オートシャンプーが快適

昨年、私がいつもカットで利用していた、格安美容院が閉店してしまいました(^^;

そこの何がいいかって、予約なしで飛び込めるところ。そして格安なだけに、化粧や服装にあまり気を遣わず、普段着で気軽にいけるところ。わざわざ駅前に出なくても歩いて行けるスーパーに付属しているところ、シャンプーがないところ(私はずっと湯シャンなので)、利用者も美容師さんも女性が多く安心感がある、などなど。価格ももちろん安くてありがたいのですが、それ以上にいろんな良さがあって、2ヶ月に1度は利用していました。

そんな素敵な美容院なので、いつも混んでいて、平日でも2時間待たされることはざらでしたが、自分の番がくるまで外出ができるので助かります。もし待合室で待つとしても、面白い雑誌がたくさん置いてあって、待つ時間は全く苦になりませんでした。

それだけ大人気の美容院がなぜ閉店してしまったのか。扉の前に貼られた閉店お知らせの紙には、その理由が「人手不足」と書いてありました。でもこれ、単純に人手不足というのではなく、格安なのに、美容師さんに価格に見合わない負担を負わせるシステムが、原因だったと思うのです。

というのも、美容師さんたち、ほとんど休憩とらずにずっと働き詰めで。次から次へと受付に人がやってくる状況は、待合室で見ていても可哀想なくらいでした。あるとき、私が受付をして時間を聞いたら、「2時間くらいです・・」というので、「じゃあいったん外出してその頃来ます」と言ったところ、美容師さんの顔が、明らかに曇ったんですよ。それで、???と思っていたら、なにか言いづらそうに口の中でつぶやいていて、私もなんだろうと思って聞いてみたら、本当はもうたくさんの人が受付したから断りたいんだけれども、美容院のオーナーからは、「来た客は絶対に断るな」と言われているそうで。

たしかに、休憩もとらずに待ち人数ばかり増えていくのは恐怖だし、美容師さんの大変さは見ていてよくわかるので、じゃあ今日はやめときますと、私は帰ったのでした。その日は午後2時くらいに行ったのですが、次のときは午前中に来れば安全かなあ〜なんて思いつつ。でも、それからしばらくして、お店は閉店してしまいました・・・。

地元のおばちゃんたちで大人気のお店だったんですけどね。せっかく繁盛していたのに、もったいないなあと。いくらたくさんのお客がいたとしても、美容師さんの休憩はしっかりとるべきだし、一定以上のお客さんが殺到したら、断っていいんじゃないかなあ。どんなに素早く対応しても、美容師さんが対応できる人数には限度があるわけで。

お客さんも大事かもしれないけど、働く人だって大事です。どおりでそこのお店、人の入れ替わりが激しかった。激務すぎてやめていったんだろうなあ。

それと、格安なのに注文をつけすぎる客がいるのも、ストレスだろうなあと思っていました。カット1万円なら、じっくり相談しながら髪型決めればいいんだろうけど、格安に細かい注文つけたらいけないと思う(^^;

そんなわけで、新たに美容院を探してみたら、前ほど近所ではないけどよさそうなところがありました。ここも格安で、シャンプー込1500円弱。いやむしろ、前より安くなってるのが若干怖くもあります。シャンプーして1500円て、儲けはでるのだろうか?

ずっと湯シャンを続けてきたので、本当はシャンプーしてほしくないのですが、格安美容院である以上、あれこれ注文をつけずに店の方針に従うのは当然のことです。ネットで確認してみたら、そこの美容院は、シャンプーは人の手で行うのではなく、機械でやるとのこと。オートシャンプーってやつですね。
オートシャンプーってやったことがなくて、恐る恐るお店にいってみたところ。

いやー、すっごく快適でした(^^) 広々とした店内。受付に常時スタッフがいるのも驚きでした。前のところは、経費節減で、お客さんが自分でタッチパネルを使う形式だったので。
ただ、タッチパネルをいつも通い慣れてる人はいいけど、初めての人は受付のスタッフがいないと戸惑いますよね。そこのお店はもう職種として、受付専用のスタッフを配置していたのがよかったです。

平日で空いていたため、待ち時間なくオートシャンプーに案内されました。オートシャンプーも、たぶん専門の人。徹底した分業制、いいですね~。オートシャンプーなら、スタッフに免許はいらない。シャンプーの強さを聞かれたので、普通でお願いします、と答えました。

シャンプーが始まったら、最初は機械の音が大きく聞こえましたが、そのうちすっかり慣れ、思いっきりリラックスする私(^^) 水流は、もうちょっと強くてもいいかな~というくらいの柔らかさで、頭皮がマッサージされる感覚が心地いい。なにより素晴らしいのは、オートシャンプーだと「かゆいところないですか〜」とか、スタッフさんと会話するシチュエーションがないので、緊張しなくていい。人の手でシャンプーしてもらうときは、首の後ろを洗うときなど、対話する状況がどうしても生まれるので、完全にリラックスできないんですよね。

ちなみに私は、これまで美容師さんに首の後ろを洗ってもらうとき、自分でも頭を持ち上げる派でした。よく、「力抜いていいですよ~」って言われるんですが、もし美容師さんの手が滑ったり、なにかあったら、怖いじゃないですか。自分で力入れると、美容師さんはやりにくいのかもしれませんが、でもちょっとそこは完全にお任せ~というのはできなくて。

そういうモヤモヤも、オートシャンプーなら、一切気を遣わなくていいわけです。要は、首の後ろとかもみあげとか、オートシャンプーは細かいところは洗わないので。髪を染めて流すとかなら、細かいところもしっかり洗いたいかもしれませんが、私はカットなのでそこまでは必要ない。先にシャンプーで次にカットという順番なので、どうせ家に帰ってから、もう一度頭を洗うつもりでした。それなら、細かいところまで洗ってもらう必要ないわけです。

私にとっては、オートシャンプーは思った以上に自分に合っていました。ショートカットなので、機械でも十分なのです。今までは、美容院に行く前には直前に髪を洗っていたけど(少しでもきれいな状態でいくのがマナーかなと言う思いで)、これが案外面倒だった。思いついたときに、さっと出かけるんじゃなくて、美容院に行く前にまずシャワーで頭を洗うっていうひと手間が、オートシャンプーなら省略できる。

その後のカットもスムーズに終わり、30分もかからずにささっとお店を出ました。うるさかった前髪もすっきり、後ろ髪もすいてもらって軽くなったし、オートシャンプー最高です!

次からはここに通おう、と。よかった、次の美容院が見つかって。ここはスタッフさんもしっかり休憩とれてるっぽい雰囲気だったので、激務による人手不足で閉店してしまう心配、はなさそうです。

ただ、お店の入口に、担当者の指名はできないことが、目立つ色の文字で強い文言で書かれていました。これは、「○○さんにして」というゴネるお客さんがいるんでしょうね~。でも、格安店でそれを要求したらだめです。私思うんですけど、格安であれこれ注文するのは、マナー違反です。注文したかったら、お金を払ってそれなりのお店に行きましょう。

私は、担当を選べないシステムも好きです。そのときの一期一会の出会い、面白いじゃないですか。人のセンスはそれぞれだし、いつも同じ人に担当してもらうより、いろんな人にカットしてもらいたいなあ。考えてみれば、私は髪型のことで美容院で嫌な思いをしたこと、一度もないです。失敗したなあと思ったことがない。

それに、もし失敗したとしても、1ヶ月もたてば髪は伸びる。そう考えると、髪型に関しては、担当に対するこだわりを持つ必要、全くないですね。

予約なしでいけるし、担当はいつも違う人にやってもらえるし、オートシャンプーは気持ちいいし、格安。もう、メリットしかありません。いいお店をみつけてよかったです。

世論の強さ

新型コロナウイルスの対処に関しては、これからいろいろ改善していく(感染を防ぐための非常措置がより厳しくとられていく)と思うんだけど、やっぱり世論大事だ~と思うこの頃。

政府も、世論の後押しがないと動きづらいと思うので。そうでなければ、すぐ「差別」「人権」で攻撃されてしまうから。世論が、「なにやってるんだ、もっと厳しい措置をとれ」となれば、「差別」や「人権」の誹りを受けずに強硬な行動に出やすくなる。

そして、過去のこととはいえ、絶対このままにしてはいけないなあと思うのが、武漢からチャーター便で最初に帰国した方々の中で、検査を拒んで強引に帰宅したと言われる2人。後日、やっぱり検査を受けたいと申し出てきたらしいが、だからといって許されるわけではない。検査の結果が陰性だったとしても、罪は消えない。うん、もうこれは犯罪だと思う。

チャーター機で帰国できただけで、本当にありがたいことだと思うんだけどな。その後は政府の指示に従うのって、当たり前じゃないか。自分が被害を受けることなら勝手にすればいいけど、周囲に迷惑をかけることはやってはいけないでしょう。これは教訓にすべき事例で、新しい法律を作る必要があると思う。非常事態に、みんなが一致団結しているときに、こういう自分勝手な輩の行動で、皆の努力がすべて無駄になってしまう。蟻の一穴だね。たぶん本人たちはそんなに大事にはとらえてなかったんだろうけど、これは日本という国の存亡に関わるくらいの重大犯罪だったと思う。

法の不遡及があるから、結局のところ2人はこのまま罪に問われないんだろうけども。なんだか納得いかない。少なくとも世論はこの行為を、糾弾し続けないと、またいろんな状況で第2、第3の危険人物が現れる可能性がある。

そして、武漢から帰国した人達の収容先がホテルで、一部相部屋だったというのは、仕方のないことかなあと思いました。急な話だったから、宿泊先を決めるのは大変なことだったでしょう。宿泊できるならどこでもいいわけではないもんね。たくさんの条件がある。少人数でなく、まとめて受け入れるだけの収容能力、政府や医療関係者が出入りするアクセスの良さ(かといって繁華街は困る)、緊急搬送先の病院への経路が安全かどうか、外部にウイルスが漏れにくい立地か、長期で貸切できるか、などなど。

そもそも、受け入れたホテルは偉い。勇気ある決断だったと思う。1人2人の受け入れではないからね。いくらお金を払うと言われても、断るホテルの方が多かっただろう。それでもし引き受け先がなかったら、チャーター機飛ばすのが遅れてしまっただろうし。とりあえず(ずっとではなくても)受け入れ先としてホテルが用意されたのはよかった。

少人数でいろんなところでバラバラに受け入れることはリスクがあると思うので、ある程度まとまって滞在してもらう、というのは仕方のないことのような気がしました。相部屋で感染のリスクがあるとしても、一人部屋で各地に散らばることとのメリットデメリットを比較したら、必ずしも相部屋絶対駄目、とは言えないような。

なにしろ非常事態なので、日本にいる誰もが不自由を感じたり、不満があったりすると思いますが、協力しあってこの事態を乗り越えたいものです。

新型コロナウイルス対策で、日本にできること

中国で新型コロナウイルスの感染が広がっていますね。人口1100万人の都市である武漢、その周囲都市が封鎖されるという緊急事態。
中国で発表されている感染者や死亡者の数値は、実際の数値よりずいぶん少ないのでは?と思います。だって病院もパンク状態で、新規患者が診察を受けられない状態なのに、正確な人数の把握なんて無理だし。中国が本当のことを包み隠さず発表する国かというと、全くそんなことはないわけで。

日本が今しなきゃならないのは、ひとまず中国からの人の流れを断つことだと思いますが、それをやると人権がとか、差別がとか、大声をあげる人たちがいるんだろうなあ。
でも、実際感染力がすごすぎて、ひとつの都市が機能を失ってしまうほどの事態なんだから、強硬な手を打つしかないんじゃないのかと(^^; いざ広がってからではどうしようもない。現に、今の中国の武漢市が、どうなっているかを考えれば、答えは一つしかない。

武漢市だって、最初に感染が確認されたのはわずか2ヶ月前なのに、2ヶ月後には患者が1万人を突破。死者259人という大変なニュースになっている。

日本の2ヶ月後を考えると怖い。

安倍首相を責める人もいるけど、私は日頃から「人権がー」とか、「差別がー」とか言って、必要以上に政府を攻撃してきた人の責任が大きいのではないかと思っている。だって、早い段階から安倍首相が中国からの入国を拒否とかしてたら、絶対猛攻撃してたよね。
もどかしさはあるけど、日本は政府としてとれる対応は、きちんとしてきたんだと思う。
日本は法治国家なので、法律に基づかない隔離政策なんてできないし。

行き過ぎた「人権がー」「差別がー」の人たちを黙認してきた、それをOKとしてきた私たちというものも、反省すべきなんじゃないかと、そんなことを思います。そして自民党の中でも中国への対応に対してはいろんな意見の人がいて、親中国の人なんかは安倍さんが中国に厳しい対策をとるのを許さないだろうし。これを打破するのには、国民の世論が必要不可欠。今回のパンデミックは、みんなが国の未来を考える大きな分岐点になるのかもしれない。

自分が武漢市民だったら、そして中国人だったら、と考えてみたのですが。私だったらむしろ、日本には(そして世界中の国々には)中国からの入国禁止措置を断固としてとってほしいなあと。だって、出入り自由にしていて、その国で感染が広まったら嫌だから。もちろん自分でも海外旅行は自粛するし、周りで行く人がいたらとめるし、「それはだめだよ」と非難するなあ。間違っても、「差別されてる!」だなんて怒ったりはしません。

青山繁晴さんのブログを読んでいますが、テレビのニュースは報じないけど、みえないところで一生懸命動いてくださっている議員の皆様には感謝です。本当に日本の未来を考えて、身を惜しまずに働いてくださっている方々、青山さんをはじめ、たくさんいらっしゃるのだと思います。ありがとうございます<m(__)m>
青山さんのブログを読んでいると、「その通り」と言いたくなることばかりです。

あと、私たち一人ひとりにできることといえば、衛生管理をしっかりすることですね。人混みを避ける、どうしても出かけるときはマスクをする、外出先から帰ってきたら手洗いとうがい。十分な睡眠をとる、なるべく体を休める。発酵食品を積極的にとって体調管理をする。

日本国内にウイルスが入ってきてしまったのは確実で、その上でどう感染を避けるのか、自分の免疫で退治するのか、人に移すのを防ぐかが大事だと思います。

2019年を振り返る

今年最後の一日となりました。2019年を振り返ってみたいと思います。

私にとってこの1年は、前半が選挙、後半が資格試験の勉強、という年でした。

選挙については、本当に楽しかった(^^) 最後、応援した候補者が当選したからよけいに、いい思い出となりました。ウグイス嬢をやるなんて、考えたこともなかったけど。やってみて、いい経験になったなあと感謝しています。その後、当選した候補者は一年生議員として市議会でしっかり活躍していて、その姿を見るのもまた嬉しいです。初めての議会での質問のときには、選挙を戦った仲間たちと見に行きました。彼は初々しくも立派な議員さんになっていて、見ている私たちはまるで、父兄参観のようでした。

そして今年の後半。ちょっととりたい資格があって、夏にその一次試験があったのです。9月以降は、2次試験に備えての英語の勉強が忙しかった。毎日、CNNとBBC放送を見ていました。それからアニマルプラネットと、ナショナルジオグラフィックも、面白い番組をよく扱っていたので、お世話になった放送局です。

二次試験は英語の口述だったので、とにかく英語の量をインプットしたいなあと思って。インプットしないと、アウトプットは無理。ないところからはなにも生まれない、ということを痛感しました。いざ話そうと思っても、日本語ならいくらでも出てくるのに、英語は自分のボキャブラリーの貧困さに悶絶。

CNNで思い出深いのが、quid pro quo です。トランプ大統領を責める上で、やたら出てきたフレーズ。ラテン語で、見返りとか対価という意味。今年、初めて覚えました。こんな言葉知らなかったなあ。

CNNはトランプ大統領が嫌いなんですね(^^; 一時期ずーっと弾劾裁判の話ばかりで、ちょっと飽きました・・・。deep state や Qに関する話を読んだ後だと、CNNの反トランプ姿勢も、さもありなんといった感じで冷静に受け止めることができます。

そうそう、Qの存在。もちろん、盲信するわけではなく、明らかにされた事実が100パーセントではないのを承知の上で、私は信じます。というか、いろいろ読んでみて、歴史のこれまでが、なるほどーと理解できた。いろんなことが符合した。ジェフリー・エプスタインの不審死が何を示すのか。

知ると知らないの境界。知ってしまったら、もう元の世界には戻れない。世界は少しずつ、いい方向に向かっていると、私は楽観視してます(^^) よく終末論を唱える人がいるけど、感覚として、私は昨日より今日、今日より明日がいい日だと、そう思えるのです。

情報伝達という点で、もういろんなことが隠せない時代になりました。そして、一度騙されていたことに気付いた人は、もう同じことで騙されはしない。これからどんどん、世界も日本も、良い方に変わっていくだろうなあと思っています。

さて、それではここで、年始に立てた自分の目標を振り返ってみましょう。

1. 電子ピアノを買って「幻想即興曲」の暗譜

これは全然だめでした。電子ピアノを買わなかった(^^; そもそも部屋の模様替えをしてからピアノを設置するスペースを作ろうと計画してたのに、模様替えが完成してないという・・・。これは来年に持ち越しの抱負ですね。

2. 乗馬(競技ではなく、趣味として乗れるようになりたい)

これは一部達成したかなあ。一部というのもおこがましいか。夏に北海道で乗馬しました。いや、乗馬というより乗馬体験。でもとても楽しかった。2020年も行く予定です。場所はうらかわ優駿ビレッジAERU。隣地がJRA の育成牧場で、そこの見学ツアーにも参加して馬が大好きになりました。来年は地元でも、乗馬をやってみたいと思っています。

3. 高野山へ行く

行きませんでした。高野山だけでなく、熊野古道も行ってみたかったけど、結局いかないまま2019年が終わってしまう。来年こそ。

4. 英語が日本語と同じくらい流暢にしゃべれるようになる

これは1割程度達成か。まだまだ全然しゃべれないけど、少なくとも1年前よりは上達していると思う。来年も引き続きがんばりたい。

5. ブログをもう1つ始める

半分達成。始めたのはいいけど、ログインが面倒で結局、2か月しか続かなかったという・・・。でも、新しく自分の趣味の分野で、高萩カロンではない名前で始めようというブログの構想が、だいぶ固まってきた。来年こそは新規開設します。こことリンクを張ったり紹介はしませんが(^^;

6. 前から行きたくて、どうしても行けなかったレストランへ行く

あー。これも実現しなかったなあ。さんざん迷ったんだけど。8月に一次試験で東京へ出かけて、その帰りによほど立ち寄ろうかと思ったんだけども、全部受かってからにしようと思って、結局行きませんでした。来年こそ合格→晴れて訪問、となればいいな。

7. 綺麗になる

これは自分比で、達成できたかなと。髪と肌の調子が去年よりいい。それはたぶん、湯シャンと、ノーメークのおかげ。仕事以外では、全然化粧をしなかった一年。

シャンプー使ってた頃は、朝シャンした日の夕方以降にどうも髪がべとつく感じがして、それが嫌だったんだけれど、湯シャンを始めたら皮脂の分泌が適正化された感じ。そしてメークに関しては、今年は日焼け止めすら、やめました。ファンデーションの成分に、けっこう日焼け止めって入ってるから、それで十分。仕事の時だけはさすがに、ファンデーションと口紅を使いましたが、それ以外は何もせず。

元々眉は太いので、整えればアイブローいらない。血色もいいほうなので、チークも使わず。肌の調子がいいと、休日はファンデーションの必要を感じなくなりました。以前はすっぴんのときは、眼鏡とかマスクを使うこともありましたが、今はそれもなし。来年も、湯シャンと休日ノーメークは続けていこうと思っています。

今年もブログを読んでくださって、ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください(^^)

選挙戦で桜咲く

地元の市議会議員選挙があり、私もウグイス嬢として連日、目の回る忙しさでした。まさか選挙カーに乗ることになるとは、貴重な経験でした。

7日の深夜、祈るような思いでみんなで選挙事務所に集まり、当選がわかったのが日付変わって間もなくのこと。テレビで見たことのあるあの光景、だるまに目を入れたり、花束贈呈があったり、万歳三唱があったり。

受かった候補者はもちろん大喜びですが、落ちた人のことも考えると、その人の分までがんばってほしいなあと思います。一票の重み、気をひきしめていかないと、です。

選挙に参加してみて、気が付いたことなど、書いてみたいと思います。一番びっくりしたのが、「人にはそれぞれ、固有の思いがある」ということでした。自分にとっては当たり前でも、他人にとっては違うこともあるのです。自分には嬉しいことでも、他人には迷惑だったり。

たとえば、私の個人的な認識だと、選挙カーの広報って迷惑だったのです。大声で候補者の名前を呼び続けるだけとか、意味がないと思っていたし。だけど、地元を選挙カーで回る中で、「うちの方はまわってこないけどなんで来てくれないの?」とか、「こっちにも来てほしかったのに」というお声が多々、事務所に寄せられ。

なんと、選挙カーを楽しみに、心待ちにしてらっしゃる方も、少なからずいらっしゃったのです。そういう方には、行かないと、逆にお叱りを受けるのです。「応援しようとして待っていたのに、なぜこっちの地域は回ってこないのか」と。また、広場で集会をしていた一団をお見かけしたときには、イベントをやっていらっしゃるということで、邪魔になってはいけないと選挙カーは別の道を通り、私たちウグイス嬢も一時、広報を中断したのですが、その後複数の方からお叱りを受けました。「なんで目の前通ってくれなかったの?応援したかったのに」と。

難しい~(^^; だって、うるさいというお叱りも、1回はありましたからね。とある住宅街を通ったとき、クレームがありました。気持ちはよくわかります。でもその一方で、やらなきゃやらないで、クレームがあるんです。応援したくて、待ってる方もいるのです。

これは、電話での活動も同じことでした。私は個人的には、後援会から電話があっても「別に電話いらないのになあ。面倒だなあ」と正直、思ってしまうのですが、その電話を待っている方もいらっしゃいまして。

うるさいと迷惑に感じる方がいる一方で、心待ちにしている方もいる。うーん、これが政治なのですね。10人いれば、10人の考え方があるということを、痛感した選挙戦でした。

実際にウグイス嬢をやってみて、もう一つ痛感したのが、手を振って応援してくださる方のありがたさ(^^) ウグイス嬢は、目に見える範囲のすべての人に手を振ります。人がいなくても、住宅に向かって手を振ります。そうすると、通行人の方が軽く会釈してくれたり、手を振り返してくれることがあって、これが本当に嬉しい! もちろん、候補者を支持しているというわけではなくて、たまたま選挙カーから手を振られたから、反応した、という方も多いと思うんですよ。でも、支持するしないに関わらず、手を振り返してくれたりするとそれだけで疲れがふっとぶくらい嬉しいものなのです。

私は今まで、選挙カーに手を振り返したことなど恥ずかしくてほとんどなかったのですが、これからはどんな選挙カーでも、出会ったら手を振ろうと思いました(^^) 実際に応援する、しないにかかわらずです。それくらい、手を振り返してくれるのはウグイス嬢にとってありがたく、力をもらえるプレゼントでした。

また、意外な事実も発見。声が枯れるかと思いましたが、それは全然大丈夫でした。喉も痛くなりません。交代しながら広報するので、しゃべりっぱなしということがなく、最後まで声は大丈夫でした。特に飴をたくさんなめたり、水をたくさん飲んだり、ということもないですね。マイクがあるから、特別大声を出すこともないですし。

初日は原稿を見ながらの広報。日を重ねるにつれ、暗記して、状況に応じてのパフォーマンスが可能となりました。子育て世代が多いような新興住宅地では、若い世代に向けた政策をアピール。高齢者が多い地区では、福祉政策をアナウンス。短い時間の中で、いかに名前を覚えてもらえるか、また、政策に共感してもらえるか、工夫しながら精進しました。

一緒に過ごした他のウグイス嬢さんたちも、それぞれ個性があって面白かったです。原稿はあらかじめ用意されていますが、多少アレンジすることもOKなので、日が経つにつれて個性が際立ってきます。ひとり、とても面白いウグイス嬢さんがいて、選挙戦の終盤に漫才のような広報をしたりして、車内にいる皆が、候補者含め、爆笑してしまいました。

きっと、聞いていた人も目が点になってしまったかも。いつもというわけではありませんが、まれに、そういう面白い広報があっても、それはそれで目新しく、みんなの関心を引き付けることになるのではないかと、そんなことを思いました。

ウグイス嬢も、どれが正解とかどれが上手いとかはなくて、いろんな個性が集まることで、結果として総合的な力が高まったように感じます。かなりの気迫をこめた広報があった後で、ふっと肩の力を抜いたゆるやかな広報に代わったり。いろんな受けとめ方をする有権者がいるのだから、発信する立場のウグイス嬢もまた、いろんな形のアピールがあっていいんだなあということを学びました。

貴重な体験でした。いろんな方とお知り合いになれたし、地元の話で盛り上がったりして、楽しかった~(^^)

しかも最後に、当選という最高のプレゼントをもらいました。これがなにより、嬉しかったです。