失いたくないと、訴える夢

人間関係のトラブルで、悩んでいる今日この頃。自分が軽蔑する相手とは、二度と会いたくない、近寄りたくないと思うのに、離れられない状況。

だからなのか、不思議な夢をみた。

一人の女性に、私が必死で訴えかけている夢だ。

「私は失いたくないんです。それがたとえ・・・合わない相手だとしても」

その女性は、私の発言を穏やかな表情で聞いていた。何も答えを返すことはなかった。私は必死で何度も、そう告げていた。

私とその女性が見ている視線の先には、懐かしい床の模様。なんとなく見覚えがある。

私はその女性に向かって、「失いたくない、たとえ合わなくても」と何度も繰り返していた。

目が覚めて思ったのは、私が「失いたくない、合わなくても」と発言する時、思い浮かべていたのはそのトラブルの張本人。

なんだろうね。嫌いな相手なら、二度と会いたくないと思うのが普通だろうに。目が覚めて、現実に戻って思うのは、合わない相手っていうのはもう、どうしようもないのよ。どっちかが努力とかそういう問題じゃなく。離れるのが吉なのだ。なのに夢の中の私は、「失いたくない」だって。どうかしている。

私も、人生の折り返し地点を過ぎた。今、いろんなトラブルがある中で、この世に生まれてきた意味を、考えたりする。合わない相手とは、どうして縁があるのだろうか。それをうまくやっていくのが修行なのか。けれど、合わない相手と合わせていく生活は、決して幸せではない。

なぜ生まれてくるのか。

スピリチュアルな世界では、愛を知るために、とか、経験を積むために、とかいろんなことが言われるけれど。

なんか、意味があるんだろうと思う。なにもない偶然で、この世界も、意識も存在しないと思う。

不愉快な経験もいつか、笑って話せる日が来るのか。軽蔑して見限った相手を許せるのか、でもやっぱり、私は相手のことが嫌いだ。二度と顔を合わせたくないと思ってしまう。その気持ちを、今は大切にするべきなんじゃないかな、と思う。

悩み多き日々です。

ガラスを吐き出す夢

こんな夢を見た。

いつの間にか口の中に、砕いたガラスが入っている。息もできないくらい、口いっぱいに。慌てて吐き出そうとするが、どこに吐き出していいかもわからず戸惑う。全然知らない人が、「ここに吐けばいい」と教えてくれて、吐くのだが、細かい欠片は口の中に残って気持ちが悪い。何度も出そうとするけど、どうしても少し残ってしまう。

ただ、吐き出したことによって少なくとも息は楽になったので、まずはお礼を言わなくてはと、吐き場所を教えてくれた人にお礼を言う。

場面は変わる。

おしゃれな雑貨屋さん。素敵な商品が並んだ一角に、おひとりさま一冊ずつご自由にどうぞ、というメッセージカード。その後ろに、いろんな色の大きな手帳が一山おいてある。本当はピンクか、薄紫がよかったけど、好みの色がないので仕方なく黄色いものを手に取る。辺りには人が集まってきている。ぐずぐずしていると他の人に迷惑だから、と、私は黄色い手帳を持ってその場を離れる。

少し離れた場所であらためて手帳を見ると、私は一冊ではなく、四冊も持ってきてしまっていた。三冊は薄く、ぴったりとはりついていたので気が付かなかったのだ。

どうしよう、おひとりさま一冊なのに。すぐに返しに行こうと元の場所を見ると、手帳は大人気ですでに一冊も残っていない。手帳をもらえなかったお客さんが数人、ちらちらと棚を眺めている。店員さんがやってきて、「おひとりさま一冊ずつ…」というメッセージカードを引き上げてしまった。

ますます戻せなくなってしまう。困った。どうしよう、どうしよう、と悩む。黄色い手帳、特に好きな色じゃないし別に欲しくもなかったのに。

目が覚めたとき、夢でよかった~と、心の底からほっとした。

初夢

初夢は、1月1日、もしくは1月2日に見た夢。

見たけど、起きたら全然覚えてなかった(^^;

なんだか最近、起きると夢が思い出せないことが多い。初夢ではないけど、今年に入って唯一想い出せたのが虎の夢。

私が見たのは虎は虎でも赤ちゃん虎ね。可愛いのがよちよち歩いてた。私はどこかの山奥の村で暮らしてて、その村は外敵を防ぐために高い柵を設けてたんだけど、日中のぽかぽか陽気に誘われて、私は少しだけ外に出てみた。

そしたら、茂みがごそごそして、はっとして注目したら、出てきたのが可愛い小さな虎。思わず駆け寄ろうとして、すんでのところで思いとどまる。いかんいかん。可愛く見えても相手は猛獣。ひっかかれたり噛みつかれたらケガをする。

よちよち歩く姿が本当に可愛くて、しばらく見ていた。虎の口元が赤く染まっているのを見て、まさか人間にかみついたんじゃ?と心配になる。今はまだ小さくて、被害は少ないかもしれないけど。このまま虎が成長したら、村にとっては大きな脅威になる。万が一にも、餌付けするようなことがないように、注意喚起しなければならないかも。

危険はこの村だけじゃない。隣の村にも、知らせなくてはいけない。村のすぐそばに、虎がやってきたということ。

虎の口元についた血が、不気味だった。夢の中で私は、「いくら可愛いからといって、野生の動物に餌付けしちゃいけない。虎がこのあたりに出没するなんて、みんなに危険を知らせなくちゃ」と、心配していた。

そんな夢。他にもたくさん夢は見たような気がするけど、思い出せない。忘れないうちに、この虎の夢だけは書いておこう。

どれが自分の荷物なのかわからないという夢

小さい頃によく見ていた夢は、追いかけられる夢で。足がうまく動かない、というのが定番だった。

今はもう、追いかけられる夢はみない。走る夢はみるけど。そのときはやっぱり、足が動かない。足が動かないことで、「夢なんだな」というのがわかる。

そして飛べない(^^;

飛べないことも、「夢だな」と気付くポイントである。正確には、飛べないというか、低空飛行しかできない。

手を思いっきり動かして、一生懸命集中して、できるできると言い聞かせて、それでも、低空飛行しかできない。ぎりぎり地面につかないくらい。そしてときどき地面に触れながら、進んでいく。これ、歩いた方が早いんじゃないかと思いながら。それが私のよくみる夢。

そしてもうひとつ。このところよくみる夢は、荷物の片付けの夢。自分の荷物を片付けなくてはいけないのに、自分の荷物と他人の荷物の区別がつかず、整理できなくて困ってしまうのだ。

先日見た夢も、まさにそれだった。場所は学校の教室。その日は卒業式。教室にはもう誰もいない。天気のいい日で、穏やかな日差しが窓から降りそそいで、時間は2時くらいかな。

荷物の整理を始めるんだけど、後から後から、どうでもいいような物があふれて、それが自分のものなんだか誰かのものなんだかわからなくなって、途方に暮れる。

人のものを持って帰るわけにはいかないし、かといってこのまま置き去りにすればゴミになるし、綺麗に片付けなきゃという責任もあるし。

完全に他人のものとわかれば、たとえゴミになっても、私の責任じゃないし、と思えるのだけれど。夢の中では、それが私のもののような気もするし、そうでない気もするし、微妙。もし自分のものだとしたら、そんなものを放置したら申し訳ない。

そして、荷物の区分がつかないというのに加えて、自分の持ち物の多さにも困り果てる。到底、歩いて持ち帰れる量ではなく。

これじゃ車持ってこないとなあ。しかも、1回でなく、2往復くらいしないと無理かも。ああ、私、どうして計画的に持ち帰らなかったんだろう。今日が最後だとわかっていたら、それまでに少しずつ持ち帰るべきだったのに。

後悔しながら、教室でひとり。荷物を前に四苦八苦する夢。

そんな夢を、よくみるようになった。

2017年の初夢

1月3日の朝方に見た夢

どこかの部室のような部屋。きちんと片付いて清潔感がある。私がその部屋へ行くと、知らない女性がいて、話をしているうちに盛り上がり、仲良くなる。その人が帰った後は部屋にひとりきり。

帰らなければならないのに、鍵が見当たらない。やっと探し当てたものの、その鍵をどこに返せばいいのかわからない。職員室? 部外者の私が行っても大丈夫だろうか、と心配になる。

帰る前に部屋を片付けようとするのだが、いつの間にか部屋中に、私物があふれており、あせる。積みあがった布団も、来た時にはなかったのに。

自分が持ちこんだものは、ちゃんと持ち帰らなくては。そんな思いで片付けを始めるけれど、どれだけやっても終わらない。あちらにもこちらにも物が積み重なって、それを手にとっては、「これは私のものだろうか」と考え込む。終わらなくて、絶望的な気持ちになる。

早く帰らなければ、鍵を返さなければ、不審に思われてしまう。でも片付けが終わらなければ鍵を返さない。いっそ先に鍵を返しにいって、私は窓から出ようか。でもそれでは不用心だし、もし何かあったら困る。

私が思案していると、当番の男性が来て「早く鍵を返してください」と。私は謝って、「すぐに行きます」と言うが、部屋が片付かなくてはそれもできない。

すぐに行く、と言ってしまったのだからと、私はますますあせって片づけを続ける。でも終わらない。

そういえば、いつもこんな夢をみているなあ、とぼんやり思う。その日の夢によって、状況は少しずつ違っているけれど。帰らなければならないのに、私物がまとまらなくてあせるというシチュエーションはいつも同じ。

物はあちこちに散らばっていて、どこにあるのか、どこに置き忘れているのか、自分でも判断がつかないのだ。そのまま帰れば、物を置きざりにすることになる。二度と戻ることのない場所に、自分のものを置き去りにすることはどうしても心残りで。必死に頭を使いながら、自分の私物を捜し集める。

これも夢ならいいのに。

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そんな風に思っているところで、目が覚めました(^^;

やっぱり夢でした。それにしても、これが初夢かあ。なにを意味しているんだろう。この、自分のものを捜し集める夢、というのはしょっちゅうみるのです。いつも焦って、うまくいかなくて、もやもやして、夢の中の自分は、物が自分のものか、そうでないのかすら、ちゃんと判断することができず、もどかしくてじたばたしながらあがいています。