自宅敷地内で犬フン被害

我が家では、3年前のような、家の前に犬の尿臭がしみつき、通る犬がほぼ100%マーキングしていくような状態はもうありません。

しかし2024年のお正月から、、久々にやられましたよ~。

道路から2メートル入った部分に、犬フンです。

最初目を疑いました。まさか、と。

でもやられましたね~。敷地内に犬フン置き去りは久々ですが、初めてではありません。以前にもやられたことがあります。今回、道路際でなく、しっかり奥に入ったところにやられてました。

そこは玄関に近い芝生の上でした。犬フンを発見する数時間前には何もなかったので、その数時間の間にされてしまったようです。たしかに、夕方の散歩ラッシュの時間帯でした。

うちはオープン外構なので、たしかに入るのは簡単かもしれませんけど、まともな人間ならよその家に入りこんで犬にフンをさせて、しかも置いていきませんよね。

1月4日(木)の夕方です。

怒りつつ、犬フンを除去し、芝生を一部剥がし、薄めた忌避剤の「逃げまんねん」を、丁寧に広範囲にまきました。犬フン被害があったときは、直後に対策をとらないとまたやられます。匂いがついてしまうからです。犬も自分が出した場所は覚えているので、習慣になる前に、「ここは嫌なにおいのする場所だから近付いてはいけない」と教える必要があります。

玄関前なので、あまり匂いの強いものをまくわけにもいかず。また原液の「逃げまんねん」はタールが入っていて黒くドロっとしていますので、それを芝生にまけば見苦しいし枯れる恐れもあり。

私は自宅周辺では、「逃げまんねん」を薄めたものをまくようにしています。作り方は超簡単です。使い終わった逃げまんねんの容器に、水を入れたものを常備しているのです。使い終わった逃げまんねんの容器には、底にタール状のものがたまっているので、水を入れるとそのにおいが水に移ります。

怒りに震えつつ、犬フンの処理を終えました。以前の犬フン姉妹かと思いましたが、犬フンの大きさは今回は小さく、別人と思われます。

過去の犬フン姉妹の記事。まだ読んでない方はどうぞ。

「不法侵入とフン尿被害」(冥王星からこんにちは 2022年6月8日記事より)

まあ、今回も、ずいぶん人の家に堂々と失礼なことをやってくれたなあと。犯人はまだ誰だかわかりませんが、放置すればまたやられるので、すぐに対応策を考えなければと。

そう思って、いろいろ考えていた3日後のこと。

またやられてました…_| ̄|○

1月7日(日)の、やはり夕方でした。気付いたら、前回とは少し違う場所に、でも同じ形状のフンがばっちり残っているではありませんか!!

素早く片付けます。他の犬が、臭いに反応したら、また家の前が犬の公衆トイレになってしまいます。犬フンを除去、芝生を剥がし、忌避剤の「逃げまんねん」を薄めたものを撒く。

1月6日(土)の朝にも、まいていたんですけどね。「逃げまんねん」は強力な匂いですが、年をとっていたり鼻の利かない犬には、効果のないこともあります。薄めたとはいえ、「逃げまんねん」の強力な匂いが残るであろう芝生の上に、またもフンを残した犬…強敵です。

次の手を考えなければなりません。私はついに、防犯カメラを導入することにしました。

次回のブログでは、防犯カメラを取り付けた結果を書きます。

2024年のお正月

2024年になりました。今年のお正月は元旦が地震、2日が飛行機事故と大変な出来事が続きました。特に地震では、今もまだ行方の分からない方や、避難の続いている方も大勢いらっしゃると思います。一日も早く、安心で安全な日常が戻りますように。

避難所ではトイレが問題になっているとのことです。確かに、仮設トイレが十分な数設置されるまでは、不衛生で使いづらい状態が続くのではないかと、容易に想像ができます。健康に直結する部分なので、なんとか素早い対応ができるといいのですが。

もしトイレの数が足りないなら、たとえば室内のトイレでは、固めるタイプの携帯トイレを、子供や高齢者、妊婦さんなどが使う。一方、健康な方は、外でブルーシートなどで目隠しを作り、堀った穴を使う。使用後は各自自己責任で、砂をスコップでかけて処理、などという方法がいいのかなあと思いますが。

携帯トイレの数が限られる、不足するというときには、そうしないと全員のトイレに対応することができないですよね。屋外で穴を掘り、砂をかける。穴がいっぱいになったら、その横にまた穴を掘り、順に使用していくという方法、いいと思います。いっぱいになって埋めた跡地には、なにか目印を立てて、あとからまたうっかり掘り返したりしないようにすれば、衛生的です。

水が使えない状態で大勢の人がトイレを使用すると、どうしても不衛生になってしまいますが、外でしたら土にしみこみますし、土をかければ隠れますし、使う人もきれいなところで用を足せるのではないかと。

普段はともかくとして、非常時にはそうしたこともありなのかなと思います。みんながバラバラにするのではなく。「この一区画をトイレとして使用する」ことを決め、順番に穴を掘り、埋めていく。そういう対応ができると、トイレに関する悩みも、少なくなると思います。外は寒いですし、雨が降った時はどうするんだという問題もありますが、携帯トイレだけに100%頼るのが数的に無理なら、外で衛生的に、場所を決めて使っていく、というのもありだと思うのです。

いずれ物資がたくさん届けられ、仮設トイレも十分な数が設置されるとは思いますが、それまでの緊急的措置として。そうしたことも避難所の管理の方が指揮をとって、トイレ問題が解決するといいなあと思います。トイレって、ひょっとしたら水や食料よりも深刻な問題かもしれません。

羽田での飛行機事故は、この地震の二次災害とも言えますね。年始の混んだ空港で、海上保安庁の飛行機は、被災地に物資を輸送するところだったとのこと。

ただでさえ混雑した空港に、地震の物資輸送というイレギュラーな対応があり、恐らく海上保安庁の方も緊張・疲労がある中での任務だったと思いますし、日没で暗かったというのも影響したと思いますし、いろいろ悪条件が重なって、尊い命が失われてしまいました。

まだ事故原因など詳しいことはわかっていませんが、二度とこのような悲しい出来事が起きないよう、空港の運用が改善されてほしいなと思います。

空港があまりにも混雑しているときには、地震の救援という任務があるなら、海上保安庁などの公的な機関を最優先にしてあげてほしい。また、滑走路もひとつ専用にしてもいいのではないかと。なにがなんでも飛行機の数を詰め込んでいくというのではなく、緊急時には1つ、海上保安庁や自衛隊用の、滑走路を設けてもいいのではないかなあ。専用の滑走路を1つ設けることで、危険性も少なくなるのではないでしょうか。

あくまでも飛行機の数を効率的にさばく、というところに、無理があったような気がします。混雑すれば、複雑になれば、どんなに気を付けていても一定の確率でヒューマンエラーが発生してしまうので。空港でいったん事故がおきれば本当にたくさんの人数が危険に晒されますので、より安全策をとる方がいいと思います。

それと、地震などの緊急事態のときは、救援する側がしっかり休養をとって、万全の体制で臨んでほしいなあと思うのです。「不眠不休」と首相がおっしゃっていましたが、しっかり休養や睡眠をとらないと、いい仕事はできません。

緊急事態では興奮もあって疲れを感じないかもしれませんが、そういうときこそしっかり、時間で休憩をとる。睡眠時間を確保する。食事もおざなりにしない。

そうでないと、万全の体制で救援活動ができません。これは個人の問題ではなく、組織として、交代しながらバランスよく休憩がとれるように、配慮してほしいなと思います。「不眠不休」の精神論は危険です。がんばればいいというものじゃないです。人間なので、体力には限界があります。一番いい力が発揮できるように、指揮官は部下に休憩をとらせてください。もちろん指揮官自身も。

お正月に大変な出来事が続きましたが、みんなの力で乗り越えていきたいです。

被災地へのルートがきちんと確保されるまでは、個人のボランティアはかえって邪魔になりますので、救援や物資輸送などはプロに任せましょう。時間がたてばそれぞれ、できることがあると思いますので。かえって邪魔になるようなことだけは、避けたほうがいいと思います。

2023年を振り返る

今年もあと1時間あまり。今年の出来事を振り返ってみます。

2023年も、犬のフン尿・マーキングとの戦いが最大の出来事でした(^^;

いや、これ本当に大問題です。家の周りはなんとか撃退したのですが、離れた畑の前の道路がひどくて。舗道してある部分と、うちの畑の前の間が草地になっていて、そこが犬の公衆トイレになってしまっていたのです。

綺麗に草刈をすると、綺麗だからといってよけいに、そこがトイレになる。わざわざ毎日連れてきて、そこでさせる飼い主が続出。人間不信になりそうなくらい、犬の散歩のマナーが悪すぎ。

7月に、私が設置した犬のマナー看板が3枚一度に盗まれたのはショックでしたね。そのうち1枚は、近くの用水路にバラバラになって捨てられていて、警察に相談しました。パトロールを強化してくれることになりましたが、その後、犯人らしき男がまさに犬にフンをさせている場面に遭遇し、バトルになりました。過去記事ですが、まだ読んでない方はこちらをどうぞ。

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犬のフン放置犯人に、罵倒される

実はこの件があってから、私は本当にいろんな方に相談しましてアドバイスをもらい、「道路の管理者に、マナー看板の設置と定期的な草刈をお願いする」ことを決意しました。

農道の管理者は土地改良区なので、そこに電話し、これまでの経緯をお話ししました。草刈もマナー看板の設置もお金のかかることではありますが、あまりにも管理が・・・。

自分の家の畑の前ですので、多少の草刈や清掃はもちろん私がやりますが、あまりにも範囲が広すぎる。境を草刈するのではなく、1区画を草刈するような形になってしまうので・・・。

マナー看板も、私が建てるのではなく、土地改良区としてちゃんと建ててほしいとお願いしました。盗まれたとき、壊されたときの対処も、私ではなく土地改良区がやってほしいのです。

丁寧にお願いし、時間はかかりましたが、今年中にマナー看板も立ちましたし、土地改良区の手配で草刈も、業者さんが入ってやってくれました。さすが業者さん。地面すれすれの草丈。短く刈ってくれたので、ものすごく綺麗になりました。

私が手で刈っていた時は、刈った草はそのままその場に置いていたのですが、業者さんはさすが、すべて草をもっていってくれたので、みちがえるようにスッキリ綺麗になりました。

土地改良区の方とお話ししたとき、「今まではどうしていたのかな?」と聞かれたので、「私が全部手で刈っていたんです」と答えたら、だいぶ同情してくれました(^^;

いや、まじめな話、本当に自分でもよくやっていたと思います。自分の家の前だし、草ぼーぼーは困るし、犬のトイレにもしたくないし。そんなの思いで、ひたすら草刈がんばってきました。

1回だけの草刈でなく、今後も定期的に草刈してくれるといいのですが。道路管理、しっかりしてもらいたいと思います。

でも、マナー看板を2本立ててくれただけで、もうありがたいです。私が自分で設置したときは、しょっちゅう盗まれたり倒されたりしたので、もううんざりなんです。道路管理者が建てたものなら、なにかあれば連絡して、道路管理者経由で警察に被害届が出せますしね。

今のところ、犬フン被害はなくなっていますが、今後も草地のメンテナンスは欠かせません。今日大みそかも、実は作業に行ってきたのです。それは、クローバーの撤去。

ちょうど畑の入り口前に、クローバーが茂ってしまって。業者が草刈したときに、地上部分はだいぶなくなりましたが、地中にはしっかり根が張っています。見た目も、クローバーが繁茂していた部分だけが、緑になっているのです。

これをそのままにしておくと、春にまたクローバーが復活し、どんどん増えてしまいます。犬はクローバーが大好きなので、犬が入って来ないように今の内にクローバーの根を掘り起こして枯らせなければいけません。せっかく今のところ犬が寄り付かないようになっているので、この状態を保ちたいのです。もう犬の公衆トイレはご免です。

固い地面を、スコップで掘り上げました。かなり力が要ります。こんなことをしてもクローバーが簡単に除去できるわけではありませんが、春に繁殖する力を少しでも削ぐことができるなら、少しでも可能性に賭けたいです。

犬を散歩させ、気軽な気持ちでフン尿させている人は、こんな苦労を知るはずもありません。どうして私がこんな苦労をしなければいけないのか、本当に腹立たしいですが、なにもしなければあっという間に犬の公衆トイレが復活します。根気強く続けるしかない。

犬のマナー看板は、まともな飼い主さんにしか効力はありません。まともな飼い主さんは、読めばその場所でトイレをさせませんが、そうでない飼い主はマナー看板など、まるっきり無視です。

クローバーを掘り起こすのは苦労しましたが、やっていると散歩中のご夫妻に声をかけられました。「何をやっているのですか?」

大みそかに、草地で固い地面を必死に掘り起こす作業は、きっと奇妙に見えたでしょう。「この草地は犬のフンの放置がひどいので、クローバーを除去しているんですよ。犬はクローバーが大好きなので、クローバーがあると入りこんできちゃうんです」

「ああ、犬のフンですか」

ご夫妻も、納得された様子。この辺り、場所によっては犬のフンの被害がひどいですからね。散歩していて、犬のフンが目に付くこともあると思います。こうした会話で、少しでも犬の被害の実態を伝えることができたらいいなと思います。

掘り起こしたクローバーは、天地を逆にして、根を上に向けます。日が経てば枯れるでしょう。デコボコになった土をならし、へこみをなくして、作業は終了。根付くかどうかはわかりませんが、香りの強い、ハーブのタイムも植えました。犬のトイレ対策です。匂いが強いものを、犬は嫌いますので。

2023年。犬フン尿・マーキング被害に始まり、犬フン尿・マーキング被害に終わった年でした。でも少し前進です。道路管理者である土地改良区にマナー看板を立ててもらいましたし、今後の草刈もお願いすることができました。(年に何度草を刈るかの、具体的な回数などは約束してくれませんでしたが・・・。今年は年に1回刈ってくれただけでしたが、来年はもう少し回数を増やしてくれるでしょう)

犬の被害も、対策が少しずつ進みましたし、それ以外も総じていい年であったと思います。健康で暮らせたことは、なによりありがたいことです。

2023年も、ブログを読んでくださってありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください(^^)

五ノ井さん、よくがんばったよ

陸上自衛隊の隊員だった五ノ井里奈さん(24)に無理やりわいせつな行為をしたとして有罪判決を言い渡された上司だった元隊員3人は、控訴期限の26日までに控訴せず執行猶予の付いた懲役2年の判決が確定しました。

引用:NHKニュース 2023年12月27日 12時03分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231227/k10014301161000.html

五ノ井さんよくがんばったよ~。本当にお疲れ様でした。長く苦しい戦いでしたが、勝ってよかった。応援してました。

これ、五ノ井さんが声を上げなかったら、被害者は増え続けていたと思う。だって、加害者はわいせつ行為だという自覚も悪気もなく、暴力行為をしていたわけだから。軍隊で宴会だからとこんなわいせつ行為が許されるなら、軍に入る人なんていなくなっちゃうよ。有罪判決を受けた3人が反省する日は来ないのかもしれないけど、でも事実が明らかになったこと、そして有罪判決が出たことは、本当によかったと思います。自衛隊で働く真面目な隊員たちにとっても、こういう不届きな人達が、しかるべき処罰を受けることになったのは、ほっとしたのではないでしょうか。同様の犯罪の抑止力になると思う。

五ノ井さんが立ち上がった勇気、尊敬します。

泣き寝入りして自衛隊を黙って辞めていった人たちも、いたんじゃないかと思うんです。もちろんそれが悪いことじゃなくて、裁判にもちこめる精神力と体力がある人なんて限られてるから。裁判の間ずっと嫌な思い出と向き合い続ける苦しさは、想像を絶するものがあります。逃げて忘れた方が楽だったかもしれないけど、でも五ノ井さんは、次の被害者を出さない道を選んだ。自衛隊が、もっと良くなる方向を選んだ。

今回判決が確定したのは刑事事件の方なので、民事で元隊員5人と国に損害賠償を求めている裁判の方はまだ、これからです。この刑事事件の判決確定が、追い風になると思います。

速やかに、でも事実確認はていねいに、残りの民事裁判も進むといいなあと思っています。真実が明らかになれば、その事実は裁判の記録としてずっと残っていく。五ノ井さんにとって苦しい時間はまだ終わらないけれど、今このときでなければ、30年後に裁判というわけにはいかないですからね。今立ち上がる必要があったし、刑事事件ではきちんと結果が出た。

五ノ井さん、よかったね(^^) 民事裁判もあと少し、頑張ってください。

チョコレートを受け付けなくなる

私は現在アラフィフなのだが、二十代の頃はチョコレートが大好きだった。特にナッツの入ったチョコレートね。アーモンドでも落花生でも、ポリポリ食べるのが大好きで。

ハワイ土産の定番でもある、マカダミアナッツの入ったチョコレートなども、大好物だった。どれくらい好きだったかというと、まず袋ごと食べちゃう。残さない。缶なら缶ごと。

ところが先週、某所でチョコレートのワークショップがあり、参加してみて驚いた。自分の味覚、嗜好が変化している。チョコレートを美味しく感じないのだ。

たしかにこの頃チョコレートを食べたい欲がなくなり、買う機会はめったになかったけれど。このワークショップでは選りすぐりのチョコレートを試食できるので楽しみにしていた。普段口にしない、厳選されたクラフトチョコレートの数々。

しかし、思いがけず、それらをおいしいと感じない自分にびっくりした。

味覚って、年をとると変わるのね(^^;

しかも、おいしいと感じないだけではなく、帰る頃には軽い頭痛が・・・。なんだコレ。

頭痛は帰宅するとますますひどくなり、夜には寝込んだ。一晩寝てようやく回復。

チョコレートだけが原因ではないと思うけど、でもチョコレートに当たった感覚があった。

もうチョコレートを食べるのはやめよう、そう思った。自分の体質が変わったのを感じる。

昔のように、ギラギラした油ものも受け付けなくなったし、食事も自然と、ベジタリアン的なものになっていく。

もちろん、食材を厳密にタブー化しているわけではなく。なんでも食べるけれど。

基本の食が変わっていく。

白米を炊飯器で炊いていたものが、今は土鍋で、半分は玄米を混ぜるようになった。もちろんそのまま炊くと固いので、玄米だけは先に煎って、茹でて下ごしらえ。

自家製のぬか漬け、味噌汁、豆乳ヨーグルト、納豆。豆乳ヨーグルトには、日本ミツバチのハチミツを使う。

土鍋の中、最後に少し残ったご飯は、お湯をさしておかゆをつくり、寝る前に麹を混ぜて、保温のためタオルと毛布にくるんで一晩。翌朝には、砂糖を一切使わないおいしい甘酒の出来上がり。

庭の渋柿を剥き、寒風にさらして干し柿をつくる。今の季節なら大根も、野菜も、なんでも網の干し機に入れ太陽に当てる。

家でみかんを育てているが、一切農薬も肥料も使わない。家で出た生ごみはすべてコンポスターで土に還しているので、そのコンポスターの土を、果樹に使う。

色づいたみかんを、食べる分だけもいで食べる。甘みと酸味のバランスがよく、なによりも、もぎたての新鮮さは買ってきたものでは味わえない。みかんは、熟成したものも甘みが濃厚でおいしいけど、採りたてのおいしさは格別、贅沢なものだ。

香料の入ったものは、一切買わなくなった。洗剤も使っていない。マグネシウムで洗濯している。すっきり洗いあがってタオルもふかふか。

香料といえば、トイレットペーパーを買うときに苦労する。私が欲しいのはパルプ100%で無香料のダブルなのだが、香りがついているものが、多いこと多いこと。

トイレットペーパーに、そんなに香りって必要かな?毎日こまめに掃除してたら、大丈夫だと思うけど。それに臭いは匂いで誤魔化すのではなく、もし臭うなら掃除して元をきれいにしないと駄目でしょ?トイレットペーパーには柄も、香料もいらないなあと思う。

家から化学香料が消えると、匂いには敏感になる。すれ違う人や、ついさっきまでそこに居た人の残り香の強さに、びっくりすることがある。今の柔軟剤などは、香水並みに香りが強烈。

香りが嗅ぎたいなら、5月のバラ園に行けばいいのになと思う。自然の、本当に濃厚な香りのシャワーに包まれる。私はもう、人工的な香りはかぎたくないな。

思い返してみると、そんな私も昔、このブログで買いたい香水の話を書いていたっけ。あれからずいぶん時間が経った。チョコレートも香りも、年を重ねると嗜好は変わっていくことを、しみじみと思う今日この頃である。