犬を飼うという贅沢

犬のフン尿・マーキングとの戦いは、まだまだ現在進行形で続いておりますが。

ネット上で、犬のフン尿・マーキングトラブルについていろいろ調べておりますと、腹立たしい意見がいろいろありまして。中でもこれは見逃せないなと思ったのがこちら。

犬は外で排泄するのが本能なんだから、外でフン尿マーキングするなというのは、可哀想!

可哀想というけど、じゃあ自分でそのような場を用意すればいいのではないでしょうか。

他人の敷地や、道路や、公園や、公共の場所で排泄させるから、いけないのです。外で排泄させる場所を、自分の責任で用意すればいいんです。犬の飼い主が、自分の敷地で排泄させているなら、誰も何も文句は言わないと思います。

犬を飼う以上は、その犬に対する責任があると思います。

犬の生活、すべてにおいてです。当然、排泄をどうするか、も含まれます。

自分の家で排泄させるなら、他の人は誰も、何も言わないですよね。

「うちの可愛い○○ちゃんが可哀想だから~、外でするのが本能だから〜」

だから、よそで排泄させてもよい、ということにはならないでしょう。少なくとも私は嫌です。自分の家の前や、公園や、畑や、まして私有地に侵入されて、犬に排泄されたくありません。

マーキングだから、少しだからいいじゃない?と飼い主が軽く考えて、一匹でも犬に臭い付けされたら、あっという間に多くの犬が、そこを「トイレ」として認識してしまいます。

それは本当に迷惑なのです。

よくフンの置き去りがマナー違反だと言われますけど。

1つのフンの置き去りの裏には、数十件の排尿、マーキングが潜んでいます。臭いがつくことによって、どうしても「催してしまう」犬が出てくるのです。

そして多くの排泄が行われれば、その中で一定の確率で、「フン置き去り」が発生します。

フン置き去りと、排尿と、マーキングは別次元の問題じゃないです。全部つながってます。

排尿、マーキングがある場所には、必ずフンも発生しています。

排尿、マーキングを許せば、かならずフンの置き去りにつながります。

本来、犬を飼うということは、とても贅沢なことなんだろうなと思います。お金も労力も、潤沢に使える人でなければ飼えないです。

しっかり排泄のしつけをすること。

よその敷地や公共の場所をトイレにせず、自前で排泄場所を確保するということ。

お金、かかりますよね~。でもそれをできる人だけが、飼う資格を持つのではないでしょうか。

飼う以上は、きちんと排泄の世話までしましょう。排泄の場所を確保しましょう。他人の土地や、公共の場所ではなく。

それができないなら、犬を飼う資格はないと思います。

犬フン被害の前には、愛想も消える

私は愛想のいい方です。

でも、そんな私でも、先日は不愛想な対応しかとれませんでした。後から振り返って、ちょっと反省しかけたりもしたのですが・・・でも無理でした。やっぱり、もしあの時に戻っても、やっぱり私は不愛想な対応をしたと思います。

それは、犬の散歩をしていた飼い主に話しかけられたときのこと。

その日も私は、畑前の土地(道路)を、草刈りしていました。夏の時期は、草の伸びるのが早いのです。少し放っておくとすぐに雑草の背丈が高くなってしまいます。そうなれば、犬のフン尿、マーキング被害が多くなってしまう。同時に、ゴミのポイ捨てなども発生してしまうのです。

でも、その草刈は本当に体力が必要です。そして、本当は他に畑でやりたい作業があるのだけれど、放っておけば犬フン被害がひどくなってしまうため、仕方なくやっていることなのです。そんな、必死の作業中に、一人の年配女性がのんきな態度で挨拶してきました。しかも、私のすぐそばに、小型犬を寄せてきたのです。

女性「こんにちは(ニコニコ)」

私はまず、犬を寄せられたことに困惑しました。おとなしい犬なのかもしれませんが、他人がしゃがんでる真横に、犬を寄せる神経がわかりません。小型犬とはいえ、何かの拍子に噛みつくこともありますし、安易に近付けるべきではないと思います。

世の中の人がみんな、犬好きだと思っているんだろうか・・・。

うちの可愛い○○ちゃん、という感覚なのだろうが、他人にとってはただの犬・・・。

私は元々動物好きですが、去年からの犬フンマーキング被害に疲れ果てて、だいぶ犬を見る目が変わってきています。少なくとも、犬よけの作業中に、犬をかわいがるつもりも、犬と遊ぶつもりもありません。至近距離にいきなり犬を近づけられて、かなり不愉快でした。

でも、挨拶はしました。

私「こんにちは」

そして黙々と、草刈を続けました。

すると女性は人懐こく、さらに話しかけてきました。私が犬を近くに寄せられて不愉快に思っていることなど、全く気付いていない様子でした。

女性「ハーブが根付いてきたわね。お花がきれいね」

たしかに、ニオイゼラニウムのピンクの花が、少し咲いていました。でも、その女性は知らないのです。私がどんなに苦労してこのハーブを植えたのか。去年の冬、まだ地面が冷たく凍っていた時期から、何度も何度も、繰り返し挿し木をし続けたこと。冬の間はほとんど枯れてしまったけど、ようやく暖かくなって、根付くものが多くなったこと。何日かおきに、何度も何度も、繰り返し繰り返し、挿し木をやり続けて、ようやく今があること。

それでも苗はまだ幼く、繁茂するにはほど遠く。当然匂いも少ないため、犬はまだまだ平気で入りこむし、それをさせる人間がいること。つい先日も、犬をわざわざ、私が草刈しニオイゼラニウムを植えた場所に入れ、排便させている人がいたこと。

また、畑の角には、犬のマナー看板が立っているにも関わらず、そのすぐ横で犬に排尿させている人もいまだにいること。

飼い主公認で犬がごそごそやっているので、立ち去った後にすぐ確認したら、犬の尿臭がひどかったこと。マナー看板の横で、よく犬に排尿させるなあと呆れながら、尿臭を消すために市販の犬の忌避剤をまき、手袋をはめて草をかり、あらためてハーブをいくつか植え直したこと。

私は、好きでハーブを植えているわけではないのです。
マナーの悪い飼い主に対抗するため、仕方なく自分の時間と労力とお金を使って、必死に戦っているのです。

のんきに発せられた「お花がきれいね」と言う言葉に、私は返答できませんでした。

なにか返さないと失礼かなと思いましたが、なにか言おうとしても、攻撃的な言葉しか思いつきませんでした。たとえば、こんなことです。

「花のために植えたんじゃないですよ。犬が嫌う匂いだから、植えてるんです。本当に犬のフン尿やマーキングがひどくて困ってます。一匹やれば次の犬も臭いにつられて、どんどん汚くなるから。何度もフンを片付けたし、ときにはお尻をふいたティッシュまで捨てられてて、犬のマナーには本当にこまってるんです!」

でもそんなこと言えば、喧嘩口調になっちゃうよね・・・。

別にケンカをしたいわけではない。でも腹は立っている。こんなにも、犬に苦しめられているのに、犬を平気で寄せてきて、「花がきれい」だなんて、私から言わせれば「フザケンナ!!」です。

嫌なことを口にして、相手を嫌な気分にさせるよりは、黙っていた方がいいな・・・。私はそう思って、黙々と作業を続けました。「こんにちは」という挨拶はしたので、最低限の礼儀はつくしたと思います。

女性は、私が返事しないことに戸惑ったような感じでしたが、そのまま立ち去りました。私はちょっとだけ、悪かったかなあと思って、でも帰り道、何度考えても、それ以上の対応は思いつきませんでした。何度タイムスリップしてその時に戻っても、やっぱり私は不機嫌に、黙り込んでいたと思います。

犬フン被害の前には、愛想も消えるんです。

似たもの夫婦と犬フン被害

先週は、実は犬の排泄で注意したのがもう1件ありまして。

もうさすがに、私も心が折れかけましたね。こんなに一生懸命、土地をきれいにしてても、草を刈ってても、その姿を何度も見ている人が、平気で犬に排泄させてるから・・・。

普通、そういう姿を見たら、「ああ、ここ手で草刈りしてるんだ。じゃあ犬に排泄させたら悪いなあ」とか思いませんかね?
私が草刈だけでなく、ハーブなども植えて、汗水たらして作業している姿をみていて、それでも後日、その場所で犬に排泄させますかね?

3人組(おばあさんと孫姉妹)に注意してから数日後のこと。

今度は、家の前でなく少し離れたうちの畑の前で、あるおばさんが犬に排便させていました・・・。
そのおばさんは、よく見かける人です。

夫婦で犬を散歩させてるときもあるし、夫だけのときも、妻だけのときもあります。

夫だけのとき、一時期、犬連れでよその土地に不法侵入してましたね。そこの空き地で、犬に排泄させるのが習慣になっていたのです。すぐに持ち主がロープを張って、防ぐようになりましたが。

私はそれを知っているので、「他人の敷地に平気で犬を入れてウンコさせてる非常識な人」として、夫の方を見てました。

奥さんの方は、他人の敷地に犬を入れた姿を見たことがなかったので、奥さんはまだマシなのかなと思っていたのですが。

でも違いました(^^;
やっぱりそういう旦那さんを持つ人は、同じ感性の持ち主なんだなあと。
似た者夫婦です。

その奥さん、うちの畑の前で犬にフンさせていたから・・・。

もちろん、犬のマナー看板立ててある場所ですよ。うちの畑と、アスファルトの道路との境にあたる部分です。草が生えるので、私がいつも草刈をして、ゴミも拾って、きれいにしています。
以前、犬のフン放置がひどかったので、私ががんばって草刈もし、ハーブも植え、手入れしている場所なのです。

草刈をしないで草を伸ばしておくと、小型犬が入り込めないので犬の被害がないかと思いきや、逆に中型犬などは喜んで草に飛び込んでフンをするんですね・・・。

茂った草に飛び込ませて排泄させている飼い主を複数目撃したので、思い切って(かなりの労力ですが)、草を短く刈ることにしました。それまで、犬のお尻をふいたらしき、汚れたティッシュなども捨てられていたりしたのが、草を短く刈ることで多少、ゴミが減った感じです。捨てても目立ちますから、私がすぐ拾ってきれいにします。

草刈しているとき、何度もその奥さんや、旦那さんを見かけました。挨拶もしてます。

向こうは、私がそこを草刈し、汗を流して手入れしている姿を何度も見てるわけですよ。その場所で。

なのにその日は、私がいない(見ていない)と思ったんでしょう。おばさんは短く刈った草の上で、犬に排便させてました。

私が駆け付けると奥さんはかなり慌てた様子で。

私は「ここでウンコされると、他の犬もみんなしたくなっちゃうんです。ここではさせないでもらえますか?」と、かなり丁寧にお願いしました。

でも内心は、かなり怒ってました。

これまで何度も、私が汗まみれで草刈している姿を見ているくせに。犬のマナー看板のあるすぐ横で、よく犬に平気で排便させますね?

わざわざその場所に犬を入れなければ、犬はそこでフンをしないです。仮にそこに飛び込んだとしても、リードを引っ張って「ダメ」と言えば、犬はそこで排便しません。飼い主の「そこでしなさい」という意志があるから、犬はそこでフンをするんです。

でも心の中では怒っていても、言葉は丁寧に、お願いする形にしました。道路とうちの畑の境ではあるけれど、敷地内というわけではないので。

けれど、人が手入れしている場所で、犬にフン尿・マーキングさせるのは明らかに非常識だと思います。

周りは放棄地や、川沿いなど、草が生えっぱなしの場所がたくさんあります。でも、その人はあえて「草刈してある綺麗な場所」を選んで、犬に排泄させているんですよ。

周りに比べたら、断然きれいな場所です。草を短く刈っているから、まるでドッグランみたいにも見えます。犬の嫌うハーブも挿し木しましたが、まだ大きく育っていないので、犬も平気で入りこめてしまうんだと思います。

でも、常識のある人は、散歩でアスファルトの道路部分は通っても、わざわざ犬を草のところに入り込ませたりしません。私が見ていると、ほとんどの人は、アスファルトの道路を通るだけです。草のところまでわざわざ犬を入りこませる人は「フン尿・マーキング目的」の人だけです。

おばさんは、「いつもはこんなことないんですよー。すみません」と謝りました。私はそれ以上、なにも言いませんでした。

でも本当に腹立たしく、また悲しかったです。フンはとっていってくれたけど、確実に臭いはついてしまったから。フンも全部回収できるわけなく、多少残りますし。フンだけでなく、排尿もしてるでしょう。それに、今日だけじゃないですね。私がいないとき(見ていないとき)には、いつもそこで犬に、排泄させているんでしょうね。わざわざアスファルトの道路を外れて、そこに犬を入れてる時点で、意図的だとわかります。

これもまた放っておけば、次の犬が臭いに誘われて、あっという間に犬のトイレ化してしまいますから。

仕方なく、おばさんが去った後、また新たにハーブを植える処置をしました。草地に手を触れるのは、気持ち悪かった。どこにフン尿がついているかわからないから。

情けなく、腹立たしく。でも今処置しなければ、後から来た犬が、追いがけしたくなっちゃうから。

一刻も早く、臭いを消す必要があります。

やってもやっても、非常識な飼い主が次々とあらわれて、この場所から犬の臭いは消えないのかもしれません。でも放っておけば、悪化するばかりです。

黙々と、ハーブを植えました。これも、どこまで効果があるかわかりませんし、根付くかもわかりません。以前、この作業をしているとき、通りがかった人に声をかけられました。犬に困っていてハーブを植えている話をしたら、「非常識な飼い主にはかなわないよ。だって毎日来るじゃん。とても無理だと思うよ。いくらハーブ植えてもさ」

気の毒そうに言われました。その方も、犬のフン尿放置を、何度も目撃していると言いました。

「ひどいのは田んぼに放りなげていくもんね~」と。

私も、見たことがあります。田んぼの中に、フンを放り投げていくのです。

でも、諦めたら終わりです。一歩一歩、自分にやれることをやっていくしかありません。何もしなければ、もっと不潔な場所になってしまいます。

飼い主さん。犬の排泄はよその土地ではなく、自分のうちでさせましょう

私有地も、道路も、公園も。そこは犬のトイレではありません。
フン尿をさせるために散歩させるのはやめてください。

散歩は犬の排泄のために行うものではありません。排泄させてから出かけましょう。

犬の不法侵入のその後

犬にロープをくぐらせて、わざわざ我が家の芝生でおしっこさせていた3人組。顛末については、前回の記事に書いた通りなのですが、その後についてのご報告。

その後、4日間にわたって、彼女らが来ていた時間帯に家の前で見張っていたのですが、彼女らが再び来ることはありませんでした。さすがに私の怒りが伝わったのかな?

彼女らを最初に注意したときは、平気な顔で、悪気なく30分後に戻ってきたので呆気にとられたのですが、再度の注意によって、さすがに私が怒っていることはわかってくれたみたいです。来ないっていうことは、散歩コースを変えたのかなと思います。

でも、4日間にわたって見張っているのはかなり負担が重かったです。これを今後ずっとというのは無理。そんなに暇じゃない。

でも今後ずっとは無理でも、現場を押さえた直後の4日間は重要なんです。ここで、相手がまた同じことを繰り返したら、すぐに注意する必要があります。ほっといたら駄目だと思う。

この4日間。

彼女らが来る時間帯。18時30分が近付くと、芝生に水をまきました。犬が入り込んで排泄するのを防ぐためです。ついでに道路際にも水をまきました。なるべく境を歩かないようにさせたくて。たとえ、うちの敷地に入りこまず道路だったとしても、フン尿やマーキングされると臭いが残ってしまうのです。そうなれば後から来た犬が、つられて排泄したくなってしまいます。

そうなれば・・・せっかく我が家の前が犬のトイレにならないよう、半年以上かけて努力してきたのが全部無駄になってしまいます。去年、気が付いたときには本当にひどい状態でしたから・・・。来る犬来る犬、ほとんどが、フン尿やマーキングをしてました。フンはとっていってくれましたけど、だからといって家の前が、散歩中の犬のトイレになっている(それが当たり前になっている)状況は、私にとって耐えられないものでした。

毎朝のように、家の前と畑を見回り、木酢液や忌避剤、正露丸などをまきつづけた日々。本当に大変でした。でも、気を抜けばまたすぐ、元に戻ってしまいます。雨が降れば木酢液も、忌避剤も正露丸も、みんな臭いがなくなってしまうから。

雨上がりは特に、気を遣います。

どちらが先に臭いをつけるか、の勝負なのです。
私が早ければ、犬はフン尿マーキングしませんし。

私が一歩遅ければ、どこかの犬が一番に臭いをつけ、その後はその臭いに惹かれ、次々と散歩中の犬が追いがけしていくので。いくら木酢液などで対策しても、犬の臭いが勝ってしまえばそれまでなんです。デッキブラシで道路をこすったり、もっと強力なものをふり撒けば別かもしれませんが、そこまではできないですし。

半年以上かけて、本当にがんばって、家の前で犬が排泄する習慣をなくしたのに。
3人組に、いとも簡単に、当たり前のように犬のおしっこをされてしまったのは本当にショックで。

今週はずっと嫌な気分でしたね。ずっとそのことを考えていた。でも忘れるわけにもいかないし、行動しないわけにもいかない。なにもしなければ、3人組はしれっとまた来るかもしれなかったので。

拒否の意思を示すには、現場を見張ることが一番効果的でしょう。排泄の現場を押さえたら、またその場で注意すること。もうそれしかありません。

犬のマナー看板がある場所で、しかも、ロープが張ってある場所で、わざわざそれをくぐらせて飼い犬に芝生の上で排泄させているのですから、もう排泄現場を押さえて注意する以上の手段はありません。

4日間、彼女らがあらわれなかったことにはほっとしたけれど。(また注意するのも嫌ですから)

でも、今後、またふっと現れる可能性もあるしなあ。

犬はまだ若かったです。たぶん1歳くらいじゃないかな? 毛並みがツヤツヤしてましたし、今後10年以上にわたって近所を散歩するのだと思います。今はうちの前を通らないけど、いずれまた通る可能性を思うと、もう本当にうんざりです。

なぜ、人の敷地で(手入れした芝生の上で)、入らないように張ったロープをくぐらせてまで、犬に排泄させるのでしょうか?
何度も何度も考えましたが、本当に理解できない行為です。

子供だけならまだ、わからないでもありませんが。

70才くらいの分別あるはずのおばあさんが、孫のそうした行為を目の前で見てとめなかったなんてねえ。しかも注意されて、「フンはとってます」とか。そういう言い訳、平気でしちゃうところが罪の意識がないんだなあと。

でも、子供だって小3か小4くらいでしたから。十分善悪はわかってる年齢ですね。それでも一切謝らなかったからなあ。リードを持っているのは子供でした。
おばあさんは謝ったけど、でも子供には謝らせなかったです。それもどうかと思う。

そもそもフンは持っていくの当たり前ですが、それ以前に。
人の家の前で排泄させてはいけません。
それと、フンは駄目で、尿はOKではないので。
どっちもダメだからね。とにかく、フン尿・マーキングはお断りします。やるなら、自分の家の庭、もしくは自分の家の前の道路でどうぞ。

わざわざ散歩で、人の家の前に犬を連れてきて、排泄なんかさせないでほしい。

芝生がきれいだから、きれいなところで犬に排泄させたかったのかもしれないけど。

そこで草取りや草刈をして、手入れしている人のことを何も考えなかったのか? 
あなたの犬のトイレにするために、手入れしているわけじゃないんだよ・・・。

以前はここまで犬のマナーが悪くなかったと思うんですが、ここ数年のことなのでしょうか?

犬の排泄マナーが、異常なことになっているように思います。
犬を飼う人が増えたのか?
たしかに、散歩の数自体は激増しているような感じ・・・。
犬を飼う人のマナーの悪さには、本当に困っています。

不法侵入とフン尿被害

またやられてしまったよ、犬のフン尿被害。

前回、「この頃、家の前の犬のマーキングはだいぶ減ってきた、ように思う。」だなんて書いたばかりだったのに。本当にこの犬問題、イタチごっこです。

対策しても対策しても、完全にゼロにはならない。

今日は、18時30分頃、家の前ではっきり現場を目撃したので直接注意しました。それがまたひどい状況で。

犬の侵入を防ぐためにわざわざロープを張ったのに、なんと飼い主はそのロープの下を犬にくぐらせて、芝生の上でおしっこさせているという・・・・。

窓から見ていて、目の前の光景が信じられなかったです。しかも、今日の犬(若い柴犬です)は、臭いを嗅ぐ素振りも一切なく、ためらいなくロープをくぐり、我が家の敷地で即座に排尿。これは慣れてますね。毎日やっていることなのでしょう。

私は18時前後には家にいないことが多かったので、これまで気が付かなかったのだと思います。他の時間帯には、注意して見ていたのですが、今日この時間帯にたまたま注意深く外を見ていて、犬におしっこさせている現場をおさえました。

犬がおしっこした場所は道路際ではなく、はっきり、犬の体全体がロープをくぐった位置の場所です。不法侵入・・・。飼い主は敷地に入らず、犬だけを我が家の敷地に入れて、排尿させてました。もしかしたら排便もしようとしたのかも。でも即座に私が大声で、「すみません、そこに入れないでください」と叫んだので、飼い主は慌ててロープの外に犬を引っ張り出しました。

今日の飼い主は3人組です。

おばあさんと孫2人。おばあさんは70才前後。孫は小3と小4くらいの女の子です。犬のリードを持っていたのは、女の子。当たり前のように、犬にロープをくぐらせて、うちの敷地に入れて芝生の上で排尿させてました。そしてそれをみているおばあさんと、もう一人の女の子。

私が大声で「そこに入れないでください」と叫んだら、おばあさんは「すみません」と言って、ささっと歩き出しながら、わざと私に聞かせるように女の子たちに説教を始めました。

「よそのおうちに犬を入れちゃだめよ」と。

いや、それ今さら言う?というか、かなりわざとらしい。逃げながら説教するのではなく、まずは私に謝罪するべきじゃない?現場を見られたのだから。

そして、リードを持っている女の子にも、謝らせなきゃいけないことだと思う。幼児ではない。十分、善悪の区別がつく年齢だ。

私は怒りに震えながら外に出て、3人が立ち去るのを見送りました。女の子たちは結局謝罪なし。おばあさんは、孫に説教するポーズ(まさに、私に見せつけるためだけに説教のフリをした、と言う感じ)。

さて、どうしましょうか。ただ怒ってるだけでは解決しません。このまま放っておけば、臭いにつられて、後から来た犬たちが尿の追いがけをするでしょう。

落ち着け―、落ち着け―と、自分に言い聞かせながら、バケツに水を汲み、何度も水をまきました。道路際までたっぷりと。本当は消毒薬も撒きたいくらいですが、うちは雑草もすべて手作業で取っていますし、農薬や肥料を一切使わないやり方で植物を育てているので、ハイター等は使えません。水を大量にまくしかありません。

ひとしきり水をまいた後で、考えました。

今回侵入された場所。ロープも張ったし、道路際の部分は芝生を取り除いてハーブのタイムとドクダミを植えて、臭い対策はやっていたつもりだったんですよね。それでも、なんのためらいもなく犬に侵入されてしまった。これからどうしようか。

でも、もう忌避剤や木酢液を大量に買い込むのは、嫌です。去年から、何万円という単位でお金を使っているから。よその犬のために、どうしてそんなお金をかけなければいけないのか。ロープまで張って。入れないように対策して、また毎日毎日、忌避剤をまくような生活はもう嫌です。

犬の忌避剤も、木酢液も、正露丸も。臭いで犬をよせつけないものは、雨が降るととたんに効果が薄まってしまう。だから、雨のたびにまかなければいけなくて、負担が大きいのです。金銭的にも、労力的にも。

ひとまず、犬が座り込んでいた場所。水をまいてびしょびしょになっている場所の、芝生を一部掘り返しました。しっかり根を張っているから、スコップもなかなか入らず大変です。

そしてそこに、新たにタイムを植え付ける。

これ、ちょこちょこ植えてあったんだけども。今回の侵入には効かなかったんだけども。でも、ひとまずピンポイントでこの場所の臭いを、犬の嫌いなものに変える必要がある。あの犬は慣れてた。おそらくここで排泄するのが習慣になってる。だったら座る場所に臭いのする植物を植えた方がいい。

その後、道路際の芝生も掘り返し、そこにはドクダミを植えました。冬になると枯れてしまいますが、ひとまず今の季節は生育旺盛です。独特の臭いは人間の鼻にも届くくらいなので、犬よけの効果があることを期待します。

あーそれにしても。

私はいつまでこの、犬対策をやらなければならないんだろうか。どうして人の家に、勝手に侵入して犬におしっこさせるのか。考えられないほど失礼な話です。侵入させまいと設置したロープ。そのロープの下を犬にくぐらせて、わざわざ人の家で汚い排泄をさせるだなんて。信じられません。

芝生を掘り返すのは結構な力作業で、でもそれをやりながら、私の怒りはおさまりませんでした。書いてる今も、腹立ちはおさまりません。

ところが、30分後の19時頃、信じられない出来事がおきます。

なんと、さっきの3人組が戻ってきたのです!

いやいやいやいや・・・・・・・(^^;

まさかでしょう。普通恥ずかしくて、2度と来られませんよね。人の家に犬を侵入させて、おしっこされてるの目撃されて、抗議されたあげくですよ?

3人組は一切悪びれず、にこにこしながら戻ってきました。散歩が終わった~ということのようです。私には、ここを通る神経が、全く理解できませんでしたが。

恥ずかしいことをしたとか、申し訳ないとか、顔向けできないとか、ないのかなあ・・・。というか、私としては二度と、ここを通らないでほしいです。だって、見てなかったらまた何度でもやるでしょ?

帰っていく3人を、そのまま見逃すことはできません。そのままニコニコ見送ったら、3人は何度でも同じことをするでしょう。私が見ていないときには、やりたい放題だと思う。それくらい、まったく罪悪感がない行動です。現に「犬を入れるな」と抗議された家の前を、再び堂々と通って帰ろうとしているのだから。

「一匹犬におしっこされると、後から来た犬がみんなしていくんですよ。フンの被害も何度もあったし、本当に困るんです」

私は、家の前に来たおばあさんに話しかけました。さっき注意されたばかりなのに、本当に同じ人物なのだろうか、と思いながら。でもやはり、さっきのおばあさん。そして小学生の姉妹。首に赤いスカーフを巻いた若い柴犬。

おばあさんは、答えました。

「すみません。でも私はフンは拾ってますよ」

いやいやいやいや、フンを拾ってればそれでいいのか? 確かに今日目撃したのはおしっこだけだったけど。あの慣れた様子だと、毎日のようにうちの芝生の上で排泄させてるよね。フンは拾えばいいってもんじゃないよ。そもそも人の家の前で排泄させちゃだめだし、まして、人の家の敷地内に犬を侵入させるなんて、うちは犬の公衆トイレじゃないよ!!!

言いたいことは心の中を駆け巡りましたが、私はぐっとこらえました。感情的にならないように、かつ、一番効果的な言葉はなにかと考え、こう答えました。

「おしっこはさせてましたよね。私、見てましたから

ぐぐっと、言葉につまるおばあさん。フンは残っていなかったのでそこを追及しても証拠がありませんが、おしっこに関しては私が現場を目撃していますから、言い逃れはできません。

私は、おばあさんに何かいうよりも、女の子の方に注意した方がいいな、と判断しました。おばあさんはこれまでの人生で、この年になるまで、人の家の敷地で犬に排泄させるという常識ハズレを、何とも思わず生きてきた人です。これまでの人生で貫いてきた生き方は、今さら直らないでしょう。
それよりは、この小学生の女の子の方が、まだ更生の可能性がある。今後の人生は長いですし、今回のことをきっかけに「よその家の前や、ましてよその家に犬を入れて、排泄させるのはいけないこと」だと理解させなければならないと思いました。

といっても、長々と、くどくど説教しても仕方ありません。

私は、2人の女の子のうち、年長の子の方をじっと見つめてこう言いました。

「あなたのお家の玄関に、よそのおうちの犬がやってきて、おしっこしたら嫌でしょう?

自分が嫌なことは、人にやったら絶対に駄目だよ」

精一杯の気持ちをこめました。

女の子は、何も言いませんでした。もう1人の子も、黙っていました。おばあさんは「すみませんでした」と言って、3人はそのまま立ち去っていきました。

女の子が、これをきっかけに考えを改めてくれたらいいのですが。でも、また明日も明後日も、うちの前を犬連れで通るのか? そう考えると非常に腹が立ちますし、憂鬱です。こんなの、注意する方だってものすごく嫌な気分です。人の家で犬にフン尿させるような人たちとは、一切関わりたくないです。

最初に注意されても、平気で30分後に同じ家の前を通る人達だから、なにが悪いのかと罪悪感は一切ないのかもしれません。本当に悪いとか、恥ずかしいと思うなら、1度でも注意された時点で、2度とそこの場所に近付かないだろうから。

私が逆の立場なら、そうします。
もちろん最初から、人の家で犬にフン尿させませんけど。でももしそういうことがあって注意を受けたら、もう平謝りですし、「二度としません」と言って、そこの家の前は二度と通らないでしょうね。そこの家の人に、合わせる顔がないです。恥ずかしいです。犬の散歩道を別ルートに変えます。

でもたった30分後に戻ってきて平気な顔をしていた。私はその後ものすごく腹を立てて、嫌な思いをしていたのに。なんなら、今これを書きながらも思い出して、非常に不愉快です。でも、あの3人は今頃そんなこと一切忘れて、また明日には平気な顔でここを通りかかるんだろうか。

私がいれば、遠慮してそのまま通り過ぎて。

もし私がいなければ、見られていなければまた犬を敷地内に入らせて、芝生の上で排尿させるんだろうか。
考えただけで腹が立つ(*`Д´)ノ

あれだけのことをやらかして、また平気で人の家の前を散歩で通るっていうのが、すでに失礼なんだけど。こっちは毎回、見張ってないといけないということか。でも24時間365日見てるのは無理だし、でも放っておくわけにはいかないし。何らかの対策をまたとらないとな。

少なくとも、明日は必ず、また同じ時間帯に見張っているつもりです。あんな人達のために時間をとられるのは悔しいけど、でも被害をこれ以上拡大させたくない。あれを許せば、後から来た他の犬もまた、臭いにつられて排泄やマーキングしたくなってしまうだろう。そうなれば、やっと犬の公衆トイレ状態から脱出した我が家が、また元通りになってしまう。今までの努力が元の木阿弥。

そんなこと、絶対にさせない。私は固く決意している。我が家を、犬の公衆トイレには絶対にさせないと!!!