今年も春のバラを見に行ってきました。
植物園のバラコーナーは、辺り一面に甘い香りが漂っています。
今年も紫のバラ、「青龍」は弱々しく、今にも倒れてそのまま枯れてしまうのではないかという勢いで。ここの土が合わないのかな。
その一方。元気いっぱいに咲き誇るのは、2006年に京成バラ園芸が作出した、「しのぶれど」
紫のバラは、弱いもの、か細いものというイメージを、見事に打ち壊してくれました。こんな紫のバラもあったのね~。
もうこれは、あれだね。ガラスの仮面の速水さんも、このバラをお庭で作るべきだね、と思いましたヽ(´▽`)/
庭中にこの花を咲かせて、マヤを想えばいいよ。速水さんにぴったりのバラだと思いました。
名前も「しのぶれど」なんてねえ。
赤やピンク、オレンジの色鮮やかなバラの中で、紫はやはり、寂しい色でした。その寂しい色が、いくつもいくつも、数え切れないほどに花を咲かせていました。
抑えても抑えても、湧き上がる情熱のように、です。
決して表に出せない情熱は、目に見えないだけで、途切れることがないのです。
紫織さんにぴったりの花もみつけました。
「コティヨン」です。Dr. Keith W. Zary1999年の作出。こちらのバラは、同じ紫でももっとピンクがかっていて明るい。
この明るさが、紫織さんにはぴったりではないかと思いました。
>真澄さま(*´Д`*)
とかなんとか、速水さんの名前を呟きながら、頬を染めて自宅のバラ園で一日中妄想にふける紫織さんを想像してしまいました。
でも「コティヨン」に混じる赤は、決して「しのぶれど」が抱える寂しさを、理解することはないんだろうなと。二つのバラを見て思ったのです。
その違いが、二人の違いなんだろうなあと。
『ガラスの仮面』50巻が発売延期になった一方で、ギャグアニメ化とか映画化とか。カルタのときも思ったけど、全く興味がわかない~(^-^;
そこか?そこなのか? ファンの求めるものは。
ちなみに、私が庭一面に咲かせてみたいと思ったのは、「ヨハン・シュトラウス」。
なんて可憐なバラなんだ~と、清楚な色に釘付けでした。真っ白な肌。ぽっと頬を染めたような乙女のイメージです。
可愛くて、かつ華やかで、でも清純なのです。
バラには太陽がよく似合います。日差しがまぶしく、素敵な一日でした。