人の敷地前にフンをさせる人には、人間ではない

今日は、悲しい気分で過ごしています。愚痴になってしまうので、閲覧注意です(^^;

ここ一週間ほど、うちの畑の前で犬にフンされたり、マーキングされたりしてます。

きわめつけは今日、私が見ている目の前で、畑前の、草の中(草丈30センチほど)に犬を入れて、平気でフンをさせている人がいました。

そこの草、いつも私が手で刈っているのです。全部刈ってしまうと、ドッグランのようになって喜んで犬を入れる人がいるので、入らせないようにわざと、30センチくらいの高さになるようにして、草を壁のようにしているのですが。

その若い男は、私がじっと見ていても、平気でした。連れていた犬を当たり前のように畑前の草の中に入れ、フンをさせていました。それでいつもはおそらく、草の中なのでフンを拾っていかないのでしょうが、今日は私が見ているのでフンだけは拾っていきました。

草の中に犬を入れてフンをさせる人、私が目撃しただけで、もう4人目なのです・・・。

トウガラシをまいたり、コショウをまいたり、イエローチョーク作戦。でも駄目ですね。飼い主が、犬を草の中に入れるのです。

草をもっと短く刈ってしまえば、さらに入りやすくなってやりたい放題だろうし。

レモングラスとセンテッドゼラニウムは、結局雑草の勢いに負けて根付かず、全く効果がありませんでした。

もし根付いて繁茂していたら。そういうハーブの草むらだったら、犬も入り込まないのでしょうか?

何を植えれば効果があるのか・・・。次はドクダミと半夏生を試してみようと思っています。ただ、ドクダミも半夏生も、冬には地上部は枯れてしまうということで。

他に、組み合わせないといけないかなと。やはりセンテッドゼラニウムとレモングラスをもう一度試してみようか。ミントも繁殖力が強いけれど、ミントは逆に、増えすぎて他人の敷地に越境しちゃったら迷惑をかけてしまうし。ミントはやめよう、とか。

いろいろ考えてました。

でも、すごい怒りと、脱力感ですね。目の前で見ていても、平気なんですから。ああいうのって、どういう神経なんだろう。

「ここでフンをさせないでください」と言ったところで、変わらないでしょうね。だって、見てても平気なんですから。フンだけは拾っていったけれど・・・。私はもう、声をかけることすらしたくなかったです。ただ、凝視してました。

相手は平気な顔で、犬にフンをさせて、それを拾って。

フンは拾えばいいってものではないです。人の敷地前で、フンをさせないでほしいのです。犬の公衆トイレ状態になってしまってます。一匹すれば、臭いが残るので、通りがかる別の犬もしていきます・・・。

その若い男は、私が見ているにも関わらず平気で犬にフンをさせました。ショックを受け、茫然としていると、追い打ちをかけるように、時間差で今度は高齢の男が・・・。私がこの、犬のフン害の話を書き始めるきっかけになった男です。

この男、うちの前を散歩コースにすることをやめません。今でも平気で、通りかかります。私が見ていると、目の前で草むらに犬を入れたりはしませんが。今日は、私がみているので、そのまま通り過ぎて何事もなかったです・・・。

でも、うちの近所の田んぼの脇でフンをさせ、その糞を、杖で田んぼに放り込んでました。もはやこの人、人間じゃないな。動物だな。いや、動物に例えるのも、動物に失礼だな。

私には理解できないですね。以前にフンのことで私に注意されて、それでもまだ散歩コースを変えないという。私だったら、1度でもそんなことがあったら、恥ずかしくて2度とその場所には行けないです。

なんでわざわざうちの前を通るんだろうっていう。

さんざん被害を受けて、やっと犯人つきとめて注意して。それなのに平気な顔して、なんでわざわざうちの前を通るのかと。

うちの畑周りをみると、隣は耕作放棄地で、草刈りをせずに、草がボーボーになっています。川沿いは、雑草が生え放題です。

でもマナーの悪い飼い主は、そういう雑草生え放題の場所ではなく、わざわざ私がきれいに手で刈っている草のところに犬を入れて、フンをさせるんですよね・・・。耕作放棄地などではなく。

畑の前は、私が雑草を高さ30センチくらいに刈りそろえているんですけど。(以前に30センチ残さずに全部刈ったところ、入られ放題で、犬を遊ばせる人が続出したので、入りにくくするためにわざと30センチの高さは残してます)

そこは舗装された道路と、うちの敷地の境目にあたります。

だから、私がいつもきれいに草刈しているのです。

そこに入られる・・・。もうどうしたらいいんだか。マナーがしっかりしている飼い主さんは、舗装された道路からこちらには、決して犬を入れません。そして糞尿もさせません。他人の畑の前だから。

わざわざきれいに刈っている草に、入られて、フンをされるのはとても不快です。これまでもフンを置き去りにされて何度か片付けましたし、踏んでしまったこともありますし(;;)

いくらでも雑草生えている場所はあるのに、わざわざ綺麗に刈ってある場所で、犬にフンをさせる・・・。いやこれ、絶対罰が当たるよ。犬の糞尿なんて、一番汚いものなのに。自分の玄関の前にされたら嫌でしょう?

結局、こういうマナーの悪い飼い主に、つける薬はないんだと思いました。言葉も通じない。人間じゃないから。

でも、諦めはしません。嫌なものは嫌です。犬のフン尿は、お断りです。

明日、保健所に連絡して、犬のマナー看板もらってきます。たとえ言葉が通じなくても、「嫌だ」という意志表示はしようと思います。

犬に罪はないのです

前回のブログから、ずいぶん間があいてしまいました(^^;

犬のフンとの戦いは、ひとまず終わった感じです。黄色いチョーク作戦がきいたのか、その後、フンを残されることはなくなりました。

でも、黄色いチョーク作戦と並行して、「しょっちゅう見回る作戦」もやっていたので、そちらの方が効果あったのかもしれません。

離れた畑もそうですし、家の前も、できるだけ巡回するようにしました。特に、朝夕の犬の散歩ラッシュのときは、念入りに。

草むしりするふりをして、家の周囲をガードします。

ほとんどの飼い主さんは、家の前など、犬に臭いをかがせたりしません。犬も、それが当たり前になっているので、立ちどまらずにささっと走り去っていきます。

一部の飼い主さんは、犬を立ちどまらせて臭いをかがせたりするのですが、私の存在に気付くと、目の前で犬にマーキングさせるのもまずいと思うようで、慌てて犬を引っ張って立ち去ります。

私の方でも、犬がマーキングしないように、道路との境界には不定期に良い香りの水を霧吹きで撒いています。

作り方は、前回の記事にも書きましたが超簡単です。

薬局でハッカ油を買ってきて、100円ショップで買ったスプレー容器に水を入れ、ハッカ油を垂らすだけ。

適当に振って混ぜたら、後は、スプレーするだけ。

簡単だし、撒いた直後に香気が立ち上って、とてもさわやかな香りです。

トウガラシの粉やコショウの粉だと、日が経ってから汚い感じになったりしますが(特にトウガラシ)、スプレーだと蒸発するのできれいです。

手作りのアロマ。ハッカの匂いはいいですよ。

自宅の玄関にもときどき撒きます。ふわっと、とてもいい匂いで爽やかです。

強烈な香りではないですし、時間がたてば薄らいでいくのですが、犬は鼻が敏感ですので、やはり嫌なんでしょうね。

実際のところ、ここ1ヵ月は、家の前でマーキングする犬をみかけることがなくなりました。まれに臭いをかぐしぐさをしても、そのまま立ち去ってしまいます。

スプレーは、毎日しているわけではありません。

最初は朝晩、集中的にやりましたが。しばらくたってからは、不定期にスプレーしています。毎日でなくても、犬はお利口なので、「あそこの家は変な臭いがする」ということを学習すると、臭いをかがずに通りすぎるようになり、それが習慣になります。

植えたドクダミは、まだなかなか増えなくて、その効果はわかりません。来年の梅雨の頃には、きっといっぱい増えて、臭いを発してくれるかな?

タイムも、植えた直後から増えた感じはあまりなく。来年、梅雨時に一気に成長したら、もうハッカ油の出番はないかも?

植えてある植物で、犬のマーキングを防ぐことができたら、手間いらずで理想的ですね。

そうそう、それと、うちはオープン外構だったのですが、犬が侵入して私が手入れしている芝生の上で排尿するという事件があったため、対応策としてズバリ、簡単な柵を設置しました!

棒を立てて、ロープを張るだけのごく簡単なものです。

上にロープがあるので、下からリードを伸ばせば、犬を中に入れることはできますが、さすがに心理的にロープの向こう側、というのは罪悪感が増すのでしょう。

ロープを張ってからは、犬を侵入させる人を見たことがありません。

本当は、ロープなんて張りたくなかったですが。

でもオープン外構であることを、「自由に侵入していい」と解釈する一部の犬の飼い主さんがいる以上、対策をとらざるを得ませんでした。

綺麗に手入れしている芝生(いつも手で雑草を抜いている)の上で、犬がおしっこしている姿をみたのは、衝撃でした・・・。飼い主さんは、平気な顔をして、どこかの人と談笑していました。よその家の敷地にリードを伸ばして犬を侵入させ、排尿させるなんて、本当に信じられない行為です・・・。

ともかく、その後いろいろな対策をとって、犬のフン尿との戦いにひとまず決着がつき、我が家に平和が訪れました(^^)

もちろん、完璧に防ぐってことは、たぶん無理です。これからだって、フンや、マーキングなどの問題は出てくるでしょう。

でも神経質になりすぎず、根気強く、防止していこうと思います。誰だって、自分の敷地の前でフン尿されたら、嫌ですよ~。

そうそう、3日前に、家の庭の砂地のところに猫のフンがあったのですが、それは、庭木を選定した小枝をまくことで解決しました。猫は砂地は好きですが、小枝は嫌いです。歩きにくいし、お尻をすえられないからね(^^;

これは、小枝作戦で、一発で問題解決しました。猫は一度トイレを決めたら、執念深いといいますが。そのトイレを居心地悪くすれば効き目抜群です。お尻に小枝が触るなんて、気持ち悪くてとてもじゃないけど、トイレする気分ではないでしょう。

猫に関しては、不思議なほど腹が立ちませんでした。動物のやることだから・・・と思うからです。逆になんで、犬のフン尿があんなに腹立つかというと、人間がやっているからなんですよね。

悪いことだって、わかってる。嫌がることだってわかってる。自分がやられたら怒るくせにっていう、ね。

犬にも猫にも、罪はありません。

私は、犬も猫も大好きです。犬や猫のフン尿の問題は、それをさせている人間の問題ですね。

犬や猫を飼うのには、一定の制限を設けるべきなのでは?と思っています。きちんとしたマナーのない人は、飼うべきではないです。犬猫自身も、そしてフン尿で嫌な思いをさせられる人も、被害者です。

日本中で、ペットを飼う人たちのマナーが、もっともっと良くなればいいなと思います。

犬のフン害とイエローチョーク作戦

犬のフン害について、コメント下さった方がいました。ありがとうございます。(コメントはご希望により、非公開とさせていただいております)

この問題、本当に悩んでいらっしゃる方が多いんですね。犬のフン害については、私も現在進行形の悩みですので、これからも記事が増えそうです。「犬のフン害」カテゴリーを作りました。今後も、情報発信し続けていきたいと思います。

私は前回、犬のフン害について書いた記事ではトウガラシを絶賛していたのですが、訂正したいと思います。

一時的には効果があるのは間違いないですが、弱点も複数見えてきまして…。私はもう、追加のトウガラシ購入はしないことにしました。今ある、業務用スーパーで買った袋を使いきったら、次はもうトウガラシは買いません。

私が気になる弱点は、次のようなものです。

  • 効果が切れる時間が短い。朝まいても、夕方には臭いが薄くなる。
  • まいたトウガラシ粉が汚くみえる
  • まいているときに手についてしまったり、風で舞うときがある

先日、自宅で草むしりをしていて気づいたのですが、朝まいたトウガラシの粉が、夕方にはすっかり色あせて、どうみても効果のあるような感じではありませんでした…。見かけがすでに、なんの刺激もなさそうで(^^;

たぶんまいた直後は、刺激臭があるのでしょうが。そんなに数時間ごとにまくというのも、現実的な話ではなく。また1回の量は少なくとも、ずっとまきつづけていれば、色あせた粉が汚く残るのが目立ちます。

色あせたトウガラシの粉を眺めていたら、ちょっと悲しくなりました。

せっかく家まわりを綺麗に掃除してお花の手入れもしているのに、自らトウガラシの粉をふりまいて、その残骸が見苦しいだなんて…。

自然の流れなんですけどね。臭いが軽減することも、色あせることも。

むしろ、いつまでも強烈な刺激臭で、真っ赤な状態を保つトウガラシ粉だったら、それはそれで危険です。弱くなっていくのは、当たり前なんですが…。

粉の残骸が嫌で、もうまきたくないと思いました。

それで、なにか粉のように残るものではなく、人にも犬にも安全で、でも犬の嫌がるようなものはないかと調べていたら、ハッカ油にたどり着きました。

さっそく薬局でハッカ油(20mL)を買い、500ミリリットルのスプレーボトルで水と混ぜて、ハッカ油のスプレーを作ってみました。

作り方はとても簡単です。

最初にスプレーボトルに水を入れ、お好みの量のハッカ油を入れて、何度か振って混ぜる。後はスプレーするだけ。

説明書を読むと、本当は水だけではなくて無水エタノールも使うみたいなのですが、私は面倒くさいので、水だけでやりました。

油なので、よくみると分離してますが、スプレーすれば清涼感のある香りが広がって、効能に問題はなさそうです。

さっそく家の周りにシューシューまいてみたら、ふわっといい匂いがして、気持ちいいです。トウガラシだと、悪臭ではないですがとにかく刺激物だし、嗅いで気持ちのいいものではないですよね。

でも、ハッカ水だと人間が嗅いで、いい匂いだなあと感じます。

粉が残らない。蒸発してしまえば、何の痕跡もなくきれいになる、というところも嬉しいです。

効果時間については、やはり長時間というわけにはいかないと思いますが。それでも家の周りだったら、気付いたときに気軽にまけます。

ついでに玄関にもスプレーしてみると、通るたびに芳香がふわっと広がって気持ちがいいです。犬うんぬんは別としても、アロマとして気に入りました(^^)効果は弱いかもしれませんが、これはしばらく使い続けたいと思います。

もう、長期戦でいくことを覚悟しました。長い闘いになりそうですが、自宅を含めた街全体が、犬のおしっこやフンから解放され、きれいになる日を目指していきます。

犬の散歩では、他人の家や田畑の横で排泄をさせない、ということが常識になればいいと思います。片付ければいいではなく、そもそも、させないことが大事なのだと思います。

犬よけのハーブに関しては、今はタイムを植えていますが、背が伸びすぎないのでなかなかいい感じです。香りも結構あります。

他にハーブではパイナップルミントを植えようかなと思っていますが、これは背が高くなることと、タイムに比べて香りが弱いかなあという感じです。切れば、香りが立つのですが。毎日こまめに切るのも大変そう。

そして私の近況ですが、実は再び、新たなフン害犯人との戦いが始まっております。今月に入って、現場を目撃したのが1件。現場を目撃せず、やられてしまったのが1件。それに加えて、以前フンを放置した犯人を、再び畑周辺で見かけるようになったこともあり、気の抜けない日々が続いています。

現場を目撃した時の話をします。

私が朝ちょうど玄関を開けた瞬間に、犬が我が家の敷地に入りこんでいるのを発見しました。オープン外構なので、入ろうと思えば入れますが、実際入りこんでいる犬を見たのは初めてでした。

飼い主は、40代女性。飼い主は道路際に立って、うちの敷地に入りこんではいませんが。自転車に乗った60代のおばさんと、立ち話をしていました。

リードを伸ばした犬は完全にうちの敷地に入って、芝生の上で排尿していました。

急いで走って行き、「困ります」と声をかけました。

飼い主の女性は、すぐに謝りましたが、その足元を見たら犬のフンが…。

芝生にはおしっこ、敷地入口の道路にはフン。これはもう、現場を見られて言い逃れはできない状況です。特に、犬をうちの芝生の上に入れていることはだめでしょう。

飼い主の女性は、犬に向かって、「あらあら○○ちゃん、ちゃんと謝りなさい。ごめんなさいね~。ほら、ちゃんと謝って」と言ったので呆れてしまいました。

私は怒りを抑えて、「一匹でもそういうことがあると、他の犬も皆ここでするんですよ。前から本当に困っているんです」とだけ言いました。

「ごめんなさいね~ごめんなさいね~」

女性は謝っていましたが、なんとも軽い感じです。

フンを拾う女性を見ながら、自転車の女性(飼い主と立ち話をしていたらしい人)は、私に向かってこう言いました。

「固いウンコでよかったですね。柔らかいと汚れちゃうもんねえ」

私は返事をせず。(^^;

固さの問題ではないです。他人の家の前や、敷地に入りこんでの排泄は絶対に駄目です。でももう、この人たちと話しても無駄だと思いました。根本から、考え方が違う。罪の意識がないのです。悪いことだと思ってない。

普通なら、恥ずかしくてさっさと立ち去ると思うのですが、その飼い主はなかなか立ち去ろうとせず。ニコニコして、犬に話しかけていました。そしてびっくりすることに翌朝、何事もなかったかのようにやはり、家の前を散歩していたのです!

恥ずかしいところを見られて、二度とうちの前で散歩しないだろうなあと思ったのですが、そんなことなかったです。

なんというか、この辺の感覚が全く私には理解できません…。

そして少し離れた畑でも、先日、またあのフン害男が出没しました。

過去記事→犬のフン置き去り犯人をつきとめる

過去記事→犬のフン置き去り犯人再び

この人も、散歩コースを決して変える気はないようです。これからも、うちの畑の前を通り続けるつもりのようで。この人が犯人かどうかわかりませんが、最近また、畑の前の道路に犬のフンが、残されているようになりました。

この畑の前の道路については、昨日、イエローチョーク作戦を決行しました!

イエローチョーク作戦とは、全国的に行われている取り組みで、犬のフンのまわりを黄色いチョークで囲い、発見日時を書くというものです。

見ているぞ~という警告になり、効果があるようなので、試してみることにしました。私の住んでいる市は残念ながらチョークの配布は行っておらず、自分で黄色いチョークを買わなくてはいけません。全国の市町村すべてで、この取り組みをやってくれたらいいのになあと思います。

畑の前の道路際には、新しいフンと古いフンが一か所ずつあったので、どちらも黄色いチョークで印をつけました。

この結果は、またブログに書こうと思います。

ちなみに、この畑に出没するフン置き去り犯は、先日、犬のフンを耕作放棄地の田んぼに放り投げていました。うちの畑の前を通りかかったので、警戒して見ていたら、うちの近くの耕作放棄地で犬に排便させていまして。どうするのかと思いそのまま注目していたら次の瞬間、持っていた杖で、ぽーんとフンを道のわきから、下に投げ落としていて。

まあ、そういう人なんでしょうね。フンを持って帰るという、当たり前のことすらできないんです。その人が毎日毎日散歩していて、いつもどこかで、フンを置きっぱなしにしている。もううちの畑の周囲をうろついてほしくないです・・・。

イエローチョーク作戦は全国で少しずつ広がっているようですが、新しい観点でなかなか期待が持てるのでは?と思っております。

犬のフン害とトウガラシ

マナーの悪い飼い主との戦いはまだまだ続いていますが、希望が見えてきました。今日は、トウガラシの粉が効いているのを、目の前で確認しました。

白い小型犬を2匹連れた人が、うちの前で犬に匂いをかがせていました。これは、匂いをクンクン嗅いだ後、マーキングするパターンです(^^;

私はちょうど外出先から戻ったところで、家に入らずに立ちどまってそれを見ていたんですね。犬の飼い主は私に気付かず、犬に自由に匂いをかがせています。

今日はトウガラシの粉をまいたので、犬の反応が気になります。見ていたら、意外なことに犬は全く嫌な顔をしていない。くしゃみもなし。むしろ、興味津々といったふうに、執拗に匂いを嗅いでいるではありませんか。

こりゃ駄目かなあ。嫌がってないもんなあ。そう思って見ていたら、犬はさんざん匂いを嗅いだあと、マーキングをせずに歩き始めました。

これだけ時間をかけて匂いを嗅いだ後、マーキングをしない犬、というのを見たのは初めてでした。匂いを嗅いだらたいてい、マーキングはしますから。マーキングは量は多くないですが、これをやられてしまうと、次に来た犬も必ずその上にマーキングするようになり、その場は確実に犬の公衆トイレの場所になってしまいます。

でも、トウガラシをまいた場所で、その犬はマーキングをしなかったのです。しかし喜んだのもつかの間、少し歩いてまた、匂いを嗅ぎ始めました。そこもまだ、うちの家の前です。

やっぱりクンクンと、丁寧に匂いを嗅いでいます。でも、そこでも結局、マーキングをしなかったのです!

ちょっと感激しました。トウガラシ、確実に効いてます。たくさんの量をいっぺんにまくのではなく、朝晩、気が付いたときに、ササッと少量まくようにしています。時間がたつと香りが飛ぶように思うので。量よりも、頻繁にまいたほうが効く感じです。家の周囲に全部まくと、大量のトウガラシが必要になってさすがにそこまで毎日お金をかけられないので、気になる場所だけをピンポイントでまいています。

家の前で犬にフンやおしっこをされたとき、いちいち注意するのは嫌ですよね。それにずっと見張っているわけにもいかないし。その点、トウガラシをまくのは犬や人の健康にも影響がないし、少量で目立たず、しかも効果抜群。これは即効性のあるお勧めの方法です。雨で流れたとしても、環境を汚す心配もありません。なにしろ、食べられるものなので。

「フンをしないで」の看板をつけることも考えましたが、マナーを守っている人まで嫌な気分にさせてしまうのは、申し訳ないし。それにこの看板は、ネットで評判をみたら、あまり効果がないみたいです。確かに、マナーの悪い人は看板とか気にしないでしょうね。

ネットでフン害に悩む人の話をいろいろ読んでいたら、看板をつけたのにそれでも、被害を受け続けている人もいて、同情しました。お金も手間もかけて、それを平気で無視されたら、怒りは倍増するでしょう。

フンを持ち帰らないのももちろん駄目ですが、持ち帰れば人の家の前でフンをさせてもいいかといえば、それは違うと思うし、おしっこだって蒸発するからいいという問題ではないですし。やはり、排泄は自分の家でさせるべきだと思います。うちは田舎なので、昔は荒れた草むらなども近所にありましたが、このところどんどん家が建ちますし、田んぼや畑は、いくら自然のものとはいえ人が管理しているところなので、そういうところを犬のトイレにするべきではないと思うんです。

やりたいなら、自分の家の前か、自分の家の中でどうぞ、ですよね。他人の家ではなく。

トウガラシのおかげで、家の前が犬のトイレにならなくてよかったです。犬の様子を見守った後で、飼い主にも挨拶をしました。飼い主は、まさか私がここの家の人と思わなかったみたいで、少し慌てていました。たまたま今日はトウガラシのおかげでトイレはさせていなかったですが、トウガラシがなければ確実にマーキングしてたでしょうからねえ、あの様子だと。

そして、私はその飼い主の前でわざわざ、落ちていた小さなゴミを拾い上げました。「きれいにしてますよ」アピールです。

別にこの飼い主がいなくても家の前なのでゴミは拾いますが、人が手でゴミ拾いをしているのを、飼い主にみせるのは効果的だと思ったのです。そこの住人がゴミ拾いをしたり花の手入れをしている場所で、犬におしっこをさせることは普通の人なら申し訳なく思いますから。

犬の飼い主は、そのまま去っていきました。とりあえず今日のところは、トウガラシ作戦、そして、ゴミ拾いを見せる作戦は大成功だったと思います。挨拶もしたし、きちんと監視の目があるぞ、というアピールにもなったのではないかと。やはりそこの住人の目の前では、さすがに犬にフンはさせないでしょう。人の目、というのも大事です。

うちは少し離れたところに畑があって、その畑の前も犬のトイレにされてしまうときがあるので、このところ、畑にも頻繁に通うようにしています。畑で作業していると、その姿を見て、犬に匂いをかがせずさっさと歩かせる人が多いです。畑に人影がないと、「誰もいないからいいだろう」という感じで、犬に排泄を刺せる人、けっこういるんですよねえ。

畑の前の草は、私が定期的に手刈りしています。今の季節だと、刈られて丈が低くそろった草が、青々と芝生のように広がって、まるでドッグランのようなのです。いかにも気持ちのよい風景で、犬をそこで遊ばせたい、という気持ちもわからなくもないですが、トイレにされると困るんですよね。不潔だし。ゴミを拾うのも、こまめに草刈をしているのも、畑周りをきれいに保っているのは私なわけで。よその犬のトイレにするためにやっていることではないのです。犬のトイレは、自分の家でさせてほしいです。

頻繁に見回ること。管理している人間がいると、犬の飼い主に認識させること。顔を合わせたら挨拶すること。ゴミを拾い、草を刈り、場を綺麗に保つこと。ときどきトウガラシやコショウをまくこと。

トウガラシとコショウなら、今すぐできて簡単です。

今後は、1年かけてハーブを植える予定なので、どんなハーブが犬に効いたか、また様子をみて書きたいと思います。

犬のフン害対策で、たどりついた解決策

マナーの悪い犬の飼い主との戦いは今も続いていますが、ひとまず、コショウとトウガラシの効き目は絶大でした。これ本当にお勧めです。お金はかかるし、毎日まかないといけなくて手間はかかりますが、即効性があって確実に効く。

普通にスーパーで売っているコショウやトウガラシだと量も少なく高いので、業務用スーパーへ行ってみました。

いくら安くても品質が悪いものでは困るので、大手のメーカーのものがないか探してみたら、ヱスビー食品が300グラムの粉末トウガラシ(一味唐辛子)を出していました。一袋で350円くらい。おお、これなら今まで買っていたものより量が多くてしかも安い(^^)

そしてコショウも探してみたら、コショウは、安いものは混ぜ物がしてあるのですねえ。ちょっと勉強になりました。コーンフラワーや、その他もろもろの表示がありました。良心的な会社のものだと、コショウの含有率が書いてあり、私が見た格安の棚の中では、一番含有率が高いもので80%超くらい。

安いものだと、100%の物はないんですね…がっかり。格安香辛料の向かいの棚は、もう少しお高めの商品が並んでいて、そこなら内容物の表示が「コショウ」のみでした。いくら高くても、混ぜ物があったのでは効き目がないでしょうから、ここは「コショウ」のみをゲットすることに。

結局選んだのは、GABANのブラックペッパー業務用。高品質のものを買うことになりました。400グラム入りで1300円弱。コショウはトウガラシよりもずいぶん高い買い物になりましたが、たっぷりの量なので安心して使えます。

最近は犬の散歩に敏感になったせいか、畑だけでなく家の前でも、マナーの悪い飼い主の行動に気が付いてしまうようになりました。

うちの家の前で、フンをさせている人が少なくとも2人います。どちらもちゃんと拾っていってはくれますが、なんで人の家の前でわざわざフンをさせるのか理解不能です。自分の家の前でやればいいのに。

フンが残ってないから今まで気付いてなかったけど、これ今までずっとやられてたんだなーと。だからここ数日は、畑だけでなく、家の入口前にもささっと、コショウやトウガラシを振りかけるようにしています。

犬は同じ匂いだと慣れてしまうかもしれないので、コショウとトウガラシを上手に使い分けでいきたいなあと思います。そして、毎日というのは大変なので、ランダムに、使うようにしようかなあと。ランダムでも、十分効き目はあると思います。犬だって、嫌な臭いがするところには行きたくないでしょうからね。「あそこにいくと、たまにすごーく臭くて嫌だからやめよう」という状態にもっていけたらいいのです。

ちなみに、家の入口にお花の植木鉢を置く、という作戦は、犬のおしっこには効果ありませんでした。飼い主が犬に、平気でおしっこをひっかけさせていたのを目撃したから。大量ではなくマーキングで少しですが、それでも、うちの植木鉢にマーキングさせていたのを目撃したのは結構衝撃でした(^^;

今まで気付いていないだけで、いろいろやられてたんだなー。

ただ、ニオイゼラニウムの植木鉢は避けていたので、やっぱりニオイゼラニウムは効くのかな。

実はついさっきも、玄関を出たらたまたま目撃してしまいました。うちの前で犬にフンをさせようとしている人を…。まさかそこは大丈夫だろうと、まいていなかった場所が、ピンポイントでやられそうになっていました。まいた場所を避けているところをみると、コショウやトウガラシが効いている証拠です。でも、よく考えると、じゃあ完璧に防ぐためには、家全体にすき間なくまかないといけないってことなのか? どこまでまけばいいんだか、もう勘弁してくれって感じです(^^;

その人は右手にフンの袋を持って、片付ける体制ばっちりで、犬に排便させようとしていました。私の顔を見て、慌てて犬を引っ張り、逃げていきましたが。さすがに人の家の前で犬にフンさせるのはまずいと思ったのでしょう。小学生くらいの子供を連れていたのですが、子供の教育にも良くないですね。いくら片付けるからといっても、人の家の玄関の前を、トイレにしてはいけません。

いろいろ考えさせられます。

たぶん、犬のフン害に悩まされるおうちって、きれいにしてあるんですよ。飼い主は、自分の犬を汚いところには入れたくないじゃないですか。ゴミがあったりするところは避けてる。

でも、だからこそ問題になるんでしょうね。綺麗になっているのは、人の手がはいっているから。ゴミを拾ったり、雑草を抜いたり、花を植えたり。だけど、そうすることによって、皮肉なことに「ここならきれいだからうちの可愛い犬に匂いをかがせよう。ついでにフンもさせよう。おしっこだってしてもいい」ということになるのではないかと。

雑草やゴミがほったらかしの家だったら、フン害にも無頓着で、気付かないかもしれません。

ひとつ言えるのは、犬は匂いを嗅いでから、おしっこやフンをするんですね。私が家の前で観察した結果(このところ犬の研究家みたいになってます)、マナーを守る、常識のある飼い主さんは、そもそも人の家の前で犬に匂いをかがせないのです。嗅ぐと、マーキングしたくなったり、フンをしたくなったりしてしまうから。そうさせないために、そもそも家の前は、犬が立ちどまろうとしても引っ張ってとまらせないんですよ。

いつもそれをやっていると、犬も「ここは通り過ぎるところ」と認識して、さっさと通り過ぎるようになります。立ちどまる素振りもみせません。それでいいんだと思います。

マナーの良い飼い主さんは、そうやって人の家の前をトイレにしないよう気遣ってくれているけど、一部の人が毎回、やらかしちゃってるんですねえ。これはもう、犬を飼うことを免許制にしたらいいんじゃないでしょうか。高額の税金をとる。犬税。そして、お金だけでなく、罰則も増やして、3回マナー違反で警告を受けたら、生涯犬の飼育は禁止とか。それくらいやってもいいんじゃないのかなあ。これをやったところで、きちんとマナーを守っている人は何も困らない。

犬税のお金は、犬の福祉のために使ったらいいと思います。犬を飼う人は犬が好きな人たちばかりだから、犬の福祉のために使うお金なら納得するのではないでしょうか。そして、きちんと犬税を払うことによって、安易な飼い方をする人が減れば、犬にとってもいい話です。

どんな人でも犬が飼えてしまうことが、問題を生み出す一因なのではと思いました。

本当は、犬を飼うってとても大変なことだと思います。10年20年、責任を持てるかという話です。散歩も毎日しないといけませんし、病気になれば病院へ連れて行かなければいけません。それだけの責任感と、経済的なゆとりがなければ、犬を飼う資格はないのだと。

今のように、ペットショップで一時的なお金さえ出せばすぐに買える、というのはおかしいように思います。ずっと継続的にお金が出せるか、自分に何かあったときに代わりはいるか、周りに迷惑をかけないようにしつけをすることができるか。必要な条件はもっとたくさんある。

自分勝手な飼い主は、犬も他の人も不幸にします。犬のフン害に悩まされる人が全国にはたくさんいるのだから、もう少しなんとか、犬を飼うことに資格制度を設けるなど、改善策があればなあと思います。