犬フン尿・マーキング対策で植えた水仙を、盗まれる被害が続いている。2月20日(火)に、新たに15本盗まれたのは、以前のブログでも書いた通りだ。その日のうちに、また防犯カメラを設置。だいたい24時間ほど稼働させて回収。
結果報告です。
防犯カメラを回収した時点で、新たな水仙の盗難被害はなし。一応写っている画像も確認してみたけど、怪しい人物は写っていませんでした(^^)よかったよかった。
それより、カメラの画像の鮮明さに感動しました。1万円ちょっとのカメラで、この画像の鮮明さは素晴らしいなあ。畑の入口に仕掛けて、近付く人の顔が写るようにしたんだけど、本当にはっきり写っている。
防犯カメラについて、何を使っているか気になる方はこの過去記事をどうぞ。
カメラが作動している状態で私が畑にいるとき、通りすがりの近所の人が「こんにちは~!」と近付いてきて私としばらく立ち話をしたんだけど、その様子や音声も、ばっちり録画されていました。
撮影モードは、写真と動画を取り混ぜることができて、それぞれ何枚とか、何分とか細かい設定ができるのですが。赤外線センサーが感知後、3分間の動画撮影というパターンを試してみたところ、なかなかいい感じです。一番最初に防犯カメラを設定したときは、動画と写真を混ぜたりしたんだけど、その必要はないなーと思いました。動画で十分。電池や、microSDカードの容量を考えると、できるだけシンプルなモードの方が長持ちするかと。動画でばっちり犯人の顔が写れば、写真の必要はない。必要が生じたら、動画からいくらでも写真データにできるし。
回収した防犯カメラのデータをパソコンで確認しました。これいちいちやるのが面倒ですね(^^;無線でデータをリアルタイムで確認できるタイプもあるそうなので、次回買うときには、そういうものにしたいと思います。手間暇考えたら、そっちの方がお得。ただ、高品質なものになるので、お値段もそれなりにしますが・・・。いちいち設置→回収→パソコンでデータを見る という手順がなくなり、畑まで出かけなくても自宅から畑の様子が探れるようになれば最高です。
ああ、でもそうすると、電池の問題が出てくるか。太陽光パネルで発電するタイプもありますが(雨天等は補助的に電池を使う)、私は太陽光パネルを使いたくなくて。あれ、ものすごく環境に負荷を与えるものだと思うから。作るのも廃棄するのも、全然エコじゃない。使うのは心が痛む。
そうなると、畑に電気を引いていない(電源がない)以上、電池を使う必要が出てくるので、これがどれだけ持つか、という話です。これまで防犯カメラを使ってみた感じだと、畑前を通る人を感知して撮影するので、けっこう電力を消費するんですよね。
まあ、これは今後もう少し考えればいい。今は、2台目のカメラを考えていないです。そっちに回す予算がない(^^; まずはカメラよりも忌避剤の「逃げまんねん」が優先です。
現状、定期的に「逃げまんねん」をまかないといけないですからね。1本3000円強の「逃げまんねん」、とても消費量が多いのです。うちは畑と道路が接する部分がとても長いので。それに、「逃げまんねん」は自宅前でも使いますし。
犬フン尿・マーキングの被害さえなければ、こんなに悩むこともないんですけど。犬を飼って人の家の前でやりたい放題の人は、まさかここまで迷惑かけていると、思っていないんだろうなあ。
我が家の畑前は私がこれだけ必死になって、なんとか綺麗な状態を保っていますが。その隣の土地は、数日前にさっそく犬のフンが置き去りになってました。道路上です。
こんな風に汚くなり始めたのは、3~4年くらい前からですかね。少なくとも10年前は、ここまで犬フン被害はひどくなかった。それだけ、犬を飼う人が多くなったのか。
みんなが犬を溺愛するようになって、外で飼う人が皆無になるというほど犬の家族化が進み、洋服を着せるのも当たり前、病院で高額治療を受けるのも当たり前になった今、排泄だけは原始的、むしろマナーは後退している。
自宅以外の場所で、散歩時に排泄させるという、迷惑行為が当たり前のように行われているから。本当に信じられない。どうしてこの部分だけは改善されないんだろうか。テレビなどでも有名人が犬を可愛がる姿を撮影させているけど、散歩時は普通に、よその土地や道路、公園などで排泄させたりしているんだよなあ。
フンを拾えば問題ないでしょ、というのは違う。尿やマーキングも、厳禁である。フンだって、拾いきれないものは臭いが残り、他の犬もまた、そこの場所でしたくなってしまう。要するに、フンも尿もマーキングも、自分の敷地以外でさせてはいけないということだ。
その最低限のマナーがわかっていない飼い主が多いから、全国で犬のフン尿・マーキングの被害が多発しているんだろう。大久保佳代子さんもその一人。
大久保は「ワンちゃんが近くのマンションの敷地内に芝生のところがあって。おしっこ、ちょっとするんですよ」と、自身の愛犬の行動を説明。その上で「そこを管理するおじさんに見つかって、結構な勢いで『ここでおしっこさせるんじゃねーよ! 臭いがキツいんだよ!』(と言われた)」と明かしました。
いぬねこ+『大久保佳代子、愛犬のおしっこ注意に「逆ギレしそうに」 ネットでは物議 2022/7/26』
その上で「犬のおしっこなんて本当、百円玉(程度の大きさ)ですよ、せいぜい」とも話し、「しない時もあるんですよ。(おしっこをする)フリだけで」「逆ギレしそうになったな。だったら私がションベンしてやろうかと思った」と、愛犬のおしっこについて注意されたことに納得がいっていない様子でした。
https://inunekoplus.com/news/2022/07/post_6583
大久保さんは、多くの迷惑飼い主と同様、勘違いしている。犬の100円玉程度の尿、もっと言えば、ほんの数滴の少量であれば、問題ないのであろうと。
犬を飼っているのに、その習性をわかっていないのが不思議ですが。犬の、フン尿に対する嗅覚は、人間以上ですよ。人間には臭わなくても、犬にはわかる。他の犬がほんの数滴かけていったわずかなマーキングに、激しく反応するのが犬の本能です。
リーダーウォークをしているマナーの良い犬は別として、犬を好き勝手に歩かせていれば、確実に他の犬のフン尿・マーキングには反応します。
やってる方は、「これくらい」と思うのかもしれませんが、犬におしっこさせれば、その何十倍、何百倍の被害を誘発するんですよ。たとえば、犬のおしっこスポットになっている電柱があったら、よく観察してみてください。
リーダーウォークをしていない、好き勝手に歩いている犬がそこを通りかかったとき、その場所で尿を追いがけする確率、ほぼ100%だと思います。そして、そうした場所は尿やマーキングだけでなく、不定期にフンの置き去りも発生しているはずです。
自分の家の前や、管理している畑の前が、犬の公衆トイレになってしまったら?通りがかる犬がみんな、そこで当たり前のようにフン尿・マーキングするようになったら?
日本人の清潔へのこだわりは、普段行き過ぎだと感じるほどだけど。除菌スプレーや、除菌シートの多様はやりすぎだと、苦笑してしまうけれど。
その一方でどうして、最も汚い排泄物に関しては、「犬のやることだから仕方ない」と、マナー違反が横行しているんだろうか。
社会の共通認識として、「犬の排泄は自宅で」が、浸透することを心から願ってます。