で作ると着けるのが楽しくなります。表地は、少しハリのあるタイプがかっこよく仕上がると思います。

私はゴム紐がなかったので、新品のストッキングを切って使いました。ふくらはぎとか、腿にあたる部分を幅2センチくらい、切ればそのまま輪になって使えます。切り口が汚くなる心配はいりません。切ってみるとわかりますが、引っ張るとストッキングの性質でくるくるっと丸まるので、切り口は見えなくなります。そして、ストッキングの生地だと耳が痛くないし、何本もたくさんとれるし、とにかく軽くていいですよ~。

女子は普段、お裁縫する人も多いですし、手作りマスクもそんなに苦労せず作れると思いますが。男性は針と糸に縁がない方も多いかと思うので、大変ですね。このところ、買い物にいったときに他の人のマスクを見ると、お子さん連れのお母さんが、手作りマスク率高いです。たぶん、幼稚園や小学校で、道具入れとか給食袋とか、バッグを手作りして慣れているのでは?と思います。

そして、マスクをしてない方、男性が多いです。多いです、というのも言い過ぎかもしれませんが。そもそも、スーパーでマスクしてない方がほとんどいない状況ですが、その中でもマスク無しの方は、男性の確率が高くて。たぶん、マスクがなくて困っているんだと思います。

なぜなら今、マスクはどこにも売ってないから。私も、スーパーでは必ずマスクの棚をみるのですが、一度もあったのを見たことがありません。常に空です。別にマスクを買うつもりはありませんが(布マスクを使うので)、状況確認でなるべくチェックするようにしています。観察を続けていますが、今、本当にマスクはないのです。買いたい人がいても、買えない状況なのです。

仕入れがゼロではないのでしょうが、本当に少数なんでしょうね。だから、出てもすぐ売れてしまうのかなと思います。欲しい人が買えないという状況が、現実です。私の住む街は、そんなに都会ではないですが、そんな田舎でもこの状況です。だから、マスクがなくて困っている人、実は結構な数、いるんじゃないかと思うんですよね。

手作りできればいいけど、それができない人は。使い捨てマスクを使い回すといっても、限度があるから。手持ちのマスクがなくなれば、本当に困ってしまうでしょう。

だからこそ、私は政府が配るマスク、本当にありがたいなあと思うんです。たった2枚かもしれないけど、でもその2枚は、再利用できる2枚です。洗って、何度でも使えるじゃないですか。要らないという人は、ぜひ、周囲の欲しい人に譲ってあげてほしいです。欲しい人はたくさんいると思います。譲り合いで、皆がマスクを手に入れられたらいいですね。

このマスク不足は、たぶん長期間続くと思います。日本企業が中国の工場で生産する日本のマスクは、中国の規制が入ってその一部しか日本に輸入できないのだとか。その一方で、世界のマスク需要はますます高まっている。日本では長期間、市販のマスクが買えないことを覚悟した方がいいのではと思います。だからこそ、布マスクがお勧めです。安心して、何度でも使えるし、ガーゼを使ったものは着け心地が抜群ですよ。

マスクの消毒については、そっと手洗いした後、外干しすれば天気のいい日なら紫外線がばっちり仕事してくれます。あのお日さまの強烈な光は、無限の恵みです。ありがたいです。

日本は水に恵まれているのも、幸せなことだと思いました。水がなければ、布マスクを洗うこともできない。きれいな水がなければ、どうしても使い捨てマスクが必要になる。
昨日、CNNJのニュース映像で、発展途上国の現実を見ました。感染症対策でスラムに配られた使い捨てのマスク。でも、膨大な住民の数に、全然足りていない。しかも、使い捨てマスクなので継続的に補充することが必要なのに、実質それが不可能。せめて布マスクならばと思うけれど、それを洗うきれいな水がない。今後、こうした国で感染はどう拡大していくのだろう…。

ともかく、今は日本中の人が心を合わせて、感染拡大防止をがんばる時なのだと思います。たった一人の油断が、皆を苦しめることになってしまう。だから皆で、心を合わせてがんばりたいです。感染しない、感染させない、みんなでウイルスを封じ込めましょう!

医療崩壊を防ぐために

感染しない、感染させない、ということが、医療崩壊を防ぐ最も有効な手段ではないかと思う。感染すれば、一定の割合で重症化する人がいるのだし、そうなれば当然、病院へ行って治療を受けることになる。その場合、すぐに退院というわけにはいかないよね。ずっと、病院のベッドが空かなくなる。一人二人ならともかく、そういう人が一気に増えたら、医療崩壊という状態になるのも当然なんだろう。

中国の武漢で昨年末に発生し、今や全世界に広がってしまったウイルス。専門の病棟やベッドを増設したとしても、それを治療する医療関係者の数は、急に増やせるわけではない。

こういうときだからこそ、医療関係者の方々には、しっかり休養をとってほしい。だって、長丁場だから。きっと医療関係者の方々は優しいから、目の前で苦しんでいる患者を前に、つい無理をするということがあるんだろうけど、そこはきっちりと線を引いてほしい。休憩時間とか、休日とか、こういうときだからこそしっかりとってほしいし。それを非難する空気がないよう、病院の上層部はしっかり管理してほしいなあ。

今少し、時間と体力を犠牲にして助けられる命、があったとしても。それは、明日も明後日も来ると思う。明日になったから暇になって、昨日頑張った分、「早く上がっていいよ」なんてことにはならないから。

しっかり休憩も、休みもとってください。そうすることが結局、より多くの人を救うことになるのだと思います。

あと、こういう事態のときに、みんなが大変なことにつけこんでモンスタークレーマーなども発生すると思いますが、暴力や暴言を吐く人はもはや患者ではないので、きっちり警察と連携して、そういう迷惑な人間は排除していかないといけません。モンスタークレーマーを放置すると、そういう人はどんどん増長します。彼らは、冷静に相手の出方を見て、「どこまで許されるか」を計っているのです。精神的肉体的に、職員に危害を加える迷惑な輩は、ためらわず警察に通報して排除すべきだと思います。

と、なんで私がこんなことを書いているかというと、とある医療関係者さんが書いた文章を、読んだからなのです。その方は、いろいろ疲れきってしまって、現場を離れる決意をされたようで。

医療現場に限らず、ですが。ごく少数の、声の大きなモンスタークレーマーが、いばり散らす現状はなんとかしないといけません。

家で過ごそう

ウイルス対策、みんなが守れば、実は感染拡散を防ぐのは簡単なことなのよね(^^)

問題は、守らない人がいると、感染力の強さゆえ、いつまでたってもウイルスが拡散し続けてしまうという、そういうことであって。

感染した人の感染した状況をニュースで聞くと、「そりゃダメでしょ」と思うものが結構ある。感染者が爆発している場所へ旅行に行きました、多人数で飲み会やりました、その上、症状が出ても外出してました、とか最悪である(^^;

すべての経済活動をとめるわけにはいかず。だから、どうしても仕方のない感染もある。でも、少なくとも今は、屋内で大勢が集まることは避けたほうがいい。それはどこの場所であっても。

人との接触をできるだけ避けることが、一番有効なんだろう。もし今感染者であっても、接触する人数が少なければ、感染は限られた人数で済む。

日本全体で、全員がひとりひとり、感染拡大を防ぐための行動をとれば、封じ込めはできる。

有名人が、外出を控えるよう呼びかけたり、家で楽しく過ごすための動画を発表したり、というのをみると、私の中でがぜんその人の好感度が上がる。いい人だ~と思う。有名人には影響力があるからね。その責任を果たしている感じがする。

ちなみに、私の中ではYOSHIKIさんの評価が急上昇した。この方、早い段階からいろいろ呼びかけていた。実はとても常識人なのかな?と。過去のエピソードが強烈なので、今まであんまりいい印象がなかったんだけど。こういう非常時に声を上げたのは素晴らしかったし、心を動かされた人も多かったはず。

今回、中国の武漢で発生し、瞬く間に世界中に拡散したウイルス。甘くみないほうがいいと思う。まだわかっていないことがたくさんある。とにかく、感染しないことを目指そう。感染すれば、身近な人にうつってしまうこともあるし、医療崩壊の一因になる可能性もある。

この一週間、CNNの日本向け放送を見ていて思ったこと。毎日英語の勉強のために視聴しているんだけど、CNNってトランプ大統領への攻撃がすごい。アンカー(ニュースキャスター)はほぼ全員、トランプ大統領を憎んでいるんじゃないかというほどの、偏りを感じる。

あ、ちょっと違うかな。アンカーの中には、中立ぽい人もいるけど、番組そのものが、「打倒トランプ」を目指して作られているんじゃないか、というのが近いかも。中立アンカーも、本心はどうあれ番組製作上は、「反トランプ色」を出さないと首になりそうな雰囲気。

私が一番ひどいなと思ったのはドン・レモン。この人の場合は、画面越しに伝わってくる憎悪の念がすごすぎて、私はもう見続けることができなくなってしまいました。以来、この人が出てくると、チャンネル変えてます。それくらいインパクトがありました。

日本も、マスコミがひどいなあと感じます。

でも、誰がどんなことを言ったのか、やったのか、時間が経つとだんだん見えてくるものがあって。結果を見れば、それが正解か不正解か、わかってくると思うのです。

それが、その時点では不明だったから仕方ないと済ませられる言動なのか、それとも、日本を貶めようと意図したようにみえる言動なのか、だんだん、時間と共にわかってくるというか。こういうときだからこそ、いろいろ露わになるものがある。なかなか興味深いです。