生の葉でお茶を淹れる

このところ暖かい日が続いている。陽射しがまぶしいなあと思いながら庭に出たら、お茶の木に新芽がたくさん出ていた。

さっそく摘んで、何の加工もせずに、そのまま熱湯を注いでみる。しばらく置いた後、湯のみに注いだ。

なんともいえない旨みがある、不思議なお茶だった。去年はフライパンで葉を煎ったり、手で揉んだりしたのを飲んだけど、それとはまた違った味。生の葉独特の味なんだろう。飲むと元気が出るようなお茶だ。

日持ちはしないので、摘んだらその日のうちに使わないといけないのが難点だけど、摘んでさっと水洗いするだけ、という手軽さは魅力的。

これからの季節、生葉のお茶を存分に、楽しもうと思う。

これだけ個人情報保護が叫ばれてるのにセールス

近年、個人情報保護が叫ばれている。なにかの集まりで名簿を作っても、電話番号を載せなかったりする。それくらい個人情報にうるさい世の中なのに、なぜか、名簿を元にしたセールスがなくならない。

特に電話でのセールスが迷惑。家の電話にかかってくるのもそうだが、携帯電話にかかってくるのも腹立たしいものである。

ちなみに家の電話にかかってくるのは、貴金属の買い取り(詐欺)、リフォーム会社、宅配飲料、保険などなど。断ると、向こうからガチャンと切られて、それはそれでさらに腹立たしい。

そこで、発信番号表示のサービスを申し込んだ。同時に、加入している電話会社の、迷惑電話対策を導入してみた。これは、電話に小さな機械を取り付けると、迷惑電話であろう電話番号から電話がかかってきたとき、呼び出し音をならさないでくれるというありがたいシステム。呼び出し音はならないけど、赤いランプが付くので、「ああ、迷惑電話か」とわかる。後で着信履歴を確認するときも、迷惑電話と表示される。

これが素晴らしくよかった! もっと早く申し込めばよかったと思う。変な電話に煩わされることがなくなった。どの番号を迷惑電話と判断するかは、警察や自治体などが提供する情報を元に、ブラックリストを作っているらしい。放っておいてもリストは随時更新されるので手間いらず。

これで、家の電話のセールス対策はばっちりだ。

残るは携帯電話である。私の携帯にはときどき、保険のセールスの電話が入ってくる。所有するカード会社関連のものらしい。ときどきダイレクトメールも来る。郵便物は捨てるだけなのでまだ許せるが、電話がかかってくるのは本当に迷惑だし、時間泥棒。

先日も、携帯に電話がかかってきた。出ると、「わたくし○○ですが…」と。以前、しつこく保険のセールスをされたのを覚えているので、「保険は要りません」と、相手が話し出すのを遮って、そう宣言した。

「いえ、わたくしは保険のセールスではありません」相手の女性は、さも心外だと言わんばかりに、声をひそめた。その態度に、私も少し慌てる。先走りすぎたか。セールスじゃなかったんだ。なにか用事があってかけてきた人なら申し訳ない。

「わたくしは以前にもダイレクトメール差し上げていると思うのですが、お得な新カードのご案内でございまして」

脱力した。結局セールスかい(^^; さっきの偉そうな態度はなんなんだ。保険ならノーサンキューだけど、新しいカードのセールスならウェルカムとか、そんなわけないだろと。

「いりません」短く言いきった。私の声に潜む怒気に気付いたのか、相手はあっさり電話を切った。

この番号は着信拒否しよう、そう決めたものの、一応その番号を検索してみると、私が持っているカード会社のものと判明。

これだともし、カード会社からの緊急連絡があった場合困る。まあ、そういう事態が今後あるかどうかはわからないけど。カードを持っている以上、そこの会社を着信拒否するのはまずい気がする。けど、だからって、カード持ってる人の情報を利用してセールスするなんて、おかしくない? お客様情報を本来の目的以外に使ってもいいのか?

本当は、こんなことするカード会社はすぐ解約したかったけど、携帯の支払いはそこのカードを使っていたりするので、別のカードを申し込んだり切り替えたりするのは手間がかかる。

仕方ない。1回だけは見逃そう。今後もし不愉快なことがあったら、このカードは解約する。そう決めた。

そして、カード会社に連絡。もうセールスはやめてほしいと頼むことにした。しかしこれがまた、時間がかかってびっくり。なによりまず、サービスセンターにつながらない。自動音声で、やっと担当につながるかと思いきや、「ただいま大変混雑しております。このままお待ちいただくか、しばらくたってからもう一度おかけ直しください」

考えたね。別にかけ直してもいいんだけど、かけ直したところですぐつながる保証はない。いつなら空いているかも不明。じゃあ待つしかない。

10分くらい待ち続けてやっとつながった。受付のお姉さんに事情を説明。すると、「○○のセールスはだめということですね。では郵便物はよろしいですか」とか、「○○でしたらよろしいでしょうか」と。受付のお姉さんはマニュアル通りなんだろうけど、このカード会社、かなりのダメ会社だった。

そこで私は、「セールスはどんな商品であれ、お断りします。かけてこないでください。電話も、郵便物もいりません。カードのことでの連絡ならわかりますが、それ以外は迷惑なんです」と。

お姉さん、各部署に連絡し、確認をとってからかけ直してくれるということになった。各部署って…。セールスお断り、という、当たり前のことでもこれだけの手間と時間をかけないといけないこの現状。

30分くらいたってから、お姉さんからの折り返しの電話があり、ほっとした。もうこれで、しばらくはセールスの電話はなさそう。だけどこのカード会社、セールス断るのにこれだけ顧客に負担かけさせるし、ずうずうしさをみると、ほとぼりがさめたらまた、違う商品をセールスしてきそうだなあ。

個人情報保護、こういうセールスにこそ、厳格適用してほしい。本来の目的以外に、顧客の情報を使ってはいけないと思う。

ともあれ、まずは平穏な日常を取り戻せた感じです。

堆肥づくり

今チャレンジしてみたいことのひとつ。堆肥づくり。

以前からコンポスターで堆肥を作っているんだけど、今の時期はコバエが発生するのが悩み。

うまくいけば発酵熱は60度から70度にもなって、虫の発生は抑えられるはずなのに、一度もそれだけの熱を感じたことはない。いつも冷えたまま。

生ごみは毎日、すべてコンポスターで処分しているので、水分が多すぎるのが原因のひとつなんだろうと思い、乾燥した草やビワの枯葉を適宜入れた。また、乾燥した砂も入れてみた。水分量はだいぶ減ったと思うけど、熱は発生しない。

本当は、毎日生ごみを入れるのではなく、ある程度の量がたまったところで、新しいものの投入はやめた方がいいんだろうけど。でも、毎日生ごみを処理しつつ、同時に堆肥化をフルパワーで促進する方法がないだろうか、と、ネットで情報検索してみた。

すると、大きなヒントが。私は、切り返しという混ぜる作業をやっていなかったのです。この切り返しをこまめにしてみたら、熱が発生するかもしれない。

ということで、今日から切り返しを始めました。コンポスターのふたをあけて、スコップで中身を適当にかき混ぜるだけです。下の方はだいぶ分解が進んでいて、いい感じの土になっていました。

切り返しの後、あらためて枯葉を投入、そしてその上に薄く砂をまきます。

熱が発生するかどうか、発酵が促進されるかどうか、楽しみです。

太陽光発電はエコではないと思う

うちの近所に最近増えている太陽光発電。屋根の上につけるのではなく、耕作放棄地を買ったり借りたりして、地面の上にパネルを設置している。太陽光発電はエコだといわれているけれど、それは違うんじゃないかなと思う今日この頃。

たとえば家から一番近い土地に、最近設置された太陽光発電機。パネルがまぶしい。時間帯によっては、窓から見たときの反射がひどい。こんなの、住宅街によく設置するなあと思う。なんでも、所有者が20年契約で土地を貸し、それを借りた人が太陽光発電のオーナーをやっているのだとか。窓から見える田んぼののどかな風景が、変わってしまった。

20年で元をとれるのか。20年経ったらどうなるのか、それは誰にもわからない。土台は簡易なものなので、もし強風でパネルが飛んだらどうなるのか。それに、このあたりは土地が低く、大雨で浸水することもあるのだが、その対策はまるでなし。そして、雑草に対してもおざなりな対応しかしていない。軽く草刈機で刈った後、黒いシートで覆っていたけれど、そんなものが20年持つはずもなく。境界のあたりはシートもないし、夏がくれば雑草がパネルに影を作るのは間違いない。

てっとりばやく、除草剤をまいたりするんだろうか。それは嫌だなあ。まいた除草剤は流れて、辺りの田んぼも影響を受けるだろう。ホームセンターに並べられた除草剤の種類と価格の安さには驚愕する。人体には影響はない、というのが本当かどうか。

20KW以上の発電出力がある野立て太陽光発電所は、標識(看板)を設置しなければいけないという法律があるのだが、それが見当たらない。業者の質が悪いのだと思う。オーナーは地元ではなく、遠くの人らしい。投資としてこの太陽光発電を選んだんだろうけど、いざ事故(火事など)やパネルが強風で飛んだりといった非常事態が起きたとき、どう対処するのだろう。このままだと連絡先もわからない。

そもそも、住宅街に野立ての太陽光発電、というのはおかしいと思うのです。これ、喜ぶ人は誰もいない。投資でお金が儲かればいいのか。オーナーは遠くに住んでいるからやれるんだろうなあ。地元の人だと、やらないだろうな。

貸した地主さんは、近くの人なんですが。もし20年の契約を前に、なにかが起きたとしたら。どう対応するんだろう。私は土地を貸しただけですから、といって知らんぷりなのかな。でも機材を置きっぱなしにされたらそのまま? 草が生え放題になってもそのまま? 

太陽光発電には危険を感じます。普通に、住宅のすぐ横にパワーコンディショナーが設置されたり。いいのか、それで、と思ってしまう。少なくとも、私は400坪の太陽光発電のパワーコンディショナーの、すぐそばにあるアパートには、住みたくないです。